ITZYのカムバック注目曲「LOCO」の日本語Ver.が人気
Z世代を虜にする韓国のガールズグループ・ITZYが、2021年12月22日に待望の日本デビューアルバム「IT'z ITZY」をリリースします。
その収録曲である『LOCO -Japanese ver.-』は、5ヶ月ぶりのカムバックにファンが沸いた1stフルアルバム「CRAZY IN LOVE」のタイトル曲『LOCO』を日本語詞に変えて制作された楽曲です。
ITZYのデビュー曲『DALLA DALLA』や肩ダンスが注目された『WANNABE歌詞』を手がけたGALACTIKAが制作を担当しており、中毒性のあるサウンドとエネルギッシュなダンスパフォーマンスにITZYらしさが表れています。
また、この日本語バージョンではメンバーの日本語の発音の美しさも好評で、ストレートな歌詞の世界観をさらに魅力的に引き立てていますよ。
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LOCO
おかしくなるのがわかる
I’m gettin’ LOCO LOCO
Oh gosh 甘い毒みたいだわ
I’m gettin’ LOCO LOCO
≪LOCO -Japanese ver.- 歌詞より抜粋≫
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タイトルでもあり、歌詞にも度々登場する「LOCO(読み方∶ロコ)」は「CRAZY」の別の言い方で、「狂っている」と言う意味があります。
「I'm gettin' loco」も同様に「私は狂気を持っている」と訳せるので、主人公の女性は何かに狂わされていると解釈できます。
「甘い毒みたいだわ」のフレーズによって、彼女を狂わせているのが甘美な恋であることが伝わってくるでしょう。
この楽曲には、恋に落ちていく時の「おかしくなるのが分かる」に止まれない様子が綴られています。
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出口のない部屋で見渡せば君だけ
この感覚はきっと I feel like I was born to love ya
≪LOCO -Japanese ver.- 歌詞より抜粋≫
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「出口のない部屋」の中にいるようにのめり込んでいて、心の中にいるのは彼の存在だけ。
「I feel like I was born to love ya(私は君を愛するために生まれてきたような気がするの)」という熱烈な表現に彼女の想いの強さがよく表れています。
盲目になるほどハマる恋
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オアシスどこ?kitty 彷徨うその日々
君しか見えないこの目は yellow
その手を熱く感じてたい
It's too late, want you so bad 君が欲しくなった
知らない すでにblind とことん行くわ
≪LOCO -Japanese ver.- 歌詞より抜粋≫
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「kitty」は「子猫」という意味がありますが、恋人に対して「かわいい子」と表現する場合の呼び方としても使われます。
自分を子猫のようにか弱い存在と表現しているのか、彼に甘く呼びかけているのかは不明ですが、彼女は心安らげる「オアシス」を探して彷徨っている状態のようです。
続く「君しか見えていないこの目はyellow」の歌詞は、おそらく薬物に依存するかのように彼に執着している様子を表しているのでしょう。
「want you so bad」と「君が欲しくなった」は同等の意味で、「It's too late(手遅れね)」の言葉に一度ハマってしまえばどうしようもなく欲してしまう恋の引力を感じます。
「blind」は「盲目」という意味があり、いつの間にか彼に盲目な恋をしている彼女がその感情のままに行動しようとする行動的な一面が垣間見えます。
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まだまだ狂わせてよ
You got me like CRAY-CRAY-CRAZY in love
一体何様?
止まらない気分が up & down
You got me like CRAY-CRAY-CRAZY in love
私は outta control
≪LOCO -Japanese ver.- 歌詞より抜粋≫
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サビでは「まだまだ狂わせてよ」と歌っているので、彼女はもっとこの恋にどっぷり浸かりたいようです。
「You got me like CRAY-CRAY-CRAZY in love」のフレーズは「あなたは私を愛に狂わせた」という意味と解釈できるでしょう。
彼女は恋をしてから些細なことで一喜一憂して感情を乱しています。
「私はoutta control(制御不能)」という歌詞から、自分でもコントロールできないほど恋心が加速していることが分かります。
ここまで自分を変わらせた彼に「一体何様?」と強気に出るのも、今時の女性らしい堂々とした雰囲気が伝わってきますね。
もっと愛に狂わせてほしい
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求めるがまま呼んで
全て君に捧げても I'm ok
時には天国にいるようで
奈落の底に落ちるよ
So dangerous, so so so dangerous, uh-oh
踏み込む君に 信じさせてよ もっと
≪LOCO -Japanese ver.- 歌詞より抜粋≫
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たとえ振り回されるとしても「求めるがまま呼んで」ほしくて、彼になら自分の全てを捧げてもいいとさえ思っています。
「時には天国にいるよう」に幸せなのに、一気に「奈落の底に落ちる」恋。
のめり込むとかなり危険と分かっていますが、それでも彼を信じたいという想いもあるのでしょう。
「踏み込む君に信じさせてよもっと」という表現に、そんな彼への願いが表れているように感じます。
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オアシスどこ?kitty 君の隣 give me
Break 知らずなの とことん行くわ
≪LOCO -Japanese ver.- 歌詞より抜粋≫
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「オアシス」を探していた彼女は、それが「君の隣」だと気づきそこにいる権利を彼に求めています。
「Break 知らずなの」という歌詞は、彼にいくら狂わされても本当に壊れてしまうことはないと伝えているのでしょう。
彼に惹きつけられてはいますが、彼といることを選んでいるのは彼女自身です。
だからもっと好きにならせてほしい、もっと夢中にさせて狂わせてほしいという気持ちが見えてきます。
愛に忠実な彼女のむき出しの感情が伝わる熱烈なラブソングに気分が上がりますね。
「LOCO」がITXYの新たな魅力を見せてくれる
ITZYの『LOCO』は、クールな音楽に乗せた強烈なフレーズが印象的です。恋をした時の抗いようもなく惹かれていく感覚に、共感できる人も多いのではないでしょうか。
日本デビューを果たしたITZYが『LOCO』で見せる新たな魅力をぜひ感じてください。