ゴールデンボンバー(金爆)とはどんなバンド?
ゴールデンボンバーを知らない方のために、まずはゴールデンボンバーのこれまでの歴史や魅力、バンド名の由来などを紹介します。
ヴィジュアル系エアーバンドとして大人気
「ゴールデンボンバー」は、2004年に結成された4人組ヴィジュアル系バンド。実はメジャーデビューはしておらず、現在はユークリッド・エージェンシーに所属して活動しています。
そんなゴールデンボンバーの最大の特徴といえば、楽器を演奏しない「エアーバンド」であること。
結成当初は演奏をしていましたが、演奏スキルがなかなか上達しなかったことがきっかけで、エアーバンドになりました。
耳だけでなく目でも楽しめるバンドにしたいという思いから、楽器隊は演奏ではなく、さまざまなパフォーマンスで観客を盛り上げています。
結成とバンド名の由来
ゴールデンボンバーの活動が始まったのは、2004年の年末のこと。ボーカル・鬼龍院と、ギター・喜矢武を中心に、パンクバンドとして活動をスタートしました。
その後すぐに解散するものの、喜矢武の呼びかけにより鬼龍院と2人で活動を再開。
それから数回に渡るメンバー入れ替わりを経て、2009年に現行のメンバー編成になりました。
ちなみに、バンド名の由来は「ゴールドラッシュ」という缶コーヒー。
バンド名を考えているときにテーブルの上に置いてあった缶コーヒーを見て、喜矢武が発案しました。
ファンの間では「金爆」の愛称でも親しまれています。
「女々しくて」がオリコンカラオケランキングで49週連続1位
ゴールデンボンバーの楽曲はユニークでノリが良いため、カラオケソングとしても愛されています。中でも2009年にリリースされた「女々しくて」は、2012年9月から2013年8月に渡り、49週間連続でオリコンカラオケランキングの1位を獲得。
リリース当初はランキング圏外の楽曲だったものの、動画サイト「ニコニコ動画」で話題になったことをきっかけにCMソングにも起用され、一躍大ブレイクしました。
2024年現在もこの記録は破られておらず、彼らの偉大な功績と言えるでしょう。
ゴールデンボンバー(金爆)メンバーの読み方・年齢など紹介
続いてはゴールデンボンバーのメンバーのプロフィールを一挙にご紹介!名前の読み方や年齢、いつからメンバーなのかについて、詳しく解説します。
鬼龍院 翔(キリュウイン ショウ)
担当 | ボーカル |
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本名 | 不明 |
誕生日 | 1984年06月20日 |
年齢 | 40歳 |
出身地 | 東京都 |
身長 | 164cm |
「鬼龍院 翔(キリュウイン ショウ)」は、ゴールデンボンバーの結成メンバーの1人。
現在はボーカルを担当していますが、実はギターもベースもドラムもできるマルチな才能の持ち主です。
さらに、ゴールデンボンバーでは作詞や作曲も担当しています。
ゴールデンボンバーとして活動する前は、お笑い芸人として活動していた異色の過去もあり。
尊敬するアーティストはGACKTだと公言しています。
喜矢武(喜屋武) 豊(キャン ユタカ)
担当 | ギター |
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本名 | 不明 |
誕生日 | 1985年03月15日 |
年齢 | 39歳 |
出身地 | 東京都 |
身長 | 166cm |
「喜矢武(喜屋武) 豊(キャン ユタカ)」も、ゴールデンボンバーの結成メンバーです。
名前は本名ではなく、沖縄出身の友人の苗字に憧れたことから「喜矢武」と名付けました。
担当はギターですが演奏はしておらず、ライブでは「ギターソロ」として激しいパフォーマンスを行うことが鉄板。
しかし、実際はギターの演奏もでき、一部の楽曲で披露することもあります。
ちなみに、ライブで使用される小道具は喜矢武の手作り。
手先が器用なことでも知られています。
歌広場 淳(ウタヒロバ ジュン)
担当 | ベース |
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本名 | 高山 淳(タカヤマ ジュン) |
誕生日 | 1985年08月30日 |
年齢 | 39歳 |
出身地 | 千葉県 |
身長 | 174cm |
「歌広場 淳(ウタヒロバ ジュン)」は、ベースを担当するメンバー。
学生時代に偶然ゴールデンボンバーのライブを目にし、ホームページにあった「ベースが弾けない人大歓迎!」というベーシストの募集要項に惹かれ、2007年4月に加入しました。
芸名の由来はカラオケボックスの店名。
「女性に好かれる名前がいい、女性はカラオケが好き」という発想と、鬼龍院・喜矢武が漢字3文字だったことから「歌広場」と名付けられました。
樽美酒 研二(ダルビッシュ ケンジ)
担当 | ドラム |
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本名 | 不明 |
誕生日 | 1980年11月28日 |
年齢 | 43歳 |
出身地 | 福岡県 |
身長 | 181cm |
「樽美酒 研二(ダルビッシュ ケンジ)」は、2009年に加入したドラム担当。
ゴールデンボンバーに加入する前は青春パンク系のバンドとして活動しつつ、「Missing Tear(現:everset)」というバンドのサポートを行っていました。
そんな樽美酒といえば白塗りの顔が印象的ですが、これは顔が赤くなるのを隠すためのメイクなんだそう。
音楽に出会う前は野球に打ち込んでおり、高校は野球推薦で入学するほどの実力の持ち主でもあります。
ゴールデンボンバー(金爆)のおすすめ人気曲3選
最後に、ゴールデンボンバーの人気曲を厳選して3曲ピックアップ。押さえておけばライブで盛り上がれるのはもちろん、カラオケでも仲間と一緒にワイワイと楽しめますよ。
女々しくて
「女々しくて」は、2009年10月にリリースされた6枚目のシングルです。
現行メンバーになってから初となるシングルであり、彼らの最大のヒット曲でもあります。
そんな「女々しくて」は、1度聴けば覚えられるキャッチーな歌詞とメロディー、ダンスが特徴的。
歌詞では女性に捨てられた男性の悲しさと虚しさが入り混じった心情が歌われていますが、切ない内容はお構いなしに盛り上がれる1曲です。
同曲はCMソングに起用されたことで幅広い層に認知され、NHK紅白歌合戦にて4年連続で披露、2014年にはJASRAC賞を受賞するなど、日本の邦楽シーンにおいて歴史的な楽曲となりました。
101回目の呪い
「101回目の呪い」は、2014年1月にリリースされた14枚目のシングルです。
ゾッとするようなタイトルが印象的ですが、楽曲の内容はあたたかみ溢れる応援ソング。
生きることを諦めようとしている「君」を、なんとか救おうとする強い思いが歌われています。
重厚感たっぷりのメロディアスなサウンドと相まって説得力があり、気分が落ち込んでいる時に聴くと励まされそうです。
「101回目の呪い」は2014年「第56回輝く!日本レコード大賞」において、作曲賞を受賞したことでも話題になりました。
僕クエスト
「僕クエスト」は、2011年6月にリリースされた11枚目のシングルです。
人気アニメ「遊☆戯☆王ZEXAL」のエンディングテーマに起用されました。
同曲のテーマについて、鬼龍院は「親に怒られてもゲームをやり続ける少年」と語っていますが、歌詞を見ると生き方を問うような熱いメッセージが印象的。
やりたいことと向き合っている人の背中を押し、やりたいことと向き合えていな人には「自分の想いに素直になりなよ!」と喝を入れてくれます。
疾走感のあるロックサウンドにも注目です。
ゴールデンボンバー(金爆)のメンバーは個性的で面白い!代名詞のエアーバンドを楽しもう
ゴールデンボンバーは、楽曲もメンバーも個性的でユニークな点が唯一無二の魅力です。ご紹介した「101回目の呪い」や「僕クエスト」のようなメッセージ性の強い楽曲にも励まされますが、ひたすら盛り上がれる「女々しくて」のような面白い楽曲からも元気をもらえるはず。
さらに、彼らの体を張ったライブパフォーマンスからは勇気をもらえるので、楽曲と合わせてぜひチェックしてみてください。
そして「生でみてみたい!」と思ったら、ぜひライブに足を運んでみてくださいね。