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【激震】シンバルにはどんな種類がある?シンバルの音の違いやドラマー必見おすすめのシンバルメーカーを紹介! 2024年12月

2020年4月7日 #PR

シンバル 種類 おすすめ

ドラムセットの中で、アクセントを付けたりリズムを刻んだりする際に使う「シンバル」。

そんなシンバルには様々な種類があり、それぞれに役割や特徴があります。

音色や演奏性に大きく関わっているため、キックペダルとスネアを揃えたら次はシンバルを購入しようと考える人も多いのではないでしょうか?

Live編集部
この記事では、シンバルの種類や音の違い、おすすめのシンバルメーカーを紹介します。

ココがおすすめ

この記事の目次はこちら!

シンバル 種類 音の特徴
シンバルメーカー おすすめ

シンバルの各部名称

シンバルを叩く部分は大きく3つに分けられており、各部には決まった名称があります。

1枚のシンバルでも叩く部分により音色が変化するため、演奏の幅を広げるためにも各部の名称や音色を覚えておきましょう。

以下でシンバルの各部名称について紹介します。

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エッジ

「エッジ」はシンバルの外周部分を指します。

アクセントや大きい音を出す際に叩かれる部分であり、シンバルの部分の中でも叩かれる頻度が高い場所です。

エッジを叩くとシンバル全体が振動して「クラッシュ音」と呼ばれる荒い音が出ます。

ボウ

シンバルの面の部分を「ボウ」と呼びます。

シンバルを真横から見た時に、弓のように弧を描いているため「ボウ」という名称になったそうです。

粒立ちが良く、落ち着いた音が出せる部分であるため、ハイハットやライドシンバルでリズムを刻む時に使用されます。

カップ

「カップ」は、シンバルの中央部分の膨らんだ部分の名称です。

「カップ」は日本特有の呼び方であり、海外では「ベル」と呼ばれています。

ボウより高い音が出せる部分になっており、リズムを刻む時のアクセントなどに使われることが多いです。

シンバルの種類

シンバル 種類

シンバルにはいくつかの種類があり、シンバルの種類ごとに役割や音の特徴がある程度決まっています。

ドラム演奏の基礎知識となる部分なので、シンバルの種類と特徴を把握しておくようにしましょう。

ここでは、シンバルの種類や音の特徴について紹介します。

ハイハットシンバル

「ハイハットシンバル」は、シンバルを上下2枚重ねた状態であり、スタンドに取り付けられるシンバルです。

フットペダルの操作により開閉できるようになっており、開いた状態では2枚のシンバルが鳴るオープン音閉じた状態では「チッ、ジッ」といったチック音を出すことができます。

ポピュラー音楽ではビートを刻む役割で使われることが多く、リズムの要となるシンバルです。

また、ハイハットは使用頻度が高いため、譜面台もハイハットを叩く時に見やすい位置に置くと良いですよ。

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ライドシンバル

「ライドシンバル」もリズムを刻む時に使われるシンバルです。

20インチ前後のものが使用されることが多く、クラッシュシンバルよりも厚みがあります。

ウの部分をスティックの先端(チップ)で叩くのが一般的で、「チーン」という粒の揃った、落ち着きのある音が出ます。

カップ部分を叩くと「カーン」いう抜けの良い音が出るようになっており、ジャズのスイング感を出すためのシンバルレガートのような叩き方や、ロックやポップスのリズム出しなどに使用されるシンバルです。

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クラッシュシンバル

「クラッシュシンバル」はアクセントを付ける時や、曲の雰囲気が変わる場面で使われるシンバルです。

スネアドラムやバスドラムと一緒に叩かれることが多く、ギターやボーカルなどに曲の展開を伝える役割もあります。

余韻のある音色が特徴的で、エッジ部分をショルダーで叩くと「ジャーン」と荒く目立つ音が出ます。

16~18インチのものが一般的に使用されており、ライドシンバルよりも軽くインパクトのある音を出すことができます。

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チャイナシンバル

「チャイナシンバル」はエッジ部分が反り返った独特な形状をしているシンバルです。

中国のシンバルをイメージして作られており、効果音のように使用されるエフェクト・シンバルという種類に分類されます。

「クシャーン」という派手な音色が特徴で、音の伸びが短く濁りのある個性的な音を出すことができます。

表裏で使い分けができるシンバルとなっており、叩く面を変えるだけでも音の伸びが変化します。

スプラッシュシンバル

「スプラッシュシンバル」は、チャイナシンバルと同様にエフェクト・シンバルの1種です。

クラッシュシンバルをそのままサイズダウンさせたようなシンバルで、「ピシャーン」という軽い音が出ます。

サイズは8~10インチが一般的で音の伸びが短く、高いピッチが特徴のシンバルです。

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シンバルの選び方

シンバルの音質には、大きさや形、加工方法などが関係しています。

仕様と音の関係性を知っておくと、自分に合ったシンバルを探しやすくなるので、ぜひ覚えておきましょう。

Live編集部
ここでは、シンバルの選び方や仕様による音の違いを紹介します。

サイズで選ぶ

シンバルのサイズは、音程(ピッチ)や音の伸び(サスティン)に影響する要素です。

サイズが大きくなるとピッチが低くなり、サスティンが長くなる傾向があります。

逆に、サイズが小さくなるほどピッチが高くなり、サスティンが短くなります。

シンバルの種類ごとに大まかなサイズは決まっていますが、同じ種類のシンバルでも様々なバリエーションがあるので、選ぶ時はサイズも意識してみましょう。

重さ・厚みで選ぶ

重さ・厚みは音質、サスティン、音の立ち上がりなどに影響します。

重く厚さのあるシンバルは重くサスティンの長い音になり、軽くて薄いシンバルは繊細でサスティンが短い音になる傾向があります。

また、重さや厚さが増すにつれピッチが高くなり、音の立ち上がりが遅くなります。

厚さは「ウェイト」として表されており、「Thin」「Medium」「Medium Thin」 「Medium Heavy」 「Heavy」の順で厚みが増していきます。

素材・製造過程で選ぶ

シンバルは、素材・製造過程により「シートシンバル」と「キャストシンバル」の2つに分類されます。

どちらのシンバルが正解と決まっているわけではないので、自分のスタイルや好みに合わせて選びましょう。

シートシンバル

「シートシンバル」は、あらかじめ作られた合金の板から型抜きをして製造されるシンバルです。

素材はB8ブロンズ(銅92%、錫8%)やB12ブロンズ(銅88%、錫12%)などの合金が使われています。

明るくタイトなサウンドが特徴のシンバルであり、生産コストが安いため価格もキャストシンバルよりも安価な傾向があります。

また、個体差も少なく、音も均一であるため、初心者でも使いやすいシンバルです

キャストシンバル

「キャストシンバル」は、金属を溶かして型に入れるという方法で製造されたシンバルです。

B20ブロンズ(銅80%、錫20%)が使われることが多く、Zildjianなどのメーカーでは微量の銀を配合しています。

ダークな音色と豊かな倍音が特徴で、経年による音の変化も楽しむことができます。

形状・加工の違いで選ぶ

シンバルの形状も音質に影響を与える要素です。

シンバルのカーブがきつければ音量が大きくピッチも高くなり、フラットな形状に近ければ音量が小さくなる傾向があります。

また、カップの大きさも音質に影響しており、カップが大きいものほど音量が大きく倍音が豊かな音になります。

音質に影響を与える加工は「ハンマリング」が代表的です。

機械や職人の手によりシンバルの表面をハンマーで打つ加工であり、機械でのハンマリングはまとまりのある響き、職人の手によるハンマリングは倍音が豊かな響きとなります。

おすすめのシンバルメーカー

シンバルメーカー おすすめ

シンバルは製造しているメーカーやシリーズによっても音質が異なります。

また、伝統的な製法を守っていたり、個性的な仕様のシンバルを作っていたりとメーカーごとに個性があるので、メーカーの特徴を覚えておくとシンバル選びの時に役立ちますよ。

ここでは、おすすめのシンバルメーカーを紹介します。

Zildjian(ジルジャン)

「Zildjian(ジルジャン)」は380年以上の歴史を持つシンバルメーカーです。

世界一のシェアを誇り、楽器店や通販でもエントリーモデルからハイエンドモデルまで様々な種類のシンバルが販売されています。

「K Zildjian」と「A Zildjian」の2種類が人気シリーズであり「K Zildjian」はダークで落ち着いた響きで、「A Zildjian」はどのジャンルでも使いやすい万能なシンバルです。

人気ランキング上位の定番メーカーで、世界各国の幅広い世代のドラマーから親しまれているメーカーです。

SABIAN(セイビアン)

「SABIAN(セイビアン)」は、ジルジャン社のトップの血縁者が1981年に設立したシンバルメーカーです。

基本部分はZildjianのシンバルに近いですが、SABIANは新しい技術を取り入れた革新的なシンバルを作り続けています。

個性的なラインアップが特徴的で、ポップスやロックを演奏するドラマーに人気のあるシンバルメーカーです。

日本の総代理店は、ドラムセットの製造で知られるパール楽器製造株式会社が担当しています。

SABIAN クラッシュシンバル SBR-16CS

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PAISTE(パイステ)

「PAISTE(パイステ)」は1901年にロシアで創業され、現在はスイスを拠点としているシンバルメーカーです。

シートシンバルが中心のラインアップとなっており、繊細な作り込みと完成度の高さが幅広いジャンルのドラマーから高評価を得ています。

PAISTEは「クリスタル・サウンド」と呼ばれるクリアなサウンドが特徴的で、高音域にキレのある「2002シリーズ」やハンドメイドの「SIGNATUREシリーズ」が人気です。

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MEINL(マイネル)

「MEINL(マイネル)」は1951年に設立された、打楽器やシンバルを製造するドイツのメーカーです。

レイジング、磨き加工を行わずハンドハンマリングだけで仕上げた「Darkシリーズ」、細かな砂を吹き付けるサンドブラスト加工が施された「Byzance Vintageシリーズ」といった斬新なシンバルを製造しています。

穴あきシンバルの商品ラインアップも豊富で、個性的なシンバルが欲しい人におすすめのメーカーです。

MEINL マイネル HCS シリーズ スプラッシュシンバル 8

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ISTANBUL(イスタンブール)

「ISTANBUL(イスタンブール)」は、トルコZildjianで「K Zildjian」を製造していた職人達が立ち上げたブランドです。

伝統的な製法でシンバルの製造を行っており、現在もハンマリングは1枚1枚職人の手で施されています。

繊細でダークな音が特徴で、「K Zildjian」が好きなドラマーやジャズ系のドラマーから人気があるメーカーです。

シンバルはメーカーごとにも音の特徴がある!初心者は迷ったら老舗メーカーであるジルジャンのシンバルがおすすめ

シンバルの音色は大きさや厚さなどで変化します。

また、メーカーごとに加工方法や素材に個性があり、同じような仕様のシンバルでもメーカーが変わると音の特徴も異なります。

サウンドのイメージが決まっていれば気に入ったシンバルを購入するのが一番ですが、迷った時はラインアップが豊富なジルジャンのシンバルがおすすめですよ。

シンバルを変えるとドラムサウンドの印象も大きく変わり、練習やライブも快適になるので今回の記事を参考に自分に合ったシンバルを探してみてくださいね。

この記事のまとめ!

  • シンバルの各部には名称があり、叩いた時の音色も違う
  • シンバルにはハイハット、ライド、クラッシュなどの種類があり、エフェクト・シンバルと呼ばれる種類もある
  • シンバルの音色はサイズや厚さ、製造方法、加工方法などで変化する
  • 様々なメーカーがシンバルを製造しており、それぞれに音の特徴がある
  • シンバル選びに迷った時は、老舗メーカーでラインアップが豊富なジルジャンがおすすめ
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ジャズ、R&B、FUNK、BLUESを演奏するギタリストです。歌や音楽理論にも興味があり日々勉強しています。音楽をもっと楽しむためのヒントを届けていけたらと思います。

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