L’Arc~en~Cielは1991年結成で、30年間に渡り世界的に活躍し続けているロック界のレジェンドです。
この記事はL’Arc~en~Cielの有名曲の中から、人気曲TOP5をランキング形式で紹介します。
この記事でわかること
L’Arc~en~Cielの人気曲ランキングTOP5
L’Arc~en~Cielの曲はハードなロックナンバーから繊細なバラードまで、バラエティーに富んでいて、ツアーや配信でも根強い人気を持つ曲が多いです。
また、CMやアニメなどのタイアップ曲が多く、広い世代から支持されています。
1990年代の初期のラルクから2000年代の円熟してきたラルクの名曲の中から、特に人気のTOP5を紹介します。
【5位】MY HEART DRAWS A DREAM
「MY HEART DRAWS A DREAM」は2007年リリースの曲で、車のCMソングにも起用されました。
2014年国立競技場で開催された最後の音楽イベントで、ラストを飾るL’Arc~en~Cielが6万人のファンと共に「夢を描くよ」と歌い上げた感動のエンディング曲です。
海外公演でも人気の国籍を越えて合唱されるアンセムで、ポジティブな歌詞と伸びやかなボーカルが気分を上げてくれます。
【4位】winter fall
「winter fall」は1998年リリースの、L’Arc~en~Cielが自身初のオリコンシングルチャート1位を記録した曲です。
海外ドラマ『シカゴホープ2』の主題歌に起用されました。
冬になると聴きたくなるウィンターソングの定番曲です。
厳しい冬の景色が浮かぶような歌詞ですが、kenが夏の歌として作曲したのに曲を聴いたhydeが”冬”を感じて、ウィンターソングの歌詞をつけたというエピソードがあります。
ちなみに、GLAYのTAKUROがラルクのお気に入りソングとして、「winter fall」を紹介していますよ。
【3位】HONEY
「HONEY」は1998年に「花葬」「浸食 〜lose control〜」と同時にリリースされたL’Arc~en~Cielの代表曲の1つです。
CMソングやサッカー放送のエンディングで使われた他、紅白歌合戦に初出場した際にも演奏されました。
ラルクらしい疾走感のあるロックナンバーで、カラオケで歌う時はhydeのまねをしたくなってしまうノリの良い曲です。
【2位】flower
「flower」は1996年リリースの5thシングルで、L’Arc~en~Ciel初のミリオンセラーとなったアルバム『True』に収録されています。
hydeのブルースハープが印象的な「flower」は、初期ラルクの代表作と言われており、ファンからの人気が特に高い曲。
片思いの相手への気持ちを可憐な花として表現している歌詞の美しさと、後半に向かって盛り上がるメロディーが聴く人の胸を熱くします。
【1位】READY STEADY GO
「READY STEADY GO」は2004年にリリースされた曲で、アニメ『鋼の錬金術師』のテーマソングです。
しばらくバンド活動を休止していた後、再びL’Arc~en~Cielとして活動を始めた一発目のシングルで、ラルクの意気込みが感じられるヘビーなロックナンバー。
間奏のギターソロから客席とのコールアンドレスポンスで、最高にライブが盛り上がる人気曲です。
ヴィジュアル系と言われることもあるラルクですが、この曲にはその評価を跳ねのけるような力強さを感じさせます。
L’Arc~en~Cielの別れの曲4選
L’Arc~en~Cielはメロディーや演奏だけでなく、じわじわと胸に迫る歌詞も大変人気で、特に別れをテーマにした名曲が多いアーティスト。
ノリノリのラルクも良いですが、別れた人を思って1人しんみりしたい夜にはラルクの失恋ソングを聴くと心が癒されるでしょう。
失恋した時や悲しい恋の思い出に浸りたい時におすすめの、L’Arc~en~Cielの別れの曲4選を紹介します。
the Fourth Avenue Cafe
「the Fourth Avenue Cafe」は1996年発売の4thアルバム『True』や、ベストアルバムに収録された人気曲です。
アニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』のエンディングテーマに起用されましたが、事情により4話分しか起用されず、2006年にシングルとして再リリースされました。
東京スカパラダイスオーケストラとのコラボ作品でホーンが軽快な曲調と対照的に、歌詞は別れた恋人を思い出している人の目に映る寂しい情景を描いています。
Feeling Fine
「Feeling Fine」は2004年発売のアルバム『SMILE』に収録されている1曲。
台湾でビールのCMに起用された爽やかな印象の歌です。
70年代のアメリカンフォークロックをイメージして作られた、ラルクでは珍しい明るくポップな曲調。
ポップなサウンドですが、歌詞は失った恋を断ち切れずに、心の中で別れた彼女に話しかけている悲しい男性の心情を歌っています。
夏の憂鬱 [time to say good-bye]
「夏の憂鬱 [time to say good-bye]」は1995年リリースのL’Arc~en~Ciel3作目のシングルです。
夏に終わった恋の思い出をせつなく歌い上げるサビの部分と、愛した人と別々の道を歩むことになった喪失感を描いた歌詞が悲しい失恋ソング。
秋になって思い出す夏の海や空を、失恋した人の空しい気持ちとシンクロさせているところにラルクらしいセンスを感じます。
さようなら
「さようなら」は「flower」のカップリング曲で、2010年発売のメンバーが選ぶベストアルバム『QUADRINITY 〜MEMBER’S BEST SELECTIONS〜』にも収録されています。
別れ行く恋人に語りかけるような優しいミディアムバラードで「また会えるね ありがとう」という歌詞に、楽しかった頃の2人の思い出が浮かぶような曲。
失恋して辛い人の背中を押してくれるような温かい失恋ソングです。
L’Arc~en~Cielのアニメ曲5選
L’Arc~en~Cielはアニメのテーマソングも多く手掛けており、ロックファンだけでなくアニメファンからも人気となり、海外にもファン層を広げました。
アニメソングは繰り返し耳にするので視聴者の記憶に残りやすく、アニメからラルクを知って好きになった人も多いでしょう。
次はL’Arc~en~Cielのアニメソングの中から、おすすめの5曲を紹介します。
虹
「虹」は映画『劇場版 るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 維新志士への鎮魂歌』のオープニングテーマで、hyde、ken、tetsuyaの3人により発表された唯一の曲です。
活動休止後の1997年東京ドームでの復活ライブで初披露された曲で、新生ラルクとしての活動を印象付けました。
力強いメロディーとポジティブな歌詞が感動的なバラードで、ライブのアンコールなどで演奏される人気曲です。
SHINE
「SHINE」は人気ファンタジー小説シリーズをアニメ化した『精霊の守り人』のオープニング・テーマに起用されました。
壮大な歌詞が私たちを物語の世界へ誘ってくれるような夢のある曲です。
「SHINE」は2008年リリースの「NEXUS 4」と両A面シングルに収録の曲で、ライブビデオと同時発売されました。
DAYBREAK’S BELL
「DAYBREAK’S BELL」は「機動戦士ガンダム00」の主題歌に起用された曲で、オリコン初登場1位を記録しました。
複雑なドラムリズムとファルセットを絡めたボーカルが不思議な魅力を放つミュージックで、アニメの厳しい世界観を鋭く表現した曲です。
歌詞は女性目線から描いた反戦歌になっており「草花も兵器に宿る」の部分は実際のアニメの1シーンとリンクしています。
GOOD LUCK MY WAY
「GOOD LUCK MY WAY」は映画『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』主題歌で、2011年L’Arc~en~Ciel結成20周年の記念ライブで初披露されました。
映画のために書き下ろされた楽曲ですが、詞の内容はラルクとファンの関係性などをストレートに表現したポジティブな内容になっています。
疾走感のあるメロディーにテンションが上がり、コンサートツアーでもよく演奏されている人気曲です。
Link
「Link」は映画『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』の主題歌で、同じ映画のエンディングテーマにもラルクの「LOST HEAVEN」が使われています。
tetsuyaが「大人から子供まで『シングアソング』出来るような曲」と表現しているこの曲は、みんなで一緒に歌いたくなる元気なアニメソング。
タイトルのLinkとは、人と人の絆のことを表しています。
L’Arc~en~CielのCMソング5選
L’Arc~en~Cielの曲はCMソングにも多く起用されています。
化粧品から車まで幅広い商品の広告として毎日テレビで放映され、商品やCMを印象付けた人気曲ばかり。
中にはメンバーが出演したCMもありました。
最後に、これまで話題となったラルクのCMソング5曲を紹介します。
DIVE TO BLUE
「DIVE TO BLUE」は1998年リリースのアルバム『ark』に収録されている曲で『NTTパーソナル関西』のCMソングに起用されました。
CMソングらしい明るくポップな曲調で、歌詞も自由な世界へと飛び出そうというポジティブなテーマになっています。
しかし、MVにはメンバーがいるビルのような場所から飛び降りるシーンがあるため、怖い意味が隠されているのでは?と噂になったこともありました。
瞳の住人
「瞳の住人」は『ポケメロJOYSOUND』CMソングに起用された曲で、パーカッション、ストリングスなど多くの楽器の音を重ねた繊細なバラードです。
超高音なパートも力強く歌い上げるhydeの歌唱力が光る曲ですが、歌詞の内容が抽象的なため、ファンの間でいろいろな解釈がされているミステリアスな曲。
一説ではhydeが自身の子供のことを歌っているという説もあります。
NEO UNIVERSE
「NEO UNIVERSE」は2000年にリリースされ、年間オリコンチャートTOP10を記録しました。
資生堂『ピエヌ』のCMソングに起用されたこの曲は、打ち込みを多用して未来っぽさを演出した遊び心のある作品となっています。
「花のように」「星のように」と女性を称える言葉がたくさん使われており、化粧品を使う女性に対してアピールする歌詞が印象的です。
Hurry Xmas
「Hurry Xmas」は2007年にリリースされた、L’Arc~en~Ciel初のクリスマスソングです。
2007年末からのライブツアーのラストソングとして演奏されました。
ストリングス、ホーン、アコーディオンのサウンドが優しいジャズテイストの楽曲で、恋人と過ごすクリスマスをワクワクして待っているかわいい雰囲気の曲です。
『スバル・レガシィ』のCMソングに起用されました。
STAY AWAY
「STAY AWAY」は「NEO UNIVERSE」に続き、資生堂『ピエヌ』のCMソングに起用されたシングル。
L’Arc~en~Cielのメンバーのフィギュアが付いた初回限定版が話題となりました。
ダンサブルなチューンに仕上がっており、ライブではダンサーが登場したり演奏前にtetsuyaのベースソロで始まる演出があったりして、ライブが盛り上がる人気曲です。
L’Arc~en~Cielの曲は名曲揃い!ロック界のカリスマが奏でる音楽を聴こう
L’Arc~en~Cielは1991年結成で、ハードなロックから繊細なバラードまでバラエティーに富んだ多くの人気曲があるロック界のカリスマバンド。
メタファーや言葉遊びが多く、聴く人のイメージが広がる歌詞も高く評価されています。
特に失恋した人の心をせつなく表現した失恋ソングは名曲揃いです。
アニメ・CMソングもたくさん手がけているので、アニメファンや海外ファンなどファン層も厚くライブが盛り上がります。
L’Arc~en~Cielの奏でる音楽の数々を聴いて、自分のお気に入りを見つけてみましょう。
この記事のまとめ!
- L’Arc~en~Cielの人気曲はハードなロックから繊細なバラードまで豊富
- 詩的センスが溢れる歌詞も評判で失恋ソングは名曲がたくさん
- アニメ・CMソングも多く、ファン層が広いのでライブが盛り上がる
- 30年に渡って世界的に活躍するロック界のカリスマ、ラルクの名曲を聴いてみよう