背中を押してくれる曲を笑顔で歌う姿が特徴的な日向坂46
日向坂46は秋元康がプロデュースし、2019年3月27日にデビューシングルをリリースしたアイドルグループ。可愛らしさと爽やかさを兼ね備えながらも背中を押してくれるような曲を多く歌い、パフォーマンスではメンバーの笑顔が特徴的です。
しかしそれぞれの曲の歌詞をよく見ると、切なさや力強さといった意味が込められているという意外性が顔を覗かせることもあります。
今回考察していく『絶対的第六感』は、疾走感のある印象で恋の予感がまるで走り抜けていくかのようです。
ここから『絶対的第六感』の歌詞の意味を詳しく見ていきましょう。
未来の恋を予感させる歌詞
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Sixth Sense Sixth Sense なぜわかった?
Impression Impression 出会った瞬間
胸に響く恋のアラート
未来とは無意識の選択肢
僕たちは そうきっとFall in love.
≪絶対的第六感 歌詞より抜粋≫
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「なぜわかった？」と言っていることから、主人公が恋に気づいたことに動揺している様子が伝わってきます。
「胸に響く恋のアラート」が鳴り始めて、無意識に未来を選択していくうちに恋に落ちると予言しているかのようです。
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ねえ 説明なんか
できるわけないでしょう
どこの誰かも知らないままで
中途半端に紹介されて
そっけない感じでNice to meet you
≪絶対的第六感 歌詞より抜粋≫
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主人公は誰かを通して相手を紹介されているものの、「どこの誰かも知らないまま」の状態と言っています。
中途半端に紹介されてしまったので、初めはそっけない態度をお互いにとったのでしょうか。
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Can't put a finger on it(何だかわからないけど)
ハートは感電中
全身を走ったヤバそうな予感
素通りできず立ち止まったまま
近づきたいけどどうすりゃいいんだろう?
≪絶対的第六感 歌詞より抜粋≫
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「ハートは感電中」「全身を走ったヤバそうな予感」から、主人公は相手にビビっときているようです。
「近づきたいけどどうすりゃいいんだろう?」では、主人公は自分に訪れた恋をどのように進めたらいいのか悩んでいる様子が分かりますね。
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ちょっと待ってよ Lady!
ここでGood byeじゃ
残念すぎる
≪絶対的第六感 歌詞より抜粋≫
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戸惑いながらも、ここでそのまま別れるのは悔しいのでしょう。
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Sixth Sense Sixth Sense 何かあるんだ
Got a feeling Got a feeling 感じないか?
僕は君にハッとしたんだ
表情はCoolだけど I wanna love you
運命と気づいて You wanna love me?
≪絶対的第六感 歌詞より抜粋≫
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「僕は君にハッとしたんだ」というところから、主人公は相手から何かを感じ取ったということが分かります。
表情はクールでも主人公は相手を好きになりたいと思っていて、だからこそ相手にもこれは運命だと気づいてほしいのではないでしょうか。
主人公の予感が確信に変わる
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もっと前から君を
知っていたようなないような
君はまるでデジャビュなんだ
直接的な心の波動が
ああなってこうなって 全部お見通しさ
≪絶対的第六感 歌詞より抜粋≫
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主人公は以前から相手を知っていたかのような感覚になっているようですね。
相手の行動が呼び寄せる心の動きさえも、全て見えてしまうという気持ちになっていると主人公は言っているように感じます。
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信じてないんだね
今夜どうなるか
当ててみようか?
≪絶対的第六感 歌詞より抜粋≫
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自分の予感を信じてもらえない主人公は、今夜どうなるか当ててみせることで、自分の絶対的第六感を証明しようとしています。
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Sixth Sense Sixth Sense 理屈じゃなくて
God says God says 聴こえるんだ
それはDreaming きっとDreaming 正夢なんだ
そのうち わかるさ I wanna hold you
嘘なんか言ってない You wanna kiss me?
≪絶対的第六感 歌詞より抜粋≫
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理屈とかそういったことは抜きにして、聴こえるようにこの先のことが分かると主人公は思っているのかもしれません。
これは正夢でそのうち相手にも分かると言いながら、「嘘なんか言ってない」という言葉からやはり主人公の感覚は相手に伝わってないのではないでしょうか。
ただ、主人公は「相手に接近したい」という気持ちがどんどん高まっているパートに感じました。
絶対的第六感を信じて疑わない主人公で恋の盲目さを描いた曲
今回は日向坂46の『絶対的第六感』について歌詞の意味を考察しました。理屈抜きで「間違いなく恋だ」と思える何かが主人公の身に起こったのでしょうね。
それはまるで、盲目的な恋をしている人のようです。
今回の考察を参考にしながら、ぜひあなたなりの解釈を広げてみてくださいね。
