KinYa「僕は両親が台湾人だから、やっぱり日本の学校では生きづらさを感じたりしていました。自分のアイデンティティに迷うことも多かった。その中で、音楽活動をして、やっと自分を認められてアイデンティティを見つけることができたと思っています。さっきも言ったように、本当はネガティブ。だからUTAのポジティブさに助けられている部分は大きい。不思議とバランスが取れてる」
UTA「僕は、悩んでも変わらないことは悩まないっていう性格。それに、KinYaが歌った方が良い結果が出るなら、パートも少なくて構わないんです」
――最近の楽曲では、UTAさんの歌唱の良さを生かす工夫をしている、とお聞きしましたが…。
KinYa「そうなんです、UTAが歌う部分は日本語メインにしたり、UTAの良さを生かすように計算するようになりました」
UTA「昔は単に、パート分けしていただけで。英語の部分はやっぱりKinYaが歌う方が良さが発揮されますしね」
KinYa「昔は違ったよね、ここ歌いたい!ってUTAが先に主張してたもん(笑)」
UTA「そう(笑)いや、自信過剰だったんだよね…でも今はいろんなものを見て、いい意味で自分の実力を知っている。どんな役回りでもいい、MusicElementとしてベストな結果が出れば、僕はどんな役回りでもいいんですよ」
KinYa「ボイスレコーダーで吹き込む方法は自由度が高いんだけど、その分、とんでもない音の高さになっちゃったり(笑)だからma2kさんに後でキーを調整してもらう。常に思いついたらiPhoneのボイスレコーダーに『ツインピークス』の主人公みたいに独り言のように吹き込んでますよ(笑)」
――歌詞作りについても教えて欲しいんですが…。歌詞も主にKinYaさんが制作されているんですよね?
KinYa「『このことを伝えたいな』って思った一文を大切にして、そこから歌詞を膨らませていくことはありますね。例えば『Sunshine』なんですけど。『You make my life so true』っていう一文がキーになっていて…『君は自分の人生に真実味を与えてくれる』っていう意味合いなんですけど。苦しいことも、楽しいことも、大切な人がいたら全てをリアルにしてくれて…生きている意味を感じられるって思って」
――とてもいい歌詞だと思います。「Sunshine」もファンの皆さんにとても人気が高い作品ですよね。
KinYa「実は、以前には提供曲も歌ってみたことがあるけど、まるで違うなって。やっぱり自分たちが思っていることを伝えるからこそ、歌がリアルになりますよね」
4ヶ月連続シングルリリース配信の第3弾「Sunshine」はElementsに人気が高い一曲。中国語バージョンもあり。
今の自分たちだからこそ歌える歌を…もっと多くの人に歌を届けたい
――では、最後に今後の活動目標など教えてください。UTA「やはり歌い続けていく方法を選択していきたいですね。もっと大きな会場で歌ったりメディアに出たり…多くの人に歌を知ってもらう必要があります。でも、この年齢だからこそ堅実さも身につけたと思うし、不安要素を潰すこともできると思う。その上で、台湾進出なども挑戦していきたいですね」
KinYa「この年齢だからこそ歌える、等身大の歌を作っていきたいです。ロックだろうがジャズだろうが、ジャンル自体は問わなくて。自分たちが伝えたいことが伝われば…Elements、そしてもっと多くの人に伝えるために、今は新曲を作ったり、今後の作戦会議をしているところです。1プロとして日本で基盤をしっかり作ってから、台湾と日本の架け橋として活動できたら…」
Elementsの日々の生活に寄り添い、心を支える歌声は変化を求めて新たな分野に挑戦しても、変わらない温かさがそこにある。二人のEvergreenな歌を聴きに、ライブ会場に足を運んでみてほしい。ライブ情報はツイッター・公式LINEにてチェック!
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