赤い鳥

1969年に結成したフォークソンググループ。メンバーは（Gt）後藤悦治郎、（Piano）平山泰代、（Gt）山本俊彦、（Vo/Gt）新居潤子、（Bs）大川茂、（Gt）大村憲司、（Ds）渡辺俊彦が主要なメンバーであった。

元々は後藤と平山の二人のみで日本民謡を歌うデュエット歌手であった。山本と新居もグループを組んでおり大川を含めた五人で赤い鳥を結成しようと後藤が誘って結成。後藤と平山/山本と新居は結婚している。

1970年に「人生」でメジャーデビュー、翌年発売した「竹田の子守歌」のB面に収録されている「翼をください」が合唱曲として小中学生に人気になり歌われるようになった。この翼をくださいが発売から3年経ち100万枚を売り上げた赤い鳥のヒット曲となった。A面に収録されている竹田の子守歌が被差別部落地区の子守歌と真似していると言われ、歌う事を自粛していた。NHKのみんなの歌にも赤い鳥の歌は収録されており、「わたしの紙風船」や「月ぬ美しや～月がきれいなのは～」が含まれている。

しかし音楽の方向性の違いから1974年に解散。後藤と平山は【紙風船】、山本と新居、大川の三人は【ハイ・ファイ・セット】を結成した。1983年に行われた大阪府万博球場では再結成ライブが行われたがそれ以降に五人での活動はしていない。