40代の男性や女性が泣ける歌には、どんな曲があるのでしょうか。
失恋や心の痛みなど、自分の辛い心境を代弁するような歌は、心にささりますよね。
また、過去に辛い体験をした人は、その頃に聞いていた歌を聞くと、当時の気持ちがよみがえるでしょう。
この記事でわかること
40代女性の泣ける歌5選
仕事や子育て、趣味などで多忙な40代の女性も、時にはカラオケで泣ける歌を歌って、思い出に浸ったり涙を流してスッキリしたりしたい日もあるでしょう。
はじめに、そんな40代女性におすすめの泣ける歌を紹介します。
ハナミズキ/一青窈
一青窈の「ハナミズキ」は、涙腺に響くメロディーと「君と好きな人が百年続きますように」というフレーズが印象的な歌。
平成にカラオケで最も歌われた大ヒット曲です。
この曲が誕生したきっかけは、40代の人がリアルタイムでショックを受けた2001年のアメリカ同時多発テロでした。
ニューヨークの友人と彼の恋人の無事を願いながら作られた曲は、祈りのように温かく力強いメッセージソングになっています。
愛する人や争いがない平和な世界のことを思いながら、じっくり聴きたい泣ける歌です。
会いたい/沢田知可子
恋人を亡くした喪失感に苦しむ女性の気持ちを歌った、沢田知可子の「会いたい」は、泣ける歌詞だけでなく、沢田知可子の声や歌い方も涙を誘う歌です。
恋人に限らず、友人や家族など親しい存在を亡くした経験がある40代の女性にとっては、思わず共感してしまうリアルな表現が胸を打つでしょう。
もう二度と会えないことがわかっていても、会えたらこんなことを言いたいと思ったり、一緒にこんなことをしたいと想像したりするのは、決して止められないのかもしれません。
366日/HY
沖縄を拠点に活動するミクスチャーバンドHYは、メンバー全員が40代で、40代の男性・女性の心にささる名曲をたくさん発表しています。
中でもファンの手紙から着想した「366日」は、大好きな人と別れた女性の心の痛みを描き、大ヒットした失恋ソング。
叶わなかった辛い恋愛経験がある人にとっては、当時の心境を思い出して泣ける歌です。
歌の世界観をモチーフにしたドラマが制作されたり、映画の主題歌に起用されたりした曲なので、ドラマや映画の悲しいシーンを思い出して涙する人もいるでしょう。
手紙~拝啓十五の君へ~/アンジェラ・アキ
アンジェラ・アキの「手紙~拝啓十五の君へ〜」は、40代の女性が忙しい日々の中で、自分を見失いそうで不安な時、背中を押してくれる歌。
15歳の頃の自分が将来の自分に宛てた手紙で悩み事を打ち明け、今の自分がそれに返信するというストーリー性のある歌詞です。
不安な気持ちも、それを克服する答えも自分の中にあることがわかれば、今を生きていくための力が湧いてきます。
ピアノを演奏しながら歌うアンジェラ・アキの力強いボーカルや、ハートフルなメッセージにも泣ける名曲です。
卒業写真/荒井由実
荒井由実の卒業ソング「卒業写真」は、いろいろなアーティストにカバーされ、曲をモチーフにしたドラマが作られたほど人気の歌です。
卒業ソングとして有名ですが、卒業した後の大人目線で歌われているのがポイント。
卒業写真は、自分と現在と過去を分ける分岐点の象徴で、この歌は40代女性が昔を振り返った時の複雑な心境に重なるかもしれません。
昔とは違う自分に対する思いや、古い友達への懐かしさが浮かぶフレーズ、せつないメロディーで、泣ける歌として世代を越えて愛されている曲です。
40代男性の泣ける歌5選
多くの人が社会的に責任ある立場の40代男性は、人前で弱音を吐いたり泣いたりできない分、お酒を飲んだ時や1人の時間に聴いて泣きたくなる曲があるかもしれません。
続いては、40代男性に人気の泣ける歌を紹介します。


もう恋なんてしない/槇原敬之
遊び心があってわかりやすい歌詞で、共感を覚える名曲が多いシンガーソングライター、槇原敬之。
「もう恋なんてしない」は、パートナーが去った部屋で、本当は寂しいのに認めたくなくて1人で強がっている男性の気持ちを描いた失恋ソングです。
彼女と同棲して別れた経験や、離婚して孤独になった経験のある40代の男性なら、思わず「わかる」と共感できるフレーズに泣けるでしょう。
失恋の歌ですが、結果的にポジティブな内容になっているので、泣きたいけれど気持ちを切り替えて元気を出したい人にもおすすめです。
TSUNAMI/サザンオールスターズ
2000年にリリースされたサザンオールスターズの「TSUNAMI」は、失恋の侘しさや寂しさを押し寄せる波にたとえた、泣けるバラード。
それまでのサザンは、主にメンバーと同年代の人に人気のバンドでしたが、この曲をきっかけに広い世代から愛される国民的なバンドになりました。
CMソングやテレビ番組の主題歌などにも起用された曲なので、40代の男性ならリアルタイムで聞いてハマった人も多いでしょう。
桑田佳祐のハスキーなボーカルと、哀愁が漂うメロディーで、胸が熱くなる感動ソングです。
One more time, One more chance/山崎まさよし
山崎まさよしの「One more time, One more chance」は、アコースティックギターの静かな弾き語りで、会えなくなってしまった女性への抑えきれない思いを描いた歌。
別れたはずなのに、もう一度会えることを夢見てしまったり、彼女がいた場所に行ってみたりした苦い恋の思い出に、共感する40代の男性も多いでしょう。
シンプルな表現でイメージが浮かびやすい歌詞と、静かなスタートから徐々に盛り上がるドラマチックな展開の曲なので、実体験がなくても感動して泣ける歌です。
レイニーブルー/德永英明
1986年にリリースされた德永英明の「レイニーブルー」は、広い世代の男性がカラオケの定番曲にしている、美しいラブバラード。
終わった恋の悲しみと、雨の日のブルーな光景がシンクロする失恋ソングで、德永英明のハスキーボイスと最後の盛り上がる部分に感情移入して、泣ける名曲です。
80年代テイストの曲調で、若い人にはピンとこない「電話ボックス」といったキーワードがある歌詞なので、40代の男性にはレトロで懐かしさを感じる歌かもしれません。
HANABI/Mr.Children
40代の男性にとって思い入れのある人が多いMr.Children。
「HANABI」は、ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」の主題歌にもなった、彼らの大ヒット曲です。
夏の空を彩る花火は一瞬で消えてしまいますが、儚くても輝く花火のような希望を持ち、前に進んでいくという歌詞は、恋愛だけでなく人生感を語っているようにも感じられます。
失恋や辛い出来事、ストレスなどで苦しい時や、人生の分岐点に来て戸惑っている時などに、自分を励ましてくれそうな泣ける歌です。
40代に人気の泣けるラブソング4選
40代になると結婚している人やパートナーがいる人も多いのですが、胸に秘めた昔の恋人との思い出に、泣きたくなる日もあるでしょう。
終わったはずの恋でも、本当に好きだった人はいつまでも忘れることはありません。
次は、40代に人気の泣けるラブソングを紹介します。


M/PRINCESS PRINCESS
PRINCESS PRINCESSの代表的なバラード「M」は、全く雰囲気が異なる曲「Diamonds」のカップリング曲としてリリースされた歌で、40代になじみのある失恋ソングです。
作詞を担当したメンバーの富田京子さんが、Mというイニシャルの男性と破局した後に、彼への仕返しで作詞したと言われる歌で、失恋した後のせつない思いが涙を誘います。
女性の歌なのですが、男性が歌っても雰囲気が違って味のある曲なので、カラオケでラブソングを歌って盛り上げたい時にもおすすめです。
最愛/KOH+
柴咲コウと福山雅治のユニットKOH+の「最愛」は、2人が出演したテレビドラマ「ガリレオ」の劇場版映画「容疑者Xの献身」で、主題歌に起用された泣けるラブソングです。
ドラマのファンで、映画のラストシーンに流れたこの曲に涙した人も多いでしょう。
愛する人と少しでもつながっていたいという、せつない思いや悲しみがささる歌詞で、40代の人にとっては、大切な存在を亡くした時の悲しみの歌に聞こえるかもしれません。
福山雅治が歌っているバージョンもあり、どちらも泣けるので聴き比べてみましょう。
オレンジ/SMAP
国民的アイドルと呼ばれたSMAPは、40代にとっていつも身近な存在で、それぞれ思い入れのある曲を持っているかもしれません
「オレンジ」は2000年にリリースの「らいおんハート」のカップリング曲で、ファン投票でカップリング曲1位を記録した、泣けるラブソングの名曲です。
若い恋人たちのせつない別れがみずみずしく描かれて、若い頃の恋愛を思い出して、胸が熱くなるでしょう。
歌詞の最後はもともと「さよなら」でしたが、木村拓哉の強い思いから「ありがとう」に変更されたというエピソードがある歌です。
You Go Your Way/Chemistry
どんなに愛し合っていても、時の流れとともに相手への熱量が下がってくるのは、避けられないことかもしれません。
そんな大人の愛を歌ったバラード「You Go Your Way」は、2001年にリリースされたChemistryの泣けるラブソング。
「想いは想いのままで熱を失うだけ」という歌詞に、ドキッとした人も多いでしょう。
もともと交際を続けるのが難しい環境の2人だったなら、相手を嫌いにならなくても交際が終了することもあります。
いろいろな経験を重ねてきた40代だからこそ理解できる、深いラブソングです。
40代におすすめの泣ける洋楽4選
洋楽にも、40代の泣ける歌がたくさんあります。
懐かしい洋楽は、流行していた頃の自分や周りの出来事を思い出させ、映画の主題歌になった曲やPVが印象的な曲は作品の世界観を呼び起こすでしょう。
最後は、40代におすすめの泣ける洋楽を紹介します。


I Don’t Want to Miss a Thing/Aerosmith
1998年にAerosmithがリリースした「I Don’t Want to Miss a Thing」は、同年に大ヒットしたSF映画「アルマゲドン」のテーマ曲になった、泣けるバラードです。
映画で、地球を救うために命を捧げる主人公の娘を演じたリブ・タイラーの父である、スティーブン・タイラーが歌って話題になったのは、多くの40代が覚えているでしょう。
大切な人との一瞬一瞬は、決して無駄にしたくないと熱く語りかけるバラードで、聴く人もカラオケで歌う人もジーンとさせてしまう曲です。
She/Elvis Costello
優しい歌声で、憧れの女性への想いを繰り返して語るElvis Costelloの「She」は、1999年のラブコメ映画「ノッティングヒルの恋人」の主題歌になった曲です。
一般人の男性がスター女優に恋をするストーリーで、主人公の心情に重なるひたむきな愛情が伝わる歌詞と、甘いボーカルの泣ける歌で、映画も歌もヒットしました。
この曲のオリジナルは、フランスのシンガーソングライター、シャルル・アズナヴールの楽曲ですが、知名度が低いため映画用にコステロがカバーして、この名曲が誕生しました。
Someone Like You/Adele
40代の男性・女性の中には、別れた恋人や異性の友達が結婚した話を聞いて、複雑な思いになった経験がある人も多いのではないでしょうか。
恋人との別れをテーマにしたAdeleのアルバム「21」に収録されている「Someone Like You」は、そんな苦しい思いを静かなピアノの演奏とともに歌い上げる、泣けるバラード。
「あなたみたいな人を見つけるから」と強がってみても、どうして自分を選んでくれなかったんだろうという、心の痛みはなかなか癒えないでしょう。
Without You/Mariah Carey
5オクターブ半の声域を誇る世界的な歌姫で、クリスマスシーズンになると必ず彼女の歌声を聞くMariah Careyは、40代になじみのある洋楽シンガー。
数あるヒット曲の中でも、去って行く恋人に「あなたがいない人生なんて生きていけない」と歌い上げる「Without You」は、ゴスペル調のアレンジで泣けるラブバラードです。
この曲はもともと、イギリスのバンド「バッド・フィンガー」が1970年代に出した曲ですが、マライアが1994年にカバーして大ヒットしました。
40代の男性・女性の人生に寄り添ってきた泣ける歌やバラードを聞いてみよう
40代が泣ける歌は、現在の辛い心境を代弁するような歌や、悲しい歌詞の歌ばかりではありません。
失恋など辛い時期に聞いた歌や、逆に今と違って輝いていた時期に聞いた歌を聞くと、その頃の記憶がよみがえって胸が熱くなるでしょう。
映画やドラマの主題歌になった曲は、感動的なシーンを思い出して涙が浮かんでくることもあります。
40代の男性・女性の人生に寄り添ってきた、泣ける歌やバラードを聞いたりカラオケで歌ったりして、思いきり涙を流してみませんか。
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