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【歌詞コラム】ホイットニー・ヒューストンの『すべてをあなたに』を結婚式で使ってはいけない理由

『すべてをあなたに(Saving All My Love For You)』は、1985年にリリースされたホイットニー・ヒューストンのデビューアルバム『そよ風の贈りもの』に収録された曲。シングルとして1985年10月、ビルボードのシングルチャートで1位に輝いた大ヒット曲です。 日本でも人気のある曲ですが、この曲は絶対に結婚式で使ってはいけないのです。その理由を歌詞から読み解いていこうと思います。

公開日:2019年8月9日 更新日:2019年8月9日


この記事の目次
  1. ・ヒューストンが歌う禁断の愛!?
  2. ・いけないことと分かっていても…
  3. ・都合のいい女になってはダメ
  4. ・結婚式ではダメ、絶対!

ヒューストンが歌う禁断の愛!?

ホイットニー・ヒューストンは当時若干21歳。モデルとしても活躍した美貌と、圧倒的な歌唱力でデビューからいきなり全米1位を獲得するトップスターとなりました。



『すべてをあなたに』はジャズ風の落ち着いた曲調と美しいメロディーを持った名バラード。ホイットニー・ヒューストンの歌唱力、表現力を余すところなく発揮した名曲と言っていいと思います。

こんなに美しいラブソングなのに、結婚式ではNGとはどういうことでしょうか?

その理由は歌詞にあるのです。見ていきましょう。

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A few stolen moments is all that we share.
You've got your family, and they need you there.
Though I try to resist, being last on your list.
But no other man's gonna do.
So I'm saving all my love for you.
≪Saving All My Love For You 歌詞より抜粋≫
----------------

【和訳】
人目を忍んで会うときだけが ふたりだけの時間
あなたには家族もいるし みんなあなたを必要としてるわ
我慢しようとしても あなたのリストで最後に名前が挙がっても
他の人じゃダメなの
だから この愛はすべてあなたにとっておくわ

この第一節目だけで「結婚式で使ってはいけない理由」がお分かりになるのではないでしょうか。

主人公の愛する男性は、そう。家族のいる既婚者なのです。つまりこの『すべてをあなたに』は「不倫の曲」だったのです。

家族のいる相手と、人目を忍んでつかの間の逢瀬を楽しむ。それしかできないのはわかっているのに、想いだけがつのっていく。そんな切ない女心を切々と歌い上げる曲なのです。

いけないことと分かっていても…

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It's not very easy living all alone
My friends try and tell me,
find a man of my own.
But each time I try,
I just break down and cry.
Cuz I'd rather be home feeling blue.
So I'm saving all my love for you.
≪Saving All My Love For You 歌詞より抜粋≫
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【和訳】
ひとりでやっていくのは 楽じゃないわ
友だちは言うの 他の相手を探しなさいって
でもそうしようと頑張るたび 辛くて泣きだしてしまう
それならひとり寂しく家にいた方がいいわ
だから この愛はすべてあなたにとっておくの



主人公の友人は彼女が不倫していることを知っているようです。不倫じゃなくちゃんとした恋愛をしなさい、別の相手を探すのよ!そう忠告されても、彼女にはできないのです。

いけないことと分かっていても、彼以外に愛せる男性などいない。彼を愛せないなら一人で生きていく方がまし。そこまで心に決めて、彼女は一途な愛に身を投じていくのです。

都合のいい女になってはダメ

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You used to tell me we'd run away together.
Love gives you the right to be free.
You said be patient, just wait
a little longer.
But that's just an old fantasy.
I've got to get ready, just a few minutes more.
Gonna get that old feeling,
when you walk through that door.
Cause tonight is the night
for feeling alright
We'll be making love the whole night through
So I'm saving all my love
Yeah I'm saving all my love
Yes I'm saving all my love for you.
≪Saving All My Love For You 歌詞より抜粋≫
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【和訳】
あなたは言ったわね ふたりで逃げようと
愛はいつだって君を自由にするんだと
言ったじゃない 我慢して あと少しだけ待っててって
でも そんなの単なるおとぎ話
もうすぐ 心の準備をしなきゃね
あなたが入ってくれば あの感覚が戻ってくる
今夜をふたりだけのものにして
一晩中愛し合うの
だからこの愛はあなたへ
あなたのためだけにとっておくわ



不倫相手は彼女にもう少し待つように言っているようです。「もう少ししたら離婚するから。そうすれば堂々と君と結婚できる!」とでも言っているのでしょうか。

しかし彼女にはわかっているのです。本当はそんな気がないことを。それでも、こうしてつかの間の短い時間愛してくれるだけでいい。そう思っているのでしょう。

あまりに美しいメロディーと歌唱力でごまかされそうですが、正直言ってこの不倫相手はゲスの極みです。奥さんと別れる気もないのに、口ではそれらしいことを言って体だけを求めている。相手が自分に惚れているのをわかっているからです。そりゃあ友人もそんな相手はやめなさいと言うでしょう。

しかし恋は盲目とはよく言ったものです。全てをわかっていながら、彼女はこの「正しくない愛」を貫こうとするのです。

結婚式ではダメ、絶対!

いかがでしょうか。これだけ堂々と不倫について歌った曲なのです。これから夫婦として歩む二人を祝福するのにふさわしくない曲なのは間違いありません。



新婦が歌ったとしたら「この人、不倫する気満々なのか?」と思われるでしょう。友人が余興で歌ったとしたら、その人には心から祝福する気など無いのだと思われます。結婚式ではBGMも含めて、この曲を使わないことをおすすめします。

ただ、80年代の洋楽を代表する名曲であることは間違いないですし、ホイットニー・ヒューストンの歌唱力は素晴らしいの一言です。結婚式ではない場所で、ぜひお楽しみください。

TEXT まぐろ

Whitney Houstonは、1963年8月9日ニュージャージー州生まれの歌手・女優。パワフルな歌声でダンサブルナンバーから壮大なバラードまで歌いこなし、80年代〜90年代の世界のポップスシーンを席巻した。グラミー賞をはじめとする数々の受賞歴を誇り、アルバムの総売上数は1億枚を優に越える。1983年に···

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