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【連載Vol.1】手越祐也「シナモン」の歌詞と"愛しいもの"について語る! (2/2)

手越祐也にインタビュー!


──今作「シナモン」は、アーティスト人生で初めてレコーディングを2回行われたということでしたが、特にレコーディングの際に印象に残ったフレーズはどちらになりますか?

手越祐也:印象に残ったフレーズは、やっぱり歌詞の中に「シナモン」という歌詞が出きて曲名にもなっているので、そこの「シナモン」をどれだけ立たせるのかというところですかね。

他にも「僕は君を守りたいよ」とか「僕は君を離さないよ」とかそういう所の強さだったり、あとは1番のAメロの「笑った顔が好きだと言ってしまった」の入りのテンションをどういうテンションで入るのか。
登場人物の気持ちで入るのか、ストーリーテイラーの立ち位置で入るのか、それともライブで歌っているように強く伝えるように入るのか、というところにすごくこだわって録りました。


──「シナモン」は歌詞が公開される前から、全歌詞を対象とした歌詞へのレビューランキングと楽しみな歌ランキングで1位を獲得するという異例の快挙を達成され、ファンの方からの歌詞に対する想いを感じました。そこで、手越さんご本人から「シナモン」の歌詞の中でも特にピックアップしたいフレーズについて語っていただけたらと思うのですが...。

手越祐也:『「もう平気だよ」って言うのに 顔を上げない まだ少し頬は湿っていて』って歌詞もそうなんですけど、お互いの強がりと思いやりが上手くいかないとか、特に若い頃の恋愛って"好きなのになんで上手くいかないんだよ"って思うことがたくさんあったと思うんです。

好きすぎて好きだからこそ大事にしようとしているのに、想いとは裏腹に傷つけちゃったり、喧嘩になっちゃったり、そういう恋愛をしている時ってすごく楽しいじゃないですか!
そういう彼女の表情を僕は偶像というか想像の中で思い浮かべながら「もう平気だよ」ってセリフっぽく歌う時もあれば、メロディっぽく歌う時もあって...。

これは完全に僕が「シナモン」を歌う時のテンションをレコーディング以降変えてるんですけど、生のライブの良さってその時々の感情とテンション感によって自分で歌の表情を変えれるところで、それが醍醐味だとも僕は思うので、歌詞のカギカッコが付いているセリフ部分が好きですね!

あとは大サビの「髪も口も鼻も瞳もどんな形でも 君の声で君の香りで 君が君であればいい」ってまさにシナモンの純愛を表した歌詞の表現だと思いますし、ここは最後のサビを呼び込む大事な部分になるので、歌っていて感情が乗りやすい部分になります。




──「胸元に滲んだ口紅を愛おしいと思う」というサビの印象的な歌詞から、主人公にとってこの曲では口紅が弱さを見せてくれた象徴であり愛おしさを感じるものであることがわかります。
さらに、弱さまで受け入れて愛したい・愛おしくて守りたい・弱さを見せてくれたことへの安堵のような感情まで感じることができるようですが、手越さんにとって、ここ最近もしくは長い間、愛おしさを感じている瞬間やものってなんでしょう?


手越祐也:「愛おしい」と感じるものは...SNSの開設を1年前にしたんですけど、テイTシャツ(オリジナルTシャツ)を出したとか、てごにゃんカフェを開かせてもらったとか、それこそ「シナモン」のティザー映像もそうですけど、全てのことに対して、ファンのみんながすごく反応してくれて。

「てごにゃんカフェ行ってきました〜」って言って画像をDMで送ってくれたり、「シナモン」のティザー映像を見ているところをスクショして送ってくれたり。
僕がやるひとつひとつの活動に対してみんなが愛を持って一緒に楽しんでくださっている様子をSNSでダイレクトに感じれるってのが、僕は男女問わず「可愛いな〜」って思いますし、本来のSNSの使い方って「これだよな!」って思っていて...。

有名人や著名人って逆にSNSに晒されたりとか、誹謗中傷とかで精神的ダメージを負ったりとか、活動に制限かかったりなどが多い中で、僕を応援してくださるファンの方って本当にSNSを最高のお互いの共通認識であったりとか、一緒に意思疎通をはかる最高の使い方をしてくれる子が多いなと思っていて。

全ての活動に関わるスタッフも含め、特にファンの方は「すごく愛おしいな」なんて思います。

なので寝る前であったり、起きてからは、そういう方たちのメッセージをチェックして自分の中のガソリンを貯めて、現場に行ってその子たちの顔を想像して仕事している感じですね。


──あと5作リリースが続きますが、共通してこだわりたい点。そしてアーティスト活動を楽しみにしていた皆さんに改めて一言メッセージをお願い致します。

手越祐也:共通のこだわりについては、1作1作がみんなが求めて待ってくれている大切な作品になりますし、僕にとってもソロになってからの1曲1曲が相棒というか宝物になるような作品になると思います。

何より、本当に音楽活動を楽しみにしている方々がたくさんいると思うので、レコーディングしてみんなの所に届くまでの僕や僕の周りのスタッフとの作業の部分では120%納得いくものを全力で作って、
皆さんに届く時には、心の底から自信があって心の底から伝えたいメッセージがある作品を。あと5作、そして年末のアルバムまで心を込めて届けたいと思います。

年末までまだまだ時間ありますけど、僕のリリースを追っているとあっという間に良いお年を!となると思うし、本当にそれは充実していることだと思うので、僕も音楽にどっぷり浸かって幸せな気持ちになりながら1曲1曲大切に作って行きたいと思いますので、改めて楽しみにしといてほしいと思います!

▲手越祐也「シナモン」MV


次回予告!

手越祐也の6ヶ月連続配信リリースと連動して、UtaTenの連載企画が進行!
来月の特集もお楽しみに!



記念すべきリリースのニュースはこちら

ファンのお祝いコメントが続々届いてます! コメントもこちらから



リリース情報


1st Digital Single
「シナモン」 
手越祐也

2021.7.7 (wed) Digital Release

作詞:小林未奈
作曲:小林未奈、松本京介
編曲:松本京介

配信は▶︎コチラ

【手越祐也(てごし・ゆうや)】 1987 年 11 月 11 日生まれ 神奈川県横浜市出身 15歳でジャニーズ事務所に入所し、2003年9月のデビューから2020年6月独立までの約17年間男性アイドルグループのメンバーとして活動。 在籍期間中、歌手活動だけでなく、「FIFA クラブワールドカップ」「FIFA ワ···

この特集へのレビュー

女性

みち

2021/11/20 22:47

連載ありがとうございます!
手越さんのお話がたくさん聞けて、しかも「愛おしい」って言ってもらえて、もう感激です。
手越さんのガソリンになれるよう全力で応援していきます。

女性

もも

2021/07/09 12:19

歌詞の解説も手越くんインタビューも読めてとても嬉しいです
ありがとうございました
次の連載も楽しみにしています

女性

mayu

2021/07/08 20:18

小林未奈さんの歌詞の解説を知りたかったのでとても嬉しいです。
大人の自分が感じる"真実の愛"のイメージでした。
手越祐也さんがスピーカーとなることでより深く心に刺さる楽曲になっているんだと思います。
素敵な作品をありがとうございます。

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