B'z (ビーズ)メンバーの年齢や出身は?
B'z (ビーズ)のメンバーは、ボーカリストの稲葉浩志とギタリストの松本孝弘の2人です。サポートメンバーがいるので、もっと大きなバンドの雰囲気があり、メンバーが2人だけというのは意外に感じるかもしれません。
まず、ビーズのメンバーの年齢や結婚歴などのプロフィールを紹介します。
稲葉浩志(いなばこうし)

担当 | ボーカル |
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誕生日 | 1964年9月23日 |
年齢 | 60歳 |
血液型 | AB型 |
出身 | 岡山県津山市 |
高音ヴォイスが印象的なボーカルの稲葉浩志は、B'zの作品の作詞も担当し、アコースティックギターなどを演奏することもあります。
音楽雑誌の「BEST VOCALIST」部門で、何度も1位を記録した実力派ボーカリストである一方、ルックスの良さも特徴です。
国立大学の教育学部中学校教員養成課程(数学)を卒業しており、あんな先生がいたらみんなが数学を好きになったかと思いますが、音楽の道に進みました。
ライブツアーの前は本人が「ツアー病」と呼ぶストイックな体調管理をして、年齢を感じさせない歌声とルックスを保っています。
松本孝弘(まつもとたかひろ)

担当 | ギター |
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誕生日 | 1961年3月27日 |
年齢 | 64歳 |
血液型 | O型 |
出身 | 大阪府豊中市 |
著名なアーティストとのコラボも多いギタリスト、松本孝弘はB'zのギターとプロデュースを担当し、作曲も行っています。
B'zの活動以外にも、他のアーティストへの楽曲提供や参加ライブ、コラボが多く、ラリー・カールトンと共演したアルバムはグラミー賞を受賞しました。
B'zの結成前からプロのセッションギタリストとして活動しており、TM NETWORKのレコーディングやコンサートに参加したこともあります。
2024年のAdoの国立競技場公演では、サプライズ出演で楽曲提供した「DIGNITY」を演奏するなど、長年に渡り日本のミュージックシーンを活気づけています。
B'zのメンバーは結婚している?
B'zのメンバーは、2人とも2回結婚しています。稲葉浩志は1994年に最初の結婚をした際、松本孝弘がパーソナリティーをつとめるラジオ番組で、結婚を発表しました。
奥様はCAだったと言われていますが、1995年に離婚。
その後、元モデルの女性との同棲が報道され、1997年に再婚しましたが本人からの発表はありません。
松本孝弘はB’zのデビュー前、1987年に最初の結婚をしましたが、過密なスケジュールが原因で1992年に離婚。
1994年に当時付き合っていた女性と再婚した際は、ラジオ番組で結婚報告し、愛犬と奥様との新生活を語りました。
B'zってどんなバンド?

数々のヒットを記録し、ベストアルバム「B'z The Best "Pleasure"」では日本の音楽史上初の売上枚数が500万枚を突破したB'zは、どのように誕生したのでしょうか。
続いては、ビーズ結成までの経緯やバンド名の由来、デビュー曲を紹介します。
B'zの結成までの経緯
B'zの結成は1988年です。スタジオミュージシャンなどとして、他のアーティストのサポートをしていた松本孝弘が、自分の音楽を表現できるバンドを作るという構想を思いつき、メンバー探しを始めます。
しかし、納得できるメンバーが見つからない中、稲葉浩志のデモテープを聞いた後、短いセッションだけで結成を決意したそうです。
デモを聞いた時点で松本の心は決まっていたため、稲葉は「松本さんから一緒にバンドをやろうと言われたことはない」と語っています。
そして、出会いから結成、CDデビューまで4ヶ月という、スピーディーな展開でB'zは活動を開始しました。
バンド名「B'z」の由来は?
バンド名「B'z」の由来は、次のようにできたと言われています。「AからZのすべてをカバーする」という意味で「A'z(アズ)」を候補に挙げたところ、エイズを連想させる上、製薬会社の商品名に似たものがあって中止。
Aの次はBで、Bから始まるバンドは力強い雰囲気がある上、覚えやすいからと「B'z」になりました。
メンバーが「ビートルズのBとレッド・ツェッペリンのZ」と言ったこともありますが、適当に言っただけのようです。
ちなみに「ビーズ」の読み方は「ボール」のような平坦な読み方が浸透していますが、本人たちは「ソープ」のような前にアクセントのある読み方を好んで使っています。
B'zのデビュー曲は?
B'zのデビュー曲は、1988年に発売のシングル「だからその手を離して」で、アルバム「B’z」も同時リリースされました。「だからその手を離して」は、ギターとボーカル以外は打ち込みのデジタルサウンドで、残念ながらオリコンランキングでは圏外でした。
この当時はTM NETWORKのツアーに参加した松本が、コンサートの前後にヤマハでギターセミナーを開催し、同行した稲葉とB’zを紹介していたこともあったそうです。
その後1989年に「BAD COMMUNICATION」がCMソングに起用されてブレイクし、現在のようなヒットメイカーへと躍進しました。
B'zのおすすめ曲3選
長年に渡り活躍し続けているB'zは、たくさんのアルバムや配信、ライブを行っており、多くのヒット曲、人気曲があるので、何から聴いたらいいのか迷うかもしれません。最後は、B'zのおすすめ曲3選を紹介します。
LOVE PHANTOM
ストリングスのミステリアスなイントロから始まる「LOVE PHANTOM」は、B'zの代表曲の1つ。
「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」に次ぐ、シングル売上を記録しました。
非日常的な世界観をテーマにしており、オペラヴォーカルを交えたクラシックなムードと、松本のギターの絡みは芸術的とも言えます。
B’z LIVE-GYM Pleasure'95で、稲葉が吸血鬼の衣装でダイブする際の演出用に作られた曲で、海外ドラマ「X-ファイル」のテーマソングにも起用されました。
2024年のNHK紅白歌合戦では、サプライズでこの曲と「ultra soul」が演奏され会場を沸かせた曲です。
恋心
B'zの曲では珍しく振り付けがあって、ライブではファンの一体感が感じられる「恋心」は1992年発売のシングル「ZERO」のB面曲です。
クールな「ZERO」とは対照的でポップな曲調で、ロックなイメージが強いB'zの幅広さを感じさせます。
稲葉がパーソナリティーをしていたラジオ番組に送られた、手紙にヒントを得た歌詞で、男性の恋心をテーマにしたほっこりする作品。
「松本に相談しようか」というフレーズは、メンバーの素顔が見えるようです。
オリジナルアルバムには未収録ですが人気が高く「B'z The Best "Treasure"」のファン投票で1位になりました。
イチブトゼンブ
月9ドラマ「ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜」のために書き下ろされた、ミディアムテンポのロックナンバー「イチブトゼンブ」は、2009年発売のシングル曲。
レコーディングには、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスがドラマーとして参加しており、ビートの効いたサウンドは洋楽ファンからも注目されました。
この曲は、1990年リリースの5thシングル「太陽のKomachi Angel」以来、20年連続で通算42回目のオリコン1位を獲得した曲で、他にも数々の賞を受賞しています。
イントロがテンションがアガる曲として人気で、客席が盛り上がるライブの定番曲です。
B'zのメンバーは今なお活躍中!不朽の名曲を楽しもう
B'zのメンバーは、ボーカル担当の稲葉浩志とギターとプロデュース担当の松本孝弘の2人。高音が印象的な稲葉のボーカルと、多くのアーティストのコラボも多い松本の華麗なギタープレイで、次々とヒット曲を誕生させました。
作曲は松本が担当し、稲葉が作詞を担当するなど、2人のケミストリーも最高です。
デビュー以来、長年に渡りB'zとしての活動だけでなく、ソロとしての活動や他のアーティストへの楽曲提供など、常に日本のミュージックシーンを席巻してきた2人。
現在も活躍中のビーズの、不朽の名曲を楽しみましょう。