大阪☆春夏秋冬のYUNA(ユウナ)です。
Urock!103回目になりました。今月は東京2020オリンピックの開催に向けて『スポーツ』というテーマでお届けしています。
今週は、ラグビーワールドカップ2019日本大会のNHK番組テーマソングにもなった曲を。
Little Glee Monster「ECHO」
リトグリさんのパフォーマンスがずっと目に焼き付いている2019年のレコード大賞。
これほどのパワーを画面から感じた事がなかったので、本当に圧倒されたのを覚えています。
リトグリさんの歌声はもちろん、歌う姿勢や目から伝わる魂はどれほどの人の心を動かしたのでしょうか。
スポーツをはじめ、沢山の戦いに炎を宿したであろうこの曲の歌詞に迫っていきます。
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さぁ今こそ思い出すんだ がむしゃらに駆け抜けた日々
苦しみ分かち合った君 無駄な汗・涙 一滴もない
目と目が合うその瞬間、交わす言葉さえ要らない
心通わせる僕らの 鼓動のピッチ いつもパーフェクト
≪ECHO 歌詞より抜粋≫
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この曲はラグビーなどの試合や、様々な‟決戦の日”がステージになっています。
準備期間を終え、いよいよ試合が始まろうとしている時。
今までの苦労を思い出し、感謝を込めて立ち向かう、そんな日がやってきました。
「これだけ頑張ってきたんだから大丈夫。」
「これだけやってきたんだから大丈夫。」
不安は尽きないかもしれませんが、今だけは自分を信じてみるべきなのかもしれません。
今までの全てが今の自分を作り出しているのだから、無駄な努力なんて一つもなくて、それがきっと全部いい方向へと後押ししてくれるはずです。
そして1人ではないという事。
どんな形であれ、周りで支えてくれている人がいます。
チームでやっていく場合はより言葉を交わすことが大切になってきます。
どれだけ長くやっていても言葉がないとわからないこと、伝わりにくい事って沢山ありますよね。
言葉があっても伝わらないことだらけですし。
逆に言葉が誤解を生む事だってあるし、人と心を通わすって全部難しい。
だけど、そんな難しさも感じさせずに意思疎通できる瞬間があるのです。
私たちもこの9年間ずっとチームで活動してきましたが、確かにライブ中だけは言葉が無くともわかるものがあります。
ライブ中のチーム感ってとてつもなく燃えてくるんですよね。
それがあることでもう一歩頑張れる。
それはメンバーだけでなく、スタッフさんたちやファンの人にも共通する事で。
今でさえライブ中に声は発せないしマスクで目しか見えませんが、目だけでわかります。
真っ直ぐ受け取ろうとしてくれていたり、楽しんでくれている心が。
そして、チーム感でいうとリトグリさんって本当に凄いと思っていて。
アイコンタクトと呼吸で拍を取りながら、ピッチを取り声を合わせるっていう、あんな繊細なパフォーマンスをダイナミックに表現できるって素晴らしいですよね。
そりゃあ画面越しでも圧倒されるわけです、、、。
そうなれば、自分が参加していなくとも、ルールがわからなくとも画面越しに感動をもらえるスポーツって、こちらが思っている何倍ものパワーを持っているのかもしれません。
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とてつもなく高い壁 乗り越えたり壊したり
信じて進むことが全て きっと僕らは
≪ECHO 歌詞より抜粋≫
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ここでは、試練に立ち向かう強さを与えてくれています。
壁にぶつかり、何が正解かわからない中で自分のやり方を見出してみる。
そのやり方すらも最初は手探りで怖い事ばかりだけれど、信じて進むしか無いのもしれません。
中途半端な気持ちが邪魔したとしても、そのステージに立った以上、‟やるしかない”‟進むしか無い”という一見無責任な言葉が覚悟を持たせてくれるのです。
‟きっと僕らは”という言葉の後に文章が続きそうな終わり方には、マイナスな言葉をイメージさせる隙もなく次への展開へと歌を繋いでいく勢いを感じさせます。
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叫べよ 声のかぎり響け
この一瞬の プライドに、笑顔に、涙に
賭けてきたのだろう・・・
≪ECHO 歌詞より抜粋≫
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叫ぶというのはただ言葉を大きく声に出すという事だけでなく、体全体で表現したり全てを出し切って戦うという激しさも表されているように思いました。
戦っている一瞬のために、全部をかけるのです。
いろんなものを犠牲にしながらも一番大切なものを守ってはやり続けてきたことの素晴らしさ。
結果がどうであれ、いつ諦めようと今日までやってきた自分を褒めてあげるのも必要なはずです。
最近は、どんな距離であれダイレクトに言葉が届くようになってしまったからこそ、応援以外の言葉まで伝わってしまう事があります。
結果だけをみて人を評価してしまう。
それがスポーツの厳しいところであり、音楽とはまた違うところだと感じます。
そんな緊張感のある場で戦う選手の姿を見ているだけで、胸を打たれるんですよね、、、。
1人で行う種目は、ソロの戦いだと思われがちですが、先程書いたように何をするにも1人だけの戦いではないような気がします。
他人と共存している限り、人と出会わないことって難しいですよね。
人と争う事は私自身もあまり好きではないですが、いろんな選択肢と可能性がある中で、同じ事に没頭して夢中になっているという同じ選択をしているからこそ、本気でぶつかれる瞬間にめちゃくちゃ楽しいと感じる時だってあります。
なんなら、同じ熱量でなくては意味がない。
全てを共感せずとも互いに胸を張れる事って、より一層力を合わせていく最高のキーになってくるかと思います。
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Oh…, Oh…, I'm on fire
Oh…,駆け抜けた証を
掴み取りたいのだから
≪ECHO 歌詞より抜粋≫
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何かに向かって頑張っていたとしてもそれを認められるような何か、ほしいですよね。
誰かに認められるためにやってるわけでは無いけれど、誰かに届いてる実感だったり称号を貰えると、やっぱりやりがいを感じるものです。
人生の全てを費やして駆け抜けてきたのだから、せめてあのステージで勝負がしたい。
せめてあのステージでライブがしたい、そう思う日々です。
そこに自惚れず、今後の自信に変えていけばどんどん良くなるばかり。
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時にライバル そしていつも同志
高め合い辿り着く未知の境地
勝ち負けよりも大切なこと 教えてくれたのは君だから
僕らを待ってる人の為全て出し切るんだ その先きっと
Gathering together 繋がってくから
≪ECHO 歌詞より抜粋≫
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ここでは、周りを囲う存在の心強さが書かれています。
そうは言いつつ、同じチームであるとしても時にライバルになる時だってあります。
何かを託されるときに誰が選ばれるのか? 誰が期待され誰がチームの代表になるのか?
時にライバルになるし、悔しい気持ちだって持つかもしれません。
しかし誰が選ばれたとしても賞賛してくれるチームって最高ですよね。
そうやって悔しい思いを持てたり、互いに高め合うからこそ、1人では行けないような未知の境地までいけるのだと思います。
勝ち負けよりも大切な事を学び、どちらの結果にしろ得られるものを全部自分のものにできれば、自分の弱い気持ちにも打ち勝てるようになるはず。
そして、待っている人がいるからこそ続けられる。
これ、正直どんな言葉よりも行動力に変わるんですよね、、、。
ライブに来てくれる、ライブで待ってくれている人たちがいるっていう事がこんなにもパワーになるんだって。
自分のためだけならこんなにも頑張れないです。
何事にも、どんどん繋がっていくこの先を楽しみに、全部全部出し切っていきたいですね。
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歌うよ 僕と歩む君のため
初めて見る世界へ みんなで辿り着こう
One for all, All for one….
≪ECHO 歌詞より抜粋≫
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スポーツと音楽の相乗効果ってすごいですよね。
どの大会にもテーマソングがあったり、選手一人一人の登場曲があったり、本番前のルーティン中には必ず同じ音楽を聴いたり、歌がスポーツに与えるパワーもすごい力なんだなあと感じます。
ラグビー精神を表す言葉として有名にもなった‟One for all, All for one….”。
これ大好きな言葉なんです。私が小学3年生の時の学級通信のタイトルで。
学級通信なんて懐かしい(笑)。
その時の担任の先生が大好きだったんですよね、、、。
この言葉がずっと教室に貼ってあったので、今でもいざという時に支えてくれる言葉になってます。
クラスの1年が終わる時にもらった先生からの言葉、沁みるなあ。。。
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叫べよ 声のかぎり響け
この一瞬の プライドに、笑顔に、涙に
賭けてきたのだろう・・・
Oh…, Oh…, You're on fire
Oh…,駆け抜けた証を
掴み取りたいのだから
≪ECHO 歌詞より抜粋≫
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いよいよ、オリンピックが始まりますね。
この大変な時期に開催される事、すごく誇りに思います。
中止と開催の線引きが難しく沢山の言葉が飛び交う中ですが、純粋に私は楽しみにしています。
世界で戦うも、自分の中で戦うも、そのステージで全力のパフォーマンスができますように。
‟One for all, All for one….”
今日は何か、人のためにできた事があるだろうか。
‟〜のために”が仕方なしにならないように丁寧を心がける。
これがまた何かに繋がるようにと願って。
ではまた。
You rock!!
しゅかしゅんINFO
【リリース】■最新アルバム『BRAVE SOULS』 CD発売中&配信中
【イベント】
※国及び各都道府県からの要請に基づき変更となる場合もございますので、イベントの実施に関しましては各所ホームぺージ、SNS等でご確認の上、ご参加下さい。
■『It’s a Small House』
[日程] 2021年7月18日(日)
[会場] 広島・クラブクアトロ
[時間] 開場15:30 / 開演16:00
[出演] 大阪☆春夏秋冬 / ムカイダー・メイ / mini STUDIO (from STU48)
■『“波”天荒FES』
[日程] 2021年7月23日(金・祝)
[会場] 兵庫・神戸Harbor Studio / Wメリケン波止場 / 旧神戸港信号所フリーライブ会場
[時間] 開場10:30 / 開演10:45
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■『関ケ原唄姫合戦 SEKIGAHARA IDOL WARS 2021 in 尾張』
[日程] 2021年7月24日(土)
[会場] 愛知県国際展示場
■『NEVERLAND SUMMER BASH』
※MAINAソロ出演
[日程] 2021年7月25日(日)
[会場] 奈良・ネバーランド
[時間] 開場・開演 18:00
■大阪★春夏秋冬 presents『MUSIC MONKEY FES 2021』
[日程] 2021年8月15日(日)
[会場] 大阪・服部緑地野外音楽堂
[時間] 開場 12:00 開演 13:00
[出演] 大阪★春夏秋冬、フィロソフィーのダンス、代代代、リリー楽綺団、他
【TV】
■サンテレビ『#Nuts Porker』
※EON準レギュラー出演中!
毎週土曜日深夜24時00分~
※放送時間は週により変更になる場合がございます。
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【RADIO】
■e-radio(FM滋賀)『radiomax』
2021年7月31日(金)15:00~19:00
※EON出演(第5週目レギュラー:大阪☆春夏秋冬)
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【BOOK】
■『IDOL FILE Vol.22 WEDDING DRESS』発売中
※MANA掲載
■『Kyoto & Shiga Creative Life Magazine Leaf』8月号発売中
※MANA連載コラム掲載
■『おとめ失格』コミックス第1巻(2021年5月14日発売)の帯にYUNA、RUNAが登場!!
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この記事を書いた人
YUNA(ユウナ)
1999年5月26日生まれ(双子座 /A型/一人っ子)
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研ぎ澄ました歌声で人々の心に爪痕を残すことをテーマに結成された女性ボーカルグループ。 力強い歌声と高度なアカペラをも歌いこなす透き通ったハーモニーを武器に、2014年に『放課後ハイファイブ』でメジャーデビュー。 2017年に初の武道館単独公演のほか、Earth, Wind & FireやAriana Gran···