映画『ライアの祈り』ーベストセラー作家・森沢明夫の小説で、「津軽百年食堂」から始まる青森を舞台とした“青森三部作”の完結編にあたる「ライアの祈り」(小学館文庫刊)を、鈴木杏樹・宇梶剛士・武田梨奈・秋野太作・藤田弓子らの出演者勢により映画化し、2015年に作品の舞台となる青森を起点に全国ロードショー公開した本作が、先日、中国・雲南省で開催された「第4回アジアマイクロ映画芸術祭」そしてベラルーシ・ミンスクで開催された「第23回ミンスク国際映画祭」において、W受賞を成し遂げた。
2016年11月6日-8日に開催となった「第4回アジアマイクロ映画芸術祭」。雲南省臨滄市にて開催されたこちらの映画祭では、応募総数3,500作品中、外国映画が50数作品参加の中、「国際賞」を授賞。
続く2016年11月4日-11日、ベラルーシの首都ミンスクにて開催された「第23回ミンスク国際映画祭」においては、「大統領特別賞」を受賞。映画祭には製作総指揮にあたる川阪実由貴、監督の黒川浩行ほか、本作にて主人公桃子の母・大森静子役を演じた女優の藤田弓子、瀬戸義春役の前田倫良、ライア役の水嶋仁美が出席。
受賞のお祝いの言葉として、安倍晋三内閣総理大臣の母、安倍洋子さんのビデオメッセージが会場に流れ、日本・ベラルーシの交流を記念した安倍洋子さん直筆の書がベラルーシ共和国に寄贈された。
その、国際賞W受賞に際し、主演の鈴木杏樹、そして本作の舞台となる青森県八戸市長の小林眞さんからコメントが届いた。
この度は このような栄誉ある賞をいただき 大変感激致しております。
海外の皆様にも「ライアの祈り」を御覧いただいて、とても嬉しく存じます。
この作品を選んでくださった各国の皆様に 心より感謝申しあげます。。
どうもありがとうございました。
鈴木杏樹
この度、当市を舞台に製作された映画「ライアの祈り」が、中国雲南省で開催された第4回アジアマイクロ映画芸術祭にて「国際賞」及びベラルーシ共和国ミンスクにて開催された第23回ミンスク国際映画祭にて「大統領特別賞」を受賞したとのことであり、今回の受賞を大変うれしく思っております。
今回の受賞を機に、当市の知名度向上と誘客の促進につながるよう期待しております。
八戸市長 小林眞
東日本大震災を経験した青森県八戸市を舞台としており、被災地に心を寄せ、「復興」「絆」を切に願う思いが込められた、という本作「ライアの祈り」。国際映画祭におけるW受賞ということで今後の国外での評価にも期待したい。
映画情報
◎劇場公開映画「ライアの祈り」原作:森沢明夫「ライアの祈り」(小学館刊)
製作総指揮:川阪実由貴
監督:黒川浩行
主題歌:「Beloved」 WEAVER(A-Sketch)
出演:鈴木杏樹・宇梶剛士・武田梨奈・秋野太作・藤田弓子 ほか
・2015年全国ロードショー作品
劇場公開映画「ライアの祈り」公式ウェブサイト
http://raianoinori.com/