UtaTenでは出場グループ全組のライブレポートをオリジナルの写真と共にお届け!
本記事ではそのうちメインステージとなる"ギガギガステージ"のレポートのうち<22/7・夜行性アミューズ・SUPER☆GiRLS・真っ白なキャンバス>の4組のレポートを掲載。
女子研究大学の小気味のいいOPトークで幕を開けたステージ、トップバッターを務めるのは、「デジタル声優アイドル」として活動する22/7。THEアイドル象徴するような佇まいで登場した彼女たちは、冒頭からボルテージMAXのライブを魅せてくれた。
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22/7(ナナブンノニジュウニ)
「Overtune」が会場に響き渡るとフロアからはクラップが巻き起こった。ペンライトが光るギガギガステージ、22/7の9人は板につく。
「後でわかること」からキックオフしたパフォーマンス、息の合ったダンスと歌唱を我々を魅了する。フロアには彼女たちとともに踊るオーディエンスの姿がある。
規則正しく揺れるペンライトの明かりが彼女たちのパフォーマンスに花を添えている。
続けて、「地下鉄抵抗主義」を投下すると会場のボルテージはさらに上昇し、フロアからは「オイ! オイ!」と声が上がる。
歪んだギターの音色に合わせスキルフルなダンスを見せつけると、MCの時間。
個性たっぷりの自己紹介を終えると、次に披露する楽曲についての説明。
3曲目に披露された「YESとNOの間に」は彼女たちの13枚目のシングルであり、TVアニメ『ATRI -My Dear Moments-』のEDテーマ。初のアニメタイアップということに触れ、楽曲へ移行。
イントロが鳴り響くとフロアからは「やったあ!」と声が。疾走感満載の楽曲にクラップが自然発生する多幸空間、コールも巻き起こり、22/7が完全にフロアを掌握している。
続けて、「願いの眼差し」、「タチツテトパワー」を連続投下。「せーの」の掛け声でフロアでは「たちつてと!」と声が沸き起こる。フロアに集まった全員を魅了する彼女たち。最後はMCを挟み、「初めまして、佐藤です!」とこちらも新曲である「佐藤さん」を披露して見事トップバッターの大役を務めた。
9人は、「この後もたくさん可愛いアイドルさんが出てくるけど、私たちのこと忘れないでくださいね〜!」とステージを後にしたのだった。
【写真】22/7のライブ写真(全12枚)
夜行性アミューズ
2番手としてステージに姿を現したのは、夜に煌くテーマパーク・夜行性アミューズ。
通称よるあみのパフォーマンスはSEがフロアに鳴り響き、「Are you ready!」と幕を開けた。「いっぱい遊ぼうね!」という掛け声からスタートした「夜行性イントロデュース」。そんな言葉に応えるようにオーディエンスは、飛び跳ねる。
たった1曲でよるあみの世界へと我々を引き摺り込むスキル、天晴れである。ステージを縦横無尽に動きながら圧倒的なパフォーマンスを魅せつける彼女たち。クラップやコールが絶え間なく続くフロア。
勢いはそのままに「HappyNight,HappyLand」を披露すると、フロアはさらに熱を帯びていく。ポップでカラフルなステージメイク。疾走感ある楽曲はまるでジェットコースターのよう。
フロアからは「Fu! Fu!」と声をあげるオーディエンスの姿がある。ツーステを刻み体全体でライブを楽しむ姿、これがライブだなと思わざるを得ない。2曲を披露するとMCでは、「せーのと言ったら名前を呼んでください!」と各々が自己紹介。
この日残念ながら欠席した、炎谷莉奈の分も盛り上げていく5人。そして初の幕張メッセの舞台と言葉にすると、「盛り上がれるか! 拳をあげてください!」と始まった「デジタルタトゥー」。フロアからは「やったあ!」と声が上がる。
「幕張もっと声を出して!」と煽りながら、クラップが鳴り響くステージに鎮座するよるあみの5人。キュートさの中にクールさを混在させながら歌唱を終えると続けて「らぶめろでぃ」を投下。雰囲気は一変し、ラブリーな雰囲気が漂う。
「声を出せますか!」と披露したラストソング「エキゾチックテレパシー」。クセになる楽曲の展開、ラップパートもお手のものの、よるあみ。
最後の最後までファンを置き去りにしないパフォーマンス、激しく、そして可愛くフロアを盛り上げて、ライブは幕を閉じた。
【写真】夜行性アミューズのライブ写真(全12枚)
SUPER☆GiRLS
「S・U・P・E・R」とSEが流れると幕を開けた、SUPER☆GiRLSのパフォーマンス。「宣誓! 私たち SUPER☆GiRLSは清く正しく 100%の笑顔でアイドルの花道を突き進むことを誓います!」とスタートした「花道!!ア~ンビシャス」から彼女たちは、王道アイドルに風格を我々に魅せつける。
「それそれそれ!」とコールが起こるフロア。スパガの圧倒的なパフォーマンスに花を添えるように飛び跳ねるオーディエンス。
安定したパフォーマンスは流石のひと言。スキルフルなダンスに歌唱、すでにフロアはスパガの虜である。
続けて、「これが私のアイドル道!」と高らかに宣言し、スタートした「恋してYES~これが私のアイドル道~」。彼女たちの自己紹介ソングをキュートに歌い上げるとボルテージは上昇傾向。
キャッチーなメロディに寄り添っていると、MCが始まる。「まだまだ盛り上がっていけますか! 幕張メッセもっといけるでしょ!」と煽られるものだから、呼応するオーディエンス。「MAX!乙女心」を投下すると、フロアで揺れるペンライトの光り。
スパガとともに踊り狂うオーディエンス、技術力の高いパフォーマンスに聴き入ってしまうオーディエンス、楽しみ方はもちろん人それぞれだけれど、表情は共通して笑顔。ステージの上にもフロアにも笑顔の花が咲いている。
間髪を入れずに「ラスト2曲になりました!」とギアをさらに入れて展開していくライブ。
檸檬色に光るステージ上でキュートに「Summer Lemon」を披露すると、盛り上がりは最高潮。疾走感満載、甘酸っぱい楽曲を歌い上げると「まだまだ行くぞ!」と「女子力←パラダイス」をラストに投下。
最後の最後まで王道アイドルの風格と最大級のキュートさをステージで魅せつけ、スパガのライブは幕を閉じたのだった。
【写真】SUPER☆GiRLSのライブ写真(全11枚)
Peel the Apple
4組目にステージを彩ったのは、Peel the Appleの9人。SEが流れ出すとフロアは熱を帯び始める。「灼熱Glitter」からスタートしたライブ、冒頭から大クラップが巻き起こる中で、老若男女が彼女たちのパフォーマンスに熱狂しているのがこちらにも伝わってくる。
自由に楽しむオーディエンス、その中には子供たちの姿がある。みんな笑顔でPeel the Appleのステージを観ている。
そんな多幸空間の中、間髪を入れずに「リンゴの皮をむくな!〜Don't Peel the Apple〜」を投下すると、さらにボルテージは上昇。キュートながらクールにフロアを煽る姿が新鮮だ。
呼応するオーディエンス、「みんなで!」と声が上がると、フロアに入る全員でシンガロング。
MCでは「すごい、幕張のステージに立ってる! こんな素敵なステージに立てて嬉しい」と気持ちを吐露する一幕も。そんな言葉に声を上げるオーディエンス。「青春グラフィティー」で圧倒的な歌唱力を魅せつけると、フロアではペンライトが揺れる。
なんともアオハルな楽曲を丁寧に歌い上げると、幕張に少し冬がやってきた。「冬色センチメンタル」、タイトル通りセンチメンタルへと誘う彼女たち。
青く輝くステージの上でパフォーマンスをする9人にフロアからは温かいクラップが巻き起こる。
「ラストいくぞ!!」と高らかに宣言し、ライブはラストソングへ突入。「Va!Vamos!」を投下すると、「最後はみんなでめちゃくちゃ声を出して!!」と煽る。
彼女たちのライブを観ていると楽しみ方は無限大なんだと思わざるを得ない。高くジャンプするオーディエンスに一緒に歌い踊るオーディエンス、一つのライブの中でこれだけたくさんの楽しみ方がある。
ステージを完全にPeel the Apple色に染め上げ、「幕張ありがとう!!」とライブは幕を閉じた。
【写真】Peel the Appleのライブ写真(全12枚)
真っ白なキャンバス
5組目は、11月4日に7年の歴史に幕を閉じる、真っ白なキャンバス。「あなたと一緒に、大きな夢を描いていきたい。この真っ白なキャンバスに。」をコンセプトに活動する彼女たちのGIGA•GIGA SONICラストの舞台。
オーディエンスはライブ前からそんな彼女たちのステージに花を添えようと、準備している。「闘う門には幸来たる」から幕を開けた7人のパフォーマンス。ジャンプするオーディエンスが多数いる中で、スキルフルなダンスと歌唱を披露する。
バンドライクなサウンドに乗せて、声を上げるフロア。パフォーマンスに呼応するかのようにジャンプ、コール、クラップの嵐。間髪を入れずに「SHOUT」を投下するとさらにギアが上がるフロア。疾走感と力強さ、鳴り止まないコールと熱狂。
その格別なフロアをメイクしているのは紛れもなく、真っ白なキャンバスの7人だ。
ツーステ、ジャンプ、なんでもあり。勢いよくパフォーマンスする7人は、「アイデンティティ」を続けて披露。アイドルソングの良さと、ビートの太さを兼ね備えた楽曲にオーディエンスはさらに熱狂する。
「Heroine hour」では、オレンジ色に染まるステージの上で歌唱。クラップは鳴り止まない、勢いが止まることを知らない。終始スキルフルなダンスと歌唱を魅せると、最後に「全身全霊」を投下。
「最後の曲です、盛り上がっていきましょう!」と高らかに宣言すると、フロアのボルテージは最高潮。
彼女たちの全身全霊、そしてオーディエンスの全身全霊、エネルギーを交換しながらフロア、ステージに、ここにいる全ての人間で作り上げた、そんなライブ。クラップが包み込むステージで力強く歌い上げた、7人。ラストのMCでは、ステージの前に出てオーディエンスへ感謝を伝えた。
【写真】真っ白なキャンバスのライブ写真(全12枚)
TEXT 笹谷淳介
PHOTO メトロ。・Kei Sakuhara
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