BiSH(ビッシュ)とは
BiSH(ビッシュ)は、アイドルグループ「BiS」をプロデュースしてきた渡辺淳之介の「もう一度BiSを始めたい」という声かけによって、2015年3月に結成されました。アイドルとは思えないような、過激なMVやライブパフォーマンスが話題のグループです。
混同されがちなBiSとBiSHですが、BiS解散後に誕生したのがBiSHで、その後BiSは再結成し、メンバーチェンジを繰り返しながら活動しています。
グループ名の由来
グループ名の「BiSH(ビッシュ)」は「Brand-new idol SHiT」の略で、「新生クソアイドル」を意味しています。これは、第1期BiSの解散後、1年もしないうちにまたBiSをやりたいと言い出したことがダサい(SHIT)ということから付けられました。
当初は「新生クソアイドル」をコンセプトに活動していましたが、2016年1月にavex空デビューすると、「楽器を持たないパンクバンド」に変更しています。
ファンはなぜ"清掃員"?
グループ運営は結成直後の2015年4月、BiSHファンのことを「清掃員」と呼ぶことを発表しました。これは「クソを掃除する者」という意味で、BiSHの前身グループであるBiSが、ファンのことを「研究員」と呼んでいたことに由来します。
賛否が分かれそうな過激な名称ですが、そういった攻めた姿勢も彼女たちの魅力と言えるでしょう。
BiSH(ビッシュ)のメンバープロフィールを紹介
変わったコンセプトや過激なプロモーションが話題のBiSHですが、メンバー1人ひとりもとても個性的です。それぞれが全く違う武器を持っているからこそ、幅広い層にリーチでき、知れば知るほど彼女たちの魅力にはまってしまうでしょう。
ここからは、BiSH(ビッシュ)のメンバーのプロフィールや性格を紹介していきます。
アイナ・ジ・エンド
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本名 | 飯谷愛菜 |
生年月日 | 1994年12月27日 |
出身 | 大阪府豊中市 |
カラー | 赤 |
アイナ・ジ・エンドは、特徴的なハスキーボイスでBiSHのメインボーカルを務めています。
歌唱力だけでなくダンスの実力も高く、曲の振り付けを担当するなど、BiSHをパフォーマンス面でも支えるメンバーです。
ソロデビューがかかった事務所内での総選挙では見事2位を獲得し、2018年に「きえないで」でソロデビューを果たしました。
セントチヒロ・チッチ
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本名 | 不明 |
生年月日 | 1993年5月8日 |
出身 | 東京都八王子市 |
カラー | 青 |
セントチヒロ・チッチは透き通った声が特徴で、アイナ・ジ・エンド共にメインボーカルをつとめています。
BiSH加入前は「強がりセンセーション」というアイドルグループで「蒼井ちひろ」として活動していました。
自らフェスイベントを主催するほど音楽が大好きで、リーガルリリーやeastern youth、突然少年などをブッキングしたこともあります。
ハシヤスメ・アツコ
画像引用元 (Twitter)
本名 | 不明 |
生年月日 | 1990年9月27日 |
出身 | 福岡県 |
カラー | 紫 |
メガネがトレードマークのハシヤスメ・アツコは、BiSHデビュー後の2015年8月に加入しています。
加入前は福岡の地下アイドル「Fleur」で「倉本あおい」として活動していました。
大人っぽくて天然な彼女は、「メインディッシュではなく箸休め的な存在」という意味から「ハシヤスメ」と名付けられたそうです。
アユニ・D
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本名 | 伊藤亜佑子 |
生年月日 | 1999年10月12日 |
出身 | 北海道札幌市 |
カラー | 白 |
アユニ・Dは2016年8月にオーディションを経てBiSHに入り、最年少メンバーとしてファンからもメンバーからも愛されています。
あどけなさが残るビジュアルや天真爛漫な性格は、アイドルとしての素質を感じさせますね。
独創的な感性の持ち主で、2018年からは自身のソロプロジェクト「PEDRO」でボーカルとベースを担当しています。
リンリン
画像引用元 (Twitter)
本名 | 不明 |
生年月日 | 1998年3月9日 |
出身 | 静岡県沼津市 |
カラー | ピンク |
内気な性格のリンリンは、BiSHで「無口」を担当しており、インタビューではほとんどしゃべりません。
しかし、ライブでは客席にダイブしたり激しいシャウトを披露したりと、普段のおとなしいイメージとはかけ離れた姿を見せます。
ファッションセンスが抜群で、イヴ・サンローラン展示会の展示用ムービーに参加するなど、モデルとしての活躍にも注目です。
モモコグミカンパニー
画像引用元 (Twitter)
本名 | 不明 |
生年月日 | 1994年9月4日 |
出身 | 東京都 |
カラー | 黄色 |
ライブ中にピザを注文し、ひたすら食べ続けるなど、ぶっ飛んだライブパフォーマンスを見せてくれるモモコグミカンパニー。
そんな不思議な行動を見せる彼女ですが、実は国際基督教大学(ICU)卒の高学歴アイドルとして有名なのです。
聡明さを活かしてBiSHの楽曲で作詞を担当し、モモコグミカンパニーならではの等身大の歌詞がファンの心を掴みました。
また、彼女目線で書いたBiSHのヒストリー本やエッセイ集を出版し、独自の活躍を見せています。
BiSH(ビッシュ)の魅力
BiSH(ビッシュ)は、過激なパフォーマンスで物議を醸すこともあり、アイドルグループとしては王道ではないかもしれません。しかし、彼女たちは日本中に熱狂的なファンを持ち、年々人気を増しています。
たくさんの人を虜にする彼女たちの魅力とはいったい何なのでしょうか。
ここでは、アイドルなのにアイドルらしくない、全く新しいジャンルのグループとして活躍するBiSHの魅力を紹介していきます。
エモーショナルなサウンドとパフォーマンス
BiSH(ビッシュ)の魅力の一つは、ロックサウンドでエモーショナルな楽曲でしょう。そんな楽曲を歌って踊る彼女たちは、熱気のこもったパフォーマンスで「楽器を持たないパンクバンド」のコンセプトを体現しています。
大きな会場でライブをすることが多くなった現在でもそのスタンスは変わっておらず、小さなライブハウスと変わらない熱量のライブは圧巻です。
個性豊かなメンバー
BiSH(ビッシュ)のメンバーはそれぞれ個性豊かで、結成当初からのファンは「個性がデコボコ」と語っています。そんな個性がぶつかり合わず、絶妙なバランスでかみ合っていることが彼女たちの魅力でしょう。
歌やダンスが優れているメンバーはもちろん、作詞や振り付けが得意なメンバーもいるので、パフォーマンス以外からも目が離せません。
BiSH(ビッシュ)おすすめ人気曲
「楽器を持たないパンクバンド」として活動するBiSH(ビッシュ)は、その激しい楽曲や攻撃的な歌詞にも注目が集まっています。インディーズ時代から名曲の多い彼女たちですが、メジャーデビューしてブレイクした後もその攻撃性は変わりません。
最後に、BiSHの数ある楽曲の中から、おすすめ曲を3曲紹介します。
リズム
2019年11月にリリースした「リズム」は、モモコグミカンパニーが作詞、アイナ・ジ・エンドが作曲を担当しています。
メジャーデビュー直後、アイナが喉の治療で活動休止した際の思いを込めて作ったのがこの曲の原型で、もともとは音源化する予定はありませんでした。
BiSH(ビッシュ)では珍しいスローテンポなバラードで、言葉一つひとつがグッと胸に響いてきます。
不安な気持ちにそっと寄り添うような、優しい歌詞にも注目してくださいね。
NON TiE-UP
横浜アリーナでのライブを成功させ、大型タイアップをこなすなどブレイクしたBiSH(ビッシュ)が2018年に発売したのが「NON TiE-UP」です。
メジャーシーンのアイドルとは思えない、挑発的で過激な歌詞は、ブレイクして丸くなったといわれていた評価を見事に覆しました。
激しいシャウトやスケールの大きいサウンドは、攻撃的なだけではなく、BiSHの進化を感じさせます。
My landscape
「My landscape」は2ndアルバム「THE GUERRiLLA BiSH」に収録されています。
緊張感のあるストリングスから始まるイントロで楽曲に引き込まれ、一気になだれ込むサビの迫力は圧巻です。
アイナ・ジ・エンドの歌声が特に光っている曲で、圧倒的な存在感に心を奪われる人も多いでしょう。
BiSHは楽曲の完成度が高いアイドルグループ!個性的なメンバーに今後も注目
過激なプロモーションや歌詞が話題となっているBiSH(ビッシュ)ですが、楽曲の完成度は非常に高く、音楽ファンにも人気のグループです。人気を支えるのは個性豊かなメンバーたちで、知れば知るほど彼女たちの魅力にはまる人が続出しています。
何をしでかすかわからない危うさが彼女たちの魅力なので、BiSHの今後に注目していきましょう。