弾かなくなった楽器を売りたい、ギターを売って次のギターの資金にしたいと考える人も多いのではないでしょうか。
そんな悩みに答えてくれるのが、ギター買取サービスです。
コンディションが悪いギターは売れないこともありますが、演奏性や見た目に問題がなければ良心的な価格で買い取ってくれますよ。
この記事のもくじ
ギターの買取方法は?
ギターを売りたいと思っても、どうやって売ったらいいのかわからない人は多いですよね。
最近ではさまざまな方法でギターの売却が可能になっており、住んでいる地域や売りたい値段、店舗の信頼性などからも選べるようになっています。
ギターの買取方法を5つ紹介するので、どの買取方法が自分に合っているか考えてみてくださいね。
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リサイクルショップ
リサイクルショップは全国各地に店舗があり、楽器の買取を行う店舗も多いので利用しやすいでしょう。
買取が可能な品目も多く、ギター用のパーツやエフェクターなども対応しています。
全国展開するお店ならば、査定システムもしっかりしているので適正価格で買い取ってもらえますよ。
1時間程度で査定が終わり、その場で現金を受け取れるので、ギターの買取方法のなかでも気軽に利用できるのがメリットです。
ネットオークション
中古楽器の中でも高価で取引されるギターや人気のあるギターなどを、店舗持込よりも高額で取引できるのがネットオークションです。
気軽に出品できるというメリットがありますが、説明文の情報に不足があったり、相場より高い値段で出品していたりする場合、入札されないこともあるので注意しましょう。
入金や配送でのトラブル、買い手からの非常識なコメントや低評価などのリスクもあるので、ネットでの取引に不安を感じる人にはあまり向かない買取方法です。
店頭買取
店頭買取は買取を行う楽器店に直接ギターを持っていき、その場で査定してもらう方法です。
知識が豊富な専門スタッフが在籍する店舗も多いため、演奏性や音、コンディションに問題がなければ低い値段を付けられる心配もありません。
ギターを持ち運ぶ労力は必要になりますが、その場で現金化できるので信頼性も高い買取方法です。
出張買取
買取の業者を自宅に呼び、その場で査定してもらう方法が出張買取です。
楽器を運ぶ労力が不要なため、売りたいギターが多い場合やアンプなどの機材を一緒に売りたいときにも役立ちます。
その場で査定結果を教えてもらって、すぐに現金を受け取れます。
査定額に納得がいかない場合はキャンセルも可能で、査定の手数料が無い場合は料金も発生しません。
しかし、業者を自宅に呼ぶことが前提のサービスなので、自宅に人を招きたくない人や対面での取引に不安がある人にはあまりおすすめしません。
宅配買取
宅配買取は宅配業者にギターを引き取ってもらい、配送先で査定を行う方法です。
信頼性の高い宅配業者に配送を頼めるうえに、楽器を運ぶ労力がいらないというメリットがあります。
デメリットは、現金化まで時間がかかる、査定内容が分かりにくいという2点です。
安心して取引を行えて忙しい人でも気軽に利用できるので、楽器買取が初めての人や価格交渉をせずに買い取ってもらいたい人におすすめです。
買取業者によっては、送料や返送料がかかる場合もあるので必ず事前に確認しておきましょう。
【高額買取】高く売れるギターメーカーは?
自分のギターが高額買取されるのか、そもそも買い取ってもらえるのか不安に感じる人も多いのではないでしょうか。
ギターはたくさんのメーカーが製造しており、定番のメーカーからギター初心者が知らないようなマイナーなメーカーまでさまざまです。
安定した値段で買い取ってもらえるメーカーを紹介するので、買取前の参考にしてみてくださいね。
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Gibson(ギブソン)
1984年に前身となる作業場がスタートし1902年に設立、さまざまなジャンルのギタリストから愛されているギターメーカーがGibson(ギブソン)です。
100万円以上の価格で取引されるヴィンテージギターもあり、今も生産されている商品でも、安定した値段で買い取ってもらえます。
人気モデルは、アコギの「Jシリーズ」や箱物エレキギターの「ESシリーズ」、ソリッドギターのレスポール「SG」などです。
Fender(フェンダー)
世界的にも有名で、初心者から上級者まで満足できるギターを製造するメーカーがFender(フェンダー)です。
ジャンルを選ばずに使える「ストラトキャスター」「テレキャスター」、ロック系のギタリストに人気の「ジャガー」「ジャズマスター」などの人気モデルを製造しています。
ヴィンテージギターも存在し、100万円以上の高値で取引されているほか、現行品のフラグシップモデルや安価なギターもバランスの良い価格で買取られています。
Epiphone(エピフォン)
Epiphone(エピフォン)はGibson系列のブランドで、初心者でも購入しやすい価格帯のギターを製造するメーカーです。
元々は独立したメーカーで、1957年にGibsonに買収されました。
買収当時はGibsonと同じ工場でギターを製造しクオリティも高かったことから、60年代のヴィンテージギターは高値で取引されています。
現在のリーズナブルな価格帯の商品も、入門用として人気があり、Epiphoneの中古品を最初のギターに選ぶ人も多いです。
ESP(イーエスピー)
ESP(イーエスピー)は、1975年創業の日本のギターメーカーです。
ギター製造以外にも、音楽教育やエンターテインメントなどさまざまな事業を手掛けています。
国内のミュージシャンや海外のメタル、ハードロック系ギタリストが愛用するメーカーとして有名で、形や仕様に拘ったモダンなギターがラインアップされています。
ギタリストの間でも評価が高く、熱狂的なファンも多いブランドなので、高額買取されやすいギターメーカーです。
YAMAHA(ヤマハ)
プロアマ問わず、幅広いジャンルのギタリストから親しまれているギターメーカーがYAMAHA(ヤマハ)です。
丁寧な作りと弾きやすさが人気のメーカーで、安価なモデルのクオリティも素晴らしく、どの商品も安定した価格で買取されています。
また、過去に製造したアコギには、現在は希少木材となった「ハカランダ」を使用したモデルもあり、高額な値段で取引されていますよ。
ギターを高く売るコツは?
せっかく愛用していたギターなら、できるだけ高い値段で買い取ってもらいたいですよね。
特に思い出のあるギターを売るときは、安い値段がつかないか不安になってしまうものです。
査定をお願いする前に、少し工夫しておくだけでも買取価格をアップさせることができますよ。
特別なスキルや知識は不要なので、買取に出す前に実践して、気持ちの良い取引ができるようにしておきましょう。
付属品をそろえる
ギターを高く買取ってもらうためには、付属品がそろった状態が理想です。
エレキギターではアームやピックガード、アコースティックギターではブリッジピンなどが無くしたり忘れたりしやすいので、買取前に確認しておきましょう。
また、購入時に付属していたギターケースの有無も査定金額に影響を与えます。
買取のために足りないパーツを買うと、査定分を超えてしまう場合もあるので、できるだけ探しておくと良いですよ。
クリーニングする
買取額はギターの見た目にも影響されます。
ひと目見ただけで明らかに汚れていたり、メンテナンス不足と判断せれてしまえば査定額は下がりるでしょう。
ギターを買取に出すときには、必ずクリーニングやメンテナンスを行うようにしましょう。
指板やフレット、ボディの清掃、金属パーツを磨くなど、少しクリーニングするだけでも買取業者への印象が良くなりますよ。
長年使用したギターは各部のネジが緩んでいるケースも多いので、忘れずに確認しましょう。
今後もギターを続けるならクリーニング品は必須なので、売りに出すのをきっかけにクリーニンググッズを揃えるのもおすすめですよ。
弦を張り替える
ギターの買取価格を査定するときには、サウンドチェックや演奏性の確認も行います。
ギターの弦が錆びたままでは音が悪く、査定価格が下がる場合もあるので注意が必要です。
買取をお願いする前に、新品の弦と交換しておきましょう。
普段使っている弦はもちろん、安くても品質が良い弦であれば問題ありません。
少しでも印象を良くしたいときは、コードの響きが良くなるように、開放弦(または12フレットのハーモニクス)と12フレットの音程を合わせるオクターブチューニングを行うと良いでしょう。
ギターの買取価格が下がる原因は?
ギターを売るときには、少しでもマイナスポイントを減らして買取価格を上げたいですよね。
買取スタッフは「次に購入する人が見つかるか」「コンディションは良いのか」「信頼できるギターなのか」を判断していて、それらの印象が悪いと買取価格を下げてしまいます。
完璧な状態で買取に出すのは難しいですが、できるだけマイナスポイントを減らして、ギターを高く買取してもらえるように工夫しましょう。
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保証書がない
保証書の有無はギターの査定額に大きく影響します。
購入日と購入した楽器店の名称が記載されているので、楽器屋で購入したギターなのか、どのくらいの年数が経っているのかを判断するために使われます。
特に、ヴィンテージギターや高価な楽器であれば、ギターに対する信頼度が上がるのでスムーズな取引ができるようになりますよ。
たとえ現行品のギターでも買取業者への印象が良くなるので、ギター買取の際はできるだけ保証書も一緒に持っていきましょう。
ネックが反っている
ネックはギターの演奏性や音色に影響します。
ネックが反っていると、弾きにくくなったり音が詰まったりしてしまうのです。
買取業者はギターのコンディションもチェックしているので、ネックが反っていると査定額が下がってしまいます。
しかし、ネックの反りを治すのは不慣れな人には難しく、リペアショップでの修理費も高いです。
湿度や温度の調整、長期間弾かない場合は弦を緩めるなど、工夫すればある程度防げるので日頃からコンディションを考えて保管しておくことが大切です。
傷がついている
美品と比べると、傷がついたギターは約3割ほど安く買い取られてしまいます。
大きな傷や打痕が付いていると、次に購入する人が見つかりににくいためマイナスな印象になるのです。
特に、楽器を弾かないお客さんが多く訪れるリサイクルショップでは、傷の有無が買取額に大きな影響を与えます。
楽器店での買取ならば、演奏性を求めるお客さんの方が多いので、傷による影響は少ないですよ。
シール・ステッカーが貼ってある
シール・ステッカーが貼ってあるギターは、取引後に剥がす作業が必要になるため、買取のときにはマイナス評価されてしまうケースが多いです。
評価が下がらない業者もありますが、基本的には買取に出す前にはシールを剥がし、剥がした跡を消しゴムで綺麗にしておきましょう。
シール剥がしは塗装を溶かす危険性もあるので、できるだけ使わないようにしてくださいね。
改造されている
購入時の状態と異なるギターは、買取ではマイナスの評価をされやすいです。
ヴィンテージのピックアップや、元の仕様をグレードアップさせるパーツを使用している場合はプラスの評価になることもありますが、改造されたギターの需要はほとんどありません。
改造についての評価は買取業者によって違うので、高価なパーツを使って改造したギターを売りたいときは、複数の業者に査定をお願いすると良いですよ。
ギター買取おすすめ店6選!
ギターの買取を行う業者はたくさんあり、ネットで検索してもそれぞれ良い評判や悪い評判があるので結局悩んでしまいますよね。
買取店を選ぶときには、どんな特徴があるのか、どの買取方法に対応しているのか、専門スタッフがいるかなどを考えると自分に合った業者を見つけることができますよ。
おすすめのギター買取店を紹介するので、買取サービス選びの参考にしてくださいね。
楽器の買取屋さん
「楽器の買取屋さん」は、スムーズで高額査定の取引をしてくれる楽器買取専門の買取業者です。
Webを中心に営業しているので、人件費や店舗の運営費が少ないぶんサービスが充実しています。
買取方法は出張買取や宅配買取に対応、横浜の店舗では店頭買取も行っていますよ。
ユーザーの満足度も高く、振り込みも最短24時間以内とスピーディーなので、出張買取や宅配買取を考える人におすすめの買取店です。
買取アローズ
「買取アローズ」はギターを始めとする、いろいろな楽器を買い取ってくれる業者です。
実店舗はなく宅配買取のみなので、直接持ち込みでの査定はできませんが、ネットや電話で申し込むだけで自宅に無料で梱包キットが届きます。
もちろん集荷も無料で指定日時に来てくれます。
査定金額に納得できれば24時間以内に口座に入金があるので、とってもスピーディーです。
イシバシ楽器
大手の楽器専門店「イシバシ楽器」は、買取サービスも行っています。
店頭で専門スタッフに査定をお願いできるだけでなく、出張買取や宅配買取にも対応していますよ。
査定額アップのキャンペーンもあり、高く買い取ってもらえるか不安な人にもおすすめです。
店舗数が多さが特徴なので、楽器店で専門スタッフに査定して欲しいという人は、ぜひ利用してみてくださいね。
楽器買取ネット
「楽器買取ネット」も実店舗がなく、WEB専門の楽器買取を行っている業者です。
店舗をなくすことによって、ギターなどの楽器買取価格を高く査定しています。
査定歴10年以上の熟練スタッフや現役バンドマンを採用しているので、安心して査定を任せられるお店です。
送料、手数料、査定料、梱包キットなど、すべて無料なので、査定額から値引きされることもありません。
トイズキング
フィギュアやゲームなど、ホビー関連の買取を行う買取専門店が「トイズキング」です。
ギター買取専門のWebサイトもあり、専門スタッフによる適正な査定が受けられます。
各地域にある店舗での買取はもちろん、出張買取や店頭買取にも対応しています。
LINE査定やメール査定、電話査定などの事前査定も可能です。
また、買取金額に応じたTポイント付与もあるので、Tポイントをよく使う人はぜひチェックしてくださいね。
バイセル
着物の買取で有名な「バイセル」は、ギターや管楽器などの楽器買取も行っています。
出張買取、店頭買取、宅配買取の3つの買取方法から選べるうえに、出張や宅配でも各種手数料や送料は無料。
査定員の対応も丁寧で、高額買取してもらえたという声も多く寄せられています。
楽器以外も様々な品物の買取も行っているので、ギターと一緒に売りたいものがある場合はバイセルの利用がおすすめです。
人気ギターメーカーは高く売れる!買取価格を下げないように保管に気をつけよう
人気メーカーのギターは買いたい人も多く、楽器としてのクオリティも高いので、良心的な価格で買い取ってもらえることが多いです。
もちろん、人気メーカーであってもコンディションが悪かったり、付属品が無かったりすると価格が下がってしまうので、普段から付属品やギターの保管には気をつけておいてくださいね。
良い状態のギターを持っていくとスタッフからの印象も良く、気持ちのいい取引ができるのでおすすめです。
今回紹介したポイントを参考にして、大切なギターを少しでも高く買い取ってもらいましょう。
この記事のまとめ!
- ギターの買取方法にはリサイクルショップやネットオークション、店頭買取、出張買取、宅配買取がある
- ギターのクオリティが高いメーカーや初心者に人気のメーカーは、高く買い取ってもらいやすい
- 買取をお願いする前にギターが汚れていないか、付属品が揃っているか確認しよう
- コンディションが悪かったり、改造してある場合は買取価格が下がってしまう
- 買取業者は実績や専門スタッフの有無、買取方法から選ぶのがおすすめ