現在、アイドル界だけでなく芸能界で大活躍する「坂道シリーズ」の筆頭である乃木坂46。
その活動歴は10年を超え、26枚のシングル、4枚のアルバムに加え、数々のライブ映像作品をリリースしました。
この記事でわかること
乃木坂46の人気曲ランキング
乃木坂46は2021年5月までに26枚のシングルをリリースしており、数々の楽曲を生み出しています。
グループの代表曲やお茶の間に人気の曲はもちろん、卒業していくメンバーのバックグラウンドも合わせて名曲として語り継がれているものも少なくありません。
まずは、乃木坂46の人気曲ランキングを紹介します。
【10位】気づいたら片想い
「気づいたら片想い」は、2014年4月にリリースされた8thシングル表題曲で、西野七瀬が初めてセンターを務めた曲です。
それまでの乃木坂46と違った女性目線で描かれる切ない歌詞が特徴で「清楚で儚い」というグループのイメージを確かなものにしました。
西野七瀬の雰囲気にぴったりの切ない曲調で、乃木坂46の新しい一面が見られる曲です。
【9位】帰り道は遠回りしたくなる
乃木坂46の22thシングルで、西野七瀬の卒業シングルでもある「帰り道は遠回りしたくなる」。
ストリングスやピアノが絡み合うメロディはとても美しく、切なくも前向きな雰囲気はグループ最多のセンターを務めた西野七瀬の成長も感じられます。
アイドルと画家、違う道に進んだ2人の西野七瀬を描いたMVは、乃木坂46を知らない人でも感動すること間違いなしでしょう。
【8位】裸足でSummer
乃木坂46の15枚目シングルとなった「裸足でSummer」は、今やグループのエースとして大活躍する齋藤飛鳥の初センター曲です。
まさに夏らしい明るく爽やかな曲調は、ライブでも盛り上がる定番曲となっています。
それまでは影のある印象が強かった齋藤飛鳥ですが、明るい夏曲のセンターを完璧に務めた表現力の高さは見事です。
海をバックにダンスしたり、精一杯夏を楽しむメンバーの姿が見れるミュージックビデオも必見ですよ。
【7位】ガールズルール
2013年7月にリリースされた6thシングルで、前作までセンターを務めた生駒里奈に代わって白石麻衣が初めてセンターを務めた曲です。
爽やかなメロディの夏ソングで、キラキラしたダンスやフリフリの衣装など、王道のアイドルソングとして人気を集めています。
イントロで白石麻衣が力強く叫ぶ煽り文句は、乃木坂ファンの間では全国ツアーやバースデイライブの風物詩として親しまれてきました。
【6位】制服のマネキン
乃木坂46の4枚目シングル「制服のマネキン」は、生駒里奈がセンターを務めた初期の代表曲です。
それまでは王道のアイドルソングを歌ってきた乃木坂46ですが、笑顔を封印してキレのあるダンスを踊るシリアスな曲調に当時のファンは驚いたでしょう。
メッセージ性の強い歌詞とハードなデジタルサウンドは、初期の乃木坂46を語る上で忘れられない名曲です。
【5位】何度目の青空か?
「何度目の青空か?」は、2014年10月にリリースされた10thシングルです。
大学進学のために一時的に活動休止していた生田絵梨花の復帰作であり、初のセンター曲でもあります。
前向きで明るい曲調と、自分を見つめ直すきっかけをくれるような優しい歌詞は、生田絵梨花のイメージにぴったりです。
当たり前に過ぎていく日常を大切にしようと思える、メッセージ性のある歌詞を噛みしめながら聴いてくださいね。
【4位】シンクロニシティ
2018年4月にリリースされた20thシングルで、同年の「第60回レコード大賞」を受賞した乃木坂46の代表曲の1つです。
タイトルの「シンクロニシティ(意味ある偶然の一致)」にあるように、世界中の人々とのつながりを感じられます。
初期からグループを支えた生駒里奈のラストシングルで、白石麻衣にセンターを託すような演出や、メンバーの動きが細かくシンクロする振り付けにも注目しましょう。
【3位】きっかけ
2016年5月リリースの2ndアルバム「それぞれの椅子」収録曲の「きっかけ」は、特にファンからの人気が高い名曲です。
2018年に冠番組の「乃木坂工事中」内で放送された「ファンが選ぶ!乃木坂46ベストソング」では、シングル表題曲が上位を占める中、見事2位にランクインしました。
アコースティックギターの優しい音色、乃木坂46らしく優しいエールが込められた歌詞は、きっと勇気をもらえるでしょう。
【2位】インフルエンサー
2017年3月リリースの17thシングル「インフルエンサー」は、「今、話したい誰かがいる」以来の白石麻衣と西野七瀬がダブルセンターを務めた曲です。
フラメンコやラテンミュージックのような熱気のある曲調で、一度聴くと耳から離れないインパクトがあります。
乃木坂史上最高難易度とも言われる複雑で高速なダンスは、何度も心が折れかけたほど苦戦したメンバーもいたそうです。
【1位】サヨナラの意味
乃木坂46の16thシングルである「サヨナラの意味」は、グループからの卒業・芸能界引退を発表した橋本奈々未のラストシングルとしても知られています。
別れがつらいものにならないよう「僕」が「君」に前向きな「サヨナラ」を送る歌詞は、多くのファンの心に響いたでしょう。
それぞれの登場人物が、葛藤の中で次第に協力し合っていく物語を描いたMVも必見ですよ。
乃木坂46のおすすめカップリング曲
数多くのシングルをリリースしている乃木坂46ですが、表題曲はもちろんカップリングにも名曲が多いのが特徴です。
豪華なユニット曲や表題曲とは違った珍しい雰囲気の曲など多彩で、現在でもライブ定番曲としてファンに愛されている曲も少なくありません。
ここからは、乃木坂46のおすすめカップリング曲を紹介します。
無口なライオン
「無口なライオン」は、9thシングル「夏のFree&Easy」に収録されています。
生駒里奈や西野七瀬、星野みなみや堀未央奈など当時の選抜常連メンバーによるユニット曲で、哀愁のあるギターサウンドとメロディが印象的です。
転校していく生徒役の西野七瀬、明るい性格の親友役の若月佑美を中心に展開していくドラマ仕立てのMVを観ながら聴くと、より楽しめますよ。
でこぴん
5thシングル「君の名は希望」に収録されている「でこぴん」は、白石麻衣や高山一実、松村沙友里などの大人メンバーによるユニット曲です。
友達同士で遊んでいる時、ふとした瞬間に恋心が芽生えるという王道のアイドルソングで、甘酸っぱい歌詞にドキドキしてう人も多いでしょう。
サウンドも衣装も可愛らしくファンからも高いため、卒業したオリジナルメンバーが多い今でもメンバーを変えながら歌い継がれています。
指望遠鏡
「指望遠鏡」は4thシングルの「制服のマネキン」に収録されており、テレビアニメの「マギ」EDテーマとしても知られています。
少年漫画のテーマ曲にふさわしく、明るいアップテンポな曲調、前向きな歌詞は当時駆け出しだった乃木坂46を知らない人たちにも届いたでしょう。
キャッチーなロックサウンドはとても聴きやすいので、普段アイドルソングをあまり聴かない人にもおすすめです。
せっかちなかたつむり
3rdシングル「走れ!Bycycle」のカップリングである「せっかちなかたつむり」は、1期生の松村沙友里がセンターを務める曲です。
白石麻衣や橋本奈々未、深川麻衣など年長メンバーが歌唱しており、アップテンポで大人びた曲調がぴったりハマっています。
歌唱メンバーは後に乃木坂46を代表するメンバーになったため、現在でも乃木坂ファンの間で語り継がれる名曲です。
世界で一番孤独なLover
6thシングル「ガールズルール」に収録されている「世界で一番孤独なLover」は、白石麻衣がセンターを務めています。
電子音を中心としたロックサウンドとシリアスなメロディは、それまでの乃木坂46の印象をガラッと変えました。
渋谷の街を舞台にメンバーがダンスを繰り広げるMVは疾走感があって気持ち良く、現在でも人気があります。
ロマンスのスタート
8thシングル「気づいたら片想い」に収録されている「ロマンスのスタート」は、表題曲とは裏腹に爽やかで王道なアイドルソングです。
センターは西野七瀬が務めており、乃木坂46メンバーが出演している「メガシャキ」のCM曲にも起用されました。
1人称視点のMVはまるで乃木坂メンバーと恋愛しているかのような気持ちになれるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
乃木坂46の人気ソロ曲
普段はグループやユニットで歌唱している乃木坂46ですが、ソロ曲の中にもファンに人気のある作品がたくさんあります。
歌唱力はもちろん、そのメンバーならではの表現力や人柄を表した楽曲の数々は、そのメンバーを知れば知るほど好きになれるでしょう。
最後に、乃木坂46のソロ曲として人気の高い曲を紹介します。
じゃあね。
「じゃあね。」は、25thシングル「しあわせの保護色」に収録されている白石麻衣のソロ曲です。
乃木坂46の顔として長い間グループを支えた白石麻衣の卒業シングルでもあり、乃木坂46としては初めて本人が作詞を手がけました。
ゆったりとしたアコースティックな曲調で、白石麻衣が乃木坂46として活動した8年間の軌跡を辿ったMVは、ファンにとってはたまらない映像ばかりです。
つづく
22ndシングル「帰り道は遠回りしたくなる」に収録されている「つづく」は、西野七瀬の6曲目となるソロ曲です。
西野七瀬の卒業シングルとして制作されたこの曲は、乃木坂46を卒業していく西野七瀬の、前向きな言葉がつづられています。
グループを卒業して自分の人生を歩んでいく姿を描いたMVには、母親となった西野七瀬や乃木坂46の同窓会のシーンがあり、涙なしには見られません。
あなたのために弾きたい
生田絵梨花のソロ曲「あなたのために弾きたい」は、1stアルバム「透明な色」に収録されています。
ピアノが得意な生田絵梨花の弾き語り曲で、彼女のイメージにぴったりな清楚でおおらかな曲調が印象的です。
ライブで生の弾き語りを披露したこともあり、音大出身でミュージカル女優としても活躍する彼女のパフォーマンスに魅了された人も多いでしょう。
硬い殻のように抱きしめたい
3rdアルバム「生まれてから初めて見た夢」のType-Aに収録されている「硬い殻のように抱きしめたい」は、齋藤飛鳥のソロ曲です。
明るく元気なアイドルらしさ一辺倒ではない、齋藤飛鳥の持つ儚さや切なさにぴったりなバラードで、ソロ曲の中でも1番の名曲との声も少なくありません。
不器用ながらも強くあろうとする、齋藤飛鳥の人柄を上手く表現したような歌詞にも注目してくださいね。
乃木坂46の曲はかっこいい曲からかわいい曲まで幅広い!人気曲を覚えてカラオケで歌おう
グループが結成してから10周年目となる乃木坂46ですが、これまでには王道アイドル曲からかっこいい曲までさまざまな曲をリリースしてきました。
誰もが知っている有名な曲はもちろん、カップリングやソロ曲も名曲ぞろいなので、ぜひチェックしてみてください。
バラエティ豊かな曲の中にはきっと自分の好みに合う曲があるので、覚えてカラオケで歌ってみれば気持ち良いですよ。
この記事のまとめ!
- 乃木坂46の人気曲は、王道アイドルソングからクールな楽曲まで幅広い
- カップリングにも名曲が多く、ライブの定番曲やファンの風物詩となっている曲もある
- ソロ曲にはそのメンバーそれぞれの物語や思いが込められている