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【重宝】ドラム初心者におすすめのキックペダルは?メーカーや選び方を徹底解説! 2024年11月

2020年3月30日 #PR

ドラム初心者 おすすめ キックペダル

キックペダルは音色や演奏性に影響する機材であり、多くのドラマーが自分専用のキックペダルを持っています。

しかし、種類が多いためどんなペダルを選んだら良いのか分からないというドラム初心者も多いのではないでしょうか?

Live編集部
この記事では、キックペダルの各パーツの名称や選び方、おすすめのキックペダルを紹介します。

ココがおすすめ

この記事の目次はこちら!

キックペダル 選び方
キックペダル おすすめ 7選

キックペダルって何?

キックペダルとはバスドラムを鳴らすための機材であり、「フットペダル」「ドラムペダル」とも呼ばれることもあります。

音色や演奏性に影響する機材であるため、ライブやスタジオ練習でも自分のキックペダルを使っているドラマーが多いです。

ここでは、基礎知識となるキックペダルの各パーツの名称や種類について紹介します。

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各パーツについて

キックペダルは各パーツごとに名称があります。

同じパーツでもメーカーやモデルごとに仕様が異なっており、演奏性や音色、音量のコントロールのしやすさなどに影響しています。

ビーター

ビーターはバスドラムに直接当たる「ビーターヘッド」と金属のシャフトで構成されるパーツです。

ビーターヘッドはメーカーやモデルごとに素材や形状などが異なっており、踏み心地や音色に影響します。

カム

カムはビーターを動かしてバスドラムを叩くためのパーツです。

足で踏んだ力をバスドラムを叩く力へと変える役割があり、踏み心地や音、ビーターの動き方にも影響します。

ストラップ

ストラップはフットボードとカムをつなぐパーツです。

足で踏んだ力をカムに伝える機能を持っており、チェーンドライブ、ベルトドライブ、ダイレクトドライブの3種類があります。

ストラップの仕様により音色や踏み心地、音量の稼ぎやすさなどが変化します。

スプリング

スプリングはキックペダルに取り付けられているバネで、踏んだペダルを元の位置に引き戻す役割があります。

張り具合の調節や、スプリングの交換により反発力を自分好みに調節することができるようになっています。

フットボード

フットボードは足を乗せるパーツです。

このフットボードを足で踏み込むと、ビーターが動きバスドラムを鳴らすことができます。

ーカーやモデルによって滑り止めの位置やデザイン、フットボードの大きさが異なっています。

フープクランプ

フープクランプは、バスドラムとキックペダルを固定するためのパーツです。

パラクランプとも呼ばれており、バスドラムのフープ(縁の部分)に引っ掛けネジを締めることで固定します。

アンダープレート

アンダープレートはキックペダルの底に取り付けられている金属の板です。

力の伝えやすさや、全体の安定性を高める効果があり、モデルによってはアンダープレートが無いタイプもあります。

ヒンジ

ヒンジはかかとを置く「ヒール」とフットボードを接続するパーツです。

踏み心地に影響するパーツであり、各パーツの中でも破損などのトラブルが多いパーツとなっています。

キックペダルの種類

キックペダルには大きく分けて「シングルペダル」と「ツインペダル」の2種類があります。

バスドラムを鳴らすという役割は同じですが、演奏のスタイルやジャンルによって使い分けられています。

シングルペダル

シングルペダルは、フットボードとビーターが1つずつ取り付けられているキックペダルです。

スタジオやライブハウスのドラムセットには、シングルペダルが取り付けられていることが多く、キックペダルと言うと基本的にはシングルペダルを指します。

ドラム演奏の基本となるキックペダルなので、ドラム初心者はシングルペダルの使い方から覚えるのがおすすめです。

ツインペダル

ツインペダルは左足側にもペダルがあり、シャフトで右足側のペダルと接続されています。

右足側のペダルにはビーターが2つ付いており、各ペダルごとに1つずつビーターを操作できるようになっています。

主にメタルやフュージョンなどを演奏するドラマーが使用しており、激しく連打するフレーズや複雑なフレーズを演奏する時に活用されています。

キックペダルの選び方

キックペダル 選び方

音や踏み心地は、キックペダルの仕様によって異なります。

また、演奏スタイルや好きなジャンル、何を重視するかによっても自分に合ったペダルは変わってきます。

キックペダルは多くの種類があるため、試奏して購入する場合でも候補を絞ってから楽器屋さんに出かけたほうが効率良く選ぶことができますよ。

Live編集部
ここでは、キックペダルの選び方を紹介します。

ドライブの種類で選ぶ

ドライブは踏み心地や音色、音量に関係します。

大きく分けると「チェーンドライブ」「ベルトドライブ」「ダイレクトドライブ」に分類され、それぞれに特徴があります。

「チェーンドライブ」は幅広いジャンルに対応できる定番のドライブで、音量を揃えやすいのが特徴です。

「ベルトドライブ」は軽やかな動きが特徴で、細かなニュアンスを出しやすいためジャズ系のドラマーに人気があります。

「ダイレクトドライブ」は細かな表現からテクニカルな演奏にも対応できるドライブですが、演奏する時には繊細なコントロールが必要です。

ビーターの素材や形状で選ぶ

ビーターヘッドの素材や形状は出音に関係する部分です。

素材はフェルトと樹脂が一般的で、フェルト素材のほうが幅広いジャンルに使いやすいでしょう。

樹脂は硬い素材となっているので、はっきりとしたアタック音や大きな音が求められるメタルやハードロックに向いています。

形状にはスタンダードでどのジャンルにも使いやすい円柱型と、重く粘りのあるサウンドが特徴の平型があります。

カムの種類で選ぶ

カムは大きく分けると「真円カム」と「偏芯カム」の2種類があります。

「真円カム」はシャフトがカムの中心を通る仕様で、ビーターの動きがきれいな円形になります。

踏み心地や音にもクセがなく、初心者にも使いやすいカムです。

「偏芯カム」はシャフトがカムの中心からズレているタイプとなっており、動きに多少のクセがあるのが特徴です。

少ない力でも音量を稼ぐことができますが、繊細なコントロールが必要となるため、中級者や上級者に向いています。

アンダープレートの有無で選ぶ

キックペダルを始めて購入する人やドラム初心者には、安定感があるアンダープレートが付いたモデルがおすすめです。

安定感があり、バスドラムを鳴らす時の力強さも出しやすいので、練習する時のストレスを減らすことができますよ。

アンダープレートが無いモデルは動作が軽く、折りたたみができるタイプのものもあるため、持ち運びや動作の軽さを重視する人はアンダープレート無しを選んでも良いでしょう。

フットボードの形で選ぶ

フットボードは踏み心地や音量に影響するパーツです。

音量面ではフットボードの長さが影響しており、通常のタイプよりも長くなっているロングタイプのほうがスピードを出しやすく、音量を稼ぎやすくなっています。

踏み心地では、滑り止めの有無を基準に選ぶと良いですよ。

足をペダルの上で滑らせて踏む人は滑り止めが無いタイプ、つま先とかかとで踏み分ける人は滑り止めが付いているタイプが使いやすいです。

キックペダルの有名メーカー

キックペダルにはいくつかの有名メーカーがあり、それぞれに個性的で高品質なキックペダルを製造しています。

有名メーカーを覚えておくとキックペダルを比較したり、自分好みのデザインを探したりする時に便利なので、キックペダル選びにも役立ちますよ。

Live編集部
ここでは、キックペダルの有名メーカーについて紹介します。

YAMAHA

YAMAHA(ヤマハ)は日本の老舗の楽器総合メーカーです。

ピアノや管楽器などの生楽器から、エレキギターやエレキベースといった電子楽器、打楽器など様々な楽器を作っています。

ドラムも取り扱いがあり、安価なモデルからハイエンドなモデルまで幅広いラインナップがあります。

キックペダルも昔ながらのモデルから、最新技術を駆使したモデルまであり、プロ・アマ問わず多くのミュージシャンが愛用しています。

Pearl

Pearl(パール)は世界中に多くの愛用者がいることで知られている日本のメーカーです。

1946年に設立、1952年からパール楽器製造株式会社として発足して以降、多くのミュージシャンに親しまれています。

ドラム以外にも、コンサート用やマーチング用の打楽器、フルートなどの製造も行っています。

長年打楽器を専門として製造しているメーカーであるため、専門性が高くユーザーに寄り添ったモデルが多いのが特徴です。

DW

DW(DrumWorkshop)はカリフォルニアのドラム・ドラム用ハードウェアを製造するメーカーです。

ドラム教室と販売店としてスタートしたDWですが、その後に開発したキックペダルの5000シリーズが大人気となり、現在では多くのドラマーが憧れるメーカーとなっています。

高品質のスタンダードペダルとして有名な9000シリーズや、スネアドラムも高評価を得ており、ドラムメーカーの中でも独創的なメーカーとして知られています。

TAMA

TAMAは世界的にも高評価を得ている日本のドラムブランドです。

エレキギター、エレキベース関連製品で有名な「アイバニーズ」を手掛ける星野楽器株式会社が製造を行っています。

様々な世代、ジャンルのドラマーに愛用されており、日本3大ドラムメーカーとしても知られています。

おすすめのキックペダル7選

おすすめ キックペダル

選び方やメーカーについて分かっていても、キックペダルには様々なモデルがあるため迷ってしまう人も多いでしょう。

キックペダルを選ぶ時には、定番モデルや初心者でも使いやすいモデル、ハイエンドモデルの仕様などを知っておくと選びやすくなりますよ。

ここでは、おすすめのキックペダル7選を紹介します。

YAMAHA / FP7210A

「YAMAHA FP7210A」は、シンプルな踏み心地、均一なレスポンスが特徴のキックペダルです。

ドライブはシングルチェーン、ビーターはフェルト素材の円柱型、真円カムとスタンダードな仕様となっています。

クセのない扱いやすいモデルとなっており、価格は1万円以下というコスパが高いので初心者にもおすすめのキックペダルです。

Pearl / P-930

「Pearl P-930(Powershifter Demon Style)」は、1万円前後で購入できるのでコスパが高く、幅広い調節も可能なモデルです。

カムは偏心カムが基本でパーツの取り外しにより真円カムに変更でき、ビーターもフェルトと樹脂を片面ずつに備えたタイプとなっています。

ドライブはシングルチェーンのスタンダードな仕様となっていますが、ヒールの位置の調節もできるので、キックペダルの調節にこだわりたい人にはおすすめですよ。

Pearl Demonatorシリーズ ドラムペダル P-930

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DW / 5000AD4

「DW 5000AD4」は高い安定性が特徴のキックペダルです。

ドライブは安定性の高いダブルチェーン、ビーターはフェルトと樹脂を片面ずつに備えた2wayビーターを搭載しているため、幅広い音色を安定して出せる仕様となっています。

また、新開発のフープクランプやラバーパッド付きのアンダープレートが採用されているため、安定感のある踏み心地を体験できます。

安定性を重視する人や、パワー・スピードを重視する人にはおすすめのキックペダルです。

DW DW-5000AD4 Delta4 ドラムペダル

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TAMA / HP600D

「TAMA HP600D」はパワーや安定感、レスポンスのバランスが良いキックペダルです。

Duo Glideという真円カムと偏心カムをチューニングキー1つで切り替えることができるシステムや、フェルトと樹脂の両方が使用できるビーターを搭載しているため、1台で幅広い演奏に対応できるようになっています。

他の仕様も、ダブルチェーン、安定感のあるヒンジ、可動部分には高精度なボールベアリングと誰でも使いやすい仕様です。

Pearl / P-3000D

「Pearl P-3000D」はスムーズな踏み心地が特徴のキックペダルです。

日本の企業が開発した高性能ベアリングのNINJAベアリングを採用しており、なめらかな演奏性を実現しています。

ドライブは音の反応や安定感に優れたダイレクトドライブを搭載。

ビーターの角度や踏み応え、フットボードのグリップ感、フットボードの長さを調節できるシステムも搭載しているため、自分好みにセッティングすることも可能です。

Pearl ELIMINATOR DEMON (Direct Drive) ドラムペダル P-3000D

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YAMAHA / FP720

「YAMAHA FP720」は、多くのドラマーから高評価を得ていたベルトドライブ仕様のキックペダルの復刻商品です。

ベルトドライブならではの繊細な音色のコントロールができるだけでなく、ロングタイプのフットボードや特殊なカムの形状によりパワーのある演奏も可能となっています。

重量も軽く持ち運びも便利なモデルなので、ベルトドライブが気になっている人はぜひ試してみてくださいね。

ヤマハ YAMAHA フットペダル FP720

ヤマハ YAMAHA フットペダル FP720

15,070円(11/21 18:11時点)
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AXIS / A-L

「AXIS A-L」は、スピードとパワーを備えた高品質のダイレクトドライブペダルとして人気があります。

演奏技術をダイレクトに表現するキックペダルとして知られており、高い反応性とスムーズな踏み心地が特徴です。

繊細なコントロールが必要となるキックペダルであるため演奏技術が必要となりますが、精密な演奏をしたい人にはおすすめのキックペダルです。

ドラムペダルは自分のプレイスタイルに合ったものを選ぼう!実際にお店で試して踏みやすいものを買うのがおすすめ

ドラムペダルはメーカーやモデルによって音色、操作性が違います。

また、プレイスタイルや演奏するジャンルによってもペダルを選ぶ基準が変わってきます。

キックペダルを選ぶ時には自分の好みをイメージしておいて、気になったモデルをいくつか候補にあげておきましょう。

実際に買う時には、楽器屋さんで気になったモデルをいくつで試奏させてもらい、一番踏みやすいと思ったペダルを選ぶと失敗しないのでおすすめですよ。

この記事のまとめ!

  • キックペダルの各パーツには名称があり、仕様が変わると演奏性・音色などが変化する
  • キックペダルを選ぶ時には、各パーツの特性を考えて選ぶのがおすすめ
  • 有名メーカーの特徴を覚えておくとキックペダルを選ぶ時に便利
  • キックペダルは自分に合ったものを選ぶのが重要
  • 初心者にはクセのない使いやすいモデルがおすすめ
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ton.

ton.

ジャズ、R&B、FUNK、BLUESを演奏するギタリストです。歌や音楽理論にも興味があり日々勉強しています。音楽をもっと楽しむためのヒントを届けていけたらと思います。

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