劇場版銀魂主題歌はSUPER BEAVERが担当!
2026年2月13日(金)公開の新劇場版『銀魂 -吉原大炎上-』主題歌に、SUPER BEAVERの「燦然」が決定しました。銀魂シリーズで主題歌を担当するのは、今回が初となります。
映画化されるのは、原作でも屈指の人気を誇る「吉原炎上篇」。
舞台は、法の力が及ばない地下遊郭都市・吉原桃源郷です。
財布をスられた銀時が出会ったスリの少年・晴太は、生き別れた母に会いたいという小さな願いを胸に秘めていました。
その想いに心を動かされた坂田銀時と万事屋は、巨大な闇に覆われた吉原へと足を踏み入れていきます。
SUPER BEAVERが手がける主題歌「燦然」の歌詞の一部が明らかに
SUPER BEAVER「燦然」の一部歌詞が、銀魂チャンネル【公式】で公開された本予告映像にて解禁されました。聴き取ることができた歌詞の一部を考察します。
歌詞:
抗い続ける 弱さと後悔に
護りたいものを護りたい
日和見るな 蒼天
花火がもう一度去って
燦然
「抗い続ける 弱さと後悔に」という一節は、完璧ではない人間の姿そのもの。
人々は皆、過去の後悔やどうしようもない弱さを抱えています。
それでも逃げずに立ち向かう姿勢が、この言葉に凝縮されています。
そして「護りたいものを護りたい」という、あまりにも真っ直ぐなフレーズ。
理由や理屈ではなく、ただ“そうしたいから”。
銀時が晴太の願いに応えようとする行動や、仲間を想う気持ちと重なり、胸を打ちます。
「日和見るな 蒼天」は、ためらうな、下を向くなという叱咤のようにも聞こえます。
どれほど暗い場所にいても、その上には必ず空がある。
吉原という“陽の当たらない街”で生きる人々に向けた言葉にも感じられます。
「花火がもう一度去って」という表現は、一瞬の輝きで終わる命や希望を連想させます。
それでも最後に残る「燦然」という言葉が印象的です。
たとえ一瞬でも、確かに輝いた想いは消えない。
信念や絆は、闇の中でも燦然と光り続ける。
そんなメッセージが浮かび上がってきます。
派手な正義ではなく、不器用でも譲れない“人としての誇り”。
「燦然」は『吉原炎上篇』の物語と響き合っています。
闇を照らすSUPER BEAVER「燦然」
「燦然」は、弱さや後悔を抱えたままでも、誰かのために立ち上がることの尊さを歌った楽曲です。光の届かない場所にいるからこそ、信念はより強く、鮮やかに輝く。
SUPER BEAVERの真っ直ぐな言葉と、熱を帯びたサウンドは、『銀魂 -吉原大炎上-』の世界観と深く共鳴するでしょう。
フルバージョンが公開された際には、物語との結びつきをさらに掘り下げながら、歌詞の意味を詳しく考察していきます。
SUPER BEAVER(スーパービーバー)。 渋谷龍太(Vo)、柳沢亮太(G)、上杉研太(B)、藤原“35才”広明(Dr)の4人によって2005年に東京で結成された。 2009年6月にEPICレコードジャパンよりシングル「深呼吸」でメジャーデビュー。 2011年に活動の場をメジャーからインディーズへと移し、···