今や人気歌手として一世を風靡している菅田将暉は、数多くの楽曲を発表して話題を集めています。
その中にはドラマや映画の主題歌になっているものも多く、一度は耳にしたことがある人も多いでしょう。
では、菅田将暉はどのくらいの曲を発表しているのでしょうか。
この記事でわかること
菅田将暉のデビュー曲「見たこともない景色」
菅田将暉のデビュー曲は、2016年auのCMソング「見たこともない景色」です。
歌詞や曲調も心が沸き立つ印象ですが、なんといっても菅田将暉の熱い歌声が印象的ですよね。
全力で応援されているような気持ちになれるのは、菅田将暉の心が込められているからでしょう。
しかし、この曲は当初誰が歌っているか伏せられていました。
後に菅田将暉がバラエティ番組などでギター演奏や歌を披露する機会が増えたことで、2016年に正式に「見たこともない景色」を歌っている人物だと公表されたのです。
菅田将暉の人気コラボ曲
菅田将暉は多くの人気アーティストとコラボ曲を出しています。
特にプライベートでも親しい石崎ひゅーいやあいみょんなどと作った曲は有名ですよね。
他にも、彼の曲作りに対する真摯な想いに共感する人は多く、思いがけないアーティストとのコラボも実現しています。
菅田将暉がどんなアーティストとコラボしているか、曲紹介と一緒に見ていきましょう。
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×米津玄師「灰色と青」
「灰色と青」は米津玄師と菅田将暉のコラボソングで、ネット配信動画では1.4億再生という脅威の再生数を誇る人気曲です。
曲のモチーフはビートたけし監督の映画「キッズ・リターン」で、米津玄師が菅田将暉に対して熱烈なオファーを送ったことでコラボが実現したのだとか。
大人になって社会の荒波にもまれる生活の中で、ふと幼い頃の友人を思い出すという内容の歌詞は、忙しい毎日を過ごす社会人に刺さる郷愁を感じます。
2人がまるで演技とは思えない自然体の姿で街を歩き公園の佇む姿を映したMVも歌詞にマッチしていて必見です。
×桐谷健太「浅草キッド」
「浅草キッド」はビートたけし作詞作曲の楽曲です。
又吉直樹のベストセラー小説「火花」が映画化されたときの、カバーソングが主題歌となりました。
菅田将暉はこの映画で桐谷健太とともに映画の主演を務めています。
2人は売れないお笑い芸人のコンビ役で、まるで「浅草キッド」の歌詞に出てくる芸人そのもの。
じんわりと人情味あふれる楽曲ですが、映画を見てから聞くとさらに感傷に浸れるでしょう。
×あいみょん「キスだけで」
「キスだけで」は菅田将暉のアルバム「LOVE」に収録されているシンガーソングライターあいみょんとのコラボ曲です。
この曲の特徴は女性パートを菅田将暉が歌い、あいみょんが男性パートを歌うという逆転現象が起こっていること。
「私今日は女だから」「お前今日は女だから」とまるで対話かのように切々と歌われるメロディに逆転の違和感はありません。
「性別も愛情の不定形でいい」というジェンダーレスの世界観を表現しているようにも感じられますね。
×Creepy Nuts「サントラ」
「サントラ」は菅田将暉とCreepy Nutsという意表を突いた組合せのコラボソングです。
きっかけはラジオ「オールナイトニッポン」での一幕。
大阪出身の菅田将暉とR-指定がお互いの地元をディスり合ったことと、「オールナイトニッポン」のタイトルコールを同じように間違えたことで交流が始まりコラボが決まったそうです。
R-指定が作った曲は、菅田将暉の俳優としての生きざまを硬派に描いたもの。
し
かし、曲調はポップでキャッチ―な雰囲気で菅田将暉に対するリスペクトと信愛が感じられます。
安定したR-指定のリリックと菅田将暉の生き生きとした歌声が絶妙にマッチした今風のサウンドです。
×石崎ひゅーい「糸」
「糸」は、菅田将暉と小松菜奈が主演を務める映画「糸」のエンディングテーマです。
中島みゆきの同名曲を菅田将暉が臨場感たっぷりに歌い上げています。
2020年8月のTBS番組「CDTVライブ!ライブ!」では、映画で共演した石崎ひゅーいと共に歌っている様子が放送されました。
2人は公私ともに仲が良く、歌でも相性抜群の様子を見せていました。
×OKAMOTO’S「Keep On Running」
「Keep On Running」は菅田将暉とOKAMOTO‘sのコラボレーション配信シングルで、2020年8月に公開されました。
トヨタ自動車「カローラツーリング」のCMソングに起用され、本人達もCMに出演したことで話題を集めました。
未来に向かって走る青年の様子が描かれた歌詞が疾走感たっぷりのメロディにのったロックチューンは、菅田将暉の印象的でさわやかな歌声にマッチしていますね。
OKAMOTO‘sらしいグルーヴ感も楽しめるおすすめのコラボ曲です。
×中村倫也「サンキュー神様」
「サンキュー神様」は菅田将暉と中村倫也のコラボ曲で、2020年8月に配信リリースされました。
この曲はコロナの流行で停滞しているエンターテイメントの世界に対して「何かできないか」と菅田将暉が中村倫也に投げかけたことで実現したコラボなのだとか。
そんな背景があったからか、人との繋がりの大切さを感じ、前に向かって進んでいく背中をそっと押してくれるような優しいロックチューンに仕上がっています。
コーラスには2人の想いに賛同した同事務所の木村佳乃とchayが参加しているので、そこにも注目して聴いてみましょう。
×野田洋次郎「うたかた歌」
「うたかた歌」は野田洋次郎率いるバンド「RADWIMPS」との初コラボ曲です。
映画「キネマの神様」の主題歌となったこの曲は、作詞作曲を野田洋次郎が行い、ゲストボーカルに菅田将暉が参加しています。
主演を務める菅田将暉とその盟友役で出演する野田洋次郎の友情を表した歌詞は、それぞれ役に重なるようにパートが分けられているのです。
過去と未来や現実と虚構を繋ぐ特別な曲と「キネマの神様」のプロデューサーが語る通り、2人の楽曲への特別な思いが感じられる名曲です。
菅田将暉のドラマ・アニメ主題歌
菅田将暉の曲はドラマやアニメにも起用されています。
その作品のために打ち合わせから参加して取り組んだ書き下ろしの曲もあり、作品にぴったりな名曲は生み出されていることも特徴です。
曲を聞けば、改めて作品の見どころや感動ポイントが蘇ってきそうですよね。
それぞれの楽曲について、魅力や起用された作品を見ていきましょう。
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さよならエレジー
「さよならエレジー」はドラマ「トドメの接吻」のためにシンガーソングライター石崎ひゅーいが書き下ろした楽曲です。
疾走感たっぷりなのにどこか哀愁を感じるアコースティックギターから始まるナンバーは、ままならない恋愛のせつなさを歌っています。
特に「そばにいるだけで本当幸せだったな」という歌詞は深い愛情を感じさせ、鮮烈な印象を残しますよね。
菅田将暉と石崎ひゅーいは対談をきっかけに意気投合し10曲以上一緒に曲を作ったらしく、菅田将暉の歌声が映える曲に仕上がっています。
ロングホープ・フィリア
「ロングホープ・フィリア」はアニメ映画「僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE~2人の英雄(ヒーロー)~」の主題歌に起用された楽曲です。
バンド「amazarashi」の秋田ひろむが作詞作曲した歌詞は、いつもの菅田将暉とは違う語感が楽しめます。
「あまねく挫折に光あれ」と、けして成功だけではない人生を応援するような応援ソングは挫折を知った人の心に沁みるでしょう。
力強い菅田将暉の声に励まされる人も多いのではないでしょうか。
まちがいさがし
「まちがいさがし」はドラマ「パーフェクトワールド」の主題歌です。
米津玄師が提供・プロデュースしたこの楽曲は、スローテンポでしっとりとしたサウンドが耳に残る仕上がりとなっています。
「人はそれぞれ違う、だからこそ自分は自分でいい」と語りかけてくれるような優しい歌詞も印象的ですね。
また「まちがいさがし」は菅田将暉がNHK紅白歌合戦に初出場したときの歌唱曲でもあるので「この曲で菅田将暉の魅力を知った」という人も多いでしょう。
虹
「虹」は2020年11月に公開された映画「STAND BY ME ドラえもん2」の主題歌に起用された楽曲です。
作詞作曲を手掛けたのは、菅田将暉の友人で数多くの楽曲制作をともにしてきた石崎ひゅーい。
もともとこの曲は「ウェディングソングを作ってほしい」というオファーに作られ始め、なんと1年もの試行錯誤を繰り返した力作なのだそう。
新郎新婦、そしてその周りにいる家族全てを包み込んで寄り添うような優しいメロディや歌詞が魅力の名曲です。
星を仰ぐ
「星を仰ぐ」は2021年2月にリリースされた新曲で、竹内涼真主演のドラマ「君と世界が終わる日に」の主題歌として制作されました。
演出家やプロデューサーに菅田将暉自身も参加しイメージを膨らませたという曲は、「何かを背負って戦っている男に寄り添って支えるような曲」というイメージで歌われたのだとか。
ゆったりとしたバラードソングはどんなに傷ついていても未来や希望を感じられる優しい雰囲気で、心の支えになりそうな名曲ですね。
菅田将暉のCM曲
菅田将暉の音楽はCMソングにも相性抜群。
よく響く印象的な歌声は、CMの完成度をグッとアップさせています。
彼自身、デビュー曲がauのCMソングなのでやはり特別な思いがあるのではないでしょうか。
菅田将暉がどんなCMに曲を提供しているかチェックして、映像と一緒に歌声を楽しんでくださいね。
見たこともない景色(au「三太郎シリーズ」)
「見たこともない景色」はCM「au BLUE CHALLENGE」三太郎CMシリーズ「時を超える声編」で歌われている楽曲です。
菅田将暉は「鬼ちゃん役」でCMに出演していますが、この曲こそが菅田将暉のデビュー曲でもあります。
力強いロックナンバーは2018年ロシアワールドカップに向けて予選を戦っていた日本への応援の気持ちを込めて作られました。
WEB限定で公開されている「見たこともない景色 鬼ちゃんver」の映像を見ると、当時の興奮が蘇ってきそうですね。
雨が上がる頃に(トヨタ自動車「カローラツーリング」)
「雨が上がる頃に」は、菅田将暉のセカンドシングル「呼吸」のカップリング曲です。
青春時代を共にした友人たちに向けた爽やかな歌詞が、オルガンをフューチャーしたサウンドで奏でられる爽やかな雰囲気が特徴的。
菅田将暉が歌う楽曲の中でも特に明るいテイストの一曲です。
「馬鹿な話をしようぜ、ずっと、一晩中、いつも通り」といった歌詞が男友達に向けた屈託のない感情を感じさせます。
この曲はトヨタ自動車「カローラツーリング」のCMソングに起用されました。
菅田将暉の曲といえば「まちがいさがし」!他のドラマ主題歌も感動の必聴曲ばかり
菅田将暉といえば、大ヒットを記録した「まちがいさがし」が有名です。
米津玄師節と菅田将暉の歌声がマッチしたこの楽曲は、歌いやすくカラオケなどでも盛り上がるでしょう。
それ以外にも、たくさんの名曲を美しい歌声で表現している菅田将暉はまさに天才的アーティストといえます。
コラボ曲やドラマ主題歌、それぞれが比べられない魅力を放っているのでぜひお気に入りの一曲を見つけてください。
この記事のまとめ!
- 菅田将暉のソロデビューはauのCMソング「見たこともない景色」
- あいみょんや米津玄師、石崎ひゅーいなどたくさんのアーティストとコラボしている
- 「まちがいさがし」は菅田将暉の初NHK紅白歌合戦出場曲でもある