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【歌詞コラム】「365日」Mr.Childrenが描くのはシンプルで忘れがちな「好き」の気持ち

ぎゅっとまとめ
  • Mr.Children『365日』が紡ぐ大切なメッセージとは?歌詞の意味を解説
  • 聴き手に「恋」の気持ちを思い出させるシンプルな言葉の数々
  • それぞれの日常に当てはめて解釈できる歌詞の完成度に驚き

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2010年に発売されたアルバム「SENSE」に収録され、その温かい歌詞と情感あふれるメロディーからファンの人気も高い『365日』。この記事では、歌詞に注目し、隠された意味やメッセージを独自の視点で徹底解説します。

公開日:2020年8月27日 更新日:2020年9月16日


この記事の目次 []
  1. ・「毎日」をテーマに描く恋の物語
  2. ・たとえ叶わぬ恋だとしても
  3. ・忘れていた「恋」を思い出す

「毎日」をテーマに描く恋の物語


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聞こえてくる 流れてくる
君を巡る 抑えようのない想いがここにあんだ
耳を塞いでも鳴り響いてる
君が好き 分かっている 馬鹿げている
≪365日 歌詞より抜粋≫
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こんな一節で始まるのが、2010年発売のアルバム「SENSE」に収録されたMr.Childrenの代表曲の一つ『365日』です。

タイトルの通り、日常的な愛を淡々と語るシンプルな歌詞の魅力が発売から時間のたった今でもなお、多くのファンを増やし続けています。

「聞こえてくる」という静かな歌声と共に幕を開ける歌い出しが描くのは、抑えられないほどにどうしようもなく大きくなった君への「想い」。

まるで生活音が耳に飛び込んでくるように、あるいは身体中を血液が巡るように。

毎日の生活にまで、その「想い」は影響を与え始めています。

「君が好き」というストレートなフレーズからも想像できるように、楽曲を通して描かれるのは純粋でとてつもなく巨大な「愛」の言葉たち。

「馬鹿げている」と思ってしまうほどに、歌詞の主人公にとっては叶わぬ恋であったとしても、決して後ろ向きな言葉には逃げない姿勢に勇気づけられますよね。

日常の風景を楽しく彩ってくれるような相手に恋をした経験のある人は、この上ないほど甘酸っぱく、染み渡る歌詞なのではないでしょうか。

たとえ叶わぬ恋だとしても


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でもどうしようもない
目覚めた瞬間から また夢の中
もうずっと君の夢を見てんだ
同じ気持ちでいてくれたらいいな
針の穴に通すような願いを繋いで
≪365日 歌詞より抜粋≫
----------------

続く歌詞で描かれるのは、主人公の想いを補強するような真っ直ぐな言葉の数々です。

まるで「夢の中」にいると錯覚してしまうほどに、「君」に夢中になっている主人公。

他のことなど全く考えられないその様子に共感できる人は多いのではないでしょうか?

そんな主人公は、恋の相手も「同じ気持ち」であればいいと願っています。

しかし、その一方で、それが「針の穴」に糸を通すくらい難しく、叶えがたい望みであることもわかっている点がとてもリアルです。

小粒のスパイスのように、ちょっぴりの現実感すらも織り交ぜながら展開して行く歌詞の奥深さが楽曲の完成度を高めていますね。

作詞を務めたボーカル・桜井和寿ならではの、現実的な考えに幸せの哲学が光る歌詞に思わず共感してしまうのではないでしょうか。

忘れていた「恋」を思い出す


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365日の
言葉を持たぬラブレター
とりとめなく ただ君を書き連ねる
明かりを灯し続けよう
心の中のキャンドルに
フーっと風が吹いても消えたりしないように
≪365日 歌詞より抜粋≫
----------------

感動的なメロディと共に展開されるサビの一節では、タイトルにもなっている「365日」のキーワードが登場します。

その表現が表すのは、まさしく毎日毎日絶え間なく発信し続けられる恋のメッセージ。

言葉や文字に表さずとも、必死にその恋を伝えようとする主人公はまるで「ラブレター」を送っているかのようにも読み取れます。

さらに、その内容が決して整った形で書かれたクールな決め台詞だけではないことを象徴するような、「とりとめ」というキーワードも、主人公の真っ直ぐなひたむきさを思い起こさせますね。

その作業は、まるで並べられたキャンドルに「灯りを灯す」ようだとも歌われています。

この上なく丁寧に、優しさを持って。決して消えることのない自分の情熱を小さな灯火に託すかのように火をつけて行くイメージは、主人公の振る舞いとピタリと一致しますね。

多くの聴き手はそんな主人公の姿を思い浮かべ、自分が過去に経験してきた「恋」の数々と照らし合わせます。

そして気付くのは「恋」する気持ちが備えている力強さと真っ直ぐさ。

しかし、そんなシンプルな原動力を今の自分は、忘れてしまっているかもしれない、ということなのではないでしょうか。

現実に存在する様々な苦難や逆境に揉まれるうちに、いつからか過去に置いてきてしまっていた「好き」というシンプルな気持ちを思い出させてくれるのかもしれません。

「好き」の対象は歌詞と同じように大切な「君」であるかもしれないし、友人や家族、趣味の楽しさや自然の美しさなど、身の回りに広がっている様々な「日常」に当てはめることもできます。

そんな、聴き手それぞれの『365日』を彩る大切な気持ちの数々が、シンプルな歌詞だからこそ明確に浮かび上がってくるはずです。

忘れがちな想いを心に留めてくれる歌詞の魅力こそ、この楽曲の人気を支える理由なのかもしれませんね。


TEXT ヨギ イチロウ

1992年ミニアルバム「EVERYTHING」でデビュー。 1994年シングル「innocent world」で第36回日本レコード大賞、2004年シングル「Sign」で第46回日本レコード大賞を受賞。 「Tomorrow never knows」「名もなき詩」「終わりなき旅」「しるし」「足音 〜Be Strong」など数々の大ヒット・シングル···

この特集へのレビュー

女性

リリ

2020/09/16 21:32

365日を聴くと「恋は美しい」ってあらためて思うよね。

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