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シンセサイザーの選び方とは?初心者向けからDTM・作曲向きまでおすすめ8選を紹介 2024年11月

2020年4月28日 #PR

シンセサイザー おすすめ DTM・作曲 選び方

シンセサイザーは演奏から作曲まで幅広く使うことができる電子楽器です。

ピアノしか演奏したことがない人や、鍵盤楽器が未経験の人は難しいイメージを持つかもしれませんが、最近では使いやすいモデルも増えてきています。

Live編集部
この記事では、シンセサイザーの選び方とおすすめのシンセサイザーを紹介します。

ココがおすすめ

この記事の目次はこちら!

シンセサイザー 選び方
初心者 おすすめ シンセサイザー

シンセサイザーとは

シンセサイザーとは、音を合成する(シンセサイズする)ことができる電子楽器です。

ギターやピアノなど楽器の音だけでなく、電子音や効果音も出すことができるため、幅広いジャンルの音楽で使用されています。

また、音色の作成や音の高さの変更ができたり、レコーディングや打ち込みに役立つ機能を備えたシンセサイザーも数多く販売されています。

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キーボードとの違い

キーボードは、鍵盤が付いている楽器の総称です。

電子ピアノ、オルガン、エレクトーンなど、鍵盤を押すことで音が出る楽器はキーボードに分類されるので、鍵盤のあるシンセサイザーはキーボードの一つといえるでしょう。

しかし、厳密に言うと、キーボードは多くの音色の中から音を選んで演奏する楽器シンセサイザーは音を音の合成や周波数の調節などができる楽器という違いがあります。

そのため、「音源タイプのシンセサイザー」のように別途MIDIキーボードが必要になるタイプや、管楽器のように息と指で操作する「ウインドシンセサイザー」など、鍵盤を搭載していないシンセサイザーも数多くあります。

シンセサイザーは音作りがメインの楽器であるため音楽制作で使われることが多く、キーボードと役割が少し異なります。

シンセサイザーの選び方

シンセサイザー 選び方

シンセサイザーには様々なモデルがあり、それぞれに音質や機能などの違いがあります。

見た目や評判だけで選んでしまうと、思ったような音が出ない、自分のスタイルに合わないといったトラブルが発生してしまうので注意しましょう。

Live編集部
ここでは、自分に合ったシンセサイザーを探す時に確認するポイントを紹介します。

シンセサイザーを選ぶポイント

シンセサイザーを選ぶときには、値段や使いたい音色、使用場所を確認しておくだけでも、自分に合ったシンセサイザーが探しやすくなります。

基本的なポイントとして

  • 購入前に何を重視したいか
  • どんなシンセサイザーを買うか

イメージしておくだけでもシンセサイザー選びがスムーズになりますよ。

値段

シンセサイザーの価格は安いもので6~7万円機能が充実したもので10万円前後のものがあります。

また、6~7万円のモデルでは鍵盤数が少なく、機能面もシンプルであることが多いです。

10万円以上のモデルは音色・機能が豊富で鍵盤数も多く、ライブやレコーディングなど幅広く使用することが可能になります。

音色の種類

シンセサイザーはモデルや価格帯によって、あらかじめ搭載されている音色が異なります。

また、同じ音色でもメーカーやモデルにより音質が変わってくるので、シンセサイザーを選ぶ時は音色の確認も忘れないようにしましょう。

ピアノやギターなどの一般的な音色はほとんどのシンセサイザーに搭載されていますが、効果音は搭載されていない場合もあるため、音色の種類も確認しておくと良いですよ。

使用場所

シンセサイザーを選ぶ時には、使用場所も考えておくようにしましょう。

自宅での使用がメインであれば重さや大きさは気にしなくても大丈夫ですが、ライブやスタジオでの使用を考えているのであれば、運びやすさやセッティングのしやすさも考えて選ぶ必要があります。

また、路上ライブなど外での演奏を考えている人には、電池駆動ができるモデルがおすすめです。

シンセサイザーの種類

シンセサイザーには「アナログシンセサイザー」と「デジタルシンセサイザー」の2種類があります。

最近ではデジタルシンセサイザーが主流となっていますが、アナログシンセサイザーにも根強いファンはいます。

アナログシンセサイザー

「アナログシンセサイザー」は、電子回路を使い音を作るシンセサイザーです。

個性的で温かみのある音が特徴で、最新のデジタル技術を使っても完全に再現することができない音を出すことができます。

全体的に大型のモデルが多く、音程が不安定であったり単音しか出せないモデルもあったりと、取り扱いが難しいモデルが多いです。

デジタルシンセサイザー

「デジタルシンセサイザー」は、デジタル方式で音を作り出すシンセサイザーです。

1つのデジタルシンセサイザーには多くの音色が収録されており、少ないものでも100種類、多いものでは1000種類を超える音色を収録しています。

機械的できらびやかな音が特徴で、操作や音色の変更も簡単にできるのが特徴です。

アナログとデジタルの違い

アナログとデジタルには、

  • 音質
  • 音色の数
  • 操作性

などに違いがあります。

アナログシンセサイザーは個性的で質の良い音が出せるのに対し、デジタルシンセサイザーはモデリングした音やデジタルで作り出した安定感のある音が中心です。

音色の数ではアナログは作り出した電子音のみですが、デジタルでは電子音や効果音に加え、ピアノやギターなどの様々な楽器を再現した音も出せるという違いがあります。

操作性では、アナログは自分で音を合成する必要がありますが、デジタルはあらかじめ登録されているスイッチを選んで押すだけで好みの音を出せます。

シンセサイザーの鍵盤数

シンセサイザーの鍵盤数は、演奏性や本体重量、大きさなどに影響します。

鍵盤楽器初心者やサブ楽器としてのシンセサイザーであれば鍵盤数が少なくても良いですが、本格的な演奏や練習をしたいという人であれば鍵盤数が多いモデルがおすすめです。

また、中間の鍵盤数のモデルもあるため、自分の目的に合わせて鍵盤数を選ぶようにしましょう。

25~49鍵

25~49鍵のシンセサイザーは軽量なモデルが多く、持ち運びやセッティングも簡単であるため、初心者でも使いやすい鍵盤数です。

本格的なクラシックやジャズピアノなどの演奏はできませんが、効果音や電子音を使って楽曲の雰囲気に手を加えたい時などには十分に使うことができます。

また、ライブなどではサブの楽器として設置しておき、シンセサイザーの音が欲しいときだけに演奏する人もいます。

61~73鍵

61~73鍵は中型のシンセサイザーに分類されます。

ポップスやロックの演奏では61鍵ほどあれば十分に演奏できるため、バンドでの使用を考えている人にはおすすめの鍵盤数です。

また、大型の76~88鍵のシンセサイザーと比べても軽量でサイズも小さいため、セッティングや持ち運びも簡単というメリットがあります。

76~88鍵

ピアノと同じ感覚で演奏したいクラシックやジャズピアノのような本格的なピアノ演奏もしたいと、考える人には76~88鍵がおすすめです。

88鍵は実際のピアノと同じ鍵盤数であり、低音から高音まで幅広い音を出すことができます。

また、76鍵でも十分な演奏ができるため、選ぶ時には演奏スタイルや感覚に合わせて選ぶと良いですよ。

キーボードのタッチ感

キーボードのタッチ感はメーカーやモデルによっても異なりますが、大きく分けると「重い鍵盤」「軽い鍵盤」の2種類に分けられます。

「重い鍵盤」「軽い鍵盤」それぞれに長所と短所があるので、どちらのタッチ感が自分に合っているのか把握しておきましょう。

重い鍵盤の長所・短所

重い鍵盤のタッチ感はピアノに近いため、ピアノ経験者でも違和感なく弾くことができます

また、強弱を付けやすいという長所もあるため、タッチの強さで繊細な表現をしたい人にもおすすめです。

しかし、短所には

  • 体的に重量が重くなる
  • 価なものが多い

という点、ピアノ未経験者には不向きというがあります。

軽い鍵盤の長所・短所

軽い鍵盤には、ピアノやキーボード未経験者でも弾きやすいという長所があります。

あまり手や指に力を入れなくても演奏ができるため、和音や鍵盤の上を滑らせるグリッサンドなどの奏法も簡単です。

また、本体重量も軽いモデルが多く価格もリーズナブル、ラインナップも豊富なので、これから鍵盤楽器に挑戦したいと考える人におすすめですよ。

短所には

  • ノと感覚が違う
  • い強弱を付けるのが難しい

などがあり、「本格的な演奏をしたい」「ピアノと同じ感覚で演奏をしたい」という人にはあまり向いていません。

シンセサイザーの機能

シンセサイザーを選ぶときには、どんな機能が搭載されているか確認することも大切です。

また、同じ機能でもモデルによって仕様が異なる場合もあるため、自分がイメージした使い方ができるかを確認しておきましょう。

シーケンス機能

シーケンス機能とは、演奏したり打ち込んだりした音を録音できる機能です。

1台のシンセサイザーでいくつもの音色や演奏を重ねて聞けるため、作曲をしたいと考えている人はシーケンス機能が付いているものを選ぶようにしましょう。

また、バンド演奏と打ち込んだ音を同時に鳴らす「同期演奏」をライブでやる場合にも活用できます。

モデルによってはシーケンス機能が搭載されていなかったり、単純な機能しかなかったりするため購入前に確認が必要です。

スプリット機能

スプリット機能は鍵盤をいくつかに分割し、それぞれに音色を割り当てることができる機能です。

同時に異なる音色の演奏ができるようになるため、右手でシンセやピアノの音、左手でベースの音を出すといった演奏も可能になります。

最近のアニメソングやポップスでは数種類の音色を使った楽曲も多いため、ポップスを中心に演奏をしたい人は確認しておくようにしましょう。

レイヤー機能

レイヤー機能は、音を重ねることができる機能です。

レイヤー機能を使うと、1つの鍵盤を押した時に数種類の音色が重なった音を出すことができるようになります。

音の太さを出したい時や個性的なシンセ音を使いたい時に便利な機能であり、音を作り込みたい人には必須の機能です。

モデルによっては重ねられる音色が少ないモデルもあるため、選ぶ時には機能の有無だけでなく重ねられる音の数も確認するようにしましょう。

シンセサイザーの人気メーカー

シンセサイザーには、定番となっている人気メーカーがあります。

音質が優れていることはもちろん、各メーカーごとに個性的な機能や独自の技術を搭載したシンセサイザーを製造しているので、選ぶ時の参考にしてみてくださいね。

Live編集部
ここでは、国産のシンセサイザーの人気メーカーを紹介します。

Roland

「Roland(ローランド)」は1972年創業の電子楽器メーカーです。

シンセサイザーだけでなく、電子ドラムやデジタル音響機器、アンプなどの製造を行っています。

音質や製品のクオリティの高さから多くのミュージシャンから信頼されるメーカーであり、シンセサイザーの人気商品も数多くあります。

Rolandのシンセサイザーは明るく使いやすい音色が特徴で、入門モデルからハイエンドモデルまで幅広い製品を製造しています。

YAMAHA

「YAMAHA(ヤマハ)」は、1897年に設立された総合楽器メーカーです。

ピアノやバイオリンといった生楽器から、エレキギターやシンセサイザーなどの電子楽器、オーディオ関連機器など、音楽に関係した幅広い製品を製造しています。

YAMAHAのシンセサイザーはピアノに近いタッチ感や高音質な音源が特徴で、本格的な鍵盤での演奏ができると高評価を得ています。

Korg

「Korg(コルグ)」は1964年に設立された電子楽器を中心に製造するメーカーです。

DJ機器やキーボード、バンド関連の機材、ミキサーなどの製造を行っておりKorgの個性的な製品は、多くのミュージシャンが愛用しています。

シンセサイザーも人気商品となっており、Korgの固くて骨太なサウンドはクラブ系の音楽を演奏する人を中心に幅広いプレイヤーから人気があります。

初心者におすすめのシンセサイザー

初心者 おすすめ シンセサイザー

初心者向けのモデルにも音質の良いシンセサイザーはたくさんあります。

また、コンパクトで軽量なものが多く、機能面もある程度充実しているのでバンド演奏などにも十分使うことができます。

ここでは、初心者におすすめのシンセサイザーを紹介します。

Roland JUNO-DS61

「Roland JUNO-DS61」は、軽量で簡単な操作、高音質をコンセプトに開発されたシンセサイザーです。

楽器カテゴリーを選んでセッティングすると音が出せるという操作性に加え、1300種類以上の音色が搭載されておりRolandならではの音質で演奏することができます。

鍵盤数は幅広い演奏に対応できる61鍵、重量は5.2kgと軽量設計、ケースも付属しており電池駆動も可能であるため、初心者の最初の1台としておすすめのシンセサイザーです。

KORG KROSS2-61

「KORG KROSS2-61」は、コンパクトで軽量ながらも多機能、多彩なサウンドを搭載しているシンセサイザーです。

61鍵の幅広い演奏に対応できる鍵盤数を備えており、重量は3.8kgとシンセサイザーの中でも軽いモデルとなっています。

また、操作性の高いパネルや1000種類以上の音色、サンプリング機能、充実したインターフェイス機能も搭載しているので、初心者の最初の1台にもピッタリのシンセサイザーです。

KORG microKORG XL+ アナログモデリングシンセ

「KORG microKORG XL+ アナログモデリングシンセ」は、Korgのアナログモデリング技術「MMT」を搭載したシンセサイザーです。

「MMT」により代表的なアナログシンセサイザーの波形から人の声のような波形、ヴィンテージキーボードといった個性的なサウンドを作ることができるようになっています。

鍵盤数は37鍵とコンパクトサイズで軽量で持ち運びしやすい設計となっており、サブ楽器としてシンセサイザーが欲しい人から個性的なシンセサイザーが欲しい人にはおすすめの商品です。

YAMAHA reface DX FMシンセ

「YAMAHA reface DX FMシンセ」は、感覚的な音作りができる「FM音源」を搭載したシンセサイザーです。

「いつでもどこでも」をコンセプトに軽量設計がされており、スピーカーも内蔵しています。

操作パネルはシンプルですが、幅広い音作りが可能で初心者でもイメージ通りの音作りがしやすい設計となっています。

鍵盤数は37鍵、YAMAHA独自のHQ Mini鍵盤を採用しておりコンパクトながらも強弱つけやすく高い演奏性を実現したシンセサイザーです。

DTM・作曲におすすめのシンセサイザー

DTMや作曲に役立つ機能が揃っているシンセサイザーも数多くあります。

また、作曲関連の機能が充実したシンセサイザーは、演奏面でも使用できる機能が豊富であるため、本格的な演奏や練習をしたいという人にもおすすめです。

ここでは、DTM・作曲におすすめのシンセサイザーを紹介します。

YAMAHA シンセサイザー MOXF8

「YAMAHA シンセサイザー MOXF8」は本物のピアノのようなタッチ感を実現したシンセサイザーです。

鍵盤数は88鍵、音源はYAMAHAならではの高音質な音源を採用しており、ピアノの音色に関しては大きさの異なる2種類のグランドピアノの音色を搭載しています。

また、「音楽制作のためのシンセサイザー」をコンセプトに制作されており、DAWとの連携機能やPCとUSBケーブルで接続するだけでMIDIやオーディオのやり取りができる機能なども充実しています。

YAMAHA ミュージックシンセサイザー MODX6

「YAMAHA ミュージックシンセサイザー MODX6」はライブでの演奏性を重視した「MODXシリーズ」の61鍵シンセサイザーです。

「MOXFシリーズ」よりも制作関連の機能は少ないですが、メモリーの容量が大きく、音色を切り替える際の音切れを無くす機能や7インチのタッチパネルカラーなどが搭載されています。

また、「MODXシリーズ」はハイブリッド音源を採用しており、幅広い音色のコントロールができるようになっているため、作曲だけでなくライブやバンド練習での使用を考えている人におすすめです。

Roland シンセサイザー FA-06

「Roland シンセサイザー FA-06」は2000種類以上の音色、豊富なエフェクトを搭載したハイクオリティなシンセサイザーです。

サンプラー機能やシーケンス機能、DAWとの連携機能など、音楽制作に役立つ機能が充実しています。

また、コンパクトで軽量設計となっており、リアルタイムでの操作性も高いため作曲だけでなくバンドのリハーサルやライブでも活躍するシンセサイザーです。

ROLANDFA-08 88鍵キーボードシンセサイザー

「Roland FA-06」の88鍵仕様のモデルが「ROLAND FA-08」です。

「Roland FA-06」の豊富なエフェクトや音色、音楽制作機能をそのままに88鍵タイプにしたモデルとなっており、ピアノ経験者や鍵盤を広く使った演奏をしたい人におすすめのシンセサイザーとなっています。

重量は16.5kgと重くなっていますが、自宅での本格的なピアノの練習から楽曲制作、ライブまで幅広く使うことができるシンセサイザーです。

シンセサイザーは種類が豊富!自分の目的に合った機能を持つシンセサイザーを選ぼう

シンセサイザーは種類が豊富で、それぞれ機能や持ち運びやすさ、音質が異なっています。

選ぶ時にはある程度自分がどんな音を出したいか、どのように使いたいかを考えてから選ぶことで自分に合ったシンセサイザーが探しやすくなりますよ。

シンセサイザーを使うことができると演奏や作曲の幅も広がるので、ピアノ経験者だけでなく鍵盤楽器を触ったことがない人も挑戦してみてはいかがでしょうか。

この記事のまとめ!

  • シンセサイザーは音を合成する電子楽器
  • シンセサイザーを選ぶときには機能や仕様を確認しよう
  • 国内のシンセサイザーメーカーは世界的にも人気がある
  • リーズナブルでコンパクトなモデルでも十分な機能を備えている
  • 多機能なシンセサイザーは演奏や作曲でも活躍する
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ジャズ、R&B、FUNK、BLUESを演奏するギタリストです。歌や音楽理論にも興味があり日々勉強しています。音楽をもっと楽しむためのヒントを届けていけたらと思います。

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