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【インタビュー】結成21年のTHEイナズマ戦隊が自らへ送る“自分賛歌”を語る (2/2)

『あぁ バラ色の日々』がジブリ祭りに!?

──カップリングの『あぁ バラ色の日々』についてお伺いします。これはどんな曲になりましたか?

上中丈弥:俺たちだから送れるメッセージソングになったと思います。人生ズッコケているくらいがちょうど良いんじゃないかと。ズッコケていることすら喜びに変えられたら、もうその人生はバラ色だと。お前次第や、という曲ですね。。


──なるほど。この曲で個人的に印象的だったのは「竹箒に跨って 黒猫と旅に出ようかな」ってフレーズでした。魔女の宅急便の世界観を感じました (笑)。

上中丈弥:それくらい現実逃避したくなる日もあるやん?でも、そんな旅していてもしゃあないやん!っていうメッセージを込めてます。


──魔女の宅急便を意識し始めると、次に出てくる「崖っぷちも 通り過ぎて」ってフレーズはポニョかな?と思うし、「谷の底で見上げた目は」ってフレーズはナウシカかなと思うし…。

上中丈弥:面白い!全く違うけど(笑)。聴く人によってここまで解釈が違うのは面白い。


──(笑)

上中丈弥:ジブリは全く関係ない男らしい曲のはずなんだけど、そう言われるとなんかふわっとしますね。


──女の子やキッズも入りやすい曲に(笑)。

上中丈弥:ね。良いかもしれない。


音へのこだわりは…

──こっちのメロディーはエモーショナルな感じというか、『My Generation』よりもシリアスな感じになっていますね。

上中丈弥:ストレートな疾走感のあるビートに乗せて歌った曲ですね。これもギターのリフ、始めのイントロがすごいカッコ良くて。ギターから始まって曲が分かるというのがロックバンドの良さなんですよ。ギターのフレーズが始まって「この曲がきた!」と鳥肌が立つ感じ。


──なるほで。では『あぁ バラ色の日々』に限らず、イントロはどの曲もこだわりが強いんですね。

上中丈弥:こだわって作りたいと思っています。そこで一発テンションが上がるようなロックバンドでいたい。かっこいいロックバンドがそうかなと。


──では21年やっていて、同じようなイントロは1個も出していない!みたいな自信もあったり!?

上中丈弥:同じようなのあるよ(笑)ならへんようにしているけど、やっぱり被ってくるし。それって、もう仕方ないんよね。コードは数が限られているから。しかも、歴史が長いロックバンドって、世界中にいるから。どこか被ってくるというのは仕方ないんやけど。なるべくオリジナリティを突き詰めてやっています。


──あと「命懸けで構えたファイティングポーズ」というこのフレーズが、私は一番好きなんですよ。おじさんが…、あっ、おじさんって言ってごめんなさい(笑)

上中丈弥:いいよいいよ(笑)ひとまわり以上、上やもんね。


──一すいません、おじさんの「命懸けで構えたファイティングポーズ」って、かわいく思えちゃうというか。

上中丈弥:え!?かっこいいやん!かわいい…そうか、かわいいかもしれへんな。初めて言われたわ。「命懸けという言葉がかわいいですね」って。


──この感じわかる同世代の女子いると思うんですよね!!

上中丈弥:おらへんわ!(笑)それ、どんなおじさん?それ、ちょっとすんごいおじさんにしていない?禿げ上がってさ、小太りなおじさんが、ちょっとTシャツ伸びて必死に構えている?(笑)俺が言っているの、そんなんじゃないで(笑)


──違います、違います(笑)

上中丈弥:まあ、ええんやけど(笑)


命がけのファイティングポーズ

──この曲からも歌詞のフレーズで特に気合いが入っているところとか、ピックアップしたい歌詞について聞かせてください。

上中丈弥:でも、「命懸けで構えたファイティングポーズ」かな。俺、趣味で総合格闘技をやっているから思い入れあるんですよ。


──あっ!ガチ中のガチなファイティングポーズだったんですね。

上中丈弥:そうそう。総合格闘技をやっている人って本当に命懸けやから、背負っているものが見えてくるというか。うわ、すごいなという思いも込めて書いているんで、好きなフレーズではあります。通り越してかわいいフレーズ…(笑)


──(笑)。なるほど。総合格闘技をやられているということでしたが、上中さんご自身が命がけのファイティングポーズを構えるようなことというか、試合などもやられていたりするんですか?

上中丈弥:ない!寝技の試合とか出たことはあるけど、殴り合いは怪我をして危ないから、、、あれ?これ、歌詞のサイトやんな?(笑)


──はい(笑)。

上中丈弥:絶対使えへんよね?(笑)


──使います!(笑)寝技の試合というのがあるんですね!

上中丈弥:掘るなあ(笑)あんねん。寝技の試合というのがあって。関節技を決め合うような。って、音楽関係ないやん!


──(笑)!!すいません話を戻します!続いて、ライブの話を。来年にかけて、ものすごい数のライブがありますよね。しかも、対バンとワンマンと交互にやられていくような感じなんですね。

上中丈弥:頭ワンマンやって、対バン交えつつ今年はやっていきます。年明けたら全部ワンマンですね。


──最終的に、来年の春4月21日に中野サンプラザホールでやられるということですけれど。ツアーと、最後の中野サンプラザホールでのライブは、ぜんぜん違うものになるんですか?

上中丈弥:サンプラは、今年5月の野音から、また半年かけてツアーを回って、次はサンプラザホールという。規模をちょっとずつでも大きくしてゆくゆくは武道館に繋がれば良いなと思っている僕たちの人生設計の一つですね。Road to 武道館への。


──あと何年で武道館まで行きたいというのはありますか?

上中丈弥:いや、もう分からへんねん、ここまで来たら。21年やっているから。それでも長く続けてたどり着きたいなと。武道館でポンとできるなんて、本当に難しい事ですから。


──中野に向けてと、それまでライブハウスでやっていくライブの見所を教えてください。

上中丈弥:応援し続けてくれている皆さんが全国各地いろんなところから来てくれると思うので。感謝の気持ちと、僕たちはまだかっこいい楽曲を作り続けているという姿を見せて。本当にいつか武道館に行けるんだろうなという姿を見せられれば良いなと思っています。そのためのRoad to 武道館、二発目が、最後の来年の着地、中野サンプラザホールとなっておりますので、ぜひとも来てください。


──ありがとうございます。最後に一言、CDを聞いてね!っていうようなメッセージを頂ければと。

上中丈弥:CD聞いてね!


──!?

言うたで!『My Generation』聞いてね!聞いてください。


──ありがとうございました(笑)!

Text:愛香
Photo:片山拓


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