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【ライブレポート】OKAMOTO'S、僕らは永遠のBOYと宣言!初の日本武道館公演

OKAMOTO'Sが6月27日に、日本武道館で『OKAMOTO’S 10th ANNIVERSARY LIVE “LAST BOY”』を開催した。デビュー10周年を迎える彼等にとって、初の武道館公演。UtaTenではその記念すべき模様をレポートする。

公開日:2019年7月3日 更新日:2019年7月3日


この記事の目次
  1. ・10年にして初の日本武道館
  2. ・OKAMOTO'Sのファン歴は関係ない
  3. ・BOYは、ずっと俺たちの心の中にいる
  4. ・セットリスト
  5. ・OKAMOTO'S 最新情報
  6. ・リリース情報
  7. ・配信購入URL
  8. ・ライブ情報
  9. ・映画情報
  10. ・OKAMOTO'S Profile

10年にして初の日本武道館

PHOTO 浜野カズシ

ライブ中のMCでヴォーカルのオカモトショウが「高校の音楽室で練習をしていた頃は、まさか、日本武道館で演奏するとは夢にも思っていなかった」と語っていた。誰もがバンドを始めた当初は、口では「夢は日本武道館、東京ドーム」と言いながらも、それを本気で目指している人など、ほんの一握りなのが現実だ。

それよりも目の前の楽しさへ夢中になり、何時しか音楽へ本気になり。その本気に結果がついて来るにつれ、先の言葉を真剣で考え出すのが一般的と言えようか。

OKAMOTO'Sもそれと同じ心の道のりを通ってきたのかは定かでないが、少なくとも、バンドを始めたばかりの頃は、目の前のお客さんたちを圧倒させることに喜びを覚えていたのではと想像する。だけど、何時しかそのパワーが同世代前後に留まらず、大人たちをも魅了。それが、デビューの道へ繋がれば、今の軌跡へと大きく広がっていった。

OKAMOTO'Sが初めてのCDを発売して以降。ハマ・オカモトが加入し現在のメンバーになってから、今年で10年を迎えた。1月には、通算8枚目となるアルバム『BOY』を発売。

本作は、彼らの中にある"夢見る純粋な少年性"を軸に据えて制作した作品。同アルバムを手に、OKAMOTO'Sは4月より全国ツアー「OKAMOTO'S 10th ANNIVERSARY LIVE "LAST BOY"」をスタート。同ツアーのファイナル公演として、バンドにとって10年目にして初となる日本武道館公演を6月27日(木)に行った。

10年目で日本武道館という道のりをどう捉えるかは、人それぞれだ。メンバー自身も、背伸びをした挑戦だったかも知れない。でも、けっして見栄を張ったわけではなく、「自分たちなら形を成せる」と信じたうえでの挑戦だった。結果、会場を埋めつくす人たちが日本武道館に足を運び、舞台上の4人へ熱狂を届けていた。
 


もう一つ、"らしいな"と思えたのが、10周年や初の日本武道館公演だからベスト・オブ的な内容を届けるのではなく、あくまでも最新アルバム『BOY』へ収録した曲たちを中心に据えたライブを行ったということ。

これも、「大切なのは特別感ではなく、何時もの自分たちの姿をリアルに伝えること」という姿勢の現れだろうか。たとえ会場が日本武道館という大きな場であろうが、彼らはけっして浮かれることはない。

いや、浮かれていたかも知れないが、青春の思い出を作ろうという集大成感ではなく、長い道のりを歩み続けるバンドだからこそ、日本武道館公演もまた、自分たちの年表へ刻んでゆく景色の一つという姿勢でいるところが格好いいじゃない。ここからは、この日の模様を駆け足で紹介していこうか。
 

OKAMOTO'Sのファン歴は関係ない

PHOTO 浜野カズシ
ライブは、最新アルバム『BOY』の1曲目を彩った『Dreaming Man』からスタート。力強いビートを描きながら、楽曲は走りだした。攻めに徹した演奏とオカモトショウの煽る歌声に触発され、会場中の人たちも大きく手を掲げ、気持ちを一つに、互いに沸きだす気持ちをぶつけあいだした。

雄々しい気持ちを胸に、高らかに声を上げ激しく身体を揺さぶり続けた『Hole』。凛々しい歌声を魅力に、サビでは魂を開放するように歌いあげた『FOOL』と、序盤は、アルバム『BOY』の収録順通りに進んでゆく。

続くブロックは、ファンキーでソウルフルな楽曲を軸に構成。会場中の人たちの身体を横揺れさせた『NO MORE MUSIC』。気持ちの内側から興奮を呼び起こした『Higher』。眩しい光を集めるように届けた『NEKO』では、身体の芯に響くグルーヴに触発された会場中の人たちが、高く掲げた手を揺らし続けていた。続く『ハーフムーン』では、メロウなグルーヴミュージックを通し、OKAMOTO'Sはムード漂う空気も醸しだしていった。

スリリングな演奏の中へ跳ねるディスコビートを組み込んだ『Animals』の登場だ。心地好い緊張感を抱きながらも、オカモトショウの甘い歌声に親しみやすさを覚えていたのも嬉しいこと。気持ちが躍動してゆく感覚が、とても刺激的だ。


続く『偶然』では、ギターのオカモトコウキがピアノを弾きながらヴォーカルを担当。甘くメロウな楽曲を通し、触れた人たちを心地好いウネリの中へ落としていった。オカモトコウキはそのまま鍵盤を演奏。

とてもスタイリッシュでダンディな楽曲に魅力された『Phantom(By Lipstick)』でも、熱を持って上がり続けるグルーヴミュージックに身を預けながら、心とろける心地好さを覚えていた。

MCでは「中学の同級生で組んだバンドが日本武道館に立つことが出来ました」と嬉しさを語る場面や、「10年前からのファンも最近ファンになった人たちも同じOKAMOTO'Sのファン、ファン歴は関係ない」と、好きである気持ちを大切に思う発言も出れば、ハマ・オカモトは、「10年も活動していると特殊能力を手にすることが出来る」と前置きしたうえで、掛け声と共に舞台に炎を吹き出す特殊能力を披露。

他のメンバーがやっても炎は出ず。ハマ・オカモトのときだけ炎が出ていたように、MCでコミカルな面を見せていたのも彼らの魅力の一つ。ちなみに炎は楽曲で使用することはなく、あくまでもこのMCのパフォーマンス用に仕込んでいたところも、なんとも贅沢じゃない。

BOYは、ずっと俺たちの心の中にいる

PHOTO Shun Komiyama
後半は、最新アルバム『BOY』へ収録の、ダブな要素を活かした『NOTHING』からスタート。重くゆったりとしたグルーヴを場内へ作りだし、その上に塗り重ねたのが、1stアルバムに収録していた『マダラ』。この楽曲を通しサイケデリックなサウンドを投影、世界観を巧みに塗り変えていった。

『ART(FCO2811)』でサイコな感覚へ意識や身体をトリップさせれば、ヘヴィグルーヴな『SAVE ME』を通し、観客たちを大きなうねりの中へ呑み込んでいった。

続く『HEADHUNT』では、雄大な楽曲に身を預け、メンバーと観客たちが「ワオワオワオ」と叫びを交わす光景も登場。意識を高揚へ導くグルーヴナンバーを次々塗り重ねながら、満員の観客たちの感情をOKAMOTO'Sは恍惚へと連れ出した。

オカモトコウキのギターが唸ると同時に、楽曲は、力強く疾走するロックンロールナンバーの『BROTHER』へ。演奏が進むごとに、気持ちが滾り続けてゆく。客席には拳突き上げる様も生まれていた。次々と沸きだす興奮。その気持ちをさらに爆発させるようにOKAMOTO'Sは『ROCKY』を突きつけた。

感情のストッパーの壊れた観客たちが、メンバーらの煽りに触発され、拳を振り上げながら高らかに声を上げ続ける。身体も心も熱く触発され、楽しそうに飛び跳ねていた。

後半には、会場を揺さぶる大きな合唱も登場。何時しかそこは、ライブハウスにも似た、気持ちと気持ちをぶつけあい共に熱を生み出す闘技場と化していた。

「19歳のときからここまで、俺たちは突っ走ってきました。今の俺たちは、BOYから大人へ変わっていく狭間にいます。変わってしまう前の一瞬一瞬を詰め込んだのが、『BOY』というアルバム。でも、このバンドで活動を続ける限り、ずっとBOYでいていいんじゃなないかな。正直に、ピュアに音楽に向きあい続けていけばいい。BOYは、ずっと俺たちの心の中にいる。ずっと夢を追いかけ続ける、その気持ちこそがBOY。みんなの心の中にもある同じ気持ち、それがBOYなんだと思う」

本編最後に、OKAMOTO'Sは『Dancing Boy』を披露。跳ねた演奏の上で、思いを羽ばたかせるように。心の中に抱えたBOYを開放するように、オカモトショウは未来へ向けた自分たちの強い意思を高らかに歌いあげていった。


気持ちを解き放つように歌う声が何時しか翼となり、会場中の人たちの心にも翼を授けていたように、メンバーと観客たちが心を一つに、共に歩みたい未来へ向け、大きく心の翼を広げ、ピョンピョン羽ばたき続けていた。共に声を上げ、気持ちを舞い上がらせていった。

「俺たちは、心の中のBOYを信じているから、これからも(OKAMOTO'Sを)続けていくぜ!!」。無邪気に叫ぶその言葉を、素直に信じてついていきたい。そんな気持ちに心が包まれていた。

アンコールは『DOOR』からスタート。続く『Beek』は、彼らが10代の頃に作った楽曲。ロックンロールな楽曲からは、無鉄砲なエナジーが沸きだしていた。

最後にOKAMOTO'Sはダンシングナンバー『90'S TOKYO BOYS』をプレゼント。会場中を巨大なディスコ空間に塗り替え、熱狂の光景を描きながらライブの幕を閉じていった。

最後の曲の前に語った「俺たちの夢は世界制覇です。何処までも夢を追いかけていくので、これからもOKAMOTO'Sをよろしく」の言葉が、嬉しく胸に突き刺さった。

心の中でBOYが熱く叫び続けている限り、夢は何時までだって追いかけ続けられる。この日の日本武道館公演は、その意識を改めて宣言したライブにも思えていた。

PHOTO Shun Komiyama

TEXT 長澤智典
PHOTO Shun Komiyama
    浜野カズシ

セットリスト

■<OKAMOTO’S 10th ANNIVERSARY LIVE “LAST BOY”>2019年6月27日(木)@東京・日本武道館セットリスト
01. Dreaming Man
02. Hole
03. FOOL
04. NO MORE MUSIC
05. Higher
06. NEKO
07. ハーフムーン
08. Animals
09. 偶然
10. Phantom (By Lipstick)
11. NOTHING
12. マダラ
13. ART (FCO2811)
14. SAVE ME
15. HEADHUNT
16. BROTHER
17. ROCKY
18. Dancing Boy
encore
en1. DOOR
en2. Beek
en3. 90’S TOKYO BOYS

OKAMOTO'Sは、Vo.オカモトショウ、Gt.オカモトコウキ、Ba.ハマ・オカモト、Dr.オカモトレイジからなる日本のロックバンド。ソニー・ミュージックアーティスツ所属、レーベルはアリオラジャパン。 中学校からの同級生であった4名によって結成され、全員が岡本太郎好きという理由で、ラモーンズのよう···

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OKAMOTO'S 最新情報

リリース情報

●2019年9月18日(水)発売 
「HELLO WORLD」オリジナル・サウンドトラック /2027Sound

価格:¥3500(税抜)
品番:BVCL-979

【収録曲】
1.オープニングテーマ feat. AAAMYYY/オカモトショウ&オカモトコウキ
2.弱気な直実/BRAIAN SHINSEKAI
3.直実の楽しい時間/オカモトショウ&オカモトコウキ
4.三本足のカラス/オカモトショウ&オカモトコウキ
5.謎の男・逃げる直実/オカモトレイジ
6.クロニクル京都/オカモトショウ&オカモトコウキ

7.謎の男の正体/オカモトショウ&オカモトコウキ
8.マイペースな瑠璃/BRAIAN SHINSEKAI
9.ナオミの目的/オカモトショウ&オカモトコウキ
10.特訓Ⅰ 不思議な手袋/STUTS&ハマ・オカモト
11.グッドデザイン/オカモトショウ&オカモトコウキ
12.イエスタデイ (Movie ver.)/Official髭男dism

13.特訓Ⅱ 成長/STUTS&ハマ・オカモト
14.恋の予感/オカモトショウ&オカモトコウキ
15.特訓Ⅲ 銅から金へ/STUTS&ハマ・オカモト
16.古本集め/オカモトショウ&オカモトコウキ
17.A Time For Love/BRAIAN SHINSEKAI
18.図書委員たちと本運び/オカモトショウ&オカモトコウキ

19.瑠璃のために/オカモトショウ&オカモトコウキ
20.倒れる直実/オカモトショウ&オカモトコウキ
21.直実告白/Official髭男dism
22.宇治川花火大会/オカモトレイジ
23.直実 vs 狐面/First Part:OBKR,STUTS&ハマ・オカモト/Second Part:オカモトショウ&オカモトコウキ
24.キス!?/Official髭男dism

25.ナオミの本当の目的/オカモトショウ&オカモトコウキ
26.ナオミの回想/オカモトショウ&オカモトコウキ
27.一縷の望み/STUTS&ハマ・オカモト
28.瑠璃を取り戻したい/オカモトショウ&オカモトコウキ
29.狐面 異物の排除/OBKR
30.瑠璃を守る/Yaffle

31.急げ!大階段へ!/Yaffle
32.ナオミ、瑠璃との別れ/オカモトショウ&オカモトコウキ
33.直実とナオミのバディ/オカモトショウ&オカモトコウキ
34.九尾狐/OBKR
35.Lost Game (Movie ver.)/Nulbarich
36.CREATION OF THE WORLD/BRAIAN SHINSEKAI
37.HELLO WORLD/オカモトショウ&オカモトコウキ
38.新世界/OKAMOTO’S

配信購入URL

▷配信サイト

ライブ情報

●オカモトショウ生誕祭

日時:10月18日(金)OPEN 22:00/START 23:00

会場:新木場STUDIO COAST

※オールナイト20歳未満は入場不可

■一般発売

9月7日(土)10時~

▷ぴあ

▷LINE TICKET

▷ローソン

▷イープラス

映画情報

映画『HELLO WORLD』
(読み:ハロー・ワールド)

監督:伊藤智彦 
『劇場版 ソードアート・オンライン –オーディナル・スケール-』(17)

脚本:野﨑まど 
『正解するカド』(17)

キャラクターデザイン:堀口悠紀子 
『らき☆すた』(07)『けいおん!』(09)『けいおん!!』(10)

アニメーション制作:グラフィニカ 
『楽園追放 -Expelled from Paradise-』(14)『十二大戦』(17)

配給:東宝(株)

©2019「HELLO WORLD」製作委員会

▷映画公式サイト

OKAMOTO'S Profile

Vox/オカモトショウ、Gtr/オカモトコウキ、B/ハマ・オカモト、Drs/オカモトレイジ。

全員が岡本太郎好きで、ラモーンズのように全員苗字はオカモト。彼らのバンド名は「OKAMOTO'S」。

2010年3月にはアメリカ・テキサス州オースティンで開催されたS×SW2010へ日本人男子としては最年少で出演。

その後、全米6都市を廻るJapan Nite US Tour 2010へのライヴツアーにも参戦し大成功をおさめる。2013年1月23日に4thアルバム『OKAMOTO'S』を発表し、「OKAMOTO'S TOUR2013 Sing A Song Together」と銘打って全国18箇所でライヴを敢行。

デビュー5周年の2014年には1月15日にリリースした5thアルバム『Let It V』を引っ提げて全国ツアーを敢行。

2016年に入りさらに活動は加速し、6月からは「OKAMOTO'S FORTY SEVEN LIVE TOUR 2016」と題した、キャリア初の47都道府県ツアーを敢行し、ツアーファイナルは日比谷野外大音楽堂にて開催された。

2017年8月2日には待望のフルアルバム「NO MORE MUSIC」をリリース。

また、2017年10月には、東京・中野サンプラザにてキャリア初のホールワンマンの開催がアナウンスされたが、瞬く間に即完。

10月30日より全国23か所を回るツアー「OKAMOTO'S TOUR 2017-2018 NO MORE MUSIC」の開催も決定

▷OKAMOTO'Sオフィシャルサイト

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