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【インタビュー】GIRLFRIENDの1stアルバム「CHOCOLATE」にはガールズバンドの凄い進化が隠れていた (2/2)




寂しい?恥ずかしい?ラジオとステージじゃ全然違う!


--ところで現在FMのレギュラー番組をふたつお持ちなのですよね。『MUSIC HOUSE 216』、『GIRLFRIENDの#ガルラジ』。スタジオのマイクの前でしゃべるのはステージのMCとはまた勝手が違うと思うのですが、いかがでしょう?

SAKIKA:全然ちがいますね、マイクはマイクでも(笑)。ラジオのマイクとステージのマイク。

--緊張しますか?

SAKIKA:初めは本当に緊張しましたね。特に『MUSIC HOUSE 216』は私ひとりでしゃべるんですけど、ひとりしゃべりが全然やったことなくって。ライブ中のMCだと、前にお客さんがいますよね。でもラジオだと、聴いてくださるお客さんを想像しながらしゃべるんです。そこがすごい大きな違いだなと思って。でもラジオで色々話すことで、「ああ私こういうこと考えてたんやな」と、改めて口に出すと余計にそう思うので、すごく勉強になってます。

--もうひとつのラジオは皆さんもしゃべられているんですか?

MIREI:そうだね。週替わりでメンバーも違って。

NAGISA:いつもSAKIKAとMIREIとか、SAKIKAとMINAとかの組みで回ってるんですけど、SAKIKAとNAGISAのときに、いつも思うことがあるんです。ライブでは横並びだから、メンバーの顔ってこう横を向かないと見えへんやんか?

MIREI:見えへん。

SAKIKA:たしかに。

NAGISA:ライブだと前にお客さんがいるんですけど、ラジオだと目の前にSAKIKAがいるだけなんですよね。だから、目合わすのがすごいはずかしいです。

SAKIKA:えっ?(笑)

MIREI:ええ?(笑)どういうこと?

NAGISA:そういう違い。わかる?

MIREI:いや、わかるけど(笑)。逆にライブの時は逆にちょっと寂しくならない? みんな、ならへん?…えぇ、私だけ?

一同:(笑)

MINA:あ、位置問題やな。

NAGISA:あー。

--そうか、後ろだからですね。

MIREI:そう、私ドラムだから、後ろで1人でしゃべってるから、なんか寂しいなって。だから、ラジオのときはみんな前にいるからら楽しいです(笑)。

--演奏中はドラム叩きながら、「ちょっとこっち向いてもいいのにな」とか思ったりするんですか?(笑)

MIREI:いや、逆によく見てくれてるんですけど……

NAGISA:見てるで(笑)!

MINA:でも、全然目あわせてくれないんですよ!

SAKIKA:逆に。逆に。(笑)

MIREI:だって見たら間違いそうになんねん!
いちばん集中しないとだめなときに「あっ見てるな」ってわかるんですけど、前を見られなさすぎて、「あっ!無理!無理!」と思ってます(笑)。

GIRLFRIEND、全国対バンツアー開催中


--これからライブの見どころが増えましたね。さて、そんなGIRLFRIENDですが、全国対バンツアー『GIRLFRIEND% JAPAN TOUR 2018 〜CHOCOLATE〜』が開催中ですね。こちら、なぜタイトルに“%”がついているのでしょう?

NAGISA:この「%」はですね…。なんのときだっけ?ワンマン?

MIREI:ワンマンやな〜。

NAGISA:いつのワンマンだったかな?

MIREI:去年の3月?

SAKIKA:うん。

NAGISA:去年の3月のワンマンライブの時に、なにかツアータイトルをつけるって話になったんですけど、みんなでもう全然、思い浮かばなかったんです。私はスマホでいろいろヒントを探してたんですけど、その時のバッテリーがもう5%ぐらいで、「うわ、バッテリーない!」ってなったときに、あれっ?「パーセント」!?ってなって。

MIREI:ふふふ(笑)

NAGISA:それで「%」って言ったら、「おっ!」、となって決まりました。
ライブとか色んなところで私たちを見てくださる皆さんの”GIRLFRIENDパーセンテージ”を100%まで上げるぞ!という意味が含まれています。

--ライブに来て充電して欲しいですね。結構そういう付け方って多いですか?以前の「キセキラッシュ」のときもずっと候補を出し合ってて、「キセキラッシュええんちゃう?」みたいなふうに決まったって…(笑)

NAGISA:そうなんですよね。(笑)なんか多いな。

MIREI:多いな〜。

SAKIKA:多い。

--その『GIRLFRIEND% JAPAN TOUR 2018 〜CHOCOLATE〜』が始まっていますが、感想はいかがですか?

SAKIKA:今回はいままでは一番多く18箇所も回らせていただきます。初めて行くところもありました。

MIREI:そやなぁ。

SAKIKA:うん、岡山とかなぁ。

MINA:いやー楽しかった〜。

NAGISA:全部楽しかったな〜。

SAKIKA:GIRLFRIENDのことをどれだけ知ってくれているのかなって不安もあったんです。でも行ってみたらすごく温かくて。広島は「ライブしてくれるの待ってた!」みたいな声を聴いてすごく嬉しくなりました。初めて行くところでも、また帰って来たいなって気持ちにさせていただいて。
場所によってお客さんの色が全然違いますし、、対バン相手さんの雰囲気によってセットリストも変えたりしています。まだ折り返しまで行ってないんで、1本1本大切に行きたいなと思っています。

3/24は涙あり笑いありのワンマンライブ!


--そして、ツアーファイナルは3/24の渋谷CLUB QUATTROのワンマンですね。ここはどのようなライブになる予定でしょうか?

SAKIKA:全国18箇所も回らせてもらって、ファイナルがワンマンライブ。今回のツアーでライブを11本積み重ねて、私たちの完成度をどんどん上げていって、ワンマンライブでピークに持っていけるようにしています。今までで1番大きな箱になるんですよ、渋谷CLUB QUATTROって。だから挑戦のワンマンライブでもあるんです。不安な部分もたくさんあるんですけど、来てくれたお客さんに最高のステージを見てもらえるように、ツアーをかけていっぱい成長してワンマンライブに立ちたいなと思っています。

NAGISA:やっぱりワンマンライブなので、ワンマンライブでしかできない楽しい企画をたくさんやりたいなと思っていて。涙あり笑いありのワンマンライブを作りたいなって思ってます。

--「涙あり笑いあり」なんですね。

NAGISA:涙あり笑いありっていうことわざなかったですか?

MIREI:ことわざ?

MINA:ことわざではないかな?(笑)

NAGISA:あっ、笑いあり涙ありか?

MIREI:どっちでもいいよ(笑)。

NAGISA:あ、どっちでもいいんですか!?私そういう言葉を言いたかっただけだなんで…どうしよう (笑)

--変なフリになってしまったすみません。楽しいツアーになりそうですね。

MIREI:笑いありはそんなギャグとかはしないですけど(笑)、MCとかで一緒に盛り上がりたいと思っています。

MINA:今回1番大きいステージでやらせてもらうってことで、本当にまだまだなのもわかっているんですけど、今回はスタッフさんに無理言って学生の方の学割とかも作ってもらったりしました。この記事やYOUTUBEやSNSなどで、少しでも気になった方は、この機会にぜひ来てもらいたいです。

--ファンの方からすると自分たちが応援しているGIRLFRIENDがQUATTROでやるんだっていうのはやっぱりうれしいと思います。みんな会場に来て欲しいですね。それでは最後に、UtaTenをご覧の方へメッセージをお願いします。



SAKIKA:今回のアルバムは今までの曲が全部詰まっているし、ツアーもファイナルワンマンライブもあります。GIRLFRIENDのことを、このアルバムを聴いて好きになってもらってもいいですし、ライブに来てもらって好きになってもらってももちろんいいです。今はすごい色々GIRLFRIENDを知ってもらえるタイミングなので、このUtaTenを見てくださってる方も、是非一度アルバムを聴いてもらって、気になる!って思ったらライブに来てもらいたいです。今日はありがとうございました。

--ありがとうございました!

TEXT & Photo:苦楽園 京

GIRLFRIEND(ガールフレンド) SAKIKA(Vo, G)、NAGISA(G)、MINA(B)、MIREI(Dr)の4人からなるガールズバンド。 清水翔太やSCANDALらを輩出した大阪のキャレスボーカル&ダンススクール出身者で2015年に結成され、全員が作詞、作曲、アレンジを手がける。2016年8月に初のCD作品「Hello···

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