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w-inds.Fesで5000人が熱狂!彼らに憧れた15組のアーティストと圧巻のパフォーマンス!(前半)
w-inds.Fes ADSR 2018
2018年4月に、結成18年目を迎えるw-inds.が自身初となる野外フェスの開催を発表。続々と公開される実力派揃いの出演アーティストのラインナップや、各アーティストが発信するw-inds.Fesに向けての想いを受けて、この日を待ちわびたファンも多かったことだろう。
イベント当日7月7日、お台場特設会場にて開催された『w-inds.Fes ADSR 2018』。雨の予報を覆し晴天にも恵まれ、会場には5000人もの観客が詰めかけた。
FAKY
2013年に活動を開始し、“世界に通用するガールズグループ”を合言葉に2017年の6月にメジャーデビューしたFAKY。
日本人離れした歌唱力とダンススキルを武器にこのw-inds.Fesへ参戦し、SOUTH STAGEにて圧巻のパフォーマンスで会場を魅了した。
デビュー前の2017年3月に発表され、異例Billboardチャートランクインを果たした『Surrender』では、スレンダーなルックスからは想像もできないほどのパワフルな歌声とダンスパフォーマンスでステージ前に観客を集めた。
ほとんどMCなしで全9曲のステージを全てダンスボーカルで披露するFAKY。
その後も中毒性のあるメロディーと音色で奏でられる『Candy』、ギターサウンドと機械音が共存する洋楽テイストの情熱的なナンバー『You』や、2017年の夏にリリースされた軽やかな夏のナンバー『SUGA SWEET』を次々と披露。
果てしない体力と、激しいダンスを踊りながらもブレない歌声は圧倒的な存在力を発し、ステージ前のみならず飲食ブースにいる観客をも巻き込んだ。
セットリスト&歌詞
1. Bad Things2. Surrender
3. Are You OK?
4. Candy
5. タイトル未発表曲
6. You
7. Pretty
8. Better Without You
9. SUGA SWEET
X4
WEST STAGEのラストを飾ったのは、俳優としても活躍する松下優也(YUYA)を中心に結成されたダンスボーカルグループX4。
頭からみんなでジャンプするナンバー『Rockin’ It』で盛り上がり、続く『Future,Super Duper,Nova』では「音に乗れないやつは置いてきぼりになる」という強気な歌詞と、展開の激しいメロディーに食らいつくようにタオルを振り回したり声を張り上げるファン。
そして続くのは2015年のデビューシングル『Killing Me』。セクシーすぎる腰使いが印象的なダンスに、黄色い歓声が飛び交うステージ前。
2018年のセルフタイトルアルバム『XXXX(ヨミ:エックスフォー)』より『Fillin' me with your』では、繊細に揺らぐメロディーと、1粒の雫が水面に落ちて花が開いていくようなサビがなんとも心地のいい時間を提供し、ファンのみならず見るものの心を掴んで離さない。
同アルバムの最後に収録されている壮大なバラード『ラストシーン』も熱唱し完全にファンをノックアウトしたところで、デビュー前からファンと共に大事にしたきた『声にしたなら』で会場をひとつにした。
最後は『#musicoverdose –X4 ver.-』で弾け飛ぶようなパフォーマンスを見せたX4。
後に控えるw-inds.と出演アーティストのスペシャルセッションへ最高潮のバトンを手渡した形でステージを終えた。
セットリスト&歌詞
1.Rockin' It2.Future,Super Duper,Nova
3.Killing Me
4.Fillin' me with your love
5.ラストシーン
6.Attention Please
7.声にしたなら
8.#musicoverdose –X4 ver-
winds.+ADSR SPECIAL SESSION
そしていよいよイベントのラストを飾るスペシャルセッションとw-inds.のステージとなり、開幕ぶりのw-inds.の登場に今日一番の歓声をあげる会場。
一瞬にして会場の空気が変わったような、圧倒的ダンスボーカリストとしてのレジェンド感と、それでいて出演アーティストへのリスペクトを感じさせるトークで、ステージに立つw-inds.を見つめる会場の眼差しは愛に溢れていた。
その眼差しと歓声を受け、w-inds.のステージは『Let’s get it on』でスタートし、ニュージャックスイング再ブームの世界的な火付け役となった曲と言っても過言ではない『Boom Word Up』、橘慶太が初のオールセルフプロデュースをした記念すべき『We Don’t Need To Talk Anymore』など2011年以降の楽曲で序盤を固めた。
続けて、7月にリリースしたアルバム『100』から、作詞作曲の橘慶太が思い描いた世界観が歌詞に詰め込まれているリード曲『Temporary』も披露。
『Make you mine』と『I’m all yours』でさらに会場もヒートアップしたところでスペシャルセッションのコーナーへと移る。
イベントの準備を進める中でw-inds.から出演アーティストにスペシャルセッションの相談をしたところ、全組が参加を名乗り出たという愛ある背景から実現したこのコーナー。
各々のステージよりもさらに、w-inds.fesにかけてきた想いが感じられような笑顔の飛び交う暖かいステージとなった。
X4
w-inds.×X4とのコラボでX4は、リーダーのYUYAが小学生のことにテレビで見て歌って踊るアーティストを目指すきっかけになったという『NEW PARADISE』をチョイス。
X4のフィルターを通して奏でられるメロディーと揃ったダンスが会場を感動の渦へと巻き込んだ。
Lead
続いてはw-inds.と同じ事務所でデビューが3年違いのLeadとのコラボ。Leadは自身らのデビュー翌年2003年にリリースされた『SUPER LOVER 〜I need you tonight〜』をチョイス。
「ある日 偶然君に出逢い そのままFall in love」の歌詞の部分でw-inads.の橘慶太とLeadの鍵本輝が抱擁をするシーンもあり黄色い歓声が起きたり、息ぴったりのパフォーマンスで安定感のあるステージを見せた。
MCでは「同じ事務所で何回も一緒にやってるからリハーサルしなくていっか!ってなって…」と緒方龍一がボケをかますとすかさず千葉涼平が「ウソです、しっかりリハーサルしました」と訂正。リラックスしたw-inds.とLeadのトークに会場からも笑顔がこぼれた。
SOLIDEMO
SOLIDEMOがw-inds.とのコラボにチョイスしたのはSOLIDEMOのサブリーダー向山毅が特に思い入れのあるという『四季』。8人組コーラスグループの強みを生かした美しいコーラスで『四季』を彩り、ステージの上に全員が身長180cm以上の長身というルックスも相まっての迫力のステージとなった。
アレンジの加えられた厚みのあるコーラスに最後には大きな拍手が送られ、笑顔あふれるステージの余韻は続いた。
FAKY
各アーティストとのコラボの余韻を感じながらコラボセッションのラストを飾ったのはガールズユニットFAKY。
『Feel The Fate』でダンスボーカルを披露し、間奏の激しいダンスをw-inds.とFAKYがともに踊る場面は心を震わされずにはいられない圧巻のパフォーマンスとなった。
イベントのDVD化や再びどこかでこのコラボを見られる機会を強く願いながらコラボセッションは終了し、w-inds.の緒方龍一も「もったいない気もするけど、ここにいるみんなが持って帰ってくれたら」と会場の気持ちを汲んでのコメントをした。
イベントのラストはw-inds.の『New World』で締めくくられ、来年さらに大きな規模でw-inds.Fesが開催されることを望みつつ、たくさんの笑顔とステージの感動を胸にイベントは幕を閉じた。
Text:愛香
w-inds.『100』リリース インタビュー
セットリスト&歌詞
1.Let’s get it on2.Boom Word Up
3.We Don’t Need To Talk Anymore
4.Temporary
5.Make you mine
6.I’m all yours
7.Paradox(Da-iCE)
8.NEW PARADISE(X4)
9.SUPER LOVER 〜I need you tonight〜 (Lead)
10.約束のカケラ(FlowBack)
11.LOVE IS THE GREATEST THING(BananaLemon)
12.Love is message(THE BEAT GARDEN)
13.四季(SOLIDEMO)
14.Forever Memories(COLOR CREATION)
15.Long Road(MYNAME)
16.Feel The Fate(FAKY)
17.Put your hands up!!
18.Again
19.Touch The Sky
20.New World(DMD Remix)
ARTISTS
-EAST STAGE-Lead
FlowBack
GANMI
Da-iCE
-WEST STAGE-
BuZZ(opning act)
DOBERMAN INFINITY
X4
-SOUTH STAGE-
COLOR CREATION
BananaLemon
FAKY
THE BEAT GARDEN