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ドラマ「流星の絆」は過酷な運命に立ち向かう兄妹たちの物語

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放送から12年が経った今でも再放送希望の声が挙がるほどの人気を誇るドラマ『流星の絆』。物語の中心である3兄妹を二宮和也、戸田恵梨香、錦戸亮が演じたことでも話題となりました。この記事では大ヒットドラマ『流星の絆』の魅力について迫ります。

幅広い世代を虜にした切ないミステリー

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2008年10月にTBS系で放送されたドラマ『流星の絆』は、幅広い世代から支持を得たミステリードラマで、なんと瞬間最高視聴率は22.6%を記録しています。

原作は『容疑者Xの献身』『白夜行』など多くの人気小説を生み出した東野圭吾

小説では何者かによって両親を惨殺された3兄妹が真犯人を追い求め、復讐するサスペンス物語ですが、ドラマでは宮藤官九郎が脚本を手掛けたことで、ミステリーとコミカルの対照的な要素が組み合わさった斬新なドラマとなりました。

そんなドラマ『流星の絆』のあらすじと見どころ、キャストについて紹介していきます。

ドラマ「流星の絆」のあらすじ

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ドラマの中心となるのは、両親を惨殺されてしまった3兄妹

当時小学生だった彼らが両親に内緒で家を抜け出して流星を見に行っている間に、両親が何者かに殺されてしまいます。

事件から14年、両親の事件が時効になってしまう前にどうにかして犯人を捕まえるべく、3兄妹は動き出します。

なぜ両親は殺されたのか、犯人は一体誰なのか、回を追うごとに深まる謎と予想外の展開に最後まで目が離せません。

ミステリーとコミカルがタッグを組む

ドラマ『流星の絆』の見どころは、原作にはないコミカルな要素。

一般的に復讐劇と言わると、犯人に対しての憎悪や緊迫感のある展開が次々と待ち受けてる印象を持つかもしれません。

しかし今作では、原作の物語の重要な部分は変えずに、宮藤官九郎ならではのコミカルな演出が取り入れられています。

例えばドラマ内で長男・功一と次男・泰輔が詐欺を働く際、コント調に演出したりなど、原作にはない設定が多数登場。

コミカルな要素を入れる理由として「遺族だって笑うんだ」という宮藤官九郎の思いが込められているそうです。

シリアスに進むストーリーとコミカルな世界観が合わさり、ドラマとしても新しい『流星の絆』を堪能することができるでしょう。

豪華キャスト陣による迫真の演技

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ドラマ『流星の絆』の最大の魅力は豪華キャスト陣の演技です。

主人公である長男・功一を演じたのは二宮和也

普段は兄妹たちをまとめる優しい兄ですが、心の底では最も犯人に復讐したいと誓う功一を持ち前の演技力で表現しています。

今作での演技が高く評価され、二宮和也は2008年度ギャラクシー賞テレビ部門個人賞にも選ばれています。

弟の泰輔を演じたのは錦戸亮

行動力があるが、少し頼りないところもある泰輔を見事に演じています。

本作のヒロインで末っ子の静奈を演じたのは戸田恵梨香

両親の仇と思われる戸神政行の息子・行成に心を寄せしまう難しい役柄を演じました。

復讐と恋心に揺れる静奈。

そんな彼女の恋心は、ドラマでも重要な場面となっています。

特に、静奈の恋に気がついた泰輔が功一にそのことを告げた時のシーンです。

功一は泰輔に「いいわけねぇだろ!」と怒り、悔しさ、妹の幸せを思うあまり叫びます。

二宮和也が叫ぶこのシーンはドラマの名セリフの1つとなっており、多くのファンを魅了しました。

3兄妹の他にも、名キャスト陣が脇を固めています。

洋食「アリアケ」の店主で、3兄妹の父親・有明幸博役に寺島進。

優しくも強い母親・有明塔子役には女優のりょう。

ドラマオリジナルキャラで、両親が亡くなった後3人を面倒みていた林ジョージ役に尾美としのり。

兄妹たちと共に事件の真相を追い求める刑事・柏原康孝役に三浦友和。

両親殺害の犯人と思われる戸神政行役には柄本明。

静奈が恋をしてしまう政行の息子・行成役に要潤。

主人公たちも含め、名だたる俳優陣の演技に引き込まれます。

兄妹たちの心に寄り添う「Beautiful days」

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主題歌は二宮和也が所属するの『Beautiful days』です。

『Beautiful days』はドキドキした展開が待ち受けるドラマのストーリーとは反対に、優しいメロディーが特徴的です。

そのギャップが、まるで復讐心の裏に隠れた3兄妹の悲しみや切なさを表しているように感じられるでしょう。

また歌詞には「じわり」「涙ほろり」と、涙が出るときに使われる擬態語が度々登場します。

状態を具体的に表すことで、聞いている側にも情景が想像しやすく、感覚を共有できるように感じ取れませんか。

こういったところからも、深い心の傷を負ったまま進むことができない3人の心情が伝わってくるのではないでしょうか。

登場人物の心に寄り添った優しいメロディーと切ない歌詞にぜひ注目してください。

絆と共に過酷な運命に立ち向かう

放送から12年経った今も名作ドラマの1つと言われる『流星の絆』。

過酷な運命を背負いながらも、強い絆で支え合う3兄妹の物語です。

生きていけば、辛く、苦しいことに直面することもあるでしょう。

そんな時でも3兄妹のように誰かとのがあれば、耐えて支え合うことができると教えてくれます。

ドラマ『流星の絆』を観て、互いを支え合う絆を感じてくださいね。


TEXT からふるライダー

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