夏の終わりが近づくと、楽しかった思い出がよみがえって、なんだか胸がきゅっと締めつけられませんか。
そんなときに聴きたいのが、夏の余韻を感じられる名曲たち。
本記事では、夏の終わりに聴きたい曲を19曲厳選しました。

夏の終わりに聴きたいエモい曲7選
まずは、夏の終わりにぴったりのエモい7曲をご紹介します。
過ぎ去る夏への切なさや、忘れたくない思い出を歌った楽曲ばかり。
夕暮れの空を眺めながら、ひとりで感傷に浸りたい夜にそっと寄り添ってくれる名曲を集めました。
若者のすべて/フジファブリック
「若者のすべて」は2007年に発表されたフジファブリックの代表曲で、夏の終わりを歌った楽曲として今も愛され続けています。
「最後の花火に今年もなったな」というサビが象徴的で、過ぎていく季節と若さの儚さを淡々と描き出します。
作詞作曲を手がけたボーカルの志村正彦は、地元・富士吉田の夏の情景を曲に込めたと語られており、夕方5時のチャイムが鳴る街の風景が浮かんでくるよう。
独特の浮遊感あるメロディと、語りかけるようなボーカルが、聴く人の胸に静かに染み込んでいきます。
夏の終わりにこそ味わいたい、エモさの代名詞のような1曲です。
secret base ~君がくれたもの~/ZONE
「secret base ~君がくれたもの~」は2001年に発表されたZONEの代表曲で、夏の青春を象徴するアンセムとして長く愛されています。
転校で離れ離れになる友達との別れを描いた歌詞は、誰もが経験する夏の終わりの寂しさと重なります。
「10年後の8月、また出会えるのを信じて」というフレーズが、夏という季節と一緒に永遠に心に刻まれる名曲。
2011年にはアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の劇中歌としてカバーされ、再び大きな話題を呼びました。
夏の終わりにかつての仲間の顔がふと浮かんだとき、そっと聴き返したくなるでしょう。
夏夜のマジック/indigo la End
「夏夜のマジック」はindigo la Endが2015年にリリースした、夏の夜のひとときを切なく描いた楽曲です。
「今なら君のことがわかるような気がする」という言葉に、過ぎ去った恋への未練と、夏という季節への愛おしさがにじみます。
ボーカル川谷絵音の繊細な歌声と、ノスタルジックなバンドサウンドが、聴き手を一瞬で夏の夜へと連れていってくれるでしょう。
夜風が少し涼しくなってきた頃、ふと思い出してしまう誰かの顔。
そんな夏の終わり特有の感傷を、これほど美しく音にした曲は他にありません。
静かな夜、ヘッドホンで浸るように聴くのがおすすめです。
君がくれた夏/家入レオ
2015年にリリースされた、家入レオによる切ない夏のラブソング。
ドラマ『恋仲』の主題歌として書き下ろされ、報われない恋に揺れる女性の心情を真っ直ぐに描いています。
「君がくれた夏」というタイトル通り、もう戻らない誰かと過ごした夏の輝きが、歌詞のあちこちにちりばめられているのが印象的。
家入レオの伸びやかで芯のある歌声が、忘れられない人への想いを誠実に届けてくれます。
キラキラと光る思い出だけが残った今、それでも前を向こうとする強さに胸を打たれる1曲です。
わたがし/back number
「わたがし」はback numberが2012年に発表した、夏祭りを舞台にした片思いソングです。
浴衣姿の好きな人と並んで歩いているのに、本当の気持ちを伝えられないままという、もどかしい恋心が描かれています。
花火、夏祭りというワードが、終わりが近づく夏と恋の儚さを巧みに思い起こさせるのが印象的。
ボーカル清水依与吏の優しくも切ない歌声と、夏の夜の空気を閉じ込めたような爽やかなバンドサウンドが心に染みます。
夏祭りの帰り道、ふと思い出すあの人の笑顔。
甘酸っぱい思い出に浸りたい夜にぴったりです。
シーグラス/Saucy Dog
Saucy Dogによる、夏の余韻と切なさを繊細に描いたバラードナンバー。
タイトルの「シーグラス」とは、波に磨かれて角が取れ、淡く曇ったガラスへと姿を変えた海辺の漂着物のこと。
かつて鋭く尖っていたものが、時間とともに優しく丸くなっていく様子を、過ぎ去った恋や夏の比喩として重ねられています。
ボーカルの透明感のある歌声が、夏の海辺の情景を鮮やかに浮かび上がらせる1曲。
忘れたわけじゃないけれど、もう痛みではなくなった思い出。
そんな大人の感情にそっと寄り添ってくれる、しみじみと味わいたい楽曲です。
長く短い祭/椎名林檎
「長く短い祭」は椎名林檎が2015年に発表した、夏祭りの熱気と儚さを描いた楽曲です。
タイトル通り、長いようで一瞬で過ぎていく夏の祭りを、人生や恋愛のメタファーとして歌い上げています。
和の情緒とロックを融合させた独特の世界観が、聴く者を一気に提灯の灯る夜店の通りへと引き込んでくれるでしょう。
すぐに終わってしまうものだからこそ美しい、という哲学が込められた歌詞は、夏の終わりにこそ深く響きます。
椎名林檎の艶やかで力強い歌声が、過ぎゆく季節への愛おしさと未練を鮮やかに表現。
夏の終わりに人生の儚さを噛みしめたい大人の夜にぴったりです。
夏の終わりに聴きたいぶち上げ曲7選
夏の終わりだからこそ、最後に思いっきりテンションを上げたい瞬間もありますよね。
ここでは、フェスやドライブで盛り上がれる夏の定番ぶち上げソングを7曲セレクトしました。
楽しかった夏の思い出を全力で振り返りながら、笑顔で次の季節へ向かえる楽曲ばかりです。
夏の思い出/ケツメイシ
ケツメイシが2009年に発表した、夏の思い出をぎゅっと詰め込んだサマーソング「夏の思い出」。
海、花火、祭り、恋といった夏の風物詩が次々と歌詞に登場し、聴いているだけで楽しかったあの日々がよみがえってきます。
軽快なラップと爽やかなメロディの掛け合いが心地よく、ドライブのお供にも最適な1曲。
「また来年も夏が来る」というポジティブなメッセージが込められており、夏の終わりの寂しさよりも、ワクワクした気持ちを呼び起こしてくれます。
仲間と過ごした夏を笑顔で振り返りたいとき、思いっきりボリュームを上げて聴きたい楽曲です。
睡蓮花/湘南乃風
夏フェスの定番中の定番、湘南乃風が2007年に放った夏の大ヒット曲「睡蓮花」。
イントロが流れた瞬間に会場が一気に盛り上がる、まさに「上がりまくる」という言葉がぴったりの楽曲です。
海辺で繰り広げられる夏の恋愛模様を、湘南乃風ならではのストレートな言葉で歌い上げています。
「濡れたまんまでイちゃって!!!」というフレーズで、仲間との一体感は最高潮。
今年の夏フェスやライブで盛り上がった人なら、その光景が鮮やかに蘇ってくるはずです。
最後に夏を全力で締めくくりたい1曲です。
花火/aiko
「花火」はaikoが1999年にリリースした、夏の恋を瑞々しく描いた名曲です。
打ち上げ花火の閃光のような一瞬の恋のときめきを、aikoならではの独特なメロディラインで表現。
切なさを含みながらもアップテンポで前向きな曲調が、聴く人の気持ちを軽やかに弾ませてくれます。
リリースから20年以上経った今でもファンに愛され続け、ライブの定番曲として歌い継がれているのも納得の名曲。
aikoの少し甘えたような可愛らしい歌声が、夏の恋の高揚感をリアルに伝えてくれるでしょう。
夏の恋愛を思い出して胸をときめかせたい人にぴったりです。
青と夏/Mrs. GREEN APPLE
Mrs. GREEN APPLEが2018年に発表した、映画『青夏 きみに恋した30日』の主題歌。
「青と夏」は青春のキラキラした夏を全力で歌い上げる、まさに王道の夏ソングです。
大森元貴の伸びやかなハイトーンと、疾走感あふれるバンドサウンドが、聴く人を一瞬で青空の下へと連れて行ってくれるでしょう。
「夏が始まった合図がした」というサビが印象的で、ひと夏の特別な日々を予感させる高揚感に満ちています。
夏の終わりに聴けば、今年経験した青春のひとコマを愛おしく振り返れる1曲。
若さと夏の輝きを思いきり浴びたいときにおすすめです。
君と夏フェス/SHISHAMO
SHISHAMOが2014年に発表した、夏フェスでの恋心を描いたガールズロックナンバー「君と夏フェス」。
好きな人と一緒に行く夏フェスへの期待と、ちょっぴり緊張するドキドキ感が瑞々しく綴られています。
可愛らしくも力強いボーカルと、爽快なバンドサウンドが夏の青空にぴったり。
夏フェスに行った人なら、会場で見た景色や聴いた音楽の興奮がそのまま蘇ってくるはずです。
今年のフェスを思い出しながら聴けば、楽しかったあの瞬間にもう一度戻れるかのよう。
夏の高揚感をもう一度味わいたいときに聴きたい1曲です。
SUMMER SONG/YUI
YUIが2008年に発表した、夏のドライブにぴったりの爽快なロックチューン「SUMMER SONG」。
アコースティックギターのイントロから一気に駆け抜けていくような疾走感が、聴く人の気持ちを夏空へと解き放ってくれます。
ハスキーで透明感のあるYUIの歌声が、夏の風を感じさせる開放的なサウンドと絶妙にマッチ。
リリースから10年以上経った今も色あせない、夏の定番アンセムとして愛され続けています。
窓を開けて海沿いを走るドライブで流したくなるような、自由でまぶしい雰囲気が魅力。
夏の終わりに最後の遠出をしたくなる、そんな衝動を呼び起こしてくれるでしょう。
憂、燦々/クリープハイプ
クリープハイプが2013年にリリースした、夏の眩しさと心の影を同居させた楽曲です。
タイトルの「憂、燦々」は、憂鬱さと太陽の燦々と輝く様子を組み合わせた造語で、夏特有の感情を鮮やかに表現しています。
尾崎世界観の独特な歌声と切れ味鋭い歌詞が、ただ明るいだけじゃない夏のリアルを描き出すのが印象的。
アップテンポでありながらも、どこか影のある雰囲気が、夏の終わりの複雑な気持ちと重なります。
楽しかった日々の裏にあった小さなモヤモヤも、全部ひっくるめて夏を振り返りたいとき。
そんなあなたの心にぴったり寄り添ってくれる1曲です。
夏の終わりに聴きたい秋を感じる曲5選
夏の余韻を楽しんだら、少しずつ秋の気配にも耳を傾けてみませんか。
ここでは、夏から秋へと心を切り替えるのにぴったりな名曲を5曲ご紹介します。
涼しくなった夜風や色づき始めた景色に、そっと寄り添ってくれる楽曲ばかりです。
セプテンバーさん/RADWIMPS
RADWIMPSが2006年に発表した、9月を擬人化した独創的な楽曲です。
「セプテンバーさん」とは、夏を連れ去り秋を連れてくる存在として描かれており、季節の移ろいに対する寂しさが歌詞にあふれています。
野田洋次郎の言葉選びの巧みさが光る、文学的でありながら親しみやすい1曲。
8月から9月へ変わるあの瞬間の、なんとも言えない感傷を見事に音楽にしています。
独特な視点で季節を捉えた歌詞は、何度聴いても新しい発見があるでしょう。
夏が終わってしまう寂しさを、優しく受け止めてくれるような名曲です。
キンモクセイ/オレンジスパイニクラブ
「キンモクセイ」はオレンジスパイニクラブが2018年に発表し、TikTokをきっかけに大ブレイクした青春ソングです。
「君のイメージ金木犀よ」と、好きな女の子を秋の花・金木犀に例えて歌った甘酸っぱい片思いソング。
「夏の終わりの初夏の気温は気持ちをとっくにのせてた」「夏の終わりが寂しいなんてはとっくのとっくに消えてた」という独特なフレーズが、恋する気持ちで心が初夏のように高ぶる感覚を見事に表現しています。
夏の終わりが寂しくないほど夢中になれる存在がいる、そんな青春のひとコマを切り取った1曲。
キンモクセイの香りが街に漂い始める頃に聴きたい、エモさあふれる名曲です。
楓/スピッツ
スピッツが1998年に発表した、世代を超えて愛され続ける名バラード。
タイトルの「楓」は秋に紅葉する木の名前ですが、歌詞では大切な人の名前として登場する解釈も広がっています。
草野マサムネの透明感ある歌声が、別れた誰かへの想いを切なくも温かく届けてくれるでしょう。
「さよなら 君の声を 抱いて歩いていく」というサビに、涙腺がゆるみそうになる人も多いはず。
20年以上経った今も色あせず、人生のさまざまな別れに寄り添ってくれる普遍的な1曲。
秋の風が吹き始めた頃、しんみりと過去を振り返ってみてはいかがでしょうか。
三日月/絢香
絢香が2006年にリリースした、遠距離恋愛の切なさを綴ったメガヒットバラード「三日月」。
「君に届け この想い」という真っ直ぐな願いが、聴く人の胸を熱くしてくれます。
夜空に浮かぶ三日月を見上げて、離れた相手を想うシチュエーションが秋の夜にぴったりハマる1曲。
絢香の圧倒的な歌唱力が、会えない時間の寂しさと、それでも信じ続ける強さを見事に表現しています。
リリース当時、多くの遠距離カップルの心の支えとなり、今も多くのファンに愛され続けています。
夜風が涼しくなった秋の夜、大切な人を想いながら聴いてみてください。
今宵の月のように/エレファントカシマシ
「今宵の月のように」はエレファントカシマシが1997年に発表し、80万枚を超える大ヒットを記録した代表曲です。
フジテレビ系ドラマ『月の輝く夜だから』のテーマソングとして書き下ろされ、宮本浩次が作詞作曲を手がけました。
「君」との戻らない日々を胸に抱えながらも「いつの日か輝くだろう 今宵の月のように」と夜空の月に希望を託す姿に胸が熱くなります。
くだらないと吐き捨てる現状の中でも、それでも前に進もうとする力強さが宿る1曲。
夏の終わりに過去の恋を振り返り、これからの自分を信じたくなる名曲です。
夏の終わりに聴きたい曲と一緒に、新しい季節へ踏み出そう
今回は、夏の終わりに聴きたい曲を、エモい夏うた・ぶち上げ曲・秋を感じる名曲の3つのテーマに分けて全19曲ご紹介しました。
過ぎていく夏に寂しさを感じるのも、楽しかった思い出を全力で振り返るのも、すべて夏の終わりだからこそ味わえる特別な感情です。
音楽の力を借りれば、今年の夏に経験したすべてのできごとを、宝物のように胸に刻んで前に進めるはず。
プレイリストに今回紹介した楽曲を加えて、お気に入りの1曲とともに新しい季節への一歩を踏み出してみてください。
この記事のまとめ!
- エモい夏うたは、過ぎていく夏への切なさをじっくり味わいたいときにおすすめ
- ぶち上げ曲は、楽しかった夏の思い出を全力で振り返るのにぴったり
- 秋を感じる曲は、夏から秋へ気持ちを切り替えるBGMに最適
- 季節の移ろいに合わせて聴く音楽を変えると、心も自然と整っていく
- お気に入りの1曲を見つけて、新しい季節を笑顔で迎えよう
