最近は声優がアニメの世界を飛び出して、実際にバンドを組んで音楽シーンに進出することも多くなりましたよね。
そんな中、株式会社ブシロードが手掛けるバンドリ!初のボーイズプロジェクトとして登場したのがアルゴナビスです。
この記事のもくじ
アニメ「ARGONAVIS(アルゴナビス)」とは
アルゴナビスはバンドリ!の企画の1つとして立ち上がりました。
これまでガールズバンドしかなかったバンドリ!に、男性バージョンを作ろうと2018年に始まったプロジェクトで「ARGONAVIS」という5人組のバンドが結成したことが始まりです。
2020年にアニメ化され、リアルで活動するバンドメンバーがキャラクターの声優を務めています。
アニメだけでなく、アプリや漫画の連載などもあり、様々な媒体で楽しむことができますよ。
キャッチコピー
バンドリ!シリーズには、それぞれにキャッチコピーが設けられています。
アルゴナビスのキャッチコピーは「俺たちには、まだ歌があった」です。
何かとガールズ版のバンドリ!と比べられることが多いですが、ガールズ版のアニメの舞台は東京、アルゴナビスは北海道函館市ということもあり、お互いのバンド同士が作品の中で交わることはありません。
これまでバンドリ!シリーズを観たことがない人でも、安心して作品を観ることができますよ。
ARGONAVISのアニメあらすじ
アニメARGONAVISは北海道函館市を舞台にした物語です。
コミュニケーションを取るのが苦手なため、周りから孤立して暮らしている大学生で主人公の七星蓮が、結人と航海に誘われてバンドを始めます。
次々にメンバーを増やしていき、フェスに参加するオーディションに挑戦したり、対バンしたりしていく様子が描かれた作品です。
ARGONAVISのアニメキャラクター・声優一覧
アニメと言えば、キャラクターや担当する声優が誰なのかは、作品の良し悪しを左右するほど重要なポイントですよね。
特に、ARGONSVISの場合は、リアルバンドと作品中のキャラクターを担当する声優が同じということでも話題になりました。
ここでは、アニメに登場する重要なバンドでもあるARGONAVISとGYROAXIAのキャラクター及び担当する声優をチェックしていきましょう。
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Argonavisは北海道函館市を拠点に活動している、主人公七星蓮が所属する5人組ボーイズバンドです。
メンバー全員が大学1年生で構成されており、アニメではメンバーそれぞれが様々な想いを抱えてバンド活動する様子が描かれています。
ジャンルは青春パンクで、ポップなメロディながら疾走感溢れるサウンドが魅力です。
七星 蓮(CV:伊藤昌弘)
主人公の七星蓮は、アルゴナビスのボーカル担当です。
幼い頃に観た野外ステージでの感動が忘れられず、いつか大きなステージで歌うことを夢見ていた七星蓮ですが、コミュニケーションを取るのが苦手なことから1人でカラオケで歌う生活を送っていました。
そんな時、カラオケで歌っているところを結人と航海に聴かれてバンドを始めることとなります。
普段は大人しい性格ですが、音楽に関してはとても熱い情熱の持ち主です。
声優は伊藤昌弘が務めています。
音大出身で歌手としても活動しており、バンドでは抜群の歌唱力を披露していますよ。
五稜 結人(CV:日向大輔)
アルゴナビスでギターを担当しているのが五稜 結人です。
ポジティブで、強い気持ちの持ち主で「俺がなんとかしてやる!」とバンドを引っ張っていくリーダーでもあります。
元々はGYROAXIAの那由多、賢汰、礼音とバンドを組んでいましたが、方向性の違いから脱退。
その後、大学生になりアルゴナビスを始めることとなったのです。
声優は「KIKU」という名前でアマチュアミュージシャンとしても活動した経験がある日向大輔が担当しています。
的場 航海(CV:前田誠二)
兄の影響でバンド活動を始めた的場 航海は、アルゴナビスのベース担当です。
慎重な性格の持ち主でネガティブな発言が多いですが、リーダーの五稜 結人を冷静にしっかり支えてくれる大切な存在でもあります。
また、バンドでは作詞も担当しています。
声優は声優で歌手や舞台俳優としても活躍中の前田誠二です。
桔梗 凛生(CV:森嶋秀太)
桔梗 凛生は、アルゴナビスのキーボードと作曲を担当しています。
もともとは野球で甲子園出場を決めたほどの選手でしたが、ケガをして夢を諦めることになってしまいました。
その後、熱中するものが見つからずサークル荒らしのような状態になっていたこともあり、バンドに加入するときはメンバーの反対を受けることになります。
声優は歌手デビューした経験もある桔梗凛生が担当しました。
白石 万浬(CV:橋本祥平)
バンドのムードメーカーでもあるのが、ドラム担当の白石 万浬です。
実家の酪農場が借金で経営が傾いており、お金に苦労した経験もあるため、お金の亡者で合理的な性格の持ち主。
バンドで一旗あげて大金持ちになることを夢見ています。
幼い頃に和太鼓を習っていた経験を活かしたパワフルなプレイが魅力です。
声優は俳優として活躍中の橋本祥平が担当しています。
GYROAXIA
北海道札幌市を中心に活動するのがGYROAXIAは、4人組のボーイズバンドで、エッジの効いた激しいサウンドが魅力。
アルゴナビスとは何かと関わることが多いバンドで、作品の中で重要な役割を果たしています。
リーダーでボーカルの旭 那由多のワンマンバンドで、メンバーには能力だけが求められているというほどの実力派バンドです。
旭 那由多(CV:小笠原仁)
圧倒的な歌唱力とカリスマ性を持ち、GYROAXIAを支配しているのがボーカル担当の旭 那由多です。
自分にも他人にも厳しく妥協しない性格で、バンドメンバーにも能力だけを求めているほどストイック。
バンドでは作詞作曲も担当しています。
声優はこれまでにも数々のキャラクターソングを担当してきた小笠原仁です。
里塚 賢汰(CV:橋本真一)
GYROAXIAのリーダーでもあり、ギターを担当しているのが里塚 賢汰です。
アルゴナビスのベースの的場 航海の兄でもあり、離れて暮らしている弟のことを気にかけていますが、航海からはあまり良く思われていません。
旭 那由多の才能に惚れ込んでおり、彼を世に広めるためならどんな努力も惜しまない、冷静な性格の持ち主です。
声優は橋本真一が担当しています。
美園 礼音(CV:真野拓実)
GYROAXIAでリズムギターを担当しているのが、美園 礼音です。
バンドの中で支配的な存在である旭 那由多に、唯一反発するメンバーでもあります。
基本的に旭 那由多の主張が道理にかなっており、勝てることはありませんが旭 那由多の才能は認めているようです。
好きな食べ物は、立ち食いそばのコロッケのせ。。
声優を担当しているのは真野拓実です。
曙 涼(CV:秋谷啓斗)
自称宇宙人として「人を幸せにできなかった罪」で地球に島流しにあったらしい、変わった性格の持ち主が曙 涼です。
GYROAXIAではベースを担当しており、故郷に帰るためにバンド活動に勤しんでいます。
天才型であるため、努力する人の気持ちが理解できず無神経な発言をすることも。
声優は作曲家である父親の影響を受けて、幼少期より様々な音楽に触れてきたという秋谷啓斗が担当しました。
界川 深幸(CV:宮内告典)
界川 深幸はGYROAXIAのドラムを担当しています。
元々はキックボクシングをやっていましたが、モテたいという思いからバンドでドラムに転向しました。
ストイックな性格でトレーニングは欠かせません。
対立の多い旭 那由多と美園 礼音の仲を取り持つことが多いですが、里塚 賢汰のことを嫌っています。
声優は宮内告典が担当しました。
ARGONAVISのアニメおすすめ劇中歌
アルゴナビスと言えば、作品にも登場する劇中歌が魅力です。
劇中歌はアニメの中にも登場するバンドたちが担当しており、リアルバンドとリンクしていることでも話題になっています。
どれもバンドの特徴を良く捉えた楽曲で作品を盛り上げていますよ。
早速、アルゴナビスのアニメに登場するおすすめの劇中歌をチェックしていきましょう。
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アルゴナビスの「ゴールライン」は、Argonavisの1stシングルに収録されている楽曲です。
疾走感溢れるサウンドで、聴いているだけで元気をもらえる1曲。
「いつか見た希望には辿り着いたかい?」という出だしは、作品の内容とも良くリンクしていますよね。
作詞はバンドリ!のストーリー原案を担当した中村航が、作曲はAKB48やSexy Zoneなど数々の作品を手がけてきた作曲家の渡辺拓也が担当しました。
MANIFESTO / GYROAXIA
アニメの中では実力派バンドとして登場するGYROAXIAが歌う「MANIFESTO」。
エッジの効いた重厚なサウンドが魅力で、実力派バンドの雰囲気を良く表現しています。
出だしのギターソロもかっこよくて、一気に盛り上がることができる1曲です。
「全て 正解に導く my road」など、挑戦的なパフォーマンスと歌詞も良くマッチしています。
作詞作曲はロックシンガーのASH DA HEROが担当しました。
「STARTING OVER」はアルゴナビスの楽曲の中でも人気の高い作品です。
普段はGYROAXIAの楽曲を担当しているASH DA HEROが制作を担当したこともあり、挑戦的な歌詞が目立つ、ロックなテイストに仕上がりました。
ツインボーカルで歌われるこの曲は、アルゴナビスだけのバージョンの他に、GYROAXIA がフューチャリングしたバージョンがあり、アニメの第8話で披露されていますよ。
記念すべき1stアルバムの表題曲にもなったのが、アルゴナビスの「Starry Line 」です。
Blu-ray付生産限定盤が発売されたことでも話題になり、メッセージ性の強い歌詞が魅力でポップなメロディのミドルテンポな1曲。
作詞をUNISON SQUARE GARDENの田淵智也と中村航が、作曲を田淵とこれまでに多くのキャラクターソングを手掛けてきた栁舘周平が担当するという豪華なメンバーで制作されました。
アニメの第10話「限界突破!」の挿入歌として使われたのが、Argonavisの「AGAIN」です。
青春感を感じるアップテンポなナンバーで「悔しさから逃げるべきじゃない」と歌われているように、アニメの内容ともリンクしています。
作詞は中村航が、作曲はロックバンドROOKiEZ is PUNK'DのギターボーカルでもあるSHiNNOSUKEが担当しました。
光の悪魔 / εpsilonΦ
「光の悪魔」は京都出身のオルタネイティブバンドεpsilonΦの作品です。
ボーカルの榊原優希は中学1年生の女の子、他のメンバーも全員高校生という設定の若いメンバーで構成されています。
バンドメンバーそれぞれが心に闇を抱えており「光と悪魔」は、心の闇を楽曲で上手く表現しているところも魅力です。
作詞作曲は、ロックバンド凛として時雨のボーカルとして活躍中のTKが担当したことでも話題になりました。
銀の百合 / Fantôme Iris
名古屋出身のヴィジュアル系バンド Fantôme Irisが、劇中で披露してくれているのが「銀の百合」です。
Fantôme Irisはゴシックな衣装で登場したり、メンバーが全員社会人で保育士やカフェ経営兼警備員など様々な職業についていたりと面白い面が多いバンドでもあります。
「銀の百合」はダークなサウンドに激しいドラム、ゴシックな雰囲気にぴったりのストリングスなどを取り入れたヴィジュアル系らしい1曲です。
作詞作曲は、ヴィジュアル系バンドとして大人気のシドのメンバーが担当しています。
バンザイRIZING!!! / 風神RIZING!
「バンザイRIZING!!! 」は、聴いているだけで思わず笑顔になれるような楽しい1曲です。
担当したのは、長崎出身のスカバンド「風神RIZING!」で、「良かたい! 行くばい!」など長崎弁が使われています。
スカバンドらしく、トランペットやトロンボーンが入っており、とても華やかな1曲です。
作詞作曲はミクスチャーバンドFLOWで活躍中のTAKEが担当しました。
ARGONAVISのアニメ主題歌
2020年4月から放送されていたアニメARGONIVISでは、作中に登場するバンドが担当する主題歌にも注目です。
音楽はもちろん、まるで本物のPVを見ているようなカメラワークを駆使した迫力ある映像も素晴らしいですよ。
主題歌はArgonavisとGYROAXIAが担当しており、放送ごとに主題歌が交換するところも魅力の1つになっています。
それでは、ARGONAVISのアニメ主題歌をチェックしていきましょう。
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Argonavisの3rdシングルで、アニメのオープニングソングに起用されたのが「星がはじまる」です。
ライブステージからペンライトが一面に光っている様子からスタートする映像は、ワクワク感がありますよ。
ピアノの音が所々に散りばめられておりポップな雰囲気を高めています。
オープニングにふさわしいポップで疾走感溢れるナンバーです。
通常盤の他に、Blu-ray付生産限定盤が発売されたことでも話題になりました。
SCATTER / GYROAXIA
「SCATTER」はGYROAXIAの1stシングル表題曲で、アニメアルゴナビスのGYROAXIAバージョンのオープニングソングです。
作詞をSHiNNOSUKE、作曲をSPYAIRのUZが担当する本格的なロックナンバーで、重厚なサウンドに仕上がっています。
モノクロの映像から始まり、赤くライティングされたステージでパフォーマンスするメンバーの様子がかっこいいですよ。
アニメのエンディングソングに起用されているのが、Argonavisの「雨上がりの坂道 」です。
ギターと歌というシンプルな構成から始まり、だんだん盛り上がる雰囲気は雨上がりのイメージに良くあっており、エンディングにもぴったりです。
作詞は中村航、作曲は渡辺拓也が担当しています。
この曲はアルゴナビスの1stアルバム「Starry Line」に収録されており、予約受付するとSteady Goes!Primitive Ver.がダウンロードできるというプレスリリースがあり、ファンの間で話題になりました。
LIAR / GYROAXIA
ASH DA HEROが手掛けたGYROAXIAの「LIAR 」は、アニメのエンディングソングに起用されています。
ロックナンバーながら、少し落ち着いた雰囲気がありエンディングにぴったりです。
曲中には高速ラップがあったり、高音シャウトがあったりとボーカル旭 那由多のカリスマ性をたっぷり感じることができますよ。
この曲はGYROAXIAが担当するオープニングソング「SCATTER」と一緒にシングルCDに収録されています。
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ARGONAVISはバンドリ!プロジェクトが手掛ける、ボーイズバンド版として注目のアニメです。
主題歌などを作中のキャラクターが担当しており、豪華メンバーにより手掛けられた本格的なロックサウンドが楽しめます。
キャラクターを担当する声優で構成されたリアルバンドとリンクしており、アニメだけでなくリアルなライブを楽しめるところも魅力です。
イベントなども定期的に開催されているので、番組公式サイトで情報をチェックしましょう。
他にもYouTube配信でキャラクターが出演したりと、様々な媒体を通して楽しめるプロジェクトなので、色々な場面でアルゴナビスの世界を楽しんでくださいね。
この記事のまとめ!
- ARGONAVISはバンドリ!が手掛けるボーイズバンドのプロジェクト
- アニメとリアルバンドがリンクしているところが魅力
- アニメは、北海道を舞台にバンド活動をテーマとした青春ストーリー
- 劇中歌や主題歌は豪華メンバーで制作されており、本格的なロックサウンドが楽しめる
- 定期的にイベントなども行われているので公式サイトでチェックしよう