開放的な雰囲気が魅力的!「Turning Up」がリミックスで登場
2019年11月3日にリリースされた『Turning Up』は、嵐初のデジタルシングルとして注目を集めました。
PV撮影の一部がロサンゼルスで行われ、開放的な空気感とノリノリのダンスが特徴的で、思わず一緒に踊り出したくなるような楽曲です。
2020年を持って活動休止を発表して以来、勢いは留まるどころかますます加速している嵐。
サブスクリプションサービスで過去の楽曲すべての配信を開始したり、プライベートジェットで海外へ出向いたり、デジタルシングルをリリースしたり。
これまで情報が制限されていたジャニーズグループの中で、新たな道を次々と切り開いていく姿は、ファンにとって堪らないものですよね。
そんな中でリリースされた新曲『Turning Up』はまさに、最後まで走り続ける嵐の姿勢を見せつけるような、テンションアゲアゲの楽曲で、ファンの間でも高い人気を誇っています。
結成から20年を迎え、メンバー全員が30代後半にさしかかった大人のグループでありながら、キラキラとした若さは健在。
まさに、これこそ嵐!といいたくなるような、贅沢な仕上がりになっています。
雰囲気が一転!お洒落感漂うリミックス
そして2020年1月24日、『Turning Up』のリミックスがリリースされました。
デビュー曲『A・RA・SHI』の英語バージョンなどオリジナル曲をリプロダクションしてリリースしている彼ら。
今回のリミックスもファン必聴の仕上がりになっています。
人気楽曲のリミックスということもあり、楽曲自体はもちろんのこと、リミックスを手がけた人物、R3habも注目の的になっていますね。
では、リミックスされた『Turning Up』の魅力と、R3habという人物について、詳しく見ていきましょう。
リミックスを担当したR3habって一体誰?
ただでさえ楽しくて魅力的な嵐の「Turning Up」ですが、今回そのリミックスを手がけたR3habとは、一体どのような人物なのでしょうか?
R3habは、オランダ生まれのDJで、これまでにも数多くの楽曲を手がけてきました。多くの作品とコラボ経験があり、その音楽センスには定評があります。
彼はこれまでに、「Sakura」や「Samurai」といった、日本らしいタイトルの楽曲も手がけてきました。
海外では、忍者やサムライなど、日本古来の文化が非常に人気です。
楽曲名からも、日本に対するリスペクトが感じられますね。
リミックスのよさ、音楽センスのよさで世界的に活躍するR3habが『Turning Up』のリミックスを手がけたとなれば、一体どのような仕上がりになっているのか気になりますよね。
それでは早速、実際の楽曲を聴いてみましょう。
まるでクラブミュージックのような仕上がりに
『Turning Up』のPVは、嵐の公式YouTubeチャンネルでチェックすることができます。去年11月に公開された通常バージョンと、先日解禁されたばかりのリミックスバージョン。
聴き比べてみると、改めて楽曲の持つ可能性や魅力の幅広さに気づかされます。
いかがでしょうか?
オリジナルバージョンはエスカレーターを駆け上がったり、車に乗りながらノリノリで歌ったりと、開放感抜群の楽曲です。
一方、リミックスバージョンでは冒頭から大人の雰囲気が漂い、クラブミュージックを聴いているかのような感覚。
同じ楽曲なのにガラリと雰囲気が変わり、大人の楽曲に仕上がっているところがさすがのセンスです。
同じ曲でもここまで違った楽しみ方をできるのだということに驚かされますね。さすが、世界で活躍する人気DJ。嵐の新たな魅力を開拓してくれました。
今回のコラボをきっかけに、再び注目を集めた『Turning Up』。
これをきっかけに、R3habの手がける楽曲にも耳を傾けてみてはいかがでしょうか?新たな出会いが見つかるかもしれません。
リミックスで開拓された嵐の可能性
活動休止発表後も精力的な活動を続け、ファンの心を掴んで離さない嵐。
慣れ親しんだ『A・RA・SHI』を英語で歌ったり、人気DJがリミックスを手がけたりと、見る人を飽きさせません。
常に進化し続ける嵐は、活動を休止するその時まで、足を止めることなく駆け抜けるのでしょう。
R3habのリメイクは、まさにそんな彼らの背中を後押しするような仕上がりになっていました。
嵐が世界に目を向けて活動しているからこそ実現できた、素敵な出会いです。
2020年は始まったばかりですが、完成したばかりの国立競技場でのコンサートを控え、今年も怒濤の1年になること間違いありません。
まだまだ、全力で駆け抜ける嵐から目が離せませんね。
TEXT 岡野ケイ