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【インタビュー】May J.「絆∞Infinity」、ウルトラマンと母性…弱さの中に見つけたものとは? (2/2)



何かを必ずみんな持ってる。ダメだと思っているのは自分だけ

--その気持ちが入った「絆∞Infinity」の中でも、May J.さんのお気に入りフレーズあればお聞かせください。

May J.:そうですね、ブリッジの部分「ねえ 私を見つめて そう奇跡は起きているのよ 見えないキミの後ろで」っていうところです。
ここはすごいんです。あ、なるほど!って思いました。みんな何か可能性を秘めているのに、ダメだって思ってしまっているのは自分だけで、ほんとは何かきっかけがあれば、すぐにでも前に進んで行ける。そんな何かを必ずみんな持ってるんだって、そういうふうに気づかせてくれる歌詞なんです。

--自分だけが見えてないだけなんですね。

May J.:そう!見えてないだけ。でも、周りのみんなは信じてくれている。気づいてくれているっていう。

--そこは心に響きますね。劇場版ウルトラマンジードの楽曲そして、ウルトラマンオーブ THE CHRONICLEの挿入歌を担当されたことで、ファンの方から新しい反響の声は届いていますか?

May J.:やっぱり男性のファンの皆さんは、小さい頃から観てるっていう人が多いので、Mayちゃんがウルトラマンの曲歌ってくれて嬉しいっていう声をすごくたくさん聞きます。

--そうですよね。うちの子もウルトラマン観てるんです。自分が好きだったウルトラマンを息子と一緒に歌えるのって、嬉しいんですよね。

May J.:嬉しいですね!映画が公開されて、そういうふうになったら嬉しいなぁと思います。

--子供にとっては、"May J.お母さん"は、よく一緒に遊んでくれそうですよね。

May J.:もう私ほんと音楽しかできないので、歌うことで一緒に遊べたらいいですよね。

これからも、やりたいことがいっぱいあります!



--昨年10月にアルバムを出されてて、それが3年ぶりのオリジナルアルバムでした。そして今回リリースがあった。ここから先アーティスト活動をしていく中で、目指しているものがあれば教えてください。

May J.:そうですね。年々、音楽のジャンルの幅がどんどん広がっているなって思っています。それこそ、ここ最近はフルオーケストラでライブをさせていただく機会も増えたり、ブルーノートでジャズを歌ったり。そして今回こういうちょっとパワフルな(笑)ヒーローソングも。
それぞれで自分の歌い方が全然変わって、最近はオペラにも挑戦したりして、場所によって歌声を変えていくっていうのがすごく楽しいなって思っています。だからいろんなアルバムを出していきたいですね。例えばクラシックアルバムもいいし、映画音楽のテーマソングの歌ったりとかも。

--映画音楽いいですね。ボーカルで世界観がぶわっと広がりそうです。

May J.:オーケストラでやったりとかね。でも今は自分で曲を作るのも楽しくて、時間がある時にはギターリストの人と一緒に、メロディをゼロから考えてトラックメイクしたりとか。曲を作ったりっていうのは楽しいので、やりたいことがいっぱいあります(笑)。

--それを披露されるのを観てみたいですね。May J.さんのボーカルが聴けるライブやツアーも楽しみにしていて良いですか?

May J.:もちろん、やりたいと思っています。

--それでは、UtaTenを観て戴いている方にメッセージをお願いします。

May J.:意外と歌詞って聴いてる時と読んでる時で、全然感じ方が変わると思うので、UtaTenでじっくりと読んでいただきたいなと思います。
特に「絆∞Infinity」もほんとに勇気をくれる歌詞だと思うし、誰もが通って行く、共感できる歌詞になっていますので、ぜひ読んで聴いていただきたいです。

--今日はありがとうございました。

TEXT:苦楽園 京

日本、イラン、トルコ、ロシア、スペイン、イギリスのバックグラウンドを持ち、幼児期よりダンス、ピアノ、オペラを学び、作詞、作曲、ピアノの弾き語りをもこなす。 圧倒的な歌唱力とパワフルかつ澄んだ繊細な歌声、そして前向きでポジティブなメッセージが共感を呼び、幅広い世代から支持を受···

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