影響を与えるW主人公が熱い！
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目指したいものがあっても自分ではどうしようもない壁にあたり、諦めたくなったことはありませんか？
アニメ『ランウェイで笑って』は、好きなことで働きたい人、好きなことと得意なことの違いにモヤモヤしてる人の心にグッと刺さる作品です。
主人公はふたりの高校3年生。
パリコレモデル志望なのに身長が足りない雪戸千雪と、家計が厳しくファッションデザイナーの夢を諦めようとしている都村育人。
ふたりは、それぞれ超えられない壁にぶつかっていました。
千雪は容姿端麗で、モデル事務所社長を父に持ち、小学生時代は高身長で将来を期待されていました。
パリコレモデルに必要な身長には約20センチ及ばず、周囲からパリコレは無理だと言われ続けていますが、夢を諦めきれません。
一方、育人は母親が入院中で家計が厳しく、3人の妹の将来のために働いており、自分の夢を諦めるべきか悩んでいました。
この2人が出会うことで物語は始まっていきます。
全てが正反対の千雪と育人。
同じクラスにも関わらず、お互いを知らなかったふたりの物語は、育人の進路調査票を千雪が見たことから動き出します。
千雪は育人を知ったことで自分の夢を具体化していきます。
一方、千雪に出会った育人は、彼女に似合う服を作ることでデザイナーとしての才能が開花していきます。
そして、ふたりに奇跡的なチャンスと試練が訪れていくのです。
同じ舞台で競い合い、ともに苦難を乗り越えて成長していく主人公達の熱いドラマには思わす感情移入せずにはいられません。
そうこれは無理と言われても決して挫けず、ファッション業界の荒波に立ち向かう若者達を描いた青春ファッションアニメなのです。
美しい作画とスポ根展開が織りなす王道サクセスストーリー！
2020年1月からTBS、MBS、BS-TBSで放送されているアニメ『ランウェイで笑って』。この作品の原作は、『週刊少年マガジン』に連載中で「このマンガがすごい!2018」の第6位にランクイン、累計発行部数は170万部を突破している猪ノ谷言葉先生の人気漫画です。
猪ノ谷言葉先生は、週刊少年マガジン新人漫画賞において史上4人目となる「特選」を受賞しています。
今作でデビューした新進気鋭の作家ですが、美しい人物と被服描写、次々読みたくなる展開と構成力には類い希なセンスが光っています。
『ランウェイで笑って』の魅力は、柔らかいタッチで描かれる人物画の美しさと対比的な動きの熱さです。
短い納期で仕上げるデザイナー達の姿や短時間でモデルに衣装を合わせる描写など、まるでスポ根もののような情熱と努力がほとばしる演出にとても引き込まれます。
ファッションモデルとデザイナーの成長過程を描く中に友情や努力といった少年誌らしさを盛り込み、逆境と成功を絶妙な塩梅で取り入れた展開は、一秒たりとも見逃せません。
まさに少年誌の王道を行く熱い作風！
主人公達を始め感情移入できる等身大のキャラクターや個性豊かなキャラクターがその世界に引き込んでくれるので、ファッションに詳しくなくても最初からハマってしまいます。
若者達が厳しいファッション業界で戦う姿から目が離せませんよ。
推さずにはいられないキャラクターと豪華声優陣に注目！
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『ランウェイで笑って』には存在感のある魅力的な人物がたくさん登場します。
ここでは、そのキャラクターを紹介しましょう。
藤戸千雪（cv.花守ゆみり）
「言葉にしなきゃ叶うものも叶わない」を信念持つ強気な性格の持ち主。
第1話の学校の先生を前に夢を叫ぶシーンからも、彼女のパワフルさが伝わってきます。
声を担当する花守ゆみりは、美少女も少年も演じることもできるので、男性のようにパワフルで頼もしく、また女性らしい美しさを合わせ持つ千雪にピッタリのキャスティングですね。
都村育人（cv.花江夏樹）
家族や着る人のことを考えた服作りが得意。
千雪の「私も頑張るから君も頑張りなよ」の言葉を励みに逆境に立ち向かう姿が、物語が進むにつれ頼もしく見えてきます。
声優・花江夏樹といえば、大人気アニメ『鬼滅の刃』の主人公・竈戸炭次郎で有名ですね。
炭次郎同様、懸命に頑張る姿、家族想いな姿が魅力的で応援せずにはいられません。
柳田一（cv.諏訪部順一）
育人の指導役で新進気鋭のファッションデザイナー。
彼と関わることで新たな才能を魅せる育人、そして2人の信頼関係の変化が熱いです。
声を担当する諏訪部順一の深みのある低音ボイスがかっこよく、仕事に厳しい柳田のイメージにはまっています。
長谷川心（cv.茅野愛衣）
デザイナー志望の服飾芸華大学1年生で、181cmの高身長を武器にモデルとしても活躍中。
夢と才能のギャップに苦悩しています。
茅野愛衣が演じる純真で可愛い声を聴くと、ひたむきな彼女を応援せずにはいられませんね。
綾野遠（cv.木村良平）
トップデザイナーの孫である自身の立場がありながらも、自らのブランドを立ち上げる目標に向かい努力しています。
木村良平演じる天才肌な綾野遠の声は、セクシーで魅惑的ですね。
この作品では端役にも豪華声優を起用しており千雪の父・藤戸研二役に井上和彦、育人の母親役に桑島法子など若手人気声優からベテラン声優陣まで有名どころが勢ぞろいしています。
目で映像の美しさを味わい、耳でも心が熱くなれるなんて素晴らしいですね。
服が好きだからこの世界を突き詰めていく。
そんな応援せずにはいられないキャラクターたちと豪華声優陣の熱演のマリアージュに注目してみてくださいね。
OPは青春みなぎる応援歌「LION」！
主題歌『LION』を歌うのは、シンガーソングライターの坂口有望。
2015年、中学2年生の頃から音楽活動を始め、弾き語りライブ活動、自主制作CDを完売させるなど精力的に活動。
2017年にメジャーデビュー、2018年には全国ツアーを開催し、チケットを完売させるなど今勢いのある注目の若手シンガーソングライターです。
『LION』は、坂口有望と音楽プロデューサー江口亮の初タッグで送り出す、スポ根みなぎるポップロックナンバー！
ギターの小気味よいリズム、透明感のあるはつらつとした坂口有望の歌声が最高に心地いい楽曲です。
タイトルの『LION』は、ランウェイを歩くファッションモデルの凛々しい姿からきています。
歌詞には、夢に向かって一歩踏み出し、挫折しても夢に食らいつき、ひた走る姿が描かれています。
挫けそうな時に聴くと立ち上がる勇気を与えてくれそうです。
まさにコンプレックスに負けない千雪の心の中を歌っているような歌詞。
千雪が育人の背中を押したように、この曲を応援歌にすれば夢への一歩がうまくいくかもしれませんね。
通勤や受験勉強のBGMにしたらエネルギーがわいてきそうです。
千雪と育人の物語と自分の日常を彩ってくれる最高に熱い青春の応援歌です。
ジェジュンが新たな風を巻き起こす！心洗われるED
ED『Ray of Light』を歌うのは、韓国内外に絶大な人気を誇るアイドル・ジェジュン。
かつて日本で旋風を巻き起こした・東方神起の元メンバーとしても有名ですね。
『Ray of Light』は、彼にとって初めてのアニメタイアップ楽曲。
ピュアな歌詞と美しいメロディーライン、気持ちのこもったボーカルが胸に染み渡るバラードとなっています。
歌い出しからの包み込むような優しい歌い方、そしてサビの高音の響きが最高に心地よく心が揺さぶられます。
耳に残る歌い方とシンプルなメロディーが覚えやすく、思わず口ずさんでしまうかもしれませんね。
歌詞も、歌の主人公が育人ではないかとと錯覚してしまいそうなほどアニメとマッチしています。
諦めかけていたデザイナーの夢を後押ししてくれた千雪。
そんな千雪を最高に美しく魅せる服を作って輝かせたい、夢の舞台にふたりで立ちたいという育人の願いがこめられているように感じます。
2人が頑張る姿に励まされるように、この曲は聴いた人の背中を押してくれることでしょう。
ジェジュンを詳しく知らなくても、エモーショナルな世界に引き込まれる美しい楽曲になっています。
原作もスピンオフもハマらずにはいられない！
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アニメ第1話から引き込まれる泣ける演出満載の『ランウェイで笑って』。
講談社のマンガアプリ『マガジンポケット』の公式サイトでは、現在コミック第3巻までのエピソードを会員登録不要で無料公開中です。
一度読み始めたら止まらない緩急の効いた胸アツなストーリー展開は、ハマらずにはいられません。
読めばきっと「こんな熱い世界がこの世界にあったんだ！」と驚くことでしょう。
まだ見たことがない方はこれを機に『ランウェイで笑って』の世界に触れてみてくださいね。
アニメ公式サイトとTwitter公式アカウントにて、スピンオフミニアニメも好評配信中。
一生懸命逆境に挑む本編とは対照的に、ちびキャラで描かれた千雪と育人の日常とファッション用語を日常会話を交えて解説しています。
ちびキャラ達の会話にクスッと笑えたり、癒されたりと毎回楽しく見ることができますよ。
また、ショートアニメ『今週のランウェイ』では、アニメでは描かれなかった裏側も描かれています。
美しい映像と、リアルでシビアなファッション業界の描写、友情・努力の熱いドラマ仕立ての本編と、キャラクターの魅力が詰まったキュートなショートアニメ。
魅力満載の『ランウェイで笑って』をぜひご覧ください。
最新情報はこちらから
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▷マガジンポケット「ランウェイで笑って」第1話
TEXT Asakura Mika
