香取慎吾の魅力に迫る!
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多くの社会現象を巻き起こしてきた国民的グループSMAPが解散し、香取もまた「今後の活動はどうするのか」と世間の注目を浴びていました。
ソロとなった香取がもともと持っていた才能の凄さが今、露わになっているようです。
香取慎吾のプロフィール
1977年1月31日に神奈川県横浜市で生まれた香取慎吾がジャニーズ事務所に所属したのは、1987年のことでした。SMAPのメンバーに選ばれたのは1988年で、香取はメンバーの中で最年少の当時11歳だったそうです。
人気アイドルグループSMAPのメンバーとして、歌唱やダンスの音楽パフォーマンスにおける才能はもちろん、香取は俳優としても早くから高い評価を得ていました。
10代にして殺人犯や知的障害者という難しい役柄をドラマで演じ、1995年のザテレビジョンドラマアカデミー賞にて助演男優賞を受賞しています。
翌年にはフジテレビ系のドラマ「ドク」で主演男優賞も受賞しました。
その後も大河ドラマ「新選組!」で近藤勇を演じたり、ドラマ「西遊記」で孫悟空を演じたりと重要な役柄を演じています。
香取が出演する全てのドラマ・映画は視聴率・興行収入の面においても、高い数字と社会的な功績を残しているようです。
2000年には彼が女性に扮したキャラクター「慎吾ママ」が大ブレイクし、慎吾ママの挨拶である「おっはー」が流行語大賞を受賞しています。
2017年にSMAPが解散しジャニーズ事務所を退所すると、同グループのメンバーだった草彅剛と稲垣吾郎とともにインターネットテレビ「AbemaTV」にてSNSでの遊びを取り入れた番組をスタートさせました。
番組内では画商だった父親の影響で好きだった「絵を描く」過程や、パリのルーブル美術館で個展を開催した模様を放送するなど、彼自身がもともと持っていた才能とのびのびと向き合っている姿も見ることができます。
香取慎吾のアーティスティックな才能
絵画の才能を含め、香取はもともと表現者としてのアーティスティックな才能を持っていたようです。
強い影響を受けたアーティストはマイケルジャクソン。
他はジャンル問わず広く聴いているそうですが、もともと音楽は香取の中で「踊るためのもの」だったらしく、リズムやビートが心地よいものに触れることが多くなりました。
そんな香取ですが、ジャニーズ事務所を退所した後はしばらく「音楽を聴きたい」と思えない時期があったそうです。
元SMAPのメンバーである草彅・稲垣とともに活動をする中で、再び音楽へ持っていた愛情を取り戻せたと語っています。
そういった経緯を得て、香取は2020年1月1日にソロになってはじめてのフルアルバム『20200101』をリリースしました。
香取慎吾のおすすめ曲3選
香取慎吾の1stフルアルバム『20200101』に収録された楽曲は、著名なミュージシャンたちとのコラボも見どころ。アーティスティックな才能を持つ香取慎吾の曲たちが今、各メディアで注目されています。「Prologue(feat.TeddyLoid &たなか)」
『20200101』の1曲目に収録されているのが『Prologue』です。TeddyLoidは世界的に活躍しているミュージシャンで、フレンチ・エレクトロを主にバックボーンに持っています。
たなかはシンガーソングライターで、動画配信サービス「ニコニコ動画」で自身の楽曲を配信し名を馳せました。
2017年には人気映画「3月のライオン」の主題歌にたなかの楽曲『Be Noble』が起用されています。
動画ではこの楽曲ができあがるまでの制作秘話が語られており、香取のラップが映える声質のよさについても語られていました。
ネットの音楽において広く活躍しているTeddyLoid・たなかとのコラボならではのエレクトロニックな楽曲、それでいて爽やかな1曲となっています。
有線やラジオ各局でも多く流れ、話題になっています。
「嫌気がさすほど愛してる(feat.KREVA)」
作詞作曲はともにラッパーでありシンガーソングライターであるKREVAと、香取慎吾の共作となっています。
KREVA指導のもと録音された香取のラップを聴くことができ、とてもかっこよくそれでいてアートな不気味さが表現された本格派な1曲になっています。
香取の音楽のルーツであるダンスミュージック・ヒップホップの真骨頂ともいえるかもしれません。
「ビジネスはパーフェクト (feat.スチャダラパー)」
作詞作曲はスチャダラパーのメンバーM.KOSHIMA・Y.Matsumoto・S.Matsumotoと香取慎吾の共作で『20200101』の6曲目、ちょうど真ん中に収録されています。
スチャダラパーはコミカルなラップとハイレベルなサウンドに定評がある、有名ヒップホップグループです。香取慎吾の公式YouTubeで公開されているMVは、この曲のみとなっています。
思わず身体が動いてしまうリズミカルなサウンドはスチャダラパーの世界観全開で、香取のポップで存在感の強い声質のラップが、より楽曲をカラフルに演出しています。
MVには元SMAPの草彅剛と稲垣吾郎や以前から親交のある有名人たちも出演しています。出演者全員が楽しそうで、何度見てもわくわくする映像です。
香取慎吾のアーティスト活動から目が離せない!
2020年に入って1stアルバム『20200101』をリリースした香取慎吾のアートな才能は、さらに世間をにぎわせてきているようです。
以前よりも自由にありのままを表現する香取慎吾の今後に注目しているのは、SMAP時代からのファンだけではありません。
才能あふれる香取慎吾が今後どんな作品を世に披露してくれるのか、目が離せないです。
TEXT Imahashimiwa