1度聴くと忘れられない、中毒性たっぷりの楽曲が魅力の人気アーティスト「水曜日のカンパネラ」。
ボーカルが変わってからも、その独特の世界観で多くの人を魅了し続けています。
今回はそんな水曜日のカンパネラの人気曲ランキングのTOP5をピックアップ。
この記事でわかること
水曜日のカンパネラのデビュー曲
水曜日のカンパネラのデビュー曲は、2016年にリリースされた「UMA」。
こちらはEPで、後に人気曲となる「チュパカブラ」「ツチノコ」などが収録されています。
同曲はデビュー1作目でありながら、なんとオリコン週刊ランキングにて12位を記録。
というのも彼らは2012年ごろから活動し続けていたため、デビュー時点ですでに人気を集めていたのです。
ちなみに、水曜日のカンパネラが初めてリリースしたのは「クロールと逆上がり」というミニアルバム。
下北沢にある書籍・雑貨店「ヴィレッジヴァンガード」限定でリリースされました。
水曜日のカンパネラの人気曲ランキングTOP5
まずは2024年上半期時点での、水曜日のカンパネラの人気曲TOP5を紹介します。
これから水カンを聴き始める方は、次の5曲から押さえるのがおすすめです!


エジソン
「エジソン」は、2022年2月にリリースされた8枚目のシングル。
同曲はGoogleアプリのCMソングに起用されたり、YouTubeの人気チャンネル「THEFIRST TAKE」で披露されたりすると、ボーカルが詩羽に代わってから1番のヒット曲と言っても過言ではない楽曲です。
そんな「エジソン」で歌われているのは、本当は発明家になりたいのにも関わらず音楽家としてブレイクしてしまったバンドマンの姿。
ポップなサウンド、韻が心地よい歌詞、MVで披露されている足元のダンス、とにかく全てがクセになります。
たまものまえ
「たまものまえ」は、2024年3月にリリースされた14枚目のシングル。
Amazonのオリジナルドラマ「僕の怪しい妖怪ガールフレンド」の主題歌として書き下ろされました。
タイトルには聴きなれない単語が使われていますが、「玉藻前(たまものまえ)」とは、平安時代に妖狐の化身であるとされた伝説の人物のこと。
同曲は、そんな玉藻前の視点で描かれています。
と言っても繊細な心情が描かれているわけではなく、とにかくノリが良いのが印象的。
「狐憑きによる謎の事件」がテーマのMVも制作されており、こちらも要チェックです。
聖徳太子
「聖徳太子」は、2023年10月にリリースされた12枚目のシングルです。
タイトルの通り歴史上の人物である「聖徳太子」をモチーフにした楽曲ですが、歴史の勉強のような堅苦しさはゼロ。
何人もの話を同時に聴けたという聖徳太子の特性がコミカルに描かれており、思わず笑ってしまいそうになる1曲です。
その上「あなたの話が聞きたいわ」という歌詞もあり、ラブソングのような一面もある点が魅力的。
軽快さ溢れるサウンドもとても耳馴染みが良いので、ぜひ聴いてみてください。
赤猫
「赤猫」は、2024年6月にリリースされた3枚目のEP「POP DELIVAERY」の収録曲。
テレビアニメ「ラーメン赤猫」の主題歌として書き下ろされました。
同曲は爽快感のある楽曲ですが、アニメの世界観を体現したかのような、どこかあたたかみのあるサウンドが魅力的。
歌詞はアニメの内容に寄っているものの、しっかりとアニメのストーリーとリンクしているからこそ、アニメを知らなくてもストーリーをイメージしながら楽しめます。
むしろ同曲をきっかけにアニメ「ラーメン赤猫」に興味を持つ人も多そうな1曲です。
桃太郎
「桃太郎」は2014年11月にリリースされた4枚目のミニアルバム「私を鬼ヶ島に連れてって」の収録曲です。
タイトルを見れば一目瞭然ですが、同曲のテーマは日本のおとぎ話である「桃太郎」。
と言ってもおとぎ話通りの桃太郎が歌われているわけではなく、ゲームばかりしているだらけた桃太郎が歌われています。
つまり、皆さんが知っている桃太郎とは全く違うストーリーが描かれているということ。
クセになるサウンドに耳を傾けつつ、水曜日のカンパネラが描き出す独特な桃太郎を堪能してみてください。
水曜日のカンパネラ初代ボーカルの人気曲
2012年の結成から2021年9月まで、水曜日のカンパネラの初代ボーカルを務めたのは「コムアイ」。
まずはコムアイ時代の人気曲を5曲紹介します。


一休さん
「一休さん」は、2017年にリリースされたアルバム「SUPERMAN」の収録曲。
一休さんといえば有名な楽曲がありますが、同曲はそのカバーではありません。
ひたすらに一休さんを褒めたりお礼を伝えたりする、独特な世界観のダンスナンバーです。
「なぜこんな曲が出来た?」と疑問に思う方も少なくないと思いますが、聴いているうちになぜかハマってしまうのが水曜日のカンパネラの魅力。
楽曲同様、独特な世界観のMVもあるので、合わせてチェックしてみてください。
シャクシャイン
「シャクシャイン」は2015年11月にリリースされたアルバム「ジパング」に収録されている楽曲です。
タイトルの「シャクシャイン」は、江戸時代初期にアイヌ民族の指導者として活躍した人物。
楽曲では北海道の名所や名物について歌われています。
かなりニッチなものも登場するため、北海道出身の人でもピンとこないものがあるかもしれません。
あなたは一体いくつ分かるか、ぜひチェックしてみてください!
千利休
「千利休」は、2014年にリリースされたアルバム「私を鬼ヶ島に連れてって」の収録曲です。
こちらもタイトルから分かる通り、楽曲テーマは戦国時代に活躍した茶人である「千利休」。
歌詞には歴史的な要素がありながらも、千利休と思われる人物のかなりアグレッシブな気持ちが歌われています。
サウンドは茶の道から程遠いクラブミュージックですが、軽快な言葉遊びと相まって心地よさは抜群。
ノリノリな気分で聴きたい楽曲です。
アラジン
「アラジン」は、2017年にリリースされたアルバム「SUPERMAN」に収録されている楽曲。
タイトルからアラビアンな楽曲を想像した方も多いかもしれませんが、同曲も水カンらしいクラブミュージックです。
そんな同曲のテーマは「こする」。
魔法のランプを「こする」という動作にかけて、こすって使用する様々な道具が登場します。
また、アラジンというタイトルでありながら、MVはボーリング場なのがユニークなポイント。
ポップでカラフルな映像で、思わず見入ってしまいます。
インカ
「インカ」も2014年にリリースされたアルバム「私を鬼ヶ島に連れてって」の収録曲。
同曲も、どこから突っ込むべきなのかわからないほど、独特な世界観が印象的な楽曲です。
歌詞には「インカ文明」に由来して様々な文明の名前が出てくる他、「インカのめざめ」に由来して様々なジャガイモの品種も出てきます。
一定のリズムが続くサウンドは小気味よく、こちらも聴いているうちに徐々にクセになるのが不思議なポイント。
1回聴いて「よくわからない」と思ったら、ぜひ繰り返し聴いてみてください。
水曜日のカンパネラ2代目ボーカルの人気曲
水曜日のカンパネラの2代目ボーカルを務めているのは、モデルとしても活躍している「詩羽(うたは)」。
続いては詩羽になってからの人気曲を5曲ピックアップします。
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バッキンガム
「バッキンガム」は、2022年5月に配信リリースされたEP「ネオン」の収録曲。
イギリス・ロンドンにあるバッキンガム宮殿と、東京都世田谷区にある「給田」をかけた、水曜日のカンパネラらしいユニークな楽曲です。
歌詞では様々な地名が歌われていますが、音で聴くとクールなラップに聴こえてしまうのが不思議。
同曲もYouTubeの人気チャンネル「THE FIRST TAKE」で披露され、楽曲も詩羽の歌唱力も話題になりました。
招き猫
「招き猫」は2022年2月にリリースされた8枚目のシングルです。
詩羽になって以降の代表曲「エジソン」と、ダブルフェイスシングルとしてリリースされました。
そんな同曲の主人公はタイトル通り「招き猫」なのですが、実はエリート経営コンサルで猫は副業というなかなかの強者。
かなり肉食系で、ガンガン稼ごうとする姿勢がとてもユニークです。
同曲を知ったら最後、街中で招き猫を目にするたびにこの曲を思い出してしまうはず!
「エジソン」と同じくらい中毒性たっぷりのサウンドにも注目です。
織姫
「織姫」も2022年5月に配信リリースされたEP「ネオン」の収録曲。
織姫・彦星というと、年に1度しか会えないという儚くも美しいストーリーを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、同曲に登場する織姫はなんとギャル。
元々は物語通りの織姫だったようですが、彦星と会えない1年の間に変わってしまったようです。
そんな織姫を見て驚く彦星の心情も歌われており、クスッと笑えます。
同曲は情感のあるメロディアスなサウンドも印象的なので、ぜひチェックしてみてください。
アリス
「アリス」は、児童小説「不思議の国のアリス」をモチーフにした楽曲。
歌詞にも「ティーパーティー」「白いウサギ」など、不思議の国のアリスを連想させる単語がたくさん出てきます。
しかし、同曲は原作の物語を歌っているわけではありません。
「アリス」で歌われているのは「毎日を楽しく生きたい!」と望む主人公の気持ち。
疾走感のあるメロディは主人公の胸の高まりを表しているようで、聴いているとワクワクしてくる1曲です。
同曲も2022年5月に配信リリースされたEP「ネオン」に収録されています。
卑弥呼
「卑弥呼」はタイトル通り、倭国の女王と伝えられている「卑弥呼」をモチーフにした楽曲です。
邪馬台国の天気や占いは全て卑弥呼が行っており、それぞれ朝の情報番組で知らせているというストーリー設定がなんともユニーク。
「卑弥呼みこみこ」というフレーズも中毒性たっぷりで、気づくと口ずさんでしまいそうです。
卑弥呼やお天気キャスターに扮するキュートな詩羽を見れるMVも必見。
音、歌声、映像、ダンス、全てにハマってしまうはず!
水曜日のカンパネラの楽曲は中毒性たっぷり!リピートして世界観にどっぷり浸ろう
水曜日のカンパネラの楽曲は、どれも唯一無二の世界観が魅力的。
エジソン、一休、千利休、卑弥呼など、他のアーティストがテーマとして取り上げないような独特なテーマ・切り口で私たちを楽しませてくれます。
今回ご紹介した楽曲以外にも、坂本龍馬やマリー・アントワネットなどの歴史上の人物をモチーフにした楽曲や、ツチノコやイエティなどの未確認生物をモチーフにした楽曲など、ユニークな曲がたくさん!
ぜひお気に入りを探してみてくださいね。
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