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映画「糸」人のめぐり逢いは奇跡!平成の名曲が織り成す愛の物語

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菅田将暉と小松菜奈がW主演を務める映画『糸』。中島みゆきの平成の名曲をもとに、平成を生きる男女のめぐり逢いと愛の奇跡を描くラブストーリー作品です。数々の出会いに彩られる人生の深さが心に沁みる映画『糸』の魅力を紹介します。

中島みゆきの名曲が感動の映画化!

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2020年公開の映画『糸』は、人の出会いの奇跡と深い愛を描くラブストーリーです。

映画の原作モチーフとなっているのは、1998年にリリースされた中島みゆきの『糸』。

知人の結婚を祝って作られた楽曲で、その美しいメロディと深い歌詞が聴く人を魅了し続け、数々のアーティストにカバーされる平成の名曲として知られています。

この曲にインスパイアされた平野隆がプロデュースし、林民夫の脚本によって実写映画化されることになりました。

監督を務めるのは映画『64-ロクヨン-』、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』など、重厚な人間ドラマを描く瀬々敬久です。

原曲の美しさを平成と共に生きた若い男女の18年間のめぐり逢いを通じて繊細に表現した映画『糸』のあらすじや見どころを動画と合わせて紹介します。

平成を生きる男女の時を越えためぐり逢いの奇跡

▲映画『糸』予告【8月21日(金)公開】

平成元年に生まれ、共に北海道で育った高橋漣と園田葵は、13歳で出会い互いに密かな恋心を抱きます。

ところがある日、葵が暴力を振るう養父から逃げるために姿を消してしまうのです。

葵の境遇を知った漣は彼女を追いかけ2人で駆け落ちをしますが、まだ幼い2人に行くあてがあるはずもなく、あっさり警察に保護されてしまいました。

葵は母親と北海道を去ることになりますが、漣にそのことが知らされることはなく2人は離れ離れになるのでした。

それから8年の月日が経ち、地元のチーズ工場で働く漣は、友人の結婚式に出席するために訪れた東京で葵と再会します。

21歳になった今でも互いに想いを寄せている漣と葵。

しかし、世界で羽ばたくことを望む葵は、北海道で生きることを決めていた漣にとって遠い人となっていました。

それからさらに10年後の2019年。

運命は別々の人生を歩んでいた2人を再びめぐり逢わせます。

18年の時を越えてめぐり逢う男女の愛と人生を描く、感動の人間ドラマを見届けてください。

豪華キャストによる繊細な演技が胸に迫る

映画『糸』の主演を務めたのは、今や映画やドラマに欠かせない存在である菅田将暉と小松菜奈。

W主演を果たした2人は本作で3度目の共演ということもあり、18年という長いスパンのストーリーを息の合った演技で表現しています。

菅田将暉は父親役にも初挑戦し、内面の微妙な変化を丁寧に演じることで等身大の人物像を作り上げました。

小松菜奈は国内外を飛び回る女性という役どころもあり、外見が成熟していく様子に月日の重みを感じさせてくれます。

そして、榮倉奈々、斎藤工、山本美月、成田凌、二階堂ふみ、高杉真宙、倍賞美津子という主役級の豪華キャストが共演。

主人公たちを支える彼らにも様々な人生があることを感じる、複雑な人間ドラマを見せてくれます。

壮大な景色の中に潜む出会いの奇跡に感動


中島みゆきの名曲『糸』に基づいて創り上げられた本作のストーリーは、「めぐり逢い」がテーマです。

子供の頃に出会った男女が、まったく異なる人生を歩みながらも人生の節々で再会していく様子が描かれています。

たった一度の人生の中で出会い、交流を持てる人は限られています。

さらにその相手と愛し合える確率はとても奇跡的であることを、改めて考えさせられるでしょう。

漣と葵は18年の年月の中で多くの人と関わり合いますが、どの出会いにも深い意味があることが伝わってきます。

様々な事情や思いを抱えた人たちが出会うことで、自分や誰かの人生をつくっていくのです。

そして、その出会いがまた新しい出会いを生んだり、以前の出会いの価値を思い出させてくれたりするのではないでしょうか。


本作は北海道、東京、沖縄、シンガポールと様々な場所で撮影されており、各地の美しい景色を楽しめるのも魅力です。

主人公たちのそれぞれの心情を映し出すような各地の美しい映像が、ストーリーに深みを持たせています。

どこでいつ誰と出会い時間を共にするかは、人生において重要なものです。

いくつもの場所でのめぐり逢いの記憶が、ラストへの感動へ導いてくれるでしょう。

「糸」は共感と感動を与える主題歌

▲菅田将暉&小松菜奈 映画『糸』MUSIC VIDEO( 中島みゆき「糸」フル )【8月21日(金)公開】


本作の主題歌はもちろん、ストーリーのテーマにもなっている中島みゆきの『糸』です。

この楽曲はシンプルで覚えやすい穏やかなメロディが美しいバラード曲。

中島みゆきの静かに語りかけるような歌声が、心を包み込むように優しく広がり、いつまでも聴いていたくなる親しみやすさを感じられるでしょう。

そして映画のストーリーがリンクするストレートな歌詞には心を動かす力があります。

細い糸のように1人では頼りなかったそれぞれの人生が、出会い、重なり合うことで新たな人生を生み出していく。

そんな人の出会いの奇跡と尊さを描いた歌詞は、世代に関わらず共感できる言葉が詰まっています。

出会いは自身や周囲の人に、希望という良い影響を与えるものです。

人生のすべてが思い通りにいくわけではありませんが、大切な人との出会いが心の支えとなることもあるでしょう。

何気ない出会いを1つ1つ大切にしていきたいと思える名曲です。

映画「糸」から人との出会いの素晴らしさを味わおう!


菅田将暉と小松菜奈がW主演を務めた映画『糸』は、人生において重要な出会いや愛について描いています。

日々当たり前のようにある出会いの数々ですが、出会いは決して偶然にいつでも生まれるものではなく、注意していなければ素通りしてしまうこともあります。

今そばにいる人とこれから出会う人たちを大切にすることで、人生はもっと美しく見えてくるでしょう。

映画『糸』を観て、出会いの持つ力を感じてみてください。


TEXT MarSali

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