【歌割り・パート割り】あんスタ・M∀N∀「喪失寓意 -LOST BALLADE-」

[ニキ]
還（かえ）る時間（じかん）を見失（みうしな）って彷徨（さまよ）う果（は）てに

[弓弦]
街（まち）の隙間（すきま）に潜（ひそ）んだ異形（いぎょう）の魂（たましい）

[斑]
雑踏（ざっとう）と喧騒（けんそう）に紛（まぎ）れ

[つむぎ]
待（ま）ち望（のぞ）んでいる

[零]
人外（じんがい）達（たち）がさんざめく

[零][斑][つむぎ]
夜（よる）の訪（おとず）れ

[ニキ]
尽（つ）きないその闇（やみ）を祓（はら）おう

[斑]
摩天楼（まてんろう）から都会（とかい）を俯瞰（ふかん）するんだ

[弓弦]
隠（かく）恋慕（れんぼ）は終（お）わりにしよう

[零]
錆（さび）の様（よう）に闇（やみ）にこびりついた

[弓弦][ニキ]
浄眼（じょうがん）に映（うつ）る悲（かな）しみを

[つむぎ]
輪廻（りんね）から解（と）き放（はな）つ「もういいよ」

[弓弦][ニキ]
木霊（こだま）するその言葉（ことば）が

[零][斑][つむぎ]
誰（だれ）の耳（みみ）にも届（とど）かない儘（まま）に

[全員]
見（み）えはしないモノの存在（そんざい）の痛（いた）み

[弓弦]
永遠（えいえん）に還（かえ）すのさ

[全員]
物語（ものがた）られることのない寓意（ぐうい）達（たち）

[ニキ]
この胸（むね）に留（とど）めて

[全員]
辿（たど）り着（つ）くべき場所（ばしょ）も知（し）らされないで

[零][斑][つむぎ]
未来（みらい）を紡（つむ）いでゆく

[全員]
迷子（まいご）として生（う）まれてきた者（もの）達（たち）の

[弓弦][ニキ]
世界（せかい）を見守（みまも）る為（ため）

[弓弦][斑]
嘗（かつ）て誰（だれ）もが持（も）っていた筈（はず）の畏（おそ）れは

[ニキ][つむぎ]
変容（へんよう）して今（いま）もその胸（むね）に巣食（すく）ってる

[全員]
独（ひと）りぼっちになっていったのは当然（とうぜん）の帰結（きけつ）だなんて

[弓弦][ニキ][零]
呪（のろ）い達（たち）は手招（てまね）いているのさ もっと暗（くら）い方（ほう）へ

[零][斑]
尽（つ）きないその闇（やみ）を祓（はら）おう

[ニキ]
望（のぞ）みもしない遊（あそ）びの約束（やくそく）の

[零][つむぎ]
指切（ゆびき）りを強（し）いられているね

[弓弦]
自分（じぶん）でさえも気（き）づけない内（うち）に

[斑][つむぎ]
そのままで構（かま）わないよ

[弓弦][ニキ]
心（こころ）から解（と）き放（はな）つ「もういいよ」

[零][斑][つむぎ]
理不尽（りふじん）な苦悩（くのう）のバラッドも

[弓弦][ニキ]
今（いま）は喪失（そうしつ）させてあげるから

[全員]
人（ひと）の魂（たましい）に押韻（おういん）されてきた

[斑]
絶望（ぜつぼう）を希望（きぼう）に変（か）えよう

[全員]
物語（ものがた）られることのない寓意（ぐうい）達（たち）

[つむぎ]
この胸（むね）に留（とど）めて

[全員]
太陽（たいよう）と月（つき）が廻（まわ）ってく合間（あいま）に

[零]
見守（みまも）っていきたいんだ

[全員]
迷子（まいご）として生（う）まれてきた者（もの）達（たち）が
受（う）け継（つ）いでいく想（おも）いを

[つむぎ]
終（お）わらない争（あらそ）い

[零]
尽（つ）きない闇（やみ）

[斑]
その狭間（はざま）で

[ニキ]
請（こ）い願（ねが）う様（よう）に叫（さけ）ぶ その声（こえ）が

[弓弦]
何度（なんど）も、

[ニキ]
今日（きょう）も何度（なんど）も

[弓弦]
「もういいかい」と響（ひび）く

[全員]
見（み）えはしないモノの存在（そんざい）の痛（いた）み

[ニキ]
永遠（えいえん）に還（かえ）すのさ

[全員]
物語（ものがた）られることのない寓意（ぐうい）達（たち）

[弓弦]
この胸（むね）に留（とど）めて

[全員]
生（い）きることの意味（いみ）を求（もと）め彷徨（さまよ）える

[零][斑][つむぎ]
時代（じだい）の迷子（まよいご）達（たち）よ

[全員]
「まだだよ」明日（あした）へ歩（あゆ）みを止（と）めるな

[弓弦][ニキ]
血脈（けつみゃく）に願（ねが）いを刻（きざ）んで