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コネコレロック2021主催 ZILCONIA 今津「意外と来年は見据えてない。いつでも今が1番の状態でできれば」[しゅかしゅんYUNA Urock!第107回2021年8月特別企画part2]

大阪☆春夏秋冬・YUNAの連載歌詞コラム[しゅかしゅんYUNA Urock!]。今月は特別企画、コネコレロック実行委員長でもありZILCONIAの今津直幸さんにお話を伺いました。
※この原稿完成後、大阪☆春夏秋冬の一部メンバーおよび事務所スタッフの新型コロナウイルス感染に伴い、大阪☆春夏秋冬主催イベント『MUSIC MONKEY FES 2021』公演は中止、そして大阪☆春夏秋冬の『コネコレロック2021』への参加は取りやめになりました。何卒ご了承下さい。尚、『コネコレロック2021』は開催いたします。
▷詳細はこちら

大阪☆春夏秋冬のYUNA(ユウナ)です。

Urock!107回目になりました。



夏の暑さに汗垂らしながら必死になる日々。

8月15日も今週末に迫る中、毎日ドキドキで過ごしております。

万全な感染対策の上、多くのスタッフやアーティスト、お客さんまでもが一丸となっている音楽シーンの徹底と底力を、微力ながらもっともっと伝えていきたいと思いから今月は『フェス』というテーマを掲げコラムをお届けしています。

そして今月は曲の解説ではなく、音楽フェスを主催する様々な人にインタビューをする対談特集ということで、、、。

今週は、8月13日に大阪★春夏秋冬も出演させていただくイベント『コネコレロック』から、実行委員長でもありZILCONIAの今津直幸さんにお話を聞かせていただきました。

『コネコレロック』



ZILCONIAさんが主催し、海遊館や天保山マーケットプレースをステージに、無料で開催される音楽イベント『コネコレロック』。

大阪☆春夏秋冬も過去出演させていただいた際に、運営をされてるZILCONIAの今津さんの姿に胸を打たれ今回お話を聞かせていただくことに・・・。

YUNA:大阪☆春夏秋冬がコネコレロックに出演させていただくのは3回目ですかね?

今津:そう、3回目やね。

YUNA:まず最初にコネコレロックができた経緯をお聞きしたいです。

今津:最初は、ライブハウスでZILCONIAの主催イベントとしてやってた。タイトルの通り、コネ(connection)とコレ(collection)っていう意味で、再会も含めていろんな人と繋がって楽しくやろうやっていう。最初は軽い気持ちでもあったんですけど、野外で無料のイベントにした方が沢山の人が観に来てくれるんじゃないかなって。

僕たちは結成してから長いから、昔学生の時に来てくれてた方が、今や結婚して子供産んだりしてる。その人たちはやっぱりライブハウスに来れないのよね。でも、お昼の野外で無料でやったら、子供連れてでも観に来れるんじゃないか? とか。後は、 ‟ライブハウス=怖い”イメージを無くしたいだとか、自分たちの輪を広げたいっていう気持ちで始めた。出会いを再会の場所にしたい。

YUNA:最初はどのくらいの組数の方が出られてたんですか?

今津:ライブハウスの時期を除いて‟コネコレロック”って言い始めた時は、20組くらいかなあ。

YUNA:へー!! すごい!

今津:海遊館のところだと4か所ステージが組めるから20〜25組くらいかな。

YUNA:ブッキングというか、そこに出てもらうアーティストさんを選ぶ時は何を大事にされてるんですか?

今津:実行委員長である自分だけの気持ちじゃないけど、まずは前提でこの人らのステージ・パフォーマンス・音楽がいいなって思うことは1番。

YUNA:実際に聴いて?

今津:そう。で、それと同時に集客の人数も気にしないといけない。無料やからこそグッズを沢山買って貰えたりとか、沢山の人が観に来ないと、出てくれた人たちが「な〜んや」って気持ちで帰ってしまったら嫌やから。「あのイベント盛り上がったね、また出たい」と思ってもらわないといけない。そこも大事にしてるところではあるかな。

もちろん、テレビで観るような人たちもポンポン入れたいけど、正直なところ大変やから、そこは10回目20回目までの開催を見据えていければいいなと思って、まずは自分たちの好きな周りにいる人たちに声をかけて、一致団結して少しずつイベントを大きくしていこうっていう感じかな。

YUNA:コネコレロックが無料っていうことで、3年前も実際に私の親だとか友達も観に来てくれてて。しゅかしゅんを観に来てくれたけど、そこで知る音楽があったりだとか、会場の雰囲気も含めて「凄い良いイベントやな」っていうふうに言ってました。私たちも出演させていただいていろんな繋がりも増えたし、お店を出されてる飲食の方とかもステージを観てくれてたりっていうのがライブしててもわかって、そこの一致団結ってすごいなあと思いました。

今津:まだ、全員に目が届くというか全員の顔がわかる範囲の規模感でやらせてもらってるからね。でも何が大事って、自分は真心をいちばん大事にしたい。「出なかったらよかった」って思ってる人も0人じゃないやろうし、「今日のイベント面白くなかった」って思ってる人もいると思う。だけど、それを極力少なくしたい。

特にスタッフに対して思うのは、「手伝ってよかった」って思ってもらいたい。スタッフが頑張ってくれないとイベントは成立しないし、どれだけかっこいい演者が来てくれてもスタッフがまた来年も再来年もしたいと思ってもらえないと・・・。飲食店の人もそう。お店では表の顔やけどフェスでは裏の顔。そういう人たちにも「来てよかった」って思ってもらいたいし、それを大事にしてたら自然とみんなが笑ってくれてたっていうのを目指してやってるかな。



YUNA:去年が有観客じゃなくて無観客になって、配信とか今までと違うやり方やのに、できることの中で最大限にやられてた印象です。後、去年のフェスの最後に今津さんが花束を受け取られてたじゃないですか・・・。あの時の表情見てめちゃくちゃ感動して胸がうーーってなりました。

今津:表情とかやなくて、引くくらい泣いてましたね(笑)。

YUNA:すごい想いでやられてたんやっていうのを感じて。

今津:今思い出したわ(笑)。

YUNA:それ見て余計に出られて良かったなって思いました。

今津:頭3年間は僕が必死で突っ走ってる感じがあったけど、去年はやるつもりじゃなかったのね。いつもステージ作ってくれてる会社の社長とうちのスタッフはやる気満々やったけど、僕はやならない気満々やった(笑)。彼ら彼女らがやらせてくれたって感覚かな。結果、思い返したら自分も頑張って動いたなって思うけど、彼ら彼女らがいなかったら動いてなかったし、コロナの関係で自分らのワンマンもできないまま多分一年が終わってたと思う。

そのおかげで、しゅかしゅんもそうやけど、いろんな人に会えた。人と会えることがほとんどなかったから、人に会えるだけで嬉しいし、配信のコメントも盛り上がったりとかそういう思いが、涙として出ましたね〜(笑)。‟大変やった”っていうか‟ありがとう”と思った。



YUNA:自分たちがフェスを主催するにあたって、トリをやるっていうイメージがまだついてなくって。自分たちが締めくくる立場にある中で、出てくれるアーティストの皆さんをどこまで引き揚げられるのかっていう想像がつかない。

今津:フェスとかイベントってずっとそうやと思う。不安やと思う。「出て良かった」って思ってもらえんのかなあって。でもそうやって思ってるだけで良いと思うよ。例えば変な話、バンドマンだとかアイドルグループがいて、5人グループだとしたら、「このイベント出てくれてみんな喜んでるかな!?」って思ってるのは、5人おったら多分5人ともは思ってないから。

‟やってることについていこう”とか、‟見ておこう”‟待っておこう”とか。全員が口出しても上手いこといかないし、わざと引いてる人もいると思うけど、その気持ちが皆さんにも伝わると思うから、そうやって思ってることが素晴らしいよ。

YUNA:今津さん達って、準備から片付けまで全部、自らやられてるじゃないですか。あれはどういう思いがあっての・・・。

今津:あれはね、経費削減!! もうほんまにそこに尽きるというか。ずっと椅子に座って、ってやっときたいけどそういうわけにもいかない。ホームページとかも自分たちでやってて・・・。だから、出演者の皆さんからいただいたアーティスト写真を自宅でトリミングして解像度合わせたりするわけですよ(笑)。

でも、「もう無理」ってなった時にはプログラマーが手伝ってくれた。レスポンシブデザインがうまくいかなくて、2年目からは基本形を作った上でお金を払ってお願いしてた。

YUNA:そう、HP欲しいんです! 既存のホームページの中にフェスの特設ページを作るんじゃなくて、フェス専用のホームページを作りたいって言ったんですけどお金もかかるし、厳しいってなって・・・。だから自分でHTMLとかを勉強しようと思ったけどちょっと無理でした・・・。

今津:あれは難しいよな。今はテンプレートがあるやつとかで大分やりやすくはなってるけど。今のHPも大枠は俺が作ったし、他にやってるバンドとか個人のサイトとかも一応俺が作った。だからやればできるよ、大変やけど。でも、その中で手の届かないものが出てくるから、それは誰かに頼むか諦めるかかなあ。



YUNA:毎年毎年、気持ちの思い入れって変わってきますか?

今津:去年今年はやっぱり、どれだけ頑張っても前に進めてない感じがある。

YUNA:それは無観客やから?

今津:そう。出てもらう皆さんにすごい申し訳ないなあと思う。だけど、野外で有観客でできるようになるまではフェスを止めたらあかんし、イベントが大きくなったら‟今まで出てくれた人も喜んでくれるはず”と思ってやるしかない。その年その年で、楽しいと思ってもらえたら良いと思ってやってるから、意外と来年は見据えてなくて、いつでもいちばん良い状態でできれば良いなあって思ってる。でもドキドキするよ。スタッフがアーティストに失礼ないようにやってるかな? とか、そんなんすごく思ったりするし。「何かあったらとりあえず俺呼んで」って。そしたら俺が「あ〜〜〜〜〜い!」って間に入る(笑)。それで「実行委員長ちゃんとしてくださいよ〜」となるように必死で和ませに行きます(笑)。

YUNA:なるほど。私たち自身も主催フェスっていうのをずっとやりたいって言ってて。でもタイミングが今までにはなかったんです。去年コロナの時代になってライブをすること自体が難しくなって。イベント中止と開催の境界線がわからない中で、でもだからこそライブができる場所を作りたいっていう思いもすごく増えて。だからこそこの夏にフェスをやることに決めたんです。

今津:お客さんは入れるやんな?

YUNA:はい、入れます。

今津:半分?

YUNA:そうですね、半分も入れないと思います。

今津:言い方が悪いかもやけど、しゅかしゅんとかは自分たちだけじゃなくて事務所だとかイベンターだとかいろんな大人が出てきてくれるからこそ、自分たちがちゃんとできてるかどうかがわからないっていう不安もあると思う。

YUNA:そうなんですよ、主催と言いつつも。

今津:そこがまず大きく違うところではあると思うから、いかにどうしていくかっていうところで、俺たちも毎年やってたけど、コメント動画もらってたの覚えてる?

YUNA:はいはい。

今津:他のアーティストさんを一生懸命宣伝していくとか、本当にここにかけてるんだなあっていうことに集中特化すれば、私たち頑張ってるっていう気持ちにエンジンがかかってくるから、いろんなことに対して感動していくと思う。大変やったなって思うことをやったら皆のパフォーマンスに感動するし、その感動したのが自分達のステージにも絶対出るから。気持ちしかないというかね。
こんな話で大丈夫?(笑)

YUNA:もうなんか、色々考えさせられます。ありがとうございます。

今津:だからやっぱり手を抜いてる時って心動かへんねんやんか。後、もう取り返せるのは当日全員のライブを観ることかな!

YUNA:私それ絶対したいと思ってて。今まで、スケジュールの関係で何かの音楽フェスに行けたことがなかったんですけど、今年はいろんなフェスに行けるタイミングがあって。その時にも、ずっと主催者のバンドが袖で観てはったので、あぁ良いイベントの中心にはこういうことが大切になるんやなあってめっちゃ勉強になりました。

今津:観てたら、バトンが繋がってくるから、勘違いでもスイッチ入るから。1年目なんか俺1組観たかな? ぐらいやったけど(笑)。

YUNA:そうなんですか?(笑)

今津:ずーっと走ってるから(笑)。会場内走って、協賛の人にこっちです〜って呼ばれてたりとか、運営をしてて20km以上歩いてる感じやったなあ。去年とかは配信やったからいろんな人のライブ観れたんやけど。

YUNA:ステージが複数あるとそうですよね。私たちは今回、1ステージしかないので。

今津:俺はアーティストとかライブに構わず、客席まで降りていく。

YUNA:いいですね、最高です。

今津:で、向こうも主催の人が観てくれてるっていうのでテンション上がって良いライブになったりするから。その少しずつが良いフェスに繋がってくるかなあ。

YUNA:今回、ガールズはガールズで固めたんですけど、ジャンルがほんまにバラバラなんです。普段やったら一緒に集まらんやろうなっていうメンツで、私たち自身が初めましての方もいるぐらいなので、お客さん自体もほとんどが初めてやから、タイムテーブル含めてどんな流れにしようかなあ? とか、この暑い中で転換の時間をどうやって待ってもらうかっていうのは考えたりしてます。

今津:ちゃんと顔と名前を一致させる事は、難しいかもしれないっていう状態か。

YUNA:言われてみればそうかもですね・・・自信はないです。

今津:そこは僕の実行委員長の強みでもあるかな・・・全員に挨拶しにいかせてもらえるっていう。

YUNA:なるほど。でも、実際に会いにいかれるってことですもんね。

今津:そうやね。できるだけ初めましての人は顔を合わせて挨拶しておきたいというか。自分がフェスとか出てもそう思うねん。実行委員長とかに「あ、今津おはよう」とか言われたらそれだけで1日嬉しくなるから。

YUNA:ほんまにそうですね、嬉しいです。

今津:「ありがとうごめんな〜、今ちょっと急いでて〜!」とかでもいいから、先輩であろうと後輩であろうとね。‟大阪☆春夏秋冬 YUNA”っていうシールを胸に貼って挨拶して回ったら?(笑)

YUNA:いいですね(笑)。それやろうかな(笑)。

今津:会場内走り回ってるイメージ残ってるから、ライブ観ても「あ、さっきの子や」って(笑)。



YUNA:1人カメラマンさんをつけるんですけど、私自身もスチール・カメラマンとしてライブ中だとか裏の写真を撮れる範囲で撮って、コミニュケーションできたらなあと思ってはいます。全員と喋りたいです。

今津:あんまり喋るの得意じゃない?

YUNA:私ですか? 人見知りはしないです。しゅかしゅん皆、人見知りしないです・・・(笑)。

今津:あはははは(笑)。そうやな。それがいいところやな。初めからみんな「今津さ〜ん!!」って感じやったもんな(笑)。

YUNA:そうですね、人はすごい好きです(笑)。タイムテーブルってどうやって決めていくんですか?

今津:とりあえず持ち時間は長すぎず短すぎずって初めから決めてるんやけど、タイムテーブル決めるのって大変! 本当にこの順番が良いと思うものが、できなかったりする。
「このバンドに1番に盛り上げてもらいたい!! ・・・でもこれ先輩や・・・。だからトリ前とかかなあ〜。」って。後輩やとしてもトップバッターになったら一応連絡はする。

YUNA:うわ〜、そうなんですね。

今津:「1番に盛り上げてほしくて〜」ってお願いする。でもうちの場合は出演者に実行委員が多いから、「ごめん、ここの時間帯に行って!」って解決してるけど、普段ライブハウスでやってる主催イベントの時は結構難しくて。例えば、トップバッターには盛り上げて欲しい、俺らはトリ、でも中だるみがあるから真ん中に実力者だとか盛り上げれる人を入れないとな〜って。長いフェスって最初と最後が観覧人数多いんよ。真ん中は休憩することが多いから、真ん中層は厚くしないといけない。でも真ん中層を厚くしすぎて、後半にかけて人が少なくなったってこともあるし。

だからそこは自分らを信じないといけないところではある。タイムテーブルは苦しいねー。コネコレロックも今回は配信の2日間やから、アコースティックっぽいのとバンドを半々に分けたかったけど、それぞれに出演日の希望ってあるから、ちょっとバランスが思い通りに行かなかったりはするかな。タイムテーブルは曲順と一緒で、イメージしながらかな。

YUNA:今年も配信ということで、去年に引き続き‟ロック画ステージ”(録画配信)ってありますけど、あれを取り入れようと思ったのは?

今津:結局出て欲しいアーティストが他にもいたから。‟この人誘いたい”‟出てほしい”ってアーティストがいるけど、今回の会場の1つのステージじゃ無理。海遊館やったら4つステージがあるからいけたけど、1つじゃ難しいし、大阪までの移動制限がかかってる人もいるから、じゃあ録画で良いやんと思って、それぞれから映像をもらって。

YUNA:事前に収録したものを、ってことですよね。

今津:そうそう。ライブハウスの人もいるし自宅の人とか好きな場所から。今年のロック画ステージの人達の映像をなんとなく観させてもらったけど、面白い場所ですごいお金をかけて撮ってる人もいたよ。レコーディング機材持ち運んだりして(笑)。

YUNA:えー!! 面白い(笑)。それもやってみたいです(笑)。配信ならではのこともどんどん増えてきて面白いですね。



YUNA:2021年のコネコレロックへの思いとか今年のこだわりとかってあるんですか?

今津:ん〜、毎年考えてることが同じっちゃ同じやから・・・。最初にも言ったけど真心かな。「5年後10年後にはこうなってるっていうビジョンを持て」ってよく言われるねんけど、音楽って意外とビジョンを持ってやっても、思い通りにいかないことが多い。「1日1人、客つけたら良いだけやろ。1000日やったら1000人つくやんけ。」って。

YUNA:わかります。「1人が1人を呼べば倍になっていく」みたいなね。

今津:いつどこで何に火がつくかわからないしその年にできる一生懸命をやって、雑にせずに皆さんに愛情を持ってやろうって。それは俺だけが思ってても意味ないから、実行委員のみんなに伝える。出る人にも実行委員にもみんなに自分のイベントって思ってほしいから。観てる人が何人だろうと満足感があれば来年はそこに上乗せされていくから自然と変わっていく。今年も真心込めて、みんなに愛情持ってやっていくっていうそれだけかな。

YUNA:嬉しいです。そんなイベントに出させてもらえて。

今津:しゅかしゅんはそうやって1年目から喜んでくれたね。

YUNA:めっちゃ楽しかったです、一緒に水鉄砲したり(笑)。

今津:この子ら口上手いな〜って思いながらも、俺たちは乗せられてる(笑)。「こんな楽しいイベント出たことない!」って口揃えて言ってて、「そんなわけあるか!」と思いつつも、みんな嬉しがってる。

YUNA:会場が変わったとしても、そこでの楽しみ方がありますしね。一緒にコラボさせてもらたりとか。

今津:そう思ってもらえたら、俺の中ではしゅかしゅんに対して成功やわな。

YUNA:今年もエンディングでは一緒に出来ることがありますもんね?

今津:あるある。

YUNA:あのテーマソングは最初からあったんですか?



今津:あった。プレイベントをやってて、その時にみんなで歌詞を作ろうって。あの歌詞って、左の頭文字がコネコレロックになってるんよ。

YUNA:へー! そうやったんですね! 最近ねー、しゅかしゅんみんな、街中でこのテーマソンングよく歌ってるんですよ。

今津:え? これを?(笑)

YUNA:そうです(笑)。

今津:あははは(笑)。

YUNA:ほんまですよ!?(笑) コンビニとかで、コネコレロックそれぞれの手を〜♪って。

今津:もうすぐコネコレやな〜って?

YUNA:いや、時期関係なく(笑)。それぐらい頭に残ってるんですよ。

今津:子供でも覚えられるようにって作ったからなあ。イベントタイトルも、俺が子供の時にあった‟みんなのうた”の‟ホネホネロック”のオマージュで。それからコネコレロックって付けてん。だから、あの猫も骨みたいな顔をしてる。



YUNA:え〜そうやったんですね!

今津:スピッツさんが、‟ルックルックこんにちは!”を‟ロックロックこんにちは!”ってオマージュしてるみたいに。

YUNA:最後にお客さんに対して何かありますか?

今津:ひねって。

YUNA:あははは(笑)。おひねりちょ〜だいっ。いや、でもほんま無料の配信イベントなんてそうですよね。

今津:今年はスポンサーの人たちにお金ちょ〜だいって言えなかったから。みんな大変な状態やから言えないし、全てのアーティストがそうやけど、金銭的なものは交通費くらいしか発生してない。皆さんの気持ちというか一生懸命が詰まってるイベントやから。音楽に乗せてその熱を届けるので観てほしい。

YUNA:私たちも頑張ります! ありがとうございました!

今津:お願いします! ありがとうございました!



どうでしたでしょうか?

今津さん、そして最後まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!

イベントを主催する方々の思いを聞くとより一層ライブへの思い入れが深くなりますし、出演出来たことへの感謝が大きくなるばかりです。

お客さんだけでなくスタッフや出演者の配慮含めて、イベントを作るという本来の意味を教えてもらえたようなとても良い時間でした。

『コネコレロック2021』は8月13日(金)、14日(土)の2日間開催されます。
8月13日(金)は午後2時~午後7時35分予定、
8月14日(土)は午後1時~午後6時35分予定です。
是非観てください!!

8月15日のえむもんもお待ちしています!


ではまた。

You rock!!


取材・文 =ヨシモリユウナ
写真=ヨシモリユウナ


[しゅかしゅんINFO]

【リリース】
■最新アルバム『BRAVE SOULS』 CD発売中&配信中

【イベント】
※国及び各都道府県からの要請に基づき変更となる場合もございますので、イベントの実施に関しましては各所ホームぺージ、SNS等でご確認の上、ご参加下さい。

■[公演中止]大阪★春夏秋冬 presents『MUSIC MONKEY FES 2021』
[日程] 2021年8月15日(日)
[会場] 大阪・服部緑地野外音楽堂
[時間] 開場 12:00 開演 13:00
[出演] 大阪★春夏秋冬、フィロソフィーのダンス、代代代、リリー楽綺団、他
※メンバーのEON、RUNA、事務所スタッフの新型コロナウイルス感染に伴い、公演中止となりました。
[チケット払戻期間]
2021年8月14日 10:00~2021年9月19日23:59
チケットぴあにてご購入のお客様
チケットの受取方法などにより手続きが異なります。
http://t.pia.jp/guide/refund.jsp
【お問い合わせ】チケットぴあインフォメーション < 0570-02-9111 >
※ お電話がつながりにくい場合、ご不明な点は下記URLから「ヘルプ検索」へご入力ください。
http://t.pia.jp/help/index.jsp

■『@JAM EXPO 2020-2021』
[日程] 2021年8月27日(金)・28日(土)
[会場] 横浜アリーナ

【TV】
■サンテレビ『#Nuts Porker』
※EON準レギュラー出演中!
毎週土曜日深夜24時00分~
※放送時間は週により変更になる場合がございます。
▷詳細はこちら

【RADIO】
■ラジオ関西『ONEラジ!』
2021年8月20日(金) 21:00~21:30
※MAINA、EON毎月第3週準レギュラー出演。
▷詳細はこちら

【BOOK】
■『IDOL FILE Vol.22 WEDDING DRESS』発売中
※MANA掲載

■『Kyoto & Shiga Creative Life Magazine Leaf』8月号発売中
※MANA連載コラム掲載

■『おとめ失格』コミックス第1巻(2021年5月14日発売)の帯にYUNA、RUNAが登場!!
【関連リンク】
▷MAGKAN
▷公式Twitter:@MAGGardenKansai
▷『おとめ失格』HP

【WEB】
■YouTube『しゅかしゅんのバラエtv』
▷YouTube Channel

■「Let you fly」ダンス・プラクティス動画YouTubes公開中
<YouTubeタイトル> 大阪☆春夏秋冬 / 「Let you fly」 Dance Practice Video @LIVE HOUSE
▷視聴はこちら

■MAINA作詞・作曲「春風」Music Video、YouTubeにて公開中
2021年2月27日に放送された読売テレビ「御社のMVつくります」で制作された、MAINA作詞・作曲「春風」のコラボMusic VideoがYouTubeにて公開中!
【大阪☆春夏秋冬 / 春風 -Collaboration MV-】
▷視聴はこちら

■WEB【SPICE】インタビュー掲載中
▷インタビューはこちら

■2020年6月に実施したオンライン単独ライブ『MABU~From LIVEHOUSE~』ライブ映像YouTube公開中
▷動画はこちらから

この記事を書いた人

YUNA(ユウナ)


1999年5月26日生まれ(双子座 /A型/一人っ子)

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5人組ガールズ ダンス&ヴォーカルユニット! 圧巻の歌唱力と、4人の個性溢れるコーラス&ダンスワークで、ROCK・ファンク・POPS・バラードと幅広い音楽を、歌とダンスで表現する驚きのパフォーマンス。音源だけでは満足できない、本物の LIVEアーティスト。 ▷大阪☆春夏秋冬オフィシャルHP ▷大阪☆···

この特集へのレビュー

女性

オーラ

2021/08/17 11:06

この前のZILLCONIAの「その手」を見てこの今津さんは真っ直ぐな少年のような人だと思いました。このインタビューを読み返しコネコレロックはもっと知られるべきフェス!「みんな拡散して」って気持ちでレビュー書き込みました。

男性

naoya

2021/08/16 23:26

良いお話が聴けました

男性

まーくん

2021/08/11 20:19

今年主催フェスするにあたって奔走した時間は絶対無駄にならないから、今回の経験を次に繋げていこう

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