続いて登場するのは、BIGO LIVEとUtaTenがコラボしたインタビュー企画。そこで3位を獲得した大谷雅恵さん。
彼女のBIGO LIVEな生活ぶりをお聞きしました。
BIGO LIVEは、大谷雅恵の生活に欠かせない一部です。
──まずは、大谷さんご自身のことから教えてください。大谷雅恵:ソロとして活動を始めてから今年8月で9周年を迎え、今は10年目に入りました。歌手として歌い始めてからは20年目に入りました。
──長く活動を続けているように、自分の意思を貫きながら歩み続けている。そこが、大谷さんの強みかなと想像します。
大谷雅恵:それでもこの9年間、グループやバンドに入って活動をしたこともあったように、あれをやっては駄目、これに挑戦しては駄目でと、いろんな経験もしてきました。今はライブ動画配信を軸に据えた活動をしながら、ソロとしてライブ活動を続けています。ライブ動画配信に関しても、いろんな配信を試したうえで、わたしはBIGO LIVEに落ち着いた形なんです。
──BIGO LIVEを選んだ理由も教えてください。
大谷雅恵:やはり音楽面に関して一番強いのがBIGO LIVEだなと感じています。BIGO LIVEはワールドマーケットと言いますか、グローバルな人たちと接する環境が整っているのが一つ。中で配信している方たちも、プロのアーティストさんもいれば、普段はお仕事をしながらBIGO LIVEを通して歌を届けている人たちもいます。そういう方々と接していける面では、すごく刺激を受ける場。
しかもその相手が、国内だけじゃなくて世界中の人たちが相手というのも嬉しいことなんです。わたし自身も、配信する側であり、リスナーとして配信される姿を楽しんで見ている側。BIGO LIVEを通して、本当に世界中の人たちと繋がりを持てています。
──とくに交流の多い国は、大谷さんの場合は何処なんですか?
大谷雅恵:一番交流を多く持っているのが韓国の方です。BIGO LIVEで会話をすることで、国境を超えて想いを交わしあえるって素敵ですよね。しかもBIGO LIVEは、複数の方々との交流もしていける。それが嬉しいことなんです。
それと、わたしは今、韓国語を勉強しているんですけど。テキストを使って学ぶ韓国語ではなく、リアルな会話を通した韓国語を学びたい想いから、あえて日本語のまったく通じない韓国の配信者の方々のところへ遊びに行き、わからないなりに会話へ参加すれば、記された単語をメモして意味を調べたりもしています。
──そうやって、互いの和が広がるところがBIGO LIVEの魅力ですよね。
大谷雅恵:そうなんです。今は、ロシアのシンガーの方々の配信を見ることや、そこで繋がることも増えています。きっかけは、BIGO LIVE内にある「GLOBAL MUSIC LIVEHOUSE」という、オーディションを勝ち抜いた各国の人たちが歌を披露する大きなチャンネルなんですけど。その枠を取るのもハードルの高い中、勝ち抜いてきた中にはロシアの歌い手の方が多くて。そこでお友達になった人たちも増えています。
わたし自身が歌声に惚れて交流を求めていけば、普段のわたしの配信を通しても、「君の歌声良かったよ」と交流を求めてくれる人たちもいるなど、BIGO LIVEを介して本当る刺激的な交流を深めることが出来ています。そのためにも、もっと英語も使いこなせないとという想いから、今は韓国語に加え、英語も学んでいます。
──BIGO LIVEは、世界中の人たちと繋がりを持てるように、多様な言語が飛び交う場でもあります。配信するうえで、その辺はどう心がけているのでしょうか。
大谷雅恵:基本は日本語でしゃべっていますけど。中には、言語がわからない国の人たちからの書き込みが届くこともあります。そういうときは翻訳機を使って会話をしますけど、わたし自身が言葉を返すうえでは英語を使っています。それでも上手く伝わらないときは、「上手に言葉で伝えられなくてすみません」と言ったうえで、わたしはシンガーのように歌で想いを伝えています。歌は言葉の壁を超えて、心に響かせていけますからね。
BIGO LIVEを通して生まれた絆。
──今回、BIGO LIVEとUtaTenがコラボレートしたインタビュー企画にエントリー。大谷さんは、そこで3位を獲得し、このチャンスを勝ち取りました。そもそも、なぜ今回のイベントに挑戦したのか。それを教えてください。大谷雅恵:BIGO LIVEさんの中でもいろんなイベントが増えれば、歌の面でも、単発のライブイベントはあるんですけど。UtaTenさんとコラボレートしたような「メディアへ取材していただける」イベントをわたしは初めて知ったことから、挑戦しようと思いました。
イベントへエントリー中から、1位と2位の方は圧倒的な支持率を得ていたことからほぼ結果が見えていました。なので、わたしは3位狙いに絞って挑戦。リスナーの方々とも、「どうやったら3位を獲得できるのか」を。いえ、それ以前に「挑戦し続けるべきか」も相談。そのうえで、みなさんが支持をしてくれる声を受け、わたしなりに挑戦していきました。
──エントリー中は、どんなことをやったのかも教えてください。
大谷雅恵:10時間連続配信もエントリー期間中にやりました。BIGO LIVEはグローバルな場だからこそ、国によって起きる時間や帰宅の時間も違えば、日本だって日勤や夜勤の方もいるように、そこはいろいろ。とにかく配信に触れてくださった方々へ「応援してください」とお願いをすれば、ひたすら歌いながら「わたしの歌が気に入ったら支持してください」と声を上げ続けてきました。
正直、最終日まで、気持ちの上で半分は「駄目かも」とも思っていました。だけど、最後の頑張りで観てくださる方や支援のギフトをくださる方がブワーッと増えれば、お久しぶりの方々まで支持してくださったおかげで3位を獲得。その結果を観たときは、わたしはもう泣き崩れました。
──それも、これまでBIGO LIVEを通して大谷さんが交流を深めてきた成果だと思います。大谷さんも、ギフトを送り送られあう関係を楽しんでいる方なんですよね。
大谷雅恵:「ギフトをもらったから、わたしも返さなきゃ」ではなく、男女関係なくその人の配信を観て心惹かれたら、その人の配信をよく観に行くようになりますし、ギフトを送りたくなる気持ちもわかるから、わたしもそういうときはギフトを送っています。
わたしは"歌っている人"の配信をよく観に行くんですけど。その中でもわたしは、「まじょんたろでお」ちゃんが大好きで。その子はシンガーソングライターなんですけど、すっごい頑張ってる子で、本当にもっともっと輝いて欲しいと思える方。わたしはよく配信も観に行けば応援もしているし、彼女もわたしを応援してくれているように、そこでの絆も生まれています。
──その関係性が素敵ですね。
大谷雅恵:今回の企画には、ろでちゃんも参加していたように、「一緒に頑張ろうね」「歌える人が上がっていこうね」と互いに励ましあいながら、ともに頑張ってきました。
同じイベントに参加をするとバチバチな関係になるんじゃないかと思われがちですが、わたしはバチバチしたいとは思わない。それぞれが、リスナーさんの力に助けられ上がっていくように、そこは配信者であり、リスナーでありという気持ちのもと、互いに高めあっていきたいなとわたしは思いながらやっています。
海外からBIGO LIVEを配信したい。
──大谷さん自身、BIGO LIVEを通しての繋がりは、リアルにもしっかり反映させているんですよね。大谷雅恵:はい。わたし、9月8日に名古屋でワンマン公演を行ないました。名古屋という場所を選んだのは、今、所属している事務所が名古屋を本拠地にしているのが理由と、関東と関西のお客さんも集まりやすいかなと思ったことからなんですけど。BIGO LIVEを通してコメントやギフトをくださっていた方々にもたくさん集まっていただけたように、これまでは直接お会いするこのなかった人たちともお会いできるとても良い機会にもなりました。
──大谷さん、BIGO LIVEを通して歌う環境も広がっているようですね。
大谷雅恵:今は事務所に所属をしているとはいえ、BIGO LIVEさんで配信をしていなかったら、本当に幅が狭いままの活動になっていたと思います。むしろBIGO LIVEへ参加したことで、今まで触れていなかった楽曲に挑戦したりなどレパートリーの幅も増えれば、もっともっと歌を勉強しようと思う意識も活発になっているので、ありがたいです。
──大谷さんは、現在37歳。今回のチャレンジで1位に輝いたKENSHUさんは38歳。BIGO LIVEでは、意外と年齢の高い方の支持が強い印象があります。大谷さんは、その辺どう見ているのでしょうか?
大谷雅恵:そこは、伝えたい芯を持って配信している人と、ふわふわっと配信している人の違いかなとわたしは捉えています。もちろん、観る方の好みもあるように確かなことはわかりませんけど。こと自分に関して言うなら、わたしは「歌を伝えたい」気持ちと、自分のアーティストとしての夢がまだ叶えられていないからこそ、その夢を叶えるためにと「夢を追う姿」を示しているように、そこを見ている人たちにも感じて欲しいと思いながら毎回配信をしています。そこが、わたしが配信してゆくうえでの芯となる思い。
もちろんBIGO LIVEの中には、日常の経験と言いますか、「今日何があった」「これがあった」という話を通し、その人の魅力を伝える人もいます。中には、失礼な言い方にはなりますが、「今回は観たけど、わたしはもう次は足を運ばないかな」と思う人もいます。そこの判断基準はみなさんそれぞれですけど。たくさんの配信者さんがいるからこそ、「自分の枠に留まってもらえることを大切に考えているかどうか」が、惹きつける違いになっているのかなとわたしは感じています。
──最後に、メッセージをいただいても良いですか?
大谷雅恵:BIGO LIVEは、タイムリーに自分を伝えられる場所。自分がこういう想いや歌を伝えたいと思ったときに開いて、そこへ集まってくれたみなさんに伝えてゆくことが出来る。そうやって、一緒に想いを共有出来る場所のように、わたしにとって今や本当に欠かすことの出来ない生活の一部にBIGO LIVEがなっています。
ライブ活動に関しては、ライブハウスでも毎月定期的にライブをやっていきたいなと思っています。BIGO LIVEでも、オフラインパーティが10月からあるそうなので、そこへ参加し、これまでケータイの中でしか会えなかった配信者さんたちに実際に会いたいし、配信者どうしがそこで顔を合わせ、絆を深めていきたいなとも思っています。
BIGO LIVEとは
世界2億ダウンロードされているシンガポール発のライブ配信アプリで、お気に入りの配信者のライブを見て、コメントやギフトを贈ったりできます。BIGOは海外の配信者も多いので、世界各地の配信者のライブを見たり、海外の方との交流がスマホ1つでできてしまいます。
最近では日本でも人気が出始め、今注目のライブ配信アプリです。
アプリのダウンロードはここから
TEXT 長澤智典
PHOTO 片山拓