きゃりーぱみゅぱみゅが歌うから"もんだいがある"人はうなずく

世間の"もんだいがある人"必聴？

彼女がネットやテレビで話題にあがらない日はない。世界のどこかで"きゃりーぱみゅぱみゅ"の音楽やファッションは注目され、ネットで騒がれている。

その騒ぎを起こしているプロデューサーの中田ヤスタカが書く『もんだいガール』の歌詞は、きゃりーぱみゅぱみゅ本人が感情を吹き込むことで、世間の"もんだいがある人"の心にすごく響く。

もんだいガール

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毎回「みんな」にあてはまる　そんなやつなんているのかよ
≪もんだいガール 歌詞より抜粋≫
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…と強めだ。彼女の曲はどんなフレーズでも"カワイイ"というイメージが多く、この曲のように"尖った"イメージは全くもってない。しかし、曲の前半では強めな表現が目立つ。

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できないことへの憧れを　造り変えてく勇気もなく
足をひっぱるのには夢中　なんてもったいないやいやい
≪もんだいガール 歌詞より抜粋≫
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いわゆる「みんな」への強烈なダメだしとなっている。最後の「やいやい」はやはりカワイクなってしまうのだけど。

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キライなことで笑うより　ステキなことで泣きたいわ
この世が壊れてしまうとき　一緒にいられる人がいる
答えるただリクエストに　そんなおりこうになれない
じゃまするやつらにキラキラ　メイクアップしたいやいやい
≪もんだいガール 歌詞より抜粋≫
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そして、曲の後半では、いつもの彼女の曲らしく少しかわいい表現になっている。

「もんだいがある」人とは、周りとは違う個性的なファッションをしていたり、普通は思いつかない方法で仕事をこなしてしまう人だ。"みんな"から羨ましがられ、一目置かれる存在。

自分らしく貫いたっていいじゃない

今、ネットには情報が沢山あり、何が正しく何が間違っているのか見極める事が難しくなっている。そして、人の意見に流され、正しい判断ができなくなってしまいがちになる。

自分がやりたいのにみんながやらないから、勇気ある一歩を踏み出すことが難しくなってないだろうか？

女の子がブログを書くといったら美容の事や好きなアイドルの事を書くのが一般的に多い中、きゃりーぱみゅぱみゅのブログは独特なファッションと、「みんな」が載せないような物凄い変顔を載せていた。

彼女を見ていると、周りからズバ抜けるのには、「みんな」に当てはまったらだめなのだろう。自分を自分らしく貫くことの大切さを感じる。

「もんだいがある」人は誇らしげに、この曲を聴いて毎日を元気に自分らしく過ごしていくことだろう。

そして"みんな"にも、その行動や姿で誘うのだ…

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キミも　もんだいがある
普通になんてなれないでしょ
≪もんだいガール 歌詞より抜粋≫
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TEXT：真田智恵