スピッツのメンバーの年齢や性格は？人気曲TOP5と合わせて紹介 2024年4月

1991年にメジャーデビューを果たし、「ロビンソン」や「チェリー」などのさまざまなヒット曲を生み出したスピッツ。

音楽番組で目にする機会も多くなり、子供からお年寄りまで幅広いファンを魅了しています。

しかし、彼らの楽曲はある程度知っていても、メンバーについてはあまり知らないという人も多いでしょう。

Live編集部

この記事では、スピッツの経歴やメンバーのプロフィールを紹介します。

スピッツのメンバープロフィールを紹介

出典元：https://spitz-web.com/

スピッツと言えばボーカルの草野マサムネを思い浮かべる人は多いと思いますが、その性格や他のメンバーを詳しく知らないという人は多いでしょう。

メンバーを見ていくとそれぞれが個性的で、現在の楽曲スタイルとは違ったルーツを持ったメンバーもいます。

まずは、スピッツのメンバープロフィールを見ていきましょう。

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草野マサムネ（ギター、ボーカル）

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草野マサムネはほとんどの楽曲で作詞作曲をおこなっており、スピッツの中心メンバーです。

優しい歌声と歌詞が特徴で、ギター・ボーカルだけでなく、時にはタンバリンやハーモニカも演奏します。

自分の性格を「あまのじゃくで僻みっぽい」と語っており、恋愛観も変わっているようです。

洋楽ロックやフォークソングの他にも、日本のロックやパンクロックなどにも影響を受けています。

三輪テツヤ（ギター、コーラス）

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ギターとコーラスを担当する三輪テツヤは、個性的な髪型とサングラスがトレードマークです。

メンバーいわく、「彼の髪型を見ればどの時代のスピッツかわかる」というほど頻繁に髪型に髪型を変えています。

性格は気さくで明るく、ライブMCでは笑いで会場を温めることも珍しくありません。

ハードロックバンドのレインボーに影響を受けており、ギタースタイルはアルペジオ中心の落ち着いた演奏が特徴です。

田村明浩（ベース、コーラス）

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ベースを担当する田村明浩は、スピッツのリーダーも務めています。

三輪テツヤとは小学生の頃からの仲で、2人がいなければスピッツは結成されていなかったでしょう。

見た目は落ち着いていますが、ライブではステージ上を激しく動いてベースを演奏する姿が特徴的です。

スピッツのプロデューサーを務める石田ショーキチと、「MOTORWORKS」というバンドで活動していました。

崎山龍男（ドラム、コーラス）

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優しそうな見た目の崎山龍男ですが、影響を受けたバンドはへヴィメタルバンドのLOUDNESSだと語っています。

現在は落ち着いた雰囲気ですが、スピッツ加入当初はメタルバンドでも活動しており、派手な見た目をしていた時期もありました。

ドラマーとしての腕は抜群で、スピッツの演奏を支えるのはもちろん、ドラムのクリニックを開催するなど積極的に活動しています。

スピッツとメンバーのこれまで

メジャーデビューから現在まで長い間活躍しているスピッツですが、結成から順調に歩んできたわけではありませんでした。

結成当初は今のようなジャンルではなく、挫折や路線変更を経験しながら現在の彼らがあります。

解散やメンバーの脱退はなく、同じメンバーで活動を続けているのも彼らの人気の理由でしょう。

ここでは、スピッツの名前の由来や経歴を紹介します。

バンド名の由来

バンド名の「スピッツ（Spitz）」には、ドイツ語で「尖っている」という意味があります。

また、犬種のスピッツは小さくて弱い割によく吠えることでも有名です。

さらに、短くてかわいいのに響きはパンクらしく、ボーカルの草野マサムネがこの言葉を気に入って、バンドを組んだ時のために温めていた言葉だったそうですよ。

スピッツは元パンクバンド

スピッツの前身となったのは、草野マサムネと田村明浩が東京造形大学在籍時に組んだ「チーターズ」です。

結成した当初は、ブルーハーツの影響を受けたスタイルで、バンド名がスピッツとなってからもしばらくはパンク路線でした。

ボーカルの草野マサムネはハンドマイクを持って暴れまわりながら歌ったり、観客を煽るなど、そのスタイルは今では考えられません。

挫折と音楽性の変更

パンク路線で活動し、「ヒバリのこころ」でメジャーデビューし、精力的にシングルやアルバムを制作するものの、売上はなかなか伸びませんでした。

そんな時、渋谷のライブハウス「ラ・ママ」の店長に「ブルーハーツの2番煎じでは先は望めない」と指摘されます。

それをきっかけに彼らは徐々にポップミュージックを歌うようになり、6thシングル「裸のままで」からはガラッと路線を変更しました。

スピッツのメンバーが死亡？

ギター・コーラスの三輪テツヤは、2006年に肺がんを患い、手術したことを明かしました。

同年の人間ドックで腫瘍が見つかり、早期発見で即手術をしたため、活動は問題なく続けています。

ファンにとっては衝撃の告白でしたが、病気にしっかりと向き合い、真摯に対応した姿はとてもファン思いと言えるのではないでしょうか。

スピッツのヒット曲「ロビンソン」って？

「チェリー」や「空も飛べるはず」など多くのヒット曲があるスピッツですが、彼らが有名になるきっかけとなったのは「ロビンソン」でしょう。

CDを出すたびに売上が落ちていた中、この曲はドラマ「白線流し」の挿入歌に起用され、メディアへの出演も徐々に増えていきます。

オリコンチャートでも初めてトップ10入りし、最終的には162万枚を超える大ヒット曲となりました。

名曲「ロビンソン」の由来

「ロビンソン」という曲名は、草野マサムネがタイ旅行で訪れた百貨店の名前が由来です。

「ロビンソン」とは英語圏で使われる姓で、言葉としての意味は特にないと考えられます。

製作段階ではあくまで仮のタイトルでしたが、そのまま変更されることなくリリースされました。

実は、「白線流し」とは別のドラマ用に作成されたという背景もあります。

ミステリアスな歌詞が魅力

ロビンソンと言えば印象的なギターのアルペジオと、意味深な歌詞が魅力です。

世間的には爽やかなラブソングとしてしられていますが、人によって歌詞の解釈が全く異なります。

「僕」と「君」が恋をするような淡い情景が描かれていますが、ところどころの言い回しは「死」を連想できるという意見すらあるのです。

公式に歌詞の解釈が発表されていないので正しくはわかりませんが、こういったミステリアスさもスピッツの魅力でしょう。

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スピッツ人気曲TOP5

スピッツのヒット曲はたくさんありますが、そのどれもが優しさや哀愁、切なさを含んだスピッツにしかできない曲ばかりです。

彼らは活動休止やメンバーチェンジもなく、今でも積極的に曲をリリースしながら活動を続けています。

最後に、そんなスピッツの人気曲TOP5をランキング形式で紹介するので、最近スピッツのファンになった人はまずこれらの曲を聴いてみてくださいね。

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【第5位】優しいあの子

2019年にリリースされた「優しいあの子」は、NHK連続テレビ小説「なつぞら」の主題歌としても有名です。

子守歌のようにしっとりしたメロディや歌詞は、ドラマの優しい雰囲気にぴったりで、聴くだけで安心できます。

リズムもシンプルで親しみやすく、メロディや歌詞の心地良さとマッチしているので、老若男女問わずおすすめできる曲です。

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【第4位】楓

スピッツ19作目のシングルとなった「楓」は、「スピカ」と共に両A面シングルとして1998年に発売されました。

無駄のないシンプルなバンドサウンドにピアノが加わり、スピッツの持つ哀愁やセンチメンタルさを引き立てています。

草野マサムネの優しく包み込むような歌声を聴くと、おだやかな気持ちになれるでしょう。

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【第3位】空も飛べるはず

1994年にリリースされた「空も飛べるはず」は、「ロビンソン」が挿入歌となった「白線流し」の主題歌です。

パンクバンドだったスピッツが路線をガラッと変えたのはこのころで、優しく丁寧なスピッツのイメージを一気に確立しました。

草野マサムネの爽やかな声や、やわらかなファンタジーのような曲調で、思わず笑顔になれますよ。

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【第2位】ロビンソン

「ロビンソン」は、スピッツが有名になるきっかけとなった曲で、最大のヒット曲でもあります。

曲を作成した時点で草野マサムネは「地味な曲」と感じていたことが有名ですが、結果的にバンドの運命を変えることになりました。

ギター・ベース・ドラムを中心としたシンプルな構成ながら、ギターのアルペジオが幻想的な雰囲気を演出しています。

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【第1位】チェリー

1996年にリリースされた「チェリー」は、間違いなくスピッツの代表作と言えるでしょう。

失恋の切ない歌詞ですが、覚えやすく幸福感のあるメロディを軽快な曲に乗せて歌っているのが印象的です。

「空も飛べるはず」が発売から2年後にヒットしたのに対し、この曲は発売から4週でチャート1位を獲得しており、スピッツの人気を裏付けた曲でもあります。

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スピッツのメンバーは仲が良い！優しい歌詞と歌声を聴いて世界観を楽しもう

幅広い世代に愛されているスピッツは、デビューから現在までコンスタントに新曲を作り続けています。

活動休止やメンバーチェンジがないのも彼らの魅力で、ライブなどで見れる和気あいあいとしたメンバーの間柄も人気の理由でしょう。

スピッツ独自の優しい歌声とサウンドを聴きながら暖かい気持ちになったり、彼らの世界観に浸って楽しんでくださいね。