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【喜劇】デトロイト・メタル・シティの映画キャストやあらすじを紹介!松山ケンイチが歌うデスメタルにも注目 2024年3月

2021年6月8日 #PR

デトロイト メタル シティ 映画

松山ケンイチ主演の音楽映画「デトロイト・メタル・シティ」は、漫画原作ながら再現度が高く面白いと話題を集めました。

デスメタルがテーマの映画ですが、デスメタル音楽を知らない人でも楽しめるコメディテイスト作品です。

映画公開は終わっていますが配信サービスなどで視聴できるので、まずはどんな映画化チェックしてみましょう。

Live編集部
この記事では、映画「デトロイト・メタル・シティ」のキャストやあらすじ、主題歌などについて紹介します。

映画「デトロイト・メタル・シティ」とは

「デトロイト・メタル・シティ」とは、2008年に公開された音楽コメディ映画です。

僕がしたかったのは……こんなバンドじゃない!」というキャッチコピーのもと、おしゃれミュージシャンを目指していた青年がなぜかデスメタルバンドのボーカルになってしまうというストーリーが展開されていきます。

同タイトルの人気コミックが原作で、公開当初は「再現度が高い」とファンの間で話題になりました。

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根岸崇一とヨハネ・クラウザーⅡ世のギャップ

「デトロイト・メタル・シティ」の面白さはいろいろありますが、なんといっても一番楽しめるのが主人公の「根岸崇一」とバンドボーカル「ヨハネ・クラウザーII世」のギャップでしょう。

根岸崇一は大分県出身の純朴な青年です。

家族を大切にしており、上京する時にもらった長寿祈願のお守りを大事に持つ彼は、渋谷系ポップミュージックを愛する音楽家でした。

いずれはおしゃれでほっこりするポップミュージシャンになることを夢見て東京に足を踏み入れたのです。

一方でデトロイト・メタル・シティ(DMC)のバンドボーカル「ヨハネ・クラウザーII世」は、派手な衣装と白塗りの顔、額に書かれた「」の文字がインパクト抜群なデスメタラー。

歌う曲も過激な内容で、ファンには日常的にも常に暴力的で破壊的な人物だと思われています。

そんな二人が同一人物であるというギャップが、映画の面白さをさらに高めているのです。

 

脇役には豪華な有名人

「デトロイト・メタル・シティ」の主演は演技力が高く、幅広い年代から人気を集める俳優松山ケンイチです。

いつもの爽やかな風貌とは打って変わって激しく叫び、歌い、暴力的なセリフを言い放つクラウザーII世としての演技は話題を集めましたが、「デトロイト・メタル・シティ」は脇役にも多くの豪華有名人を起用しているのです。

たとえば根岸崇一が所属しているデスレコーズ社の女社長はベテラン女優の松雪泰子。

その他にも、バンドメンバーの一人には人気お笑いトリオの秋山竜次が起用されるなど、細部までこだわりぬいたキャスト編成となっています。

 

デトロイト・メタル・シティの映画あらすじ

デトロイト・メタル・シティの映画あらすじ

「デトロイト・メタル・シティ」の主人公である根岸崇一は、大学進学のために大分県から上京してきた純朴な青年

根岸崇一は東京でオザケンのような、おしゃれな渋谷系ポップソングミュージシャンになりたいという夢を持っていました。

進学後は大学でおしゃれ女子の相川由利と出会い恋心を抱いたり、ポップミュージック研究部で「ノーミュージック、ノードリーム」という生き方について追及したりと順調におしゃれで都会的な学生生活を過ごしていきます。

しかし卒業後、根岸崇一はポップミュージックとは程遠い、デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ(通称DMC)」のカリスマ的ギターボーカル「ヨハネ・クラウザーII世」としてデスメタル界に君臨していました。

なんと根岸崇一は、彼の才能を見抜いた所属したレコード会社の社長によって無理やりデスメタルバンドでの活動をさせていたのです。

 

デトロイト・メタル・シティの映画キャスト

「デトロイト・メタル・シティ」には、多くの個性的なキャラクターが登場します

原作では破天荒で激しいキャラクターが人気でしたが、実写で彼らを表現するのは難しそうですよね。

しかし、「デトロイト・メタル・シティ」に出演した俳優、女優たちは見事に「デトロイト・メタル・シティ」のキャラクターを自分のものにし、完成度の高い世界観を作り上げていました。

主要キャラクターとそれを演じたキャストについてまとめたので、映画を見る前にチェックしておきましょう。

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松山ケンイチ / 根岸崇一(ヨハネ・クラウザーⅡ世)

松山ケンイチ

出典元:https://www.horipro.co.jp/matsuyamakenichi/

根岸崇一は大学進学のために東京にやってきた青年です。

渋谷系ポップミュージシャンを目指していた彼は、大学卒業後デスメタルレコード会社の社長に見初められ、ヨハネ・クラウザーII世として伝説のカリスマに祭り上げられていきます。

根岸崇一とクラウザーII世を演じた松山ケンイチはホリプロ所属の俳優です。

爽やかなイケメンで演技のスキルも高い実力派俳優ですが、DMCの撮影時には「ファンの情熱がすごくてプレッシャーを感じた」ことで禁煙していた煙草を吸ってしまったと語っています。

 

加藤ローサ / 相川由利

 

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相川由利は根岸崇一と同じ大学に通い、ポップミュージック研究会に所属していた女子大生です。

根岸崇一はおしゃれで可愛い相川由利に一目惚れしますが、付き合うまでには至りません。

卒業後、再開した相川由利に「デスメタルが嫌い」といわれたことで根岸崇一は自分の状況を明かせなくなってしまいます。

相川由利を演じた加藤ローサはファッションモデル出身の女優です。

日本人とイタリア人のハーフですが、イタリア語は全くしゃべれないのだとか。

相川由利のおしゃれで都会的な雰囲気が良く再現されていました

 

秋山竜次 / 西田照道(カミュ)

秋山竜次

出典元:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=52

西田照道はケミカルウォッシュのデニムに上着をインしたファッションで、まさに王道オタク的な存在です。

口数が少ないながら毒舌家で、根岸崇一に常に毒づいています。

DMCでは「カミュ」と名乗りドラムを担当。

一度だけライブ中にクラウザーII世と貸し借りしていたゲームソフトの件で喧嘩になり解散の危機を迎えますが、バンドメンバーの力で和解しています。

西田照道(カミュ)を演じているのは、お笑いトリオロバートの秋山竜次です。

さまざまなキャラクターになりきって演技やコントを行う秋山竜次の演技力と、個性的な人間性を上手くアピールできる表現力が原作通りの西田照道(カミュ)を作り出していました

 

細田善彦 / 和田真幸(アレキサンダー・ジャギ)

細田善彦

出典元:http://www.alpha-agency.com/artist/hosodayoshihiko.html

和田真幸はDMCでベースギターを担当しています。

バンド上では「アレキサンダー・ジャギ」と言う名前で活動し、信者から「ジャギ様」と唯一の様付けで呼ばれています。

日常生活では少し女好きでお調子者でありながらも、バンドのために指が動かなくなるまで練習したりパフォーマンスのためにジャグリングを練習したりする真面目な青年です。

和田真幸(アレキサンダー・ジャギ)を演じたのは東京出身のタレント細田よしひこです。

細身で今時の若者風な風貌がキャラクターのイメージを的確に表現していました

映画公開当時はスターダストプロモーション市に所属していましたが、現在はアルファエージェンシーで「細田善彦」名義での活動を行っています。

 

松雪泰子 / デスレコーズ社長

デスレコーズ社長はDMC所属事務所の女社長で、名前は公開されていません。

金髪と泣きホクロが特徴的で、常に革ジャンを身にまとっています。

煙草や飲酒を常に行っている描写や、荒々しい言動など「デスメタルを地で行く」女性として描かれています。

性格も短期で暴力的ですが、実は甘いものが好きというギャップも。

自身もDMCの大ファンであり、根岸崇一をデスメタルに染め上げるためにさまざまな策を講じています。

デスレコーズ社長を演じたのは、スターダストプロモーションに所属するベテラン女優の松雪泰子です。

上品な印象が強い松雪泰子が「Fuck!」を連発し、乱暴なセリフを言い放つ姿はインパクト抜群です。

 

ジーン・シモンズ / ジャック・イル・ダーク

 

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ジャック・イル・ダークは過激なパフォーマンスを行い、デスメタル界の伝説的存在と言われているバンドマンです。

世界中の生意気なメタルバンドを潰す」という名目で行われたワールドツアー「世界崩壊」でMDCとの対バン相手に指名します。

そんな作中のカリスマを演じるのは、アメリカの有名ハードロックバンド「キッス」のジーン・シモンズです。

タイトルの「デトロイト・メタル・シティ」はキッスの代表曲「デトロイト・ロック・シティ」から取られていて、スタッフがダメもとでオファーしたら快諾の返事が返ってきたのだとか。

自分の出演シーンについて「俺の演技は素晴らしかった」と評価したり、日本語で挨拶したりと、大物らしく現場を盛り上げてくれたといいます。

 

デトロイト・メタル・シティの映画主題歌・劇中歌

「デトロイト・メタル・シティ」では、根岸崇一が作詞作曲したDMCの楽曲が多く使用されています

ほとんどの曲が過激な歌詞やタイトルと激しい音楽が特徴的なデスメタル。

ポップミュージックを愛しながらもデスメタルの才能に恵まれてしまった根岸崇一のセンスが光る楽曲ばかりです。

ここでは、そんな楽曲の中から作中で特に目立つ5曲をピックアップしました。

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SATSUGAI

SATSUGAI」はDMCのファーストシングルです。

昨日は母さん犯したぜ、明日は父さん掘ってやる」という冒頭から過激な歌詞が、クラウザーII世のキャラクターを印象付け「全ての伝説の始まり」ともいわれる代表曲となります。

そんな激しい曲ですが、メロディの原曲は根岸崇一が通っていた小学校の校歌なのです。

校歌を激しく演奏すると「SATSUGAI」のメロディになるというエピソードも印象的ですよね。

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SATSUGAI 歌詞 デトロイト・メタル・シティ ふりがな付 - うたてん
SATSUGAI 歌詞 デトロイト・メタル・シティ ふりがな付 - うたてん

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恨みはらさでおくべきか

恨みはらさでおくべきか」は根岸崇一の怒りや恨みがたっぷりとこもった楽曲です。

原作では根岸崇一を痴漢に間違えた女性に対する怒りがきっかけとなって「恨みはらさでおくべきか」が生まれました。

一方、映画では部屋を台無しにしたレコード会社の社長や自身のポップソングを否定した、デザイナーへの怒りが曲誕生のきっかけとなっています。

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恨みはらさでおくべきか -for the movie- 歌詞 デトロイト・メタル・シティ ふりがな付 - うたてん
恨みはらさでおくべきか -for the movie- 歌詞 デトロイト・メタル・シティ ふりがな付 - うたてん

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グロテスク

グロテスク」はDMCの2ndマキシシングルで、映画内では最も多い演奏回数となっています。

サビの部分で歌われる「グロテスク流血噴射、グロテスク精神破壊」という歌詞は、その時々で内容が変わります。

シングルの帯にはヨハネ・クラウザーII世の「俺は音楽に感謝している。ミュージシャンにならなければ猟奇殺人者になっていたから…」というフレーズが書かれていました。

これは実在するヘヴィメタルバンド「Slipknot」のクレイグ・ジョーンズが言ったセリフのオマージュではないかといわれています。

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グロテスク -for the movie- 歌詞 デトロイト・メタル・シティ ふりがな付 - うたてん
グロテスク -for the movie- 歌詞 デトロイト・メタル・シティ ふりがな付 - うたてん

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墓場

墓場」は根岸崇一が妹の朋子が結婚する際、披露宴で発表した新曲です。

ヨハネ・クラウザーII世はこの曲を「魔界の定番ウェディングソング」だと語っています。

結婚の場にはふさわしくないタイトルの由来は、「結婚は人生の墓場である」というフランスの詩人ボードレールの言葉です。

歌詞の内容も「泣きわめく両親」「死のリングはめた我が子への愛」などヘビーなものとなっています。

 

淫獣伝

淫獣伝」は相川由利がカメラマンと取材に出かけたことにショックを受けた根岸崇一が作り上げた、DMC最長の楽曲です。

3日間ファミレスで作詞をし続けた結果、膨大な枚数の歌詞カードが誕生しますが、根岸崇一はそれをしっかりと歌い上げます。

レコード会社の社長に「濡れるべき記憶力」と賞賛されたこの曲は、後に3rdシングルとして発売されますが、演奏時間は42分19秒の長さとなりました。

 

映画「デトロイト・メタル・シティ」を観た人の感想

20代男性

原作好きだったんで見に行ったけど、予想以上に面白かった!

つっこみどころ満載で、キャラのインパクトもすごい。

全員クセが強いからどの場面でも飽きずに楽しめる。

自分は特に強烈な性格のレコード会社の社長が好きです。

お笑いの要素が強かったけど、親子のやり取りとかで感動したりストーリーも楽しめる良い映画でした。

30代女性

松山ケンイチくんがとても好きだったので、絶対見るって決めてました。

とにかく演技力がすごい!

ちょっと気持ち悪い系の根岸君でも、松ケンが演じると可愛くて守ってあげたくなるのですごいなって感動してます。

クラウザーさんと根岸君が同一人物だと思えないくらいの熱演を楽しませてもらえました。

デスメタルは聞いたことなかったけど、激しくてテンションあがるタイプの音楽で楽しかったです。

30代男性

この映画は重厚なストーリーや緻密な伏線などを楽しむタイプではありません。

とにかく単純に映画を見て楽しみたい、盛り上がりたいという人にはとてもおすすめです。

音楽も音が大きく激しいので気分が高揚しやすく、映画への没入感を高めてくれますね。

ストーリーは単純ですが、その分キャラクターたちの個性が強いのでいいバランスが取れていると思います。

「デトロイト・メタル・シティ」を観た人たちはお笑い的要素を高く評価していました

デスメタルを題材にした音楽映画ですが、原作がギャグ漫画なので「楽しさ」の比重が高くなるのでしょう。

また、主演を務めた松山ケンイチに対する演技力の評価も目立ちます。

根岸崇一とヨハネ・クラウザーⅡ世という対極のキャラクターを、それぞれ個性的に演じた松山ケンイチが映画の完成度を高めているのでしょう。

 

デトロイトメタルシティの映画を無料で観る方法

「デトロイト・メタル・シティ」は無料で公開されている映画ではありません。

有料サービスを利用して視聴するしか方法はありませんが、そんな「デトロイト・メタル・シティ」を無料で観る方法があるのです。

それは映画配信サービスの「無料お試し期間」を利用することです。

配信サービス系は大抵、1週間~1か月程度の無料お試し期間を設けています。

この間はどれだけサービスを利用してもお金がかからない、いわば「無料で見放題」となります。

「デトロイト・メタル・シティ」はFODプレミアム、Amazonプライムビデオ、TSUTAYA TVの3サービスで配信されているので気になったら無料お試し期間を上手く使ってタダで映画を観ちゃいましょう。

 

デトロイトメタルシティの映画は原作に負けないクオリティ!シュールな笑いと激しい音楽の世界を堪能しよう

「デトロイト・メタル・シティ」は原作の独特な世界観や激しい音楽を高いクオリティで再現した映画です。

「普段は真面目で純粋な青年がデスメタル界のカリスマになる」という突拍子もないストーリーですが、個性的なキャラクターで構成されたシュールな笑いと感動を楽しめるでしょう。

出演キャストの演技や演奏スキルの高さが映画を盛り上げてくれるので、「デスメタルはあまり聞いたことがない」という人でも楽しめますよ。

激しい音楽を満喫したい時は「デトロイト・メタル・シティ」で過激なのにくすっと笑えるデスメタルワールドを体験しましょう。

 

この記事のまとめ!

  • 「デトロイト・メタル・シティ」は同タイトルの漫画が原作のデスメタル音楽をテーマにしたコメディ映画
  • シュールな笑いと激しい音楽が疾走感たっぷりで気軽に観られる作品
  • 主演松山ケンイチ以外にも多数の有名芸能人が出演している
  • 「デトロイト・メタル・シティ」が観たいなら、配信サービスの無料お試し期間を上手に使ってお得に映画を満喫しよう

 

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東京出身のアラサー会社員です。お酒と美食、映画と音楽が趣味です。 おひとり様満喫中ですが、バー勤務で培った視点で楽しい記事を提供できればと思っています。

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