女子なら誰でも「あるある」?
女子なら誰しも思い描いたことのある「妄想恋愛」の数々。その中の一つを『SHISHAMO』らしく、夏ぴったりに描いたのが『妄想サマー』です。
自分のことみたいでちょっと恥ずかしいけど、笑っちゃうような夏の妄想を歌詞から見ていきましょう。
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年々暑くなってます
地球も 私の焦りも
あの子にもあの子にもあの子にもあの子にも
彼氏ができた
この夏1人なのは私だけ
≪妄想サマー 歌詞より抜粋≫
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歌い出しから、思わず「あるある!」と頷いてしまう歌詞はSHISHAMOらしさ全開。
「あの子にも彼氏ができた。この夏1人なのは私だけ」
夏が近づき、暑くなるにつれて、周りの友達にどんどん彼氏が出来ていく悲しい現実はまさに「あるある」ですよね。
「ごめん、その日は彼氏と予定があるから!」という断り文句に心を痛めた日は少なくないはず。
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行きたいとこ やりたいこと
たくさんあるけど
全部1人じゃだめなの
隣に誰か 誰かいないと
≪妄想サマー 歌詞より抜粋≫
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折角の夏だから、目一杯楽しむぞ!
行きたいところ、やりたいことは沢山あるはずなのに、中々重い腰が上がらない。
それは1人じゃなくて、恋人と一緒に経験したいことだから。
「隣に誰か 誰かいないと」というフレーズは、恋人も好きな人もいないのに、溢れ出てくる妄想を止められない女子の気持ちをよく表していますね。
誰でもいいわけじゃないけど、誰でもいい!なんて思ったこと、ありませんか?
心の叫びは一緒に歌おう
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ウェアイズマイダーリン
ウェアイズマイダーリン
ウェアイズマイダーリン
ウェアイズマイダーリン
ウェアイズマイダーリン
こっちきて!
≪妄想サマー 歌詞より抜粋≫
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サビとサビの間で、繰り返される「ウェアイズマイダーリン」という歌詞。
妄想は止めどなく溢れてきて、デートのシュミレーションも完璧なのに、何故か肝心のダーリンの姿が見当たらない。
みんなには恋人がいて、私には恋人がいないのはなんで?
神様にお願いするしか方法が残されていない時の心の叫びのように思えます。
半分泣きながら、半分ヤケクソ気味に「ウェアイズマイダーリン!」と一緒に叫んでみれば、気持ちがスッキリするかもしれませんね。
「ウェアイズマイダーリン」と繰り返すことで、最後の「こっちきて」がどれだけ「わたし」にとって真剣な言葉であるかを強調しています。
妄想デート、シュミレーションは完璧!?
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手を繋いで出かけたい
お揃いの服も恥ずかしくないね
時々抱きしめて欲しい
別れ際には寂しがってね
アイスは2人違う味選んで分け合って
いつもと違う髪型気付いてね
荷物は持たなくていいよ
2人並んで歩ければどこでも幸せ
そんなデートしてみたい
≪妄想サマー 歌詞より抜粋≫
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サビの歌詞では、熱い妄想が終始繰り広げられます。
デートにはペアルックで出かけたい。
手を繋ぐだけでは不安になってしまうから、定期的に抱きしめてほしい。
あっさりしたお別れは嫌だから、姿が見えなくなるまで手を振っていて。
2人で分け合えるモノは半分こして、幸せも半分こ。
私が頑張ってお洒落したら、ちゃんと気づいて褒めてね。
荷物は持ってくれなくても大丈夫、2人でいればそれだけで幸せだから。
「そんなデート」の妄想がふんだんに盛り込まれたこの楽曲は、恋に恋する乙女の恋愛ソングと言って差し支えないでしょう。
夏だから、夏ぐらいは、妄想が弾けてしまってもいいですよね。
『妄想サマー』は恋人がいないジレンマが爆発した、恋に恋する恋愛ソングの新定番になりそうです。
TEXT 富本A吉