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miwaの夏ソング「ミラクル」から読み解く恋する乙女へのメッセージ!

シンガーソングライターのmiwaは、2010年3月に1stシングル『don’t cry anymore』でデビュー。11枚目のシングル『ミラクル』は、夏をテーマに書き上げられ、ポップな曲調でライブやフェスで盛り上がること間違いなしの1曲。歌詞から恋する乙女に向けたメッセージを読み解きます。

青春時代の夏を生きる人に向けたラブソング!

▲miwa 『ミラクル』 Music Video

miwaが描くラブソングは、デビュー当初から最新の曲まで男女ともに支持されています。

11枚目のシングル『ミラクル』は、SEA BREEZEのCMソングとして書き下ろされ、彼女自身初の夏をテーマにした曲でもあります。

実際のCMを見た時に、制服で走る女の子が印象的だったそうで、爆発しそうな様々な想いを抱えながら走り出すイメージを膨らませて作ったそうです。

制服で走る姿や自分の想いが溢れだしそうなところが、まさしく青春をイメージさせますね。

青春といえば恋することも、ひとつの醍醐味といえるのではないでしょうか。

そんな恋する乙女へのメッセージを『ミラクル』の歌詞から読み解いていきます。

恋する乙女あるある


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キラキラあなたがまぶしくて いつから恋が始まったの
私 裸足のまま 駆け抜けてゆく
まばたきしたら過ぎる瞬間 忘れないでね
≪ミラクル 歌詞より抜粋≫
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夏の暑い日差しにより相手のことが、いつも以上にキラキラと輝いて見えるのでしょう。

また恋をするといつもと変わらないはずの相手が、キラキラとまぶしく見えたりしますよね。

「いつから恋が始まったの」からは、主人公がこの瞬間に相手に恋をしていることに気付いたのでしょう。

相手がキラキラまぶしく見え始めたら、それはもしかしたら恋のサインかもしれませんね。


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いちご味のかき氷 溶ける頃に切ない想い
あなたとなら ×××××
≪ミラクル 歌詞より抜粋≫
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恋をすると思わず相手しか見えなくなるほど、夢中になってしまうことがありますよね。

思わず裸足のまま走ってしまうのも、それほど相手に夢中になっているのでしょう。

かき氷といえば、あっという間に溶けてしまうところが、どこか切なさを感じさせます。

恋も同じように嬉しいことばかりでなく、時には切ない気持ちを抱くこともあります。

そんな恋の切なさをかき氷とリンクさせ、切なさを一層増幅させた表現をしているのでしょう。

なかなか一歩を踏み出せない乙女へのメッセージ


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閉じこもっていた心 解き放てば見えてくる世界
こんなにもきらめいて モヤモヤしてたって始まらない
思い出にはまだ早いよ 迷わずに飛び出して
どこへだって行けるはずでしょ 太陽沈まないで
≪ミラクル 歌詞より抜粋≫
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恋をすると今までと同じ日常が違って見えたり、トキメキで溢れるようになりますよね。

この感情が何なのか分からない時、とてもモヤモヤしていたのが、好きという感情だと分かった時、世界がキラキラと輝いて見えたのかもしれません。

今まで好きという想いを確証できずにいた主人公は、恋をしたことを確信したのでしょう。

「思い出」というのは、過去の印象に残っている経験を思い出すという意味です。

恋をするとつい、あれこれ考えて消極的になってしまい、1人でモヤモヤした気持ちを抱いてしまうこともあります。

そうすると一歩前に踏み出すよりも、過去の嬉しかったことや楽しかったことに浸ってしまいたくなります。

「思い出にはまだ早いよ」というのは過去の思い出に浸るのは、まだ早いということでしょう。

つまり「あれこれ悩んだり迷ったりするのではなく前に勇気を出して踏み出すことが大事だよ」と、恋する乙女へ向けた応援メッセージのように感じます。

恋における奇跡を起こすには自分から勇気を出して、一歩を踏み出すことが大事なのでしょう。

夏はあっという間!青春は戻ってこない


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今すぐあなたに会いたくて いつでも恋は少し苦しい
短い夏がほら 加速させるの
二度と戻れないこの瞬間 つかまえててね
夜空に打上げ花火 消える前にお願い早く
あなたとなら ×××××
≪ミラクル 歌詞より抜粋≫
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恋をすると好きな人に今すぐにでも会いたいという気持ちになりますよね。

毎日学校で会っていたからこそ、学校のない夏休み中はなかなか会うことが出来ません。

そのため好きな人に会える日が待ち遠しく感じ、会いたくても会えないのが恋する乙女の心を苦しくさせるのでしょう。

そんな「会いたい」という気持ちが積み重なり、ますます“好き”という気持ちを加速させるのかもしれませんね。

夏の風物詩の花火は、打ち上げられたらすぐに消えてしまい儚さがありますよね。

青春というのは長いようで短く、二度と戻ることが出来ない、まるで花火のような儚さがあります。

また夏はあっという間に過ぎてしまいます。

そのため一分一秒がチャンスとも言えますよね。

短い夏だからこそ一歩を踏み出した恋する乙女だけが、チャンスを掴みミラクルを起こすことができるのでしょう。

『ミラクル』は、勇気を出して一歩を踏み出す恋する乙女の背中を押してくれているような気がしますね。

サビの最後は「あなたとなら XXXXX」と伏字になっていますが、実際に曲を聴くとmiwaが何か歌っているのが分かります。

ファンの間では「I work a miracle?」と歌われていると噂されており、和訳すると「私は奇跡を起こす」となります。

しかし真相は未だ本人にしかわかりません。

ぜひみなさんも伏字の歌詞を何と歌っているのか考えてみてくださいね。

一歩踏み出してミラクルを起こそう!


夏にはお祭りや花火大会、フェスや海などのイベントが多く楽しいことがいっぱいありますよね。

だからこそ1年の中でも一番自分の心の扉を開け放ちやすく、人と向き合える季節といえます。

自分から一歩を踏み出して、普段起こらない奇跡を起こしていく。

そんな素敵な夏になって欲しいという想いが『ミラクル』には、込められているようです。

また行事やイベントがたくさんあり、普段接近出来ない人とも急接近出来るチャンスでもありますよね。

チャンスがあるということは奇跡を起こせる可能性があるということ。

みなさんもこの夏に『ミラクル』を聴いて、一歩を踏み出し、素敵な奇跡を起こしてみませんか?

みなさんの夏がミラクルで溢れる素敵な夏になりますように。


TEXT 萌依

1990年6月15日 神奈川県葉山生まれ東京育ち 15歳の頃よりキャロル・キングやシェリルクロウに憧れ、ギターでオリジナル曲を作り始める。 ほどなく音楽関係者の目に止まり、約1年半の育成期間を経て、大学1年19歳の時に、シングル「don't cry anymore」でデビュー。 発売日に渋谷エッグマン···

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