誰だれも知しらない 愛あいの歌うたを
つくるあなた 覚おぼえているわ
わけもないのに 淋さびしい頃ころ
好すきになった ひとだから
部屋へやの片隅かたすみで 指ゆびをかさね
すべて 投なげだした私わたしは
窓まどをあけましょう 聞ききたくない
胸むねの奥おくの あの歌うたは
別わかれたひとの 噂うわさを知しり
なぜかつのる 未練みれんの気持きもち
彼かれの場合ばあいは 愛あいしすぎて
疲つかれはてた ふたりとも
今いまは幸しあわせも 通とおりすぎて
冷ひえた心こころ 抱だく私わたしは
遠とおい昔むかしの 愛あいの歌うたに
少すこし泣なける この胸むねが
誰dareもmo知shiらないranai 愛aiのno歌utaをwo
つくるあなたtsukuruanata 覚oboえているわeteiruwa
わけもないのにwakemonainoni 淋sabiしいshii頃koro
好suきになったkininatta ひとだからhitodakara
部屋heyaのno片隅katasumiでde 指yubiをかさねwokasane
すべてsubete 投naげだしたgedashita私watashiはha
窓madoをあけましょうwoakemasyou 聞kiきたくないkitakunai
胸muneのno奥okuのno あのano歌utaはha
別wakaれたひとのretahitono 噂uwasaをwo知shiりri
なぜかつのるnazekatsunoru 未練mirenのno気持kimochi
彼kareのno場合baaiはha 愛aiしすぎてshisugite
疲tsukaれはてたrehateta ふたりともfutaritomo
今imaはha幸shiawaせもsemo 通tooりすぎてrisugite
冷hiえたeta心kokoro 抱daくku私watashiはha
遠tooいi昔mukashiのno 愛aiのno歌utaにni
少sukoしshi泣naけるkeru このkono胸muneがga