マイナビオールスターゲーム限定登場曲&"楽天カードマン"演出の舞台裏
「GENIC8人目のメンバー」としても親しまれている東北楽天ゴールデンイーグルス・辰己涼介。7月28日、29日に開催された「マイナビオールスターゲーム」では、GENICの楽曲『Flavor』をオールスターゲーム限定バージョンにアレンジした楽曲での登場や、"楽天カードマン"をモチーフにした姿でプレーしたことが大きな話題を呼んでいる。
今回、限定登場曲のアレンジを担当したGENICの西澤呈。
さらに、辰己選手と親交の深い小池竜暉も加わり、オールスター限定登場曲の制作秘話から、話題を呼んだ"楽天カードマン"演出の裏側、そしてお互いへのリスペクトまで思いを聞いた。

——日本プロ野球の祭典、マイナビオールスターゲームという特別な舞台でのコラボレーションが実現したお気持ちはいかがですか。
辰己: この舞台でGENICのメンバーの1人として、GENICの曲を自分の登場曲として流せることを心から嬉しく思っています。
小池: 何より辰己選手が今年のオールスターゲームに出場されることが嬉しいです。辰己選手の打席で『Flavor』を聴けるのは2年ぶりなので、今回プロ野球のお祭りの舞台で、しかも東京ドームという特別な場所で『Flavor』の特別バージョンを聴けるのが本当に幸せです。
西澤:オールスターゲームという特別な試合を観戦できるということで、今日は球場の雰囲気を噛み締めつつ、辰己選手のプレーを見るのも本当に楽しみです。
——今回のオールスターゲーム限定で流される登場曲は、辰己選手からのリクエストで作られたそうですね。
辰己: 僕の中で特別な時には『Flavor』を使うようにしています。GENICの曲を登場曲として一番最初に使い始めたのが『Flavor』であり、GENICを知るきっかけになった曲でもあります。その曲を呈(西澤)君がいい感じに作ってくれたので楽しみです。
——実際に完成された曲を聞いてみてどうでしたか。
辰己:打席に向かう前の2、30秒しかない時間を考えてアレンジをお願いしたのですが、うまく繋ぎ合わせて気の利いた効果音も入れてくれてさすがだなと思いました。
——西澤さんは編曲をする上でどのようなイメージや想いを持って制作されましたか。
西澤:お話をいただいた時に、8人目のGENICのメンバーのお願いは絶対に断れないし、最高のものにしたいと思いました。 辰己選手がこれをやる意味をこの音に持たせたいなと思い、歓声や打球音だったり、音だけでまず野球を想像できるようにしたいな、とか色々と考えたんですけど、 僕は東京ドームに立ったことないので、どう聞こえるかわからなかったのですが、立ったことがある辰己選手が「最高」と言ってくださったので、僕も今日は自信を持って聞こうかなって思います。
——小池さんは野球を普段からご覧になられると思うんですけど、今回の登場曲がドームに流れた時にどのような歓声が沸くと思いますか?
小池:まずは「楽天カードマン」というフレーズのところで、どよめくと思います。イーグルスファンのみなさんは 以前『Flavor』が流れて辰己選手が打席に入られるのを見られてたと思うので、懐かしい気持ちにもなるんじゃないかなと思いますし、辰己選手が打席に立つだけで期待感がすごいので、すごく楽しみです。
——今回は試合中に楽天カードマンをイメージしたサングラスをかけるなど、色々な仕掛けが話題になるかと思いますが、このアイデアはどのように生まれたのでしょうか。
辰己:オールスターゲームというプロ野球のお祭りの舞台で選手として球場に来てくれるファンの方々がどうしたら楽しめるか、楽天グループをどう盛り上げるか、そしてGENICの8人目のメンバーとしてどういうエンターテインメントをすることでお客さんを楽しませられるかを考えて、あの発想が思い浮かびました。
——実際に完成された品々をみてお2人の感想はどうですか?
小池:あのサングラスをかけて打てるんだろうかと。 入場時に着けるのかと思ったら、まさか試合中もあのサングラスかけて打席に立つとは思ってなくて本当に期待の上を行ってくれるなと感心しました。
西澤:僕らもお客さんを楽しませることを職業にしてるので、エンターテインメント精神っていうところは「負けない」と言いたいところですが、今回の演出には勝てないなと思いました。今後僕らのステージを辰己選手に見に来ていただく時には、辰己選手に「俺も思いつかなかったわ」と言わせられる演出をできるように頑張りたいなと思ってます。
——小池さんと辰己選手は、『あきらめられないのさ』のミュージックビデオでの共演など交流が続いていますが、お互いの活動をどのようにご覧になっていますか。
小池:辰己さんのプレーを毎試合拝見しているのですが、とんでもなく調子が良くて、打ってない試合がないぐらい本当にすごく打っていて、守備の面でも、先日の日本ハム戦のスーパープレーもですけど、「残念そこは辰己」というプレーを見せてくれて、魅了してくれるので、残りのシーズンも怪我なく頑張ってほしいです。
西澤:いつお会いしても、プレー中も冷静なところが僕は印象的です。僕たちも大きな会場でのライブの時など緊張したりするのですが、いつどんな時も冷静な姿を見ると、辰己選手のような心構えで僕もステージにいたいですし、冷静さだけじゃなくて、遊び心もあるところが本当に素晴らしいと思うのでアーティストとして尊敬しています。
——辰己選手もGENICのメンバーの1人として、活動しているフィールドは違いますが、GENICの活躍をどのように感じてますか?
辰己:今年イーグルスのホームゲームにGENICのメンバーが来てくれて、国歌独唱を竜暉君がしてくれて、その歌声に感動しましたね。
僕以外のイーグルスの選手も今までの国歌独唱の中で1番上手いんじゃないかと言ってました。初めて生の歌声を聴いたのが球場だったんですけど、いつかライブに僕が出るのか出ないかはわからないんですけど。ステージ上なのか、お客さん側で聞くのかわかんないですけど、早くみんなのパフォーマンスを見たいなと思うし、あの歌声を聴いてこれからドームなど多くの方に知られていくんだろうなと思いました。
——楽天イーグルスの武藤敦貴選手も登場曲としてGENICの『IT’S SHOWTIME』を使用されていますが、GENICの楽曲がイーグルスの選手たちに広がったきっかけはあったのでしょうか。
辰己:僕が色々な選手におすすめしたら、何人かの選手はGENICのInstagramをみたり、片っ端から全曲聞きましたと言ってくれるぐらいハマった選手がたくさんいます。
「GENICっていいよな」とか「辰さんの登場曲いいよな」と言ってくれる後輩だったりがたくさんいるので、その反応をみて僕としてもやっぱりそうやなと。 みんなGENICのことを良いって言ってくれて、これはもう間違いなく良いので、だからこそもっと広がってほしいなと思いますし、逆に誇らしく嬉しく思います。
——楽天イーグルスのチーム内でGENICのことが広まってることについてお2人はどうですか?
小池:辰己選手が使ってくださってからGENICの曲がイーグルス内で広まっていることは嬉しく思います。先日、東京ドームにイーグルスの試合を見に来た時も武藤選手に打席が回ってきた際に、GENICの曲が流れたのを聞けて僕ら盛り上がりすぎました。イーグルスでGENICの曲を使ってくれてる方が活躍されてるのが本当に嬉しくて幸せでした。 辰己選手がGENICを本当にメンバーの1人として広めてくれてるのが本当に幸せの限りだなと思います。
西澤:辰己選手のファンの方やGENImin(ジェニミン:GENICのファンネーム)が辰己選手を見に行った時に撮影したGENICの楽曲が流れている映像を拝見することがあるので、本当に辰己選手を軸に色々な広がり方をしていて、GENICのことをもっと知って欲しいという気持ちで7年間活動してるのでそれが徐々に広がっていてすごく嬉しいです。
——最後に、“GENICのメンバー”として、今後一緒にやっていきたいことや意気込みをお願いします。
辰己:ライブや曲もみんなで作り上げていくものなので 一個人としての意見なんですけど、ライブのステージとかでも曲を歌うだけでなくて、ミュージカルチックな演出入れたりとか、僕が入ることによって笑いが生まれるようなコーナーを入れてみたりとか、その歌を歌うだけじゃないというライブの演出を僕は考えてます。
もし僕がライブに出演するとなった時はもっとエンターテイメントに寄せつつ、曲になった時にスイッチオンして、曲も良し、素顔も良し、演出良しみたいな今までに無いような、来てよかったなとか、GENICを広めたいなって思ってもらえるようなライブをしたいなと思っているので、みんなで話し合って作り上げていけたらなと思っています。
小池:辰己選手に僕らのライブをまだ現地で見ていただけたことがないので、辰己選手に早く見てもらい、そして辰己選手がステージに立っていただけるように、僕らも頑張りたいです。
西澤:今後、辰己選手が世界に行ったら僕らも世界に行きたいですね。辰己選手がいる場所にGENICが居られるように世界に映えるアーティストに僕たちもなれるように頑張りたいなと思います。