『SPY×FAMILY』Season 3オープニング主題歌はスピッツが担当!
仮初めの家族が絆を育みながら世界平和に挑む、人気スパイコメディ『SPY×FAMILY』。待望のSeason 3が10月4日(土)から放送開始となります。
舞台は、東西冷戦のような緊張が続く架空の国。
凄腕スパイ・黄昏ことロイドは、任務のため「家族を作り、娘を名門校に入学させる」という条件を課せられます。
そこで彼は、凄腕の暗殺者・ヨルと、心を読める少女・アーニャと共に“偽装家族”を結成。
互いの正体を隠しながら暮らすうちに、本当の絆が芽生えていきます。
シリアスなスパイミッションと、アーニャの無邪気さで生まれる笑いと感動のギャップが、多くのファンを魅了してきました。
そんな大人気アニメのSeason 3を彩るオープニングテーマは、スピッツの「灯を護る」。
果たして、この曲にはどんな想いやメッセージが込められているのでしょうか。
スピッツが手がける主題歌「灯を護る」の歌詞の一部が明らかに
スピッツ「灯を護る」の一部歌詞が、TOHO animation チャンネルにて公開されたノンクレジットオープニング映像から明らかになっています。泣くのは我がままなことと信じていた
モノクロの裏道を走り抜けてきた
出会いなんて予想もせずに
感情を押し殺し、孤独に任務を遂行してきたロイド・フォージャーの姿が重なります。
涙を見せることは弱さとされ、ひたすら冷たい世界を走り抜けてきた過去。
しかし予想もせずに訪れた今の家族との“出会い”が、彼に変化をもたらしていることを示しています。
この町で儚い定めと知ってるよ
どれほど強い祈りでも
落書きみたいに消されてく
大切な思い出まで
戦争や陰謀が渦巻く世界では、幸せはあまりに脆い。
祈りや願いすらも簡単に踏みにじられ、思い出まで消されてしまう、そんな現実の残酷さが滲みます。
それでも手を伸ばす精一杯
いつか僕ら許されるなら
幸せの意味に辿り着きたいんだ
密かに灯るこの可愛い灯を護ろう
それでもスパイや暗殺者として生きる彼らが感じているのは、「守りたい」という切実な想いです。
絶望や暴力に覆われた世界でも、家族との日々は小さな“灯”のように温かい。
たとえ偽装で始まった関係でも、本物の幸せに近づきたい。
フォージャー家が互いを想い合う姿勢と重なります。
「灯を護る」は、儚い世界の中でも希望を見失わず、小さな光を大切に守る意志を描いていることが分かります。
スパイという冷徹な任務の裏で、家族への想いに気づき成長していく物語と響き合っているのです。
スピッツ「灯を護る」に込められた想い
「灯を護る」は、フォージャー家の温かくも危うい日常をやさしく包み込み、私たちに“守るべきものの尊さ”を思い起こさせてくれます。銃声や陰謀に彩られた世界のすぐそばで、アーニャの無邪気な笑顔や家族の団欒が光る。
その一瞬を守りたいという想いが、歌詞の根底に流れています。
2年半ぶりのシングル「灯を護る」は10月6日(月)0:00から配信スタート、TVアニメ『SPY×FAMILY』Season 3は10月4日(土)23:00より放送開始です。
フルバージョンが公開された際には、より詳しく歌詞を深掘っていきます。