UtaTenでは出場グループ全組のライブレポートをオリジナルの写真と共にお届け!
本記事ではそのうちメインステージとなる"ギガギガステージ"のレポートのうち<TiiiMO・のんふぃく!・ロージークロニクル・CANDY TUNE>の4組のレポートを掲載。
▲ギガギガステージレポート第2弾はこちら
TiiiMO
次に登場したのは、TiiiMO。「盛り上がっていきましょう!」とステージに姿を現した6人にクラップで応えるオーディエンス。
1曲目は、先ほどTikTokで撮影した彼女たちの最新曲「Let’sきゅん♡」。キャッチーでクセになってしまう楽曲を投下すると、オーディエンスは自由に乗り始める。ラップパートもお手のもの、大きな歓声が上がると、続けて「マイファン」。高らかに歌い奏でる6人。拳を突き上げるオーディエンス。
ガレージロックのようなサウンドに酔いしれる。クールなラップパート、上手い。
「イージーピージーS」では、「歌って!」と「オー、オー」とシンガロング。力強い歌唱とキレのあるダンス。
MiMAがステージのセンターで存在感を放つ。ペンライトが揺れるフロア。続けて「オリンピアン」を披露する。さまざまなジャンルを行き来する彼女たち。空気を切り裂くMiMAの歌声。スキルフルなダンスに歓声が上がる。
パワードバイTV 元気ジャパンのコラボステージで「売れない」と揶揄されていたけど、それは嘘だろ。これほどまでにスキルを持っている彼女たち、これからが楽しみで仕方ない。
「Not Losing」では、「クラップしてください! 初めての方も最高の時間を過ごしていきましょう!」と言葉にして、パフォーマンス。シンガロングが巻き起こる素敵な空間。拳を突き上げて、歌い踊る。
MCでは、深々と頭を下げ、次の曲は撮影がOKだと告知。「SNSで拡散してね」とスタートした2度目の「Let’sきゅん♡」。「令和で次に流行るのはこの曲です!」と圧倒的なパフォーマンス。
ギガギガステージをキュンキュンな雰囲気に染め上げた。彼女たちのパフォーマンスの余韻がライブ後もフロアに漂っていた。
【写真】TiiiMOのライブ写真(全14枚)
のんふぃく!
次に姿を現したのは、「貴方の愛した私はノンフィクションですか?」でお馴染みののんふぃく!の7人。2周年SEが流れ出すと飛び跳ねるオーディエンスの姿がある。彼女たちは冒頭から凄まじいライブ展開を魅せることになった。
「てっぺんコード」からボルテージは最高潮。一気に自分たちのフィールドへと我々を誘う。ソロダンスで圧倒すると呼応するオーディエンス。
間髪入れずに「らぶげっちゅ」を投下すると、ライブはジェットコースター展開。踊り狂うオーディエンス、ツーステの嵐。
本当にアイドルのライブなのか?と不思議なるほどの展開、絶妙な転調にリズムの多様さ。
「絶対優勝!おぎゃりマスター」を連続投下、オーディエンスに踊りをやめさせない7人のパフォーマンス。ステージ上で自由に動き回るのんふぃく!。
ダンスはキレキレ、歌唱も圧倒的、そんなメンバーに呼応するオーディエンス。自由な場所で自由に楽しむ、これはフェス冥利に尽きる。
MCでは、「もっともっと大きく踊れますか!」とひと言。彼女たちまだまだ踊らせる気だなと思ったのも束の間、「ノーテンキ超キュートガール」が始まると勢いを増していくステージ。
超ド級のポップ、嵐のようなステージメイク。飛んで、ステップを踏んで、笑顔で、ジャンプ! 我々を台風のように巻き込んでいく。
「全人類あいうぉんちゅー」では、いくらなんでもBPMが速すぎる。そんなに飛ばすと息切れしちゃうよとフロアに目を移すとまだまだ元気なオーディエンス。腕を上げ、楽しむフロア。「プラトニックチョロイン」でラストを締め括ったわけだが、もうフロアはハチャメチャ状態。
男子も女子も年齢も関係ない。彼女たちの音楽に感化されて、最高のフロアが完成している。いいぞ、のんふぃく!、最高のライブを最後まで展開してくれた7人に天晴れ!
【写真】のんふぃく!のライブ写真(全14枚)
ロージークロニクル
ハチャメチャで最高な余韻が漂う中、「ロージークロニクル、いきます!」とパフォーマンスをスタートさせたのは、ハロー!プロジェクトの一番新しいグループである、ロージークロニクル。
優しいクラップがフロアを包み込む中で「未来ハジマリ」を披露。フレッシュでキュートで、しかもスキルフル。9人で盛り上げる格別のステージ。息のあったダンスを魅せると、オーディエンスは「おい!おい!」と声を上げる。
さすがハロプロ、本当に歌が上手い。ハロプロ特有の歌唱法があるよなと思ってしまう。それがクールでカッコいいのだ。
クラップを拝借すると「ダイスキだけど付き合えない」を投下。王道アイドルの世界へと我々を誘うと、ポップでカラフルなステージパフォーマンス。キュートなダンスにうっとりしてしまう。
MCでは思い思いの自己紹介。松原ユリヤのギャグも飛び出すなど、会場を沸かせる。
「女で地球は回ってる」を圧倒的な完成度で歌い上げる9人。完成形に近いパフォーマンスに歓声が轟く。「43度」では、オーディエンスの「おい!おい!」の声がフロアを包む。ギターを奏でるようなダンスのフリ。求心力のある歌声がフロアに響く。
疾走感満載の「世の中薔薇色」では、フレッシュなパフォーマンス。続けて「CHOちょこっとロッケンロール」でさらにギアを上げ、キレキレのダンスを披露する。
オーディエンスはそんな彼女たちのパフォーマンスに花を添えるべく歓声を上げながら呼応する。「2回飛びますよ!」とフロアでジャンプ、ジャンプ! 最高の景色が広がっている。「皆さんと盛り上がることができてすごく楽しかったです!」と「Danceでバコーン!」を投下するとさらに熱を帯びるフロア。歓声に包まれて、彼女たちのライブは幕を閉じる。会場を存分に温めて、次のアクトへバトンを繋いだのだった。
【写真】ロージークロニクルのライブ写真(全14枚)
CANDY TUNE
フロアに詰めかけたたくさんのオーディエンス。クラップで迎え入れられたのは、CANDY TUNEだ。「倍倍FIGHT!」からキックオフしたライブ。一緒に踊るオーディエンス!
フロアでは、ペンライトが揺れている。「楽しんでいきましょう!」と声を上げるものだから、こちらも楽しまざるを得ない。
胸を高鳴らせるサウンドとパフォーマンスに酔いしれると、間髪を入れずに「エトセトLOVE YOU」。キュートな振り付けと歌唱、飛び跳ねるオーディエンスの姿がここにはある。冒頭から我々を存分に楽しませると、MC。
「皆さん、楽しんでいますか?」と自己紹介をすると、「後ろの方まで見えていますよ!」とひと言。大きな歓声が包む中、「Twilight Dilemma」。彼女たちがカッコいいと評するこの楽曲。クールな一面をのぞかせる。
スキルフルにステージ上で舞うCANDY TUNEの7人。続けて、「TUNE MY WAY」。クールな雰囲気は継続中。しかし、カッコいいもかわいいも兼ね備えた7人のステージメイクは、素晴らしい。
「君もゾンビですか ゾンビですね」と「備えあれば無問題」を投下。キャッチーなサウンドの中、共に踊るオーディエンス。「雄叫びをあげろ!」、「おー!」、小気味のいい掛け合いもありつつ、さらにフロアを盛り上げていく。
「最後の曲、たくさん愛してください」と「キス・ミー・パティシエ」を投下すると、歓声が上がる。コールの嵐、鳴り止まない。リフトして彼女たちのパフォーマンスに呼応するオーディエンスの姿もある。フロアではジャンプが止まらない、彼女たちは、最後の最後までフロアを盛り上げて、ステージを後にした。
【写真】CANDY TUNEのライブ写真(全14枚)
TEXT 笹谷淳介
PHOTO メトロ。・Kei Sakuhara
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