待望の『沈黙の艦隊』シリーズ最新作
『沈黙の艦隊』シリーズは、かわぐちかいじによる同名漫画を原作とした、重厚な政治サスペンスとアクションが特徴の映画・ドラマシリーズです。日本が極秘裏に建造した原子力潜水艦〈やまと〉が、国家からの独立を宣言し、世界の秩序に揺さぶりをかけるという壮大なスケールの物語が描かれています。
『沈黙の艦隊 北極海大海戦』では、〈やまと〉が東京湾海戦を制し、ニューヨークを目指して潜航。その途上、アメリカとロシアの国境・ベーリング海峡で、米国が誇る最新鋭原潜が迫り、“撃沈命令”が下されます。
一方、日本国内では総選挙が始まり、〈やまと〉支持を公言する竹上首相も重大な決断を迫られます。北極海、オーロラの空の下で、物語はさらに緊迫の局面へ向かいます。
Adoが手がける主題歌「風と私の物語」の歌詞の一部が明らかに
Adoが手がける主題歌「風と私の物語」の歌詞の一部が、YouTubeチャンネル『東宝MOVIEチャンネル』にて主題歌入り映画予告映像が公開されています。歌詞
風と空と雲と街と私が
今一つに触れ合って変化し
「風と空と雲と街と」というフレーズは、自然と人間の営みを象徴する4つの要素を並べており、それらに「私」が触れることで“変化”が起きるという表現は、極めて象徴的です。
ここで描かれる「私」は、物語の主人公だけでなく、現代を生きる私たち一人ひとりを指しているようにも感じられます。
風=自由、空=希望、雲=不確実性、街=現実社会。それぞれ異なる性質を持つものと「触れ合う」ことで、人は何かを選び、何かを手放し、そして変わっていく。
映画『沈黙の艦隊』における登場人物たちもまた、世界の大義や正義と向き合う中で、自分自身の在り方を見つめ直し、変化していきます。この歌詞はまさにその心情を代弁しているようです。
作詞・作曲は宮本浩次。力強く情熱的な詞とメロディーには、彼ならではの“生き様”が滲んでいます。編曲を手がけたまふまふは、その感情のうねりを繊細かつ壮大なサウンドに仕上げ、映画の緊張感と叙情性を絶妙に支えています。
Adoの「風と私の物語」が描く、変化と決意のメッセージ
Adoが歌う「風と私の物語」は、単なる映画主題歌ではありません。宮本浩次の情熱的な言葉、まふまふの緻密で美しいアレンジ、そしてAdoのエモーショナルな歌声が三位一体となり、力強い変化と決意のメッセージを届けてくれます。
映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』とともに、ぜひこの楽曲にも注目し、心の奥に響く物語を感じてみてください。
映画と主題歌のフル音源が公開される日が待ち遠しいですね。
リリース後には、さらに深く歌詞を掘り下げていきます。