UtaTenでは出場グループ全組のライブレポートをオリジナルの写真と共にお届け!
本記事ではそのうちメインステージとなる"ギガギガステージ"のレポートのうち<異世界アイドル☆パラレルパレード・シンデレラ宣言!・東京女子流>の3組のレポートを掲載。
▲ギガギガステージレポート第1弾はこちら
ここでしか観ることの出来ないギガソニランウェイでアイドルたちの普段とは異なるスタイルを楽しんだあとは、元気ジャパンとのコラボステージ、出演メンバーと女子研究大学のトークでフロアを沸かせる。TiiiMOの楽曲「Let’sきゅん♡」のダンスをステージにいる全員でTikTokで撮影するなど、楽しい雰囲気を作り上げた...。
異世界アイドル☆パラレルパレード
そんな温かい雰囲気の中、次に登場したのは異世界アイドル☆パラレルパレードだ。「Overture」が会場に響き渡り、ステージに姿を現した3人にフロアからはクラップのプレゼント。板についた3人は、「青い夏と君とサイダー」を投下。タオルを振り回しながら圧巻のパフォーマンスを魅せる。「初めて見る方も一緒に踊ろうぜ!!」とフロアを温めると、個性のある三者三様の声で我々を魅了し続ける。フレッシュなサウンドが非常に心地がいい。
「楽しんでるか!!」とMCで声を上げると、「子供がお腹の中に……」と冗談を一発。真相は分からないが、SNSをチェックしてほしいとのこと。MCでも彼女たちの個性が光る。そんな中、エモーショナルなサウンドが会場に響く。「ディレイな朝焼けを待つ僕は」がスタートすると、ギアがまた一つ上がる感覚があった。初めて彼女たちを観る人間も置いて行かないパフォーマンス。「おい! おい!」と煽りを続ける、フロアに埋め尽くされた人間、全員に届けるパフォーマンス。「ハイパーあるてぃめっとラブふぉーゆー」では、「エクササイズしますよ、一緒に動きましょう!」とひと言。ステージ上を縦横無尽に動きながら体を動かす3人。それに呼応するようにオーディエンスも動き回る。
ポップでカラフルで、それでいてオーディエンスも参加しやすい極上曲。「残すところあと少し。最後は新曲、とっても緊張しております!」と披露された21枚目のシングル「プリズム」を丁寧に歌い上げると、「超緊張した!」と気持ちを吐露。新曲の評判を聞くと、フロアからは大きな歓声が上がった。そんな反応を見て「ありがとう!!」とキュートにお礼してステージを後にした3人だった。
【写真】異世界アイドル☆パラレルパレードのライブ写真(全14枚)
シンデレラ宣言!
胸を打つビートがフロアに流れ出す、次にステージを彩るのは、シンデレラ宣言!の7人。「最後まで盛り上がってきましょう!」とスタートした、「シンデレラ宣言!」をポップにパフォーマンス。彼女たちとともに踊るオーディエンスの姿が多数。
たった1曲で自分たちのフィールドへとフロアを誘う。間髪を入れずに投下したのは、「オクターブガールズ」。「幕張まだまだ盛り上がっていくぞ!」と声を上げると、ぶち上がるオーディエンス。ジャンプ、ジャンプとみんな楽しそうだ。そんな空間の中でキュートに踊り歌う7人。
「恋愛ラビリンス」を歌唱する頃には、フロアはもう彼女たちの虜。王道のアイドルソングで才能を魅せつける。
クラップを拝借すると、フロアには優しいクラップが鳴り響く。MCでは今年も出演出来たことに触れ、NANAこと一ノ瀬ななの「すごく楽しいです!」の声にオーディエンスは大きな歓声を上げる。
「後半戦もまだまだ盛り上がる準備はできていますか!」とスタートした「シンデレラ革命-Revolution-」はまさにレボリューション、フロアに革命が起きている。シンデレラと冠したアイドルが革命を起こす。これは彼女たちにしか歌えない楽曲だ。
シンデレラ宣言!色にフロアを染め上げると、最後に「推し」を披露。これもまたこの最高のフェスにぴったりな楽曲。疾走感は増し増し、最後の最後まで彼女たちが提示するアイドル像を楽しむことが出来た。天晴れなステージメイクにオーディエンスは呼応し、最大限のクラップで彼女たちのパフォーマンスを讃えていた。
【写真】シンデレラ宣言!のライブ写真(全14枚)
東京女子流
フロアに手を振りながら登場した、東京女子流。板につくとフロアから歓声が上がった。「踊るよ!」とスタートした「おんなじキモチ」。ポップでキャッチーなサウンドが鳴り響く。
一緒にダンスするオーディエンスが多数いる中、スキルフルなダンスを披露する4人。どこか90年代ポップスの匂いがする楽曲を歌い上げると、「光るよ」を投下。雰囲気を一変する疾走感溢れるサウンドで魅了すると、「ギガソニ! 楽しんでいくぞ!」とさらにギアを上げる。ステージ上で光り輝く4人。曲が終わるたびに歓声が巻き起こる。
「私たち、楽しい思い出を作っていきましょう! 楽しんでいけるかい!」と煽りながら自己紹介を終えると、クラップを拝借。「手を上げて!」とスタートした「ミルフィーユ」。クールな一面を魅せつける4人。本当に、いろんな表情を見せてくれる。
息のあったダンスに4人のハーモニー。うん、素晴らしい。「いくぞ幕張!」とスタートした「datura」ではドラムのビートに合わせて、クラップ、クラップ。ジャジーな雰囲気もあるおしゃれな仕上がり、それでいてポップなサウンドに圧倒される。パフォーマンスから垣間見られる4人が4人を信じている雰囲気。
「ギガソニありがとうございます〜! 最高です!」と気持ちを吐露すると、「この曲を皆さんに届けたいと思います」とラストソングの「フォーリンラブな時」を投下。ミドルなテンポが非常に心地いい。センチメンタルでエモい。
聴き入ってしまうオーディエンス、妖艶さもありつつ、とびきりキュートにパフォーマンスを披露した。これは完全に私感だけれど、彼女たちにはバッグバンドを背負ってライブをしてほしいなと思った。
それほどまでに優れた楽曲、サウンドの幅の広さは一級品。最後まで東京女子流の魅力に圧倒されたステージだった。
【写真】東京女子流のライブ写真(全14枚)
TEXT 笹谷淳介
PHOTO メトロ。・Kei Sakuhara
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