誰にでも「懐かしの曲」がありますよね。
中でも青春時代にヒットした名曲は、今でも歌える!という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は特に70年代に流行した洋楽の懐メロをご紹介します。
ロックにバラード、CMソングなど、70年代は洋楽が人気を博した時代です。
若い方が聴いてもグッとくるヒット曲が満載です。
この記事でわかること
70年代洋楽ロックの名曲5選
はじめに70年代のロックを語る上で欠かせない名曲5選をご紹介します。
年配の方はもちろん、若い方でも知っている可能性大な曲たちばかりです。
We Will Rock You / クイーン(Queen)
Buddy you’re a boy make a big noise
Playin’in the street gonna be a big man some day
騒ぎ立てる少年よ
今は街で遊んでいるけど、いずれ大物になるであろう
いわずと知れたクイーン(Queen)の70s 代表曲「We Will Rock You」。
この曲を使用したことで有名なのが日本サッカーの応援歌ですね。
スポーツに使用されることで幅広い世代の耳に届くことが多く、誰もが知っている洋楽ロックとなりました。
またサッカーつながりで、ゲーム「ウイニングイレブン」シリーズでも使用されています。
テンポの良いリズムが特徴的で、つい体を動かしたくなるようなノリが聞いていて心地よいですね。
BURN / ディープ・パープル(Deep Purple)
The sky is red
I don’t understand past midnight
空が深紅に染まってる、どうしてなんだ
「紫の炎」と呼ばれることも多い洋楽、ディープ・パープル(Deep Purple)の「BURN」。
1974年に発表された曲ですが、ファンの間では彼らの代表曲として長く愛され続けています。
特に同名のアルバムは大変な人気を博したため、若い頃に持っていた方も多いのではないでしょうか?
また「BURN」はカバー曲としても有名で、海外アーティストだけでなく日本のロックバンドでも演奏する方が多いです。
Immigrant Song / レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)
Ah ah ah …
We dome from the land of the ice and snow
我々は、氷と雪の大地からやってきた
「移民の歌」とも呼ばれるレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の「Immigrant Song」。
こちらも人気の高い70年代のナンバーで、楽曲中のボーカルのダイナミックな雄叫びが魅力の1曲です。
楽曲の力強さから、バトル映画やスポーツの入場曲などで数多く使用されるロックの1つでしょう。
I Was Made For Loving You / キッス(kiss)
Tonight, I want to give it all to you
In the darkness, there’s so much
今夜 お前に全部をあげたいんだ
暗闇の中で
やりたいことがたくさんあるんだ
奇抜な見た目とヘヴィーメタルなサウンドで人気を博したのが、キッス(kiss)の「I Was Made For Loving You」。
キャッチーでノリの良いメロディラインが魅力的で、当時は世界的な大ヒットを記録しました。
70年代に人気を集めたディスコミュージックですが、今聞いてもかっこいいロックミュージックです。
Walk This Way / Aero Smith(エアロ・スミス)
Back stroke lover always hidin’ neath the covers
Can I talk to you about a thing?
過去にウジウジしてた俺はいつだって 布団の下に隠れてたんだよ
お前の親父と話すまでずっとな
テレビ番組や映画でも多くタイアップしている、Aero Smith(エアロ・スミス)の「Walk This Way」。
有名なのはソフトバンクのCMやバラエティ番組、また名作洋画『セックス・アンド・ザ・シティ』の使用ですね。
ノリと耳なじみの良いメロディで、気分を盛り上げてくれる1970年代の1曲です。
70年代にヒットした洋楽バラード5選
洋楽といえばロックやメタルの先駆けで、ノリやテンポのいい曲が多いイメージが強いですが、実はしっとりとしたバラードも魅力的です。
70年代に流行した曲の中にもバラード曲が多く、今でも聞く機会が多くあります。
Close To You / カーペンターズ(Carpenters)
Why do birds Suddenly appear?
Everytime you are near just like me
The long to be Close to you
なぜ鳥たちは ふいに現れるのかしら
いつだって あなたが近くにいるときね
私みたいに 彼らも居たいのね
あなたの傍に
邦題「遥かなる影」でおなじみなのがカーペンターズ(Carpenters)の「Close To You」。
1970年に発表された曲で、彼らの代表曲のひとつです。
同名のアルバムも発表と同時に大変な人気を博し、週間ランキングや年間チャートでも好成績を収めたバラード曲です。
1990年代にはドラマや映画にも使用されており、日本でもおなじみのヒット曲となりました。
Lovin’ you / ミニー・リパートン(Minnie Riperton)
https://www.youtube.com/watch?v=W_xIBfrdxQU
Loveing you is easy
‘cause you’re beautiful
あなたは素敵だから 誰でも好きになってしまう
1970年代、その美しいメロディで注目を集めたミニー・リパートン(Minnie Riperton)の「Lovin’ you」。
下積み時代から彼女の声に魅了されていたアーティストが多数存在するほど、楽曲にも声にも魅力を持ったシンガーです。
カバーとしても人気の楽曲で、日本では今井美樹が自身のアルバムに挿入しています。
Honesty / ビリー・ジョエル(Billy Joel)
If you search for tenderess
It isn’t hard to fine
もし「優しさ」を探したいなら
見つけるのはそう難しくないだろう
「誠実」という意味も持つビリー・ジョエル(Billy Joel)の「Honesty」。
ビリーの説得力のある歌声と訴えかけるような歌詞が魅力の1曲です。
特に日本で評価の高かった楽曲で、アメリカ盤で収録されていないにも関わらず、日本盤には追加挿入されるほどの大ヒットでした。
70年代のバラードにもかかわらず、現在でも大企業の三井住友銀行、ソニーなどのCMで使用されています。
Imagine / ジョン・レノン(John Lennon)
Imagine there’s no heaven
It’s easy if you try no hell below us
想像してごらん 天国なんて無いんだと
ほら、簡単でしょう?
地面の下に地獄なんて無いし
世界的な人気を博した名曲、ジョン・レノン(John Lennon)のソロ曲「Imagine」。
アメリカやイギリスをはじめとするさまざまな国で高評価を得ており、チャートでも高順位を記録しています。
世界平和や人類愛に対する真剣な訴えと、なじみやすいメロディが魅力的です。
現在では音楽の授業などでも扱われるほどの名曲で、歴史に残る1曲といっても良いでしょう。
Alone Again / ギルバート・オサリバン(Gilbert O’Sullivan)
In a little while from now,
if I’m not feeling any less sour,
今からしばらくたっても
このモヤモヤが消えなかったら
1972年にリリースされたギルバート・オサリバン(Gilbert O’Sullivan)の「Alone Again」。
発表されるやいなや全米チャートで6週に渡り1位を獲得し、爆発的人気を集めた1曲です。
「死」に対して真剣に向き合った歌詞が幅広い世代の心に迫り、日本やイギリスでも流行し、若者必聴のヒット曲となっていました。
【70年代】CMで使われた有名アーティストの洋楽7選
70年代に大ヒットを博した楽曲は、今でもCMで使用される機会が多く、若い方でも馴染みの曲が多いです。
70年代の音楽と知らずに聞いていた!という方も多いのではないでしょうか?
そこで誰もが知る有名CMに起用されたヒットソング7選をご紹介していきます。
Sky High / ジグソー(jigsaw)
blown round by the wind
thrown down in a spin
つむじ風に吹かれて
ぐるぐるとなぎ倒されたんだ
1975年にリリースされたジグソー(jigsaw)の「Sky High」。
アクション映画「スカイ・ハイ」のテーマソングとして製作された1曲で、全英チャートでも高順位を記録しています。
日本ではプロレスラー「ミル・マスカラス」の入場曲としても有名ですね。
また、キリンビールの発泡酒のCMでも使用されています。
Let It Be / ビートルズ(The Beatles)
when I find myself in times of trouble mother
Mary comes to me Speaking words of wisdom let it be
ずっと悩んで苦しみ抜いたときに僕のもとに女神がやってきたんだ
そしてこんな言葉を呟いた 素直に生きなさい
ビートルズ(The Beatles)活動中最後の発表曲「Let It Be」。
楽曲としての人気から、学校の授業でも取り扱われている1970年代のヒット曲です。
全米チャートでは1位を獲得し、他イギリスや日本でも長く愛され続けています。
東芝のCMなどで使用されたのはもちろんのこと、カバー曲が採用されていることも多いですね。
Irresistiblement / シルヴィ・ヴァルタン(Sylvie Vartan)
tout m’entrainnent irresistiblement
Vers toi comme avant
すべてのことがあなたに向かってどうしようもなく惹きつけられる 以前のように
繊細かつセクシーな歌声で有名なシルヴィ・ヴァルタン(Sylvie Vartan)の「Irresistiblement」。
70年代の古い曲でしたが、映画「ウォーター・ボーイズ」に起用されたことで、日本でも人気を博しました。
CMでの使用も多く、キリンビールやサントリー、またスズキ自動車でも使用されています。
Top Of The World / カーペンターズ(Carpenters)
I’m on the top of the world, lookin’
Down on creation And the only explanation
私は世界の頂点にいる天地創造を見下ろしているのね
そして私が言える唯一の説明なんて
カーペンターズ(Carpenters)の70年代の代表曲として有名な「Top Of The World」。
もともとはアルバム収録曲でしたが、日本の流行に際して独自にシングルとして販売されヒットした洋楽です。
特にアーティストに人気の1曲で、日本では倉木麻衣がカバーした「Top Of The World」がライオン「香りつづくトップ」のCMとして使用されています。
Don’t Stop Me Now / クイーン(Queen)
tonight I’m gonna have myself a real good time
I feel alive…
And the world turning inside out, yeah
今夜、俺は心底楽しむつもりだ
生きてて良かった、天と地がひっくり返ったような気分を味わう
1978年にリリースされたクイーン(Queen)のおすすめ曲「Don’t Stop Me Now」。
爆発的な人気を集めた楽曲の多いクイーンの中でも、特にCMでの使用が多いヒット曲です。
有名なものではダイハツ「ムーヴ」やENEOSが代表的です。
美しいピアノの旋律と繊細な歌声が魅力的ですね。
20th Century Boy / T.レックス(T.Rex)
Friends day it’s fine, friends say it’s good
Everybody says it’s just like rock and roll
友達連中が「最高だな」「スゲェ良いよ」って言っている
皆が「まるでロビン・フットみたいだ」と言っている
イントロのギターが有名なバンド・T.レックス(T.Rex)の「20th Century Boy」。
ちょっと歪んだようなギターの音のインパクトが強く、CM他映画の挿入歌などでも多く使用された洋楽です。
有名なのは映画「20世紀少年」の主題歌、またトヨタ自動車「VOXY」のCMで、世界的なヒット曲でもあります。
Boogie Wonderland / アース・ウィンド&ファイアー(Earth, Wind & Fire)
Dance, Boogie wonderand
Ha ha dance, Boogie wonderand
midnight creeps so slowly into hearts,
さあ踊ろう、ブギーワンダーランドで!
真夜中が心の中に忍び寄り、男はもっと欲しくなる
1979年にリリースされたアース・ウィンド&ファイアー(Earth, Wind & Fire)の「Boogie Wonderland」。
70年代に日本でも流行していたディスコ曲の洋楽定番ナンバー。
年配の方の中には、青春の一曲して思い出深い方も多いのではないでしょうか?
有名なCMソングの使用はアサヒビール「スーパードライ」のテーマソングです。
70年代は洋楽ロック黄金期!?
現代はさまざまな音楽が世の中に溢れていますが、70年代は特に洋楽ロックが黄金期を迎えた時代でした。
有名アーティストの中にもこの時代のロックミュージックに憧れた方は多く、現代音楽にも多大な影響を与えています。
また、70年代に流行した名曲は今でもCMに数多く使用されています。
若い方でも耳慣れている曲が、実は70年代に発表された曲だったということも多いです。
70年代洋楽は今でも耳にする名曲ぞろい!懐かしのヒット曲を楽しもう
70年代の洋楽は現代の曲にも大きな影響を与えています。
また、それぞれの楽曲の人気からCMや映画でも多く使用されており、テーマソング・主題歌としても耳にする機会も多いです。
やはり名曲は長い時を経てもファンが多く、70年代以降に生まれた若者たちからも高く評価されています。
日々新しい楽曲が生まれている時代ですが、時には懐かしの名曲を聴いてみてはいかがでしょうか?
現在は動画サイトなどでも気軽に聞くことができるので、オススメです。
この記事のまとめ!
- 70年代は洋楽の黄金時代
- 70年代の楽曲は今でもCM・映画での使用が多い
- 70年代の楽曲はカバーされている曲も多い